今回の裏遊戯のデッキはまだ、じいちゃんから貰った魂のデッキではないため、〖ブラックマジシャン〗とかマグネットウォリアー等はありませんのでご了承下さい!
さあ、エラッタ前と初期ルールの恐ろしさを思い知るがいい!
後〖サイコ・ブレンド〗が上手く機能しないことを教えていただいたので少し内容を変更してます。ご指摘ありがとうございます!
「ほら、デュエル用マットだ」
「どうも、このハンカチを座るとこに敷いて下さい。大丈夫、2枚ありますんで」
「ああ、ありがとう」
空き家を出た私達は、隣の公園のテーブル付きベンチへ移動した。寂れた公園のベンチにしては汚くない。
うんうん、遊戯さんと私がジェンガを片付けてる間にナーガ達はきっちり綺麗にしてくれたようだな。
(ワイトも虫を追い払ったんですぞ?)
「今回のデュエルの先行はカオルにやるぜ。散々こっちが先に初めたからな」
「いいんですか?ありがとうございます!でも、こっちでやる必要あるので?別に空き家でジェンガしてたテーブルでも十分広かったと思うのですが…遊戯さんのデッキはシャッフルしました」
…まずい、今回のデッキは遊びも入っているデメリットビートデッキ改、略してdbd。デメリットモンスター以外はほとんどガチにしたが、最初の手札によっては負ける。
「こっちもだ、ほらよ…最初に言った通り、「普通のゲームじゃない」からな。これから始まるデュエルモンスターズはちょっと違うぜ?」
「へ、へえ?それは楽しみだ(震え声)」
(だ、大丈夫ですぞカオル殿!散々砕かれてきたワイトが言うのです、間違いなく勝てますぞ~!)
(怖がることはないでおじゃるカオル氏!私達がついてるでおじゃるよ!)
…うん、すまんワイト。神経質になっていた。
そうだ、皆がいるんだ。未知に恐れるな!まずはこのまたとない最高のデュエルに集中するんだ。罰ゲーム
「さあ、デュエルスタートだ」
「うん!私のデメリットコンボ、特とご覧あれ!」
「「デュエル!」」
闇遊戯LP4000 VS カオルLP4000
「私の先行、ドロー」
手札5→6
手札が厳しいな。ここは…
「フィールドにモンスターがいない時、このカードは出せる!〖
『ハワワ…』ト、トコトコ
今正に〖補給部隊〗を発動した時、テーブルの横にある水飲み場の影から、
「言ったろ?普通とはちょっと違うデュエルだってな。迫力あるデュエルを楽しもうぜ」
じ、実体化だと!?…ま、まあまあまあ。出来るよな、闇遊戯さんだし(?)
『?』コテン?
「ごめんな?
(あら、早速出番『ね?…えぇ!?』 『キャー?!///』ドサ
(おお、魔法使いも実体化されましたぞ!!)
予想通り、エダも実体化するみたいだな。そして、エダを見た〖独法師〗が赤面して倒れてしまった。まったく、とんだシャイボーイだな(ブーメラン)
「〖ダーク・エルフ〗が召喚されたことで〖独法師〗は
手札2→4→3→4
「なるほど、前回出した〖ジェスター・コンフィ〗等じゃないのはこのためか」
闇遊戯LP4000→5000
さて、ゴブリン達に渡されたカードも悪くないな。何とか維持出来そうだ。
「3枚伏せてターンエンド!」
カオルLP4000手札1
〖ダーク・エルフ〗☆4 攻2000守800
〖補給部隊〗×2枚
伏せ 3枚
「行くぞ、俺のターン!ドロー!」
手札5→6
…普段の遊戯さんはドラゴン族と獣族のビートだが、こちらの遊戯さんはどう来る?
「俺は〖クリッター〗を召喚!」
『ケケケ!』
〖クリッター〗☆3 攻1000守600
〖クリッター〗!ヤバいな…あのカードは〖カタパルト・タートル〗同様、エラッタ前の初期〖クリッター〗。どこから墓地に送っても
「そして〖トランスターン〗を発動!〖クリッター〗を墓地に送り、レベルが1つ高い闇属性、悪魔族をデッキから特殊召喚する!〖トランスデーモン〗!更に〖クリッター〗の効果で〖黒き森のウィッチ〗を手札に加える!」
『ジュルリラ…』
〖トランスデーモン〗☆4 攻1500守500
ちなみに〖黒き森のウィッチ〗も同様、初期エラッタ前である。
「〖トランスデーモン〗の効果、悪魔族を1枚捨てることで500ポイントアップするぜ」
闇遊戯さんの言葉に反応した〖トランスデーモン〗は、遊戯さんの手札から〖魔サイの戦士〗を受け取り、いつの間にかあった穴へ離した。
『ヒャヒャヒャ』パッ『ウワアアアア…』
〖トランスデーモン〗☆4 攻1500→2000守500
「墓地に捨てた〖魔サイの戦士〗の効果発動!こいつ以外の悪魔族を墓地に送れる、〖クリッター〗を選択!そして〖クリッター〗の効果発動!〖沼地の魔神王〗を加える。更に魔神王を捨て、デッキから〖融合〗を加える!」
〖融合〗!何が来る?
