遊戯王に転生したコンボ好き決闘者   作:山本二等兵

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 遊戯王4話で杏子ちゃんの夢がダンスの勉強するためアメリカに行くというのを見た時、成人本の導入かな?と思った私を〖マインドクラッシュ〗したい…

それと今回は童実野町の日常回のため、デュエルないです。許してや城ノ内…

 〖悪夢の拷問部屋〗で〖魔界の足枷〗を付けながら、〖美しき魔物使い〗にムチ打ちしてほしい位に申し訳ない気持ちですが、次回にデュエルなので、こうご期待


ルールを守って(?)楽しく(?)金策と食事

(ホ?ではこの〖伝説(でんせつ)(みやこ) アトランティス〗は?)

 

「〖(うみ)〗だな」

 

(な、なら〖幻煌の都(げんおうのみやこ) パシフィス〗は何ですかな?)

 

「〖海〗だな」

 

(何ですと!?それではつまりこれでは…)

 

「「ルール上〖海〗として扱う」から3枚ずつ積むことが出来ないから、これらから3枚しか選べないわけよ」

 

(ホー……ならダイダロスの弾丸()が尽きたら〖貪欲な瓶(どんよくなかめ)〗で回収するか、〖海神の巫女(うながみのみこ)〗を使って全体除去をやればいいんですな!)

 

「いや?〖海神の巫女〗は「フィールドにいたら〖海〗の扱い」じゃなくて「いたらフィールドが〖海〗となる」だけだから〖海〗として生け贄に出来ないんだよ」

 

(えええーー!!?)

 

 昨日のパック開封&デッキ運転から一夜明け、私は童実野(どみの)町にあるアパートを目指して歩いていた。

 

「ちなみに〖ハーピィ・レディ〗の123と、この頃出たSB(サイバーボンテージ)も「ルール上〖ハーピィ・レディ〗」だからそれぞれ3枚積み出来ないんだよね。だからバニラ(通常)使うか、攻撃力(SB)か、全体あげる(1)かと考えないといけないんだよ」

 

 やはり軍貫(ぐんかん)、軍貫がすべて解決する…!

 

(ホギギギ…)

 

 横にいるコンマイ語の海に溺れていて、虎柄ビキニ宇宙人が好きそうで、メガネかけてそうな脇役声は、カードの精霊〖ワイト〗。

 今日はこれから会うのと一緒に私の護衛をしてもらう骨だ。ちなみに私は〖ワイト〗を24枚所有してる。

 

「よし着いた!おーい、昨日電話した通り来たぞー」

 

 そうこうしている内に、件のアパート…私の隠れ家兼倉庫にたどり着いた。

 築◯◯年でチョイと外見は(ボロ)いが、家賃2万で敷金礼金0円!1DKという破格のアパートだ。

 住民票?ワイトの言う魔法使いが、役所の人の頭をどうとかって言ってたがよくわからん。

 

 今日会うのはここに住ませているカードの精霊だ。普段はカードの整頓や保存、金策等をやってもらっている。

 趣味はパソコンのチャット。世界中の人との会話や話を見るのが楽しいらしい。

 

(はーい、今開けたでおじゃるよ!どうぞどうぞ)

 

 中でカチャリと鍵が開いたので、ワイトと共に入る。

 

「今日は手作りの卵多めプリン持ってきたから後で食べるといい」

 

(おっシャ、ありがとうでおじゃる!カオル氏よ!)

 

 さあ、ご紹介しよう。おじゃる口調でエジプト風装飾を身に付け、下半身ヘビなのが爬虫類こと、〖ナーガ〗である。………エルシャドール(美しい)の方でも、レプティレスのナージャ(カワイイ)でもない。〖ナーガ〗である()

 初対面の時は絶叫しながら気絶したため、家族の皆に心配されたのは苦い記憶だ…

 

(爬虫類、景気はどうですかな、特に海馬コーポレーションの遊園地とソリッドビジョン開発の株価は?)

 

(シャヒヒ!カオル氏のいった通り、どれも右肩上がりでウハウハでおじゃるな~!)

 

「前言った通り遊園地がオープンする一週間ぐらい前にやめるんだぞ?あ、ソリッドビジョンはそのままで」

 

 確か社長さん倒れる(?)からな。絶対影響あると思うので、その前に貰っとく作戦だ。

 

「それからソリッドビジョンの小型化みたいな案件が出たらそれにも突っ込んどいて」

 

(了解でおじゃる!)

