遊戯王に転生したコンボ好き決闘者   作:山本二等兵

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 新年、明けましておめでとうございます(遅刻)今回、デュエル描写が入りきらなかったので、残念ながらありません。次回に丸々1話デュエルなのでご期待下さい!

~前回のあらすじ~
 三人(+じいちゃん)の漢達は、やっとのことでカオルから叡知なビデオを受け取った。〖水の踊り子〗のような裸や〖X-セイバー アナペレラ〗がごときボインアネキを想像しながら視聴した画面の先には……〖衛生兵マッスラー〗〖戦士ダイ・グレファー〗を彷彿させる筋骨隆々のビリ◯ー兄貴であった。

 ニヨニヨの皆も通った通過儀礼であるサムネホイホイチャーハン、ビ◯リー兄貴の〖強靭!無敵!最強!〗な〖カタパルト・タートル〗♂に釣られ、期待をマインドクラッシュ()された哀れな漢達…その中で、心の領域を汚されながらも遊戯は立ち上がる。城ノ内君達と自分の相棒(意味深)の仇…そして、もう1つの目的のために…!!!


ルールを守って怒りの闇のゲーム&質問フェイズ

「カオル、ちゃんとカードは片付けてから寝るんだよ?おやすみ」

「兄さんもゾンバイアのガレキ塗りは程々にね、おやすみなさーい」

 

 夕飯と風呂を終えた午後8時、兄さんにおやすみを告げた私は、目をこすりつつ自分の部屋に入る…

 

 

カチャリ「…よし。皆、出発準備だ」

 

 もちろん、鍵はしっかり掛けてな?私がいなかったら驚いてしまう。えーと、財布とデッキを詰めて~…

 

(エダ氏、認識阻害はばっちりでおじゃる?)

 

(もちろん、外からは何も見えないわ。ナーガ、カオルを下ろして)

 

(カオル殿のサンダルはここにありますぞ!)

 

 さて、ここからほんのり夜更かしの時間だ。子供は早く寝ろ?何を言う、アメリカ国立睡眠財団の発表では6~11歳児の子供は9~11時間寝ると良いとされていてな、私はいつも6時くらいに起きる。つまり、後1時間半は起きていても問題ない。

 

「ありがとう皆。早速アイス買いに行こうか」

 

(ホホホホ!カオル殿、ワイトのは白アザラシアイスですぞ)

(私達はタマゴアイスでおじゃる!間違えないでおじゃるよ?)

 

「わかってるわかってる…それとエダ!今回のデッキはひと味違うぞ?涙ふくハンカチはOK?」

 

(あらら、小学生が(いき)がっちゃって可愛いわね♥️…絶対敗北をわからしてやる…罰ゲームに震えるがいいわ)

 

「そう言ってまだ20回戦中3回しか勝ててないじゃん」

 

(は、負けてないが!?)

 

 別の問題があるとすれば、日本のデトロイト州こと、夜の童実野(どみの)町を歩く必要がある。が、頼れる精霊達がいるので問題ない。

 どれくらい問題ないかと言うと、1年前に「ブシュルルル…チャッピーはねぇ」ニチャリと話しかけてきた鉈持ち巨漢を皆でボコボコにし、パトカーに向かってナーガがぶちこんだぐらいは問題ない。

 

 フ…完璧ではないか我が護衛は!コンビニに行くまで、どんなヤバいやつが来ても皆がいる!槍でも何でも掛かってこいや!!(慢心)

 

「やあカオルちゃん、また会ったな」

 