「〖融合〗を発動!手札にある3枚目の〖クリッター〗と〖黒き森のウィッチ〗を墓地に送り、〖クリッチー〗を融合召喚!そして送られた〖クリッター〗とウィッチの効果、〖魔サイの戦士〗と〖魔神童〗を手札に加える!」
〖クリッチー〗☆6 攻2100守1800
ホントにエラッタ前って回るな!?前の自分を叱りたくなってきた。何がエラッタ前最高だよ!
(なぁにウマいこと言ってるのですか!?このままではライフが半分になりますぞ!!)
「…バトル!〖クリッチー〗で〖ダーク・エルフ〗を攻撃、トリック・バスター!」
『ピャー!』
『わ、ワタシの側に近寄るなぁぁぁーッ!』
「やらせん!攻撃宣言時、〖ヒーロー見参〗を発動!相手に手札を選ばせますが…」
「カオルの手札は1枚、それを選ぶしかないな」
「ええ、選んだカードは〖
『フッ!』『『ヌン!』』ドン☆
〖雷仙人〗×3体 ☆4 攻1500守1300
「か、〖雷仙人〗だと?…〖トランスデーモン〗は1枚だけだ」
『ホッ…』
よし、何故〖雷仙人〗がスーパーヒーロー着地したかわからんが、場に出たことで攻撃の巻き返しが起きた!
「俺はもう一度〖ダーク・エルフ〗を攻撃!」
「私は速攻魔法、〖皆既日食の書〗を発動!自分と相手フィールド上のモンスターを全て裏守備表示にする!」
「何!?…バトルを終了する!カード2枚伏せ、ターンエンド!」
よし、〖雷仙人〗達を裏に出来たぞ!後はどれかが引ければ問題ないんだが…ドローによっては1体特攻させなくてはな…
「そのエンドフェイズ時、相手のモンスター全てを表側守備にし、その数だけ相手はドロー出来る!」
「俺の場には2体、よって2枚ドロー!そしてカオルにターンを渡す!」
裏遊戯 LP5000 手札1→3
〖クリッチー〗☆6 攻2100守1800
〖トランスデーモン〗☆4 攻1500守500
伏せ 3枚
(なるほど、ああやってリソースを!勉強になるでおじゃるなぁ~)
(ワイトもそう思います)
『(ちょっとカオル!早く表側表示にして?意外と裏守備が狭いのよ)』
あんなに回した癖に手札が4枚もあるの?勘弁してほしいよ全く…だが少し遊戯さんのデッキが分かってきた。今はデッキサーチで圧縮するタイプの悪魔族デッキといったところだな。
「私のターン、ドロー!」
手札0→1
「頼む…私は魔法カード、〖闇の誘惑〗を発動!2枚ドロー!……!!そして〖
(え…ワイトを除外ですと!?ちょ、お待ちなされカオル殿!)
「〖ワイト〗を除外!!」
(待ってくださ『れ!待ぁったーー……』
(ワイト氏よ、良い奴でおじゃった…カオル氏、頑張って…!)
さて、世紀末でよく脇役の
「魔法カード、〖
手札0→6
発動すると、なんと空から金貨がザラザラと降ってきた。手に金貨が6枚集まるとそれはカードに変わり、周りの金貨が全て消える…どういう原理なんだこれ?
「〖天よりの宝札〗!かなりのレアカードだな」
手札3→6
「ええ、友達が今日開けたパックで当てたんですよ。
続けます、〖ワイト〗を召喚!そして
そして3体の〖雷仙人〗を反転召喚、効果で3000×3…9000回復!」
カオルLP4000→13000
『ホホホ!ワイト復活ッッ!!!』『バトルしてェ~…』
「LP13000だと!?だがしかし、〖雷仙人〗はフィールドから墓地に送られると5000失う!3体で15000も失ってしまうんだぞ……いや、まさか!」
「そう!