 

 何故ここまでお金にこだわるのか。パックを買うためもある。ここの家賃を払うこともそうだ。

 だが最大の理由…それはカードをパックで買うより単体で買う方が規定の数倍、数十倍かかるためだ!!!(血涙)

 

 ここに通常モンスター〖仮面道化(かめんどうけ)〗と〖プリズマン〗がある。売れる値段は傷なしで400円。だが、攻撃力1400の〖砦を守る翼竜〗〖ジャッチメント・ザ・ハンド〗はどうか…2000円だ(?)

 通常モンスターでさえこうなのだ。効果モンスターは倍、有用な効果だったら数倍~10倍以上の値段になる。

 

 そして攻撃力2000を越えると値段がまた上がる。サポートも豊富な戦士、魔法使い、機械族等は更に跳ね上がる。〖ブラック・マジシャン〗なんていい車が買えるくらいだ。

 理由は恐らく、全米で大ヒットしたのと、イラストレーターが全て超一流だからだ。創始者のペガサスもそうだし、ある有名漫画家の書いた絵違いの〖デーモンの召喚〗なんて高級車が買えるぐらいの値がついた。

 

 だが、面白い例外が2つある。1つは、デメリットが重いのとステータスが低いのはそんなにかからないことだ。〖スクラップ・コング〗〖地雷蜘蛛〗が50円だったり、適当な箱に詰め込んで一枚30円のところに〖レオウィザード〗と〖ミミックリル〗に挟まれてた〖霞の谷(ミスト・バレー)のファルコン〗があった時は、笑って全部買い占めた。

 

 そして2つは…女モンスターは高く売れることだ!

ここにあるのは〖ラムーン〗。レベル5で攻撃力1200と〖シーホース(1350)〗より弱い。だが、女の子モンスターなためか、5000円する(!?)それより弱い〖エンジェル・魔女〗も同じぐらいするし、さっき話したハーピィ関連のカードは、どれも万は超える。

 

 そのおかげなのか、別に使わない【ヘカテー】シリーズを揃えたセットを、欲しがってた女性に売ったらいい額が転がりこんだとナーガが言っていた。どうしよう、二枚目になるけど〖デビルドーザー〗とか買おうかな?

 

「………ん?よし、そろそろバーガーワールド行こうか」

 

 ふと時計を見ると、ナーガ達との会話やデュエルに夢中になってしまったか、13時前になってしまっていた。

 (さあ、参りましょうぞ!ワイト、背と腹がくっつきそうですぞお?)と、背骨しかないワイトも待ちきれない様子なのでさっさと行かないとな。

 

 

 

「少し辺鄙(へんぴ)な所だからなあ…近道する?」

 

(シャヒヒ、この町(童実野町)で?ご冗談を。いつものように大通りから参るでおじゃる。それからゲイセンは大きく迂回で。不良がたまり始めたでおじゃるからな!)

 

(カオル殿、人混みに入り過ぎですぞ!リュックの中身を狙ったスリや当たり屋がいるかも。もう少し真ん中を歩きなされ)

 

 そう言いながらワイトとナーガはキョロキョロ見渡したり、外れの横道を先んじて警戒したりと落ち着きがない様子。まあこういった反応は、童実野町では仕方ないのかも。

 

 この前も私の兄さん、花咲友也(ともや)が先輩のパー券掴まされた挙げ句、ボコボコにされたのだ。可愛そうに…新調したてのメガネも割られていた。他にも、この町は黒い噂が絶えない。

 

(おっと、この先の道で太眉の巨漢がゴミを集めてカネだぁとアへってるでおじゃる!絶対薬やってるな…避けて進むでおじゃる!)

 

(ワイトもそう思います!ささ、こっち側へ)

 

 なので2人は必要以上に、セコムしているのである。私の母さんも「行くときは気をつけてね、友也のこともあるし…危ない時はこれを使って」とスタンガンを持たせられた。防犯ブザーじゃないのか(困惑)

 

 二人のお陰で何事もなくバーガーワールドに着いたため、ワイトを憑依しておく。ここは少し前にオープンしたばかりで、本日二回目のご来店だ。

 ここのオススメは種類豊富なバーガー、そして…

 

「ハ~イいらっしゃいませ、あら?1人かな~?」

 

(「うん、1人!」)

 

「それじゃあ、お席に案内するわね」

 

(「わーい!」)

 

 そう、確か遊戯さんの幼なじみ、真崎…真崎であってるよな?真崎杏子(まざきあんず)ちゃんがいるのだ。Fuuu!バーガーワールドの制服(薄緑の肩だしYシャツに短いタイトスカート)も相まってカワイイ!エッチダ…これで16歳って嘘でしょ?