 …………え

 

~~~~~

 

 

~5分後~

 

「さ、着いたぜカオルちゃん。この空き家の一室でゲームを3本…カオルちゃん?」

 

「ハッ ハッあ、ああぐハッ ハッ ハッ …あのごごて゛ハッ ハッ何…?」

(落ち着きなさい!ターミネ2で死ぬ寸前のダ◯イソンみたいな呼吸しないの!)サスサス

 

 仕方ないだろ!見ろよあの裏遊戯さんの強大な王気(オーラ)を!ロッテリア~♪って聞こえそうなほど本気だぞ…それに「ゲーム」って…!絶対アレ(闇のゲーム)なんだろ!?

 

(エダ氏!紙袋を持ってきたでおじゃる!カオル殿に!)

(もー!何でワイトがこんな穢れビデオを持ってこないといけないのですか!遺憾ですぞ!)

 

 あ、ありがとう…スーハー…ワイトもナイス、わたしは しょうきに もどった!とりあえず様子を見て2本目のビデオを渡し、事情を聞いてだな…

 

「えええ、えー大丈夫です…!説明をッ、聞きましょう↑?」

 

(全然大丈夫じゃないですぞ!?)

 

(もう、カオル!私が憑依して強制的に落ち着かせるわ!)

 

(…待つでおじゃる。遊戯氏を見よ!まるでエジプトファラオを彷彿とさせる荘厳な(バー)でおじゃる!)

 

((…!!))

 

 いや、闇遊戯さんはマジもんのファラオなんだよなぁ。

 

(いいでおじゃるかエダ。遊戯氏の前で変なことをし過ぎてないよう半憑依で行くのでおじゃるぞ)

(ええ、分かったわ…!)

 

 すまない皆、力を借りるぞ。何としてもこんな「理不尽なゲーム」に勝たなくては。あ、ルールは守れよマジで!!!

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

~遊戯視点~

 

「あー本当に大丈夫か?」

 

(「…ええ、もう大丈夫。それでゲームの説明を。3本って3本勝負ですか?」)

 

「!……ああ、これからカオルちゃんは俺とそれぞれ違うゲームをしてもらうぜ?先に2本取った方が勝ち、負けた方に罰が待っている」

(「やっぱり闇のゲームじゃねえか…」)

 

 遊戯は説明を始めつつ、カオルの雰囲気が変わったことを確認する。そう、これを待っていたのだ。

 

「最初はブラックジャック(計21に近い方が勝ち)、トランプで一発勝負だぜ!カオルちゃん、分かるか?」

 

(「ええ。少し前(前世の)に、テレビゲーム(バイオハザ◯ド7)でやったことあるのでルールは知ってます」)

 

 なるほど、それは納得だ。彼女はデュエルモンスターズ以外ではテレビゲームがうまい。

 この前も発売されて半年もたってない最新箱庭3Dゲームを見て、「本田さん、ちょっとやっても良かですか?」と言って操作を変わり、星を120個中33個の数で無限階段を後ろ向きで爆走、亀大将を倒してしまったのだ。彼女曰く、「ケツワ◯プコンボ」らしい。

 と、重要なルールを忘れていたな…。

 

「もしお互いが21だった場合はもう一度やる。…それとカオルちゃん。これがミソなんだが、3本ゲーム中、「お互い、嘘を言ってはいけない」と言うのが大前提ルールだ」

 

(「!?破ったら即罰ですか?」)

 

「ああその通り」

 

(「そそういうのは最初に言ってください!」)

 

 そうジトりと見てくるカオル。

 

「悪いと思ってるさ。さあゲームを始めようぜ」

 

(「ふぅ…ではカード………あー、シャッフルして私に全て渡してくれますか?その後、私もシャッフルして私が配りますので」)

 

「…どうしてかな?」

 

(「遊戯さん、私はイカサマを疑っている。僅かに半分より下の所でずれた山札、その次の1枚、ほんのり欠けてるカードが見えます。それをうまく上に持っていき、セカンドディール(上から1枚下を配る)等でこちらに持ってくる気じゃあないですよね?」)

 

 遊戯は内心舌を巻く。全くもってその通り(・・・・・・・・・)だからだ。参ったな、光源はランタンだけなんだが…勝負を急ぐ余り、仕込みが甘かったようだ。

 

バララララッ シュラララ「…シャッフルしたぜ。やるといい」

 

(「ショットガンシャッフルはカードを痛めるぜ(食いぎみ)…その様子だと半分ぐらいは当たってるようで。ん……んーこのトランプ、傷んでる。ガン札(傷で見分ける)出来ないようハンカチで隠して配るけど問題ない?」)シャッシャッシャ

 

「…本当に君小学生か?」

 

(「………ええ、他の子と違って経験豊富(前世も含めて)な小学生。さ、カードをどうぞ」)

 

 こっちのネタが割れてしまったな…最初の未公開カードは♥️の8。公開カードは♣️の3か。あちらの公開カードは♥️の7。

 

「1枚追加だぜ。それと質問に答えてもらおうか…昼間、何故あんなことをしたんだ?」♦️の1 計12

 