『『『ワー!???……』』』
『ホワッツ、またしてもワイトを除外ィ!?ガチョォーン!!……』
『シュゴォォォ、ゴクン!ケフゥ…』
〖百万喰らいのグラットン〗☆1 攻?守?
『うわ、馬鹿みてーな吸引力…掃除機?』
「これが〖雷仙人〗の恩恵だけを受けれる
〖百万喰らいのグラットン〗☆1 攻?→4000守?→4000
「そして〖ワンチャン!?〗のデメリットダメージも緩和出来るということか…中々のコンボだぜ」
後蛇足だが、現在のocgだったらエクシーズ召喚で素材にすることで「墓地に送られた」という事実を消し去り、〖雷仙人〗の5000ポイント失うのを帳消しに出来るぞ!
…ん?融合デッキ?15枚以上入れられるけど?これを生かして〖ゲール・ドグラ〗と〖残骸爆破〗でワイトを吹っ飛ばしたり、〖カオス・ネクロマンサー〗でエダを泣かせたなぁ…
『(カオル!私も行くわよ!ほら表側に)』
「うん!そして〖ダー………いや、バトルに入る!ちなみにグラットンはダメージステップに相手のモンスターを裏側除外出来るぞ!」
『「何/ですって!?」』
「グラットンで〖クリッチー〗を攻撃!
「く、攻撃宣言時にトラップ発動!〖聖なるバリア ミラーフォース〗!グラットンを破壊!」
くそ、攻撃反応罠だったか!破壊されたので〖補給部隊〗ゴブリンから2枚
手札4→6
「バトル終了。残りも破壊する!今来た〖サイクロン〗を発動!最後の伏せを破壊!」
「…フ、今「破壊」と言ったな?」
「…は!破壊反応効果か!!」
「その通り、カオルが破壊したのは〖
『グルオオォォォォ!』
〖ブラック・デーモンズ・ドラゴン〗
☆9 攻3200守2500
「更に〖サイクロン〗を発動!〖補給部隊〗を1枚破壊!」
「ぐ!!」
(3200がポンと来たでおじゃる!?)
そんな。遊戯さんはまだ〖デーモンの召喚〗しか持ってなかったはず!…いや、これ闇遊戯さんのデッキだったわ。
そっか、闇遊戯さん〖天威無双の拳〗持っていたかー…
『(カオル!どうする!?)』
「も、問題ない!永続魔法、〖
カオル LP13000→11000 手札0
伏せ〖ダーク・エルフ〗☆4 攻2000守800
守備〖バッド・エンド・クイーン・ドラゴン〗
☆6 攻1900守2600
〖補給部隊〗〖遮光カーテン〗
伏せ 3枚
「守備を固めてきたか、俺のターン!ドロー!」
手札6→7
来い、全て防いでやる…!!
「俺は〖手札抹殺〗を発動!」
「落とさせん!カウンタートラップ、〖神の宣告〗!遊戯さんの抹殺を無効にし、自身のライフを半分払う…がはッ!!」
カオル11000→5500
潤沢なライフが半分なのは辛いが、落とさせるのはもっと辛くなる。必要経費だ…と思いたい。
「ならば〖貪欲な壺〗を発動!〖沼地の魔神王〗、〖黒き森のウィッチ〗、〖クリッタ〗×3、計5枚をデッキに戻しシャッフル!そしてドロー!」
手札5→7
「ん゛ん゛ん゛!」
今のは完全に釣られたようだな!ゴトゴト鳴ってる〖貪欲な壺〗を見ながら予想する。〖クリッター〗がデッキに戻ったのなら遊戯さんは…
「更に!手札から〖魔サイの戦士〗を捨て、〖ライトニング・ボルテックス〗を発動!カオルの
「破壊してくるか!〖遮攻カーテン〗の効果、このカードを代わりに破壊出来る!」
「ならば〖魔サイの戦士〗の効果!〖クリッター〗を墓地に送る!そして〖クリッター〗の効果発動だ!!」
…だろうな!それを待ってたぜ!
「それにチェーンして速攻魔法、〖墓穴の指名者〗を発動!〖クリッター〗を除外、次のターン終了時まで〖クリッター〗の効果は使えない!」
「何だと!?」
「これでメインフェイズは終わりですか?」
これで終わりって言って!もう防御が1枚しかない!