 

「ごめんね、四人掛け席だけど」

 

(「これはかたz…じゃない!ありがとう!お姉さん、注文いい?」)

 

「はいどうぞ~!」

 

(ワイト氏!私に持ちかえり用に月見バーガーも頼むでおじゃる!それと店内に怪しい人物はいなかったから安心でおじゃる!)

 

 そう言われた(ワイト)はリュックを横に置き、食べたかったハンバーガーとポテトにコーラフロートを頼む。それとは別に、お持ち帰りの月見とナゲットをチョイス。

 

「少々お待ち下さいね♪」

 

(「うん!」)

 

 さーて、待ってる間はデッキでも回そうかね?もちろん、テーブルの下でシャッフル。テーブルの上でカードを出してると、カードを取られることがあるからな…許せ、〖ダイヤモンド・ドラゴン〗(1敗)

 

(ん?それはデメビートデッキでおじゃるか?)

 

(「そうそう」)

 

 しかも〖ゴブリン突撃部隊〗みたいなデメじゃない。結構アレなデメリットモンスターが多いデッキだ。どれ、今引いた手札5枚を見てみよう。

 

〖和睦の使者〗〖ボアソルジャー〗〖補給部隊〗〖スクラップ・コング〗〖独法師(ひとりぼうし)〗 

 

 なるほど、これは重症だな…!と某決闘者も言いそうな手札だ(恍惚)次のカードは?

 

〖補給部隊〗

 

 うーん、これならまだ回せるか?

 

「お待たせしました、はいごゆっくり~!あいつらめ~ブツブツ

 

 ああ…杏子ちゃんが見る間もなく行っちゃった…。あるのは今置かれた注文と伝票のみ。はあ、仕方ないなと(ワイト)はデッキを座ってる脇に置いとく。

 

(何かプリプリ怒ってたでおじゃるな。思春期?)ソワソワ

 

(「さあ?気になるなら行きなされナーガ(爬虫類)。ここは(ワイト)が務めますぞ!いただきます!モグモグ!くー、ウマい!」)

 

 そう言われたナーガは気になっていたのであろう。すぐさま杏子ちゃんを追いかけた。蛇なのにデバガメとはこれ如何に?

 それとワイト!注文したのは食べていいが、おかわりはダメだぞ。夕飯食べれなくなっちゃうから!

 

(「わかってますって。ちゅごー。んん!コークが骨身に染みますぞ…!」)

 

 …まったく。気持ちよく食いよってからに…おう、そうやって溶かしながら飲むのもいいが、ポテトをアイスにつけて食ってみ?飛ぶぞ。

 

(「え、何その発想。天才?ホホホ!でh」)

 

「キャアアア」

 

(たた大変でおじゃる~~!!!)

 

(「ヒュ…っあ、カードが…」)バサバサ

 

 おまッ、ナーガ!そんな大口開けるんじゃない!びっくりしてカード全部落ちたじゃん!んもう。

 

(そんな悠長にカード拾ってる場合かー!早くするでおじゃる!じゃないと)

 

「杏子ー!」

「くそ、あのヤロー!」

 

「地面に伏せて目を瞑ってろ!ククク…要求のひとつめは酒とタバコだぁ!」

「うぅ」

 

 テーブルの下で最後の一枚〖ワイト〗を取った時、私の対面の方で誰か2人座った。下にいる私に気づいてない様子。えっ、誰?

 

「おいそこの気の弱そうなガキ!てめえが持ってこい!」

 

(ああ、拳銃持った男が先程の子を人質に!)

 

 な、何ィ!!ではこのお御足は杏子ちゃん!?…白か

 ナーガによると、どうやら脱獄犯が杏子(人質)ちゃんを目隠ししてる様子。どうする…

 

(カオル殿、今こそスタンガンの出番ですぞ!ワイトが後ろに回ってズドンと)

 

 …すまん、リュックの中だ。

 

((おい~!!?))

 

 くそ、今手にあるのは食べかけのバーガーに〖ワイト〗一枚。こんなので一体どうすればいいんだ!