(「…こちらも追加で。何だろう、具体的に話してもらえますか?何のことやら」)♣️の1 計?+4

 

「ビデオのことを言っている…1枚追加!」♦️の4 計16

 

(「それはもっとデュエルモンスターズを理解して強くなり、奥深さと楽しさも理解して貰いたかったの。なので拾った物で釣りました……1枚追加」)♠️の8 計?+12

 

 …第3の目は出ず、罰ゲームは発動しない。つまり本当のことを言っているようだ。

 

「……1枚追加…だからと言って城ノ内君達を騙していいのか!あんなモノを視聴させて!」♣️の4 計20

 

(「………………1枚追加。何のことで?そんなに合わなかった??あ……後はこのままで勝負。おりてみては?」)♥️の4 計?+16

 

 カオルちゃんは本当のことしか言っていないようだ…もしや、本当に中身を知らなかったのか?

 

「いや、そのままで勝負する…!!!」計20

VS

(「……敗けですね。運ないわねまったく…」)♠️の6+16 計22over

 

 予定とは違うが1勝もぎ取った。だが、俺の心は疑問で深まってしまった…もっと情報が必要だな。

 

「ああ、俺の勝ちだ…残りの山札はそのままにしてくれ。次のゲームに移ろう」

(「ぐうぅ!?今のビジョンは何だ…白い壁と黒い床?」)

 

 そう言って俺はゲームをしていたテーブルの真ん中にあるものを置き、そっと箱を取る。

 

(「…ジェンガですか」)

「分かりやすいだろ?引き抜く所は上から2段以外自由、ただし引き抜く本数はそのトランプで決める。♥️♦️は1枚♠️♣️は2枚、ジョーカーは3枚」

 

(「あら、何処かの動画で見たような…気のせいか……なら、山札を隠すハンカチは必要ないですね。どっちからにします?」)

 

 そう言ってカオルちゃんはハンカチを取り除いたので、チラリと山札を見る…よし

 

「俺の先行だ!…♠️の1だから2本抜く」

 

(「!一番下2本を取るとは…!」) 

 

 これで随分とやりにくくなったはずだ、抜いた木を上に積む。

 

「…さっきの話の続きで質問を変えよう。俺達に渡したビデオの中身は見たか?」

 

(「いいえ?すぐ拾った物なので見てませんよ?」)

 

「(抜いた上の段の真ん中か…そして嘘をついてない)どこで拾ったんだ?」

 

(「く、2本か。んー亀のゲーム屋行く途中の脇道じゃない?私が拾ったわけでh…あしまった!?」)

 

 何?カオルちゃんが拾ったんじゃないのか?

 

♦️の5(1本)。誰かといたのか、何処にいるんだ?」

 

(「♥️の10(1本)………私を含めて4人?で亀のゲーム屋に行きました。その内の1人が脇道に行ってそのビデオを持って来た。そしてそのままゲーム屋に入ったわけです。持ってきた子は……あー…ここにいます」)

「ッ!」

 

 彼女は自身の胸に手を当ててそう言い放った…!まさか…いや、まだ確証がない。

 

「なあ、その子って、ある古い物(・・・・・)で出会ったんじゃないか?♠️の12(2本)

 

(「!……ええ、古い物(初期カード)ですが、それを手に入れたら現れました。そこから私は順当に強くなっていきましたね(カードプールが)」)

「!!」

 

 最初の違和感は、初めて会ったバーガーワールドのゲームであった。いつテーブルの下にいたかは定かでないが、飄々(ひょうひょう)とした軽い雰囲気で指の制限ゲームに参戦し、燃やす予定だった脱獄犯を無傷で無力化したのだ。

 

 聞いた所、「バーガーで視界を制限させながら銃を無力化(撃鉄にワイト)。持ってたスタンガンでやった」と言ってるがあり得ない。

 言葉通り行動したのなら、制限以外の指も使ってしまい、罰ゲームを受けるからだ。しかし、彼女は罰ゲームを受けた様子はなかった。

 

(「♦️の7(1本)です……ふう。どうぞ」)

 

 その次の違和感はいつもの様子だ。普段彼女は何とも小動物を思わせる程に小さい体を更に縮こませ、俺や杏子が手を握っただけで赤くなってしまう(推しに対するコミュ障の図)し、不良を見ただけでビビるほど人馴れしておらず、自身無さげだ。

 言葉もつまり気味、杏子はバーガーワールドの注文等では喋れていたのにと聞いた所、無理して演技してたと納得させていた。

 

 だが、特定のゲームになると、それは覆る。自身無さげな背すじは伸び、饒舌に口は回る。目はまるで、その道十数年の玄人のように穏やかに見えて力強く、とても小学生には見えない。

 

「俺だな…♠️の4(2枚)!」

 

 そして先ほどの質問で確信を得た!間違いない、彼女は千年アイテムのような物を持っている!※違います

 さあ、知りたかったこともわかった。後は裁定を下すのみ。

 