「まだだ!〖苦渋の選択〗を発動するぜ!効果は城ノ内君の時に知っているな?デッキから5枚選択、1枚選びな!」
『(あっ(察し)』
「あちゃー」
こう何というか、手心といいますか…えーと、〖黒き森のウィッチ〗×3、〖ソウル・シザー〗、〖フラボット〗ね。嗚呼、城ノ内さんが何故か恋しい…
「では…〖ソウル・シザー〗を」
「ああ、それ以外の4枚は墓地へ!〖黒き森のウィッチ〗3枚の効果発動!〖聖騎士の槍持ち〗〖カタパルト・タートル〗〖終末の騎士〗をデッキから手札に加える!〖フラボット〗の効果、墓地へ送られた時に1枚ドロー!そして1枚デッキの上に戻す!」
手札5→8→7→8
見てごらん、これが正しい相手への〖苦渋の選択〗だ…ん?今デッキの上に置いたのはカードの位置的に〖魔神童〗なのは間違いない…新しい手札は何だ?
「〖トランスデーモン〗の効果で〖ソウル・シザー〗を墓地に送り、攻撃力500アップ!
そして2枚目の〖貪欲な壺〗を発動するぜ!〖魔サイの戦士〗×2枚、〖黒き森のウィッチ〗×3枚をデッキに戻し2枚ドロー!引いた〖ご隠居の猛毒薬〗を発動!カオルに
手札7→6→8→7
『フォッフォッフォ』スッ
「え、かける薬なの?わっぷ」ビチャビチャ
ご隠居に紫色の猛毒を頭から掛けられた…日頃の行いが悪いのかなぁ(現実逃避)
カオル LP5500→4700
「最後に〖聖騎士の槍持ち〗を召喚しリリース!効果発動、デッキから装備魔法を1枚加える、〖閃光の双剣ートライス〗!そして
〖ブラック・デーモンズ・ドラゴン〗
☆9 攻3200→2700守2500
く、遊戯さんは絶対〖
『カオル、私はどうせやられるわ、次のドローカードを信じなさい!』
(確かに遊戯氏の墓地には〖ソウル・シザー〗があるでおじゃる。遊戯氏が攻撃を仕掛ければ…カオル氏、賭けるしかないでおじゃる、次のドローに!)
…わかった。皆とデッキを信じてみよう!
「俺は〖クリッチー〗で裏守備の〖ダーク・エルフ〗を攻撃!トリック・バスター!!」
『ピャーイ!』
〖クリッチー〗☆6 攻2100守1800
『何が〖クリッチー〗だよ!来いやオラァァァ!ッおぐぅ…』
〖ダーク・エルフ〗☆4 攻2000守800
「〖ダーク・エルフ〗!…破壊された時、〖補給部隊〗で1枚ドロー!!」
手札0→1
「そしてフィールドでモンスターが破壊された時、〖ソウル・シザー〗を墓地から特殊召喚!」
〖ソウル・シザー〗☆2 攻550守350
「特殊召喚に成功した〖ソウル・シザー〗は、相手モンスター1体を破壊出来る!〖バッド・エンド・クイーン・ドラゴン〗を裁断!」
…クイーン・ドラゴンは次のターンで永続魔法1つ墓地に送れば蘇生出来るから良いとして、今引いた1枚のカードを見る……よし、
「そして〖トランスデーモン〗でカオルに攻撃、トランス・ディメンション!」
(か、カオル氏!!)
「手札から、〖ヴァンパイア・フロイライン〗を守備表示で特殊召喚!攻撃は巻き戻る!」
『フフフフ…』コツ コツ
〖ヴァンパイア・フロイライン〗☆6 攻600守2000
「く、守備力2000!〖トランスデーモン〗では倒せないな、ならば〖ブラック・デーモンズ・ドラゴン〗で攻撃!メテオ・フレア!」
よし、今こそこのカードを
「攻撃宣言時にトラップ、〖アームズ・コール〗を発動!デッキから〖魔導師の力〗を持ってきて
私の声に応え、ヴァンパイアの令嬢は緑色のゲートからローブを取り出し、見事に着こなす。〖魔導師の力〗ってそうなるんだ…
『フフ、フフフフフ!!』バサァ
〖ヴァンパイア・フロイライン〗
☆6 攻600→2100守2000→3500
「な、デーモンズ・ドラゴンの2700を越えるだと!?」
「
カオルLP4700→1700
『フフフ、アッハハハハ!!!』
〖ヴァンパイア・フロイライン〗
☆6 攻2100→5100守3500→6500
〖ブラック・デーモンズ・ドラゴン〗
☆9 攻2700守2500
「しゅ、守備力6500…!ぐわああああ!!」
闇遊戯 LP5000→1500
「さあ、遊戯さんのモンスターはヴァンパイアの令嬢を越えられない!もうバトル続行は出来ない!」
〖ヴァンパイア・フロイライン〗
☆6 攻5100→2100守6500→3500
ふー…何とか次のターンに繋げられた!次のターンでどうにか攻撃を通せば私の、
「…何勘違いしてるんだ?」
「へ?」
「まだバトルフェイズは終了してないぜ…!」
お、おおー!!遊戯さんのあの名台詞を生で……っておい!