 

「遊戯、遊戯なんでしょ!?来ちゃダメ!」

「うるせえ黙ってろ!」

 

 立ち上がったと思ったら、バシィと鳴り響く叩かれた音。それを聞いた時、私の中の何かが切れた。……隣に座った遊戯さんが「闇のゲーム」とか言っている…これはチャンスだ。私も乗るとしよう。2人とも、作戦はこうだ……………頼むぞ。

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

(「おっと待ちなされ。成る程!限られた指を使うゲームですか…こちらもそのゲームに参加しますぞ?どうですかな」)

 

 下の方から聞こえたかと思うと、小学生ぐらいのガキが出てきてリュックを背に座った。

 

「ああ?なんだお嬢ちゃんよ?てめえは大人しくすっこんでろ!!」

 

「……まあ待てよ、ゲームは多い方が楽しいものさ。いいぜ?混ぜてやるよ」

 

(「かたじけない。ただひとつお願いが。こちらの指は人差し指と親指の2本使わせていただきたい」)

 

「ふん、かまねぇ!」

 

「…いいぜ。さあ始めよう…スタートだ」

 

 犯人は酒をそそぎながらほくそ笑む。片方は親指、片方は2本とはいえ、更に小さい子ども。何が出きると言うのか。すぐさまこちらの人差し指(リボルバー)であの世行きである。

 

「…」スッ

 

 親指(遊戯)の方がライターをつけてきた。そういえばタバコの火をつけてなかったな。いいだろう、この火がついたら今すぐに、

 

「やるよ、あの世に持って行きな」ソッ

「はーん、なるほどね」

 

「なっ!!!!」

 

「行くぞ、杏子」

 

 こ、こいつ!(90%)を注いでる手にライターを置きやがった!?

これではこいつの言った通り、撃った衝撃でライターが…

 

「ほい!」

 

 そう思ってたら小さい方が持ってたバーガーを近づけてタバコを消した。ちげえ!ライターの方を消せや!

 

「あ、ライターの方もだね」

 

 そう言ってライターを取って消した。ククク、バカなガキだ…死ね!……?撃てねえ?

 

「なんだ!?撃鉄に………〖ワイト〗?」

(はい、ワイトですぞ~)カチッ

 

「へ?」

 

 声のした横を向くと、そこにはこの世ならざる者、死神(ワイト)がいた。そこで俺の意識はバチリという音と共に闇に落ちた…………

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

(ホホホ、返しますぞ。それでは透明化っと)

(ふぅ…きもが冷えたでおじゃる)

 

「まったく…〖ワイト〗のひとつに傷がついたわ!!」

 

 そう言って私は撃鉄に挟まれた〖ワイト〗を引き抜く…ついでにシリンダーも開けて弾丸も抜いとく。

 

 作戦はこうだ。リュックを背中で隠しつつ、ナーガにスタンガンを取り出してもらい、ワイトが実体化しつつ、首筋にスタンガンを浴びせる。

 私は陽動と銃の無力化だ。向こうの遊戯さん…闇遊戯さんかな、彼のお陰でスムーズに進んでよかった。

 

 …え?ゲームの指はどうしたって?ゲームの方はワイトが持ちかけた訳で(カオル)はゲームに参加してないから両手使えるけど?ほら、さっきワイトはスタンガンを人差し指と親指で持ってたでしょ?つまりルールは守ってるわけよ。

 

「2人とも無事でよかったぜー!」

「城ノ内くーん!」

 

「貴女も助けてくれたのね、ありがとう!」

「あ…いや、その…はい」

 

「お!お前がやってくれたのか?ありがとなー!やるじゃねえか!」

「いや、私じゃなくてもう1人が」

「君のおかげなの?ありがとう!!」

 

(ホホホ、モテモテで羨ましいですなw)

(うんうん、ついでにコミュ障も直すといいでおじゃる)

 

 なんてことだ、ついカッとなってやっただけなのに…

 

 その後、遊戯さん達とはお友達になった。それと警察にもお世話になり、母さんと父さんからは4日間の自宅謹慎を言い渡された。なんで…

 




アパートにて、

「お、チャットが来てるでおじゃる!おお、ファニーさんでおじゃるな、前言ったことは大丈夫だったでおじゃろうか」

ファニーペガサス:
ハロー、ナガートさん!前くれたアドバイスのおかげで子ども達とよく話し合えましタ!

蛇野ナガート:
それはよかったでおじゃる!それで子ども達はどんなことで悩んでたでおじゃる?

ファニーペガサス:
双子の方は比べられることの劣等感で、他の2人は私について
悩んでいるようでしタ。

「やはり。ファニーさんは天才肌タイプでおじゃるからな」

蛇野ナガート:
それでアドバイス通りいけたでおじゃる?

ファニーペガサス:
イエース!1人1人気にかけ、しっかりと思っていたことを全て伝えた所、双子の劣等感が向上心に変わり、2人の方もよくなりましタ。ありがとうございマース!

「シャヒヒ!うんうん、人のために役立つのはやはり楽しいでおじゃるなあ!」
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