「フフフ…カオルちゃん、俺の勝ちだぜ?次のカードを引いてみな」

 

(「!この欠けたカードは最初の時の…!じょ、ジョーカー(3枚)…」)

 

「ああ、ジョーカー…ババ(外れ)だぜカオルちゃん。ああそれと実はな、あのビデオの中身は違ったんだ」

 

(「ち、違った?」)

 

「ああ、海外のビデオで「muscle Fantasi◯」という男ばかり出るポルノだったのさ」

 

(「マッスル…先ほどのビジョン…………(察し」)

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

~カオル視点~

 

 

 カオルは何故遊戯がここまで怒りのオーラ(王気)を発していたか、即座に理解した。

 199X年、連絡は電話とポケベル、PCはお弁当箱並の厚さ、携帯はムーバ◯Nで画面白黒という、まだまだ発展途上の高級品時代。漢達は必死に奔走している。

 

 深夜起きて「ギルガメ◯シュないと」録画は当然の嗜み。パンツのためにエロ戦車(パンツァーFoo!!)、雑誌グラビアと袋とじを覗き、河原にエ□本あれば宝のように抱きかかえ、変わりにポルノをこっそり買ってくれる代行がいれば神のように崇めた。アダルトビデオなんてA-5牛肉を見るような有り様である。

 

(「ぐ…ガ……」(わ!?弾き出された!?)

 

 そんな現代と違い、エロが手に入りにくいこの時代でビデオホイホイチャーハン♂させてしまったことを理解したカオルの心境は、ウルトラシークレットレアの〖アクア・マドール〗や〖2人3脚ゾンビ〗を破り捨てるよりもどん底の淵に立っていた。

 

(…カオル、もう一度憑依よ!元はと言えば私が悪い、闇のゲームの罰は私が受ける!)

(いけませぬぞ魔法使い!お前は有用な女!ここはワイトが骨を折りましょうぞ!!!)

(カオル氏……!!)

 

 馬鹿やろうが!!!これは私と遊戯さんの勝負だ!!それにゲームは終わってない!だからそんな顔するな。

 

「…木、3本を……く」カチャ…カチャ…

 

 …何をやってんだかな私は。結果的だが、私が示したルールを私が破り、彼らの期待と笑顔を奪ったのだぞ?それならば責任をとって闇の罰ゲームを受けるのが筋じゃ…

 

「カオルちゃん、続けても構わない。だが、ギリギリ木を抜けるのは見たところ今抜いた2本だけだ、俺の勝ちは覆らないぜ?諦めるんだな」

 

「…何?」

 

 何と言った?諦めろだと?今…私にサレンダー(降参)しろと言ったのか?

 

「……さっきジョーカーは外れって言ってたかな」

 

「?どうしたんだ、ジョーカーを持って」

 

「…遊戯さん、今回はすいません。

 こちらがしっかり確認してなかった故に心を汚され、辛い思いをさせてしまった…私は譲歩して、罰を受けるべきなのでしょう……ですが…

ゲームの勝ちだけは譲らん!

「!」

 

 …タワーの傾きは右方面でやや手前側、狙うは左上から右ちょい下ぎみへのスライド。後は一番下の1本を、右手に持ったジョーカー(切り札)でぶっ飛ばす!

 

「ドロォォォォ!!!」

 

 飛ばした木は壁に跳ね返って膝元に着地。下を抜いたタワーも……無事。私は最後の木をそっと積む。

 

「っすぅ…さあ、遊戯さんの番だ。と言っても、安全に抜けるのは上から2段分だけ」

 

チラ「(次は…♠️の13。引き抜けそうな所は…ないか)………どうやらこっちが外れを引いていたみたいだな。カオル、君の勝ちだ」

 

 (((え、ええええええ!!!?)))

 

 え…まじで勝った!?う、うおおおお!!勝った!1勝だけど、裏遊戯(ファラオ)さんに勝ったんだ!!

 

「さあ、最後ラウンドだ」

 

(うう、心臓がバクバクしてきましたぞ…)

 

 とはいえ、ルールでは2勝しなければならない。勝って兜のなんとやら、ケツ引き締めていかなきゃな…

 

「はい、3つ目は何をするので?ボードゲームとかですか?」

 

「フフフ…ま、散々こっちが有利で勝負してきたからな。よし、ここは1つ、お互いが得意なコレで決めようぜ…!」ドン☆

 

 遊戯さんが取り出すは…なるほど、デュエルモンスターズで決着をつけようと言うことか!

 

「ええ、勝ちに行きますよ!遊戯さん!」

 

「ああ、でもここじゃあ手狭だ。この空き家の隣にある公園に行こう」

 

 え??手狭?…何だろう。やな予感がするんだが…




それとアンケートがあるのでよかったら答えていただけると嬉しいです!

デュエルの描写がある回は、題名の横に☆の印をつけて分かりやすくしようと思っているのですがあった方がいいでしょうか

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