「何言ってるんだ、攻撃権は残っていてもこの守りの4000は越えられないと言ってるじゃないですか!」
「速攻魔法発動!〖瞬間融合〗!!」
しゅ、〖瞬間融合〗…!
「決められた融合素材を墓地に送り、その融合モンスターを融合召喚出来る!〖ブラック・デーモンズ・ドラゴン〗と〖クリッチー〗を墓地に送り、出でよ!2人の力を合わせ、1つの偉業を成せ!!〖偉大なるダブルキャスター〗!」
『フ!』『ワワッ、オットット!』ユラユラ
〖偉大なるダブルキャスター〗
☆8 攻0守2600
く、ずいぶんと大きな魔法使い族が……って違え!?よくよく服の膨らみを見ると、ただ肩車してるだけだこのモンスター!!
「ダブルキャスターの効果!効果モンスター以外の融合モンスターを素材にした場合、その元々の数値分を攻撃力に加える!フュージョンスキルアップ!」
『『イエーイ!』』
〖偉大なるダブルキャスター〗
☆8 攻0→3200→5300守2600
ぬお、守備力を越えられた!だがライフは残って……あ!しまったそうだった、このモンスターは!!!
「そしてダブルキャスターは、直接攻撃が出来る!ゆけ、ダブルキャスター!ツインパワー・ブラスト!!」
『ハアアア!!』『ヤー!!』ド☆ン!
「そんな!ここまで来て負グア゛ア゛アアー!!」
カオル LP1700→0
「この勝負、俺の勝ちだ!そしてこれで2勝!」
(…ぷはあ!出れた!カオル殿はどうなったのですか爬虫類?)
(あ…そんな、あのカオルが!)
(シャ…うむ。それ程までに遊戯氏は強かったでおじゃった。ああ、まるでファラオの生き写しを見たような…)
うぐぐ…負けた…!悔しい、もうちょっとだったのにい!…でも、こんな面白いデュエルは精霊達以外だと久しぶりだ。
「遊戯さん、次やる時は勝って見せますので」
「フ…ああ、またやろうぜ。さて…」
…あ、忘れるところだった!私は始まる前に急いでリュックの中にある、ワイトに持ってきてもらった物を取り出す。
「遊戯さん!始める前にこれを!」パカッ
「ん?無印のビデオテープとま、muscle Fa◯tsys2…の箱にセカンドシーズンだと?どうゆうことだ?」
「分かりません、城ノ内さんとデュエルした帰り道、また私の友達が拾ったんです。こちらの本体ビデオは城ノ内さんに渡します。無印の方はダビングしたもの…大丈夫、友達が中身を確認して本物だと確かめてあるので、どうぞ。それと明日、改めて謝りにお伺いさせていただきます」
そう言って私は遊戯さんにビデオを渡す。それと3人共、アイスクリーム買えなくてすまん。始まって遊戯さんが帰ったら、私を魔法で隠しておいてくれ、頼んだぞ。
(アイスはもういいのです…分かりましたぞ。ワイトが夜通し、あなたを守りますとも!)
(もう、身代わりになるって言ってるのに…ホント頑固!野武士脳!)
(まあまあ、こういったゲームやルールへの誠実性も、カオル氏のチャームポイントでおじゃるよ)
さて、後は相応の罰を受けるだけだ。私はカードを片付け終わり、遊戯さんに向き直る。
「…本当にいいんだな、カオル」
こんな女に気まずい顔しないでくれ遊戯さん。これは理不尽なゲームではなく、正統な理由のゲーム。ならば罰を受けないという選択肢はない。
「ええ、私は私のルールを破った。皆さんを苦しめ、最後は負けた…私はあなたの罰を受ける義務がある!」
「…お前の誠意は伝わった。少しは軽くしておこう…罰ゲーム!【
「う、うわあああ!!……」カクリ…フラフラ~
「本来は昼前までやる予定だったが、午前2時までにしておいたぜ。じゃあな、カオル」
(行っちゃったわ…て、そうだった、おらッ!隠蔽魔法!)
(な、なんかカオル氏が木の枝を両手に持ったでおじゃる?)
(デッキより軽そうなのに重そうに持ってますな…肩にかけて…スクワット?)
~罰ゲーム中のカオル脳内~
「アドアドアドアドア↑♪何寝ぼけているんだプニDX!!まだお嬢様気分か!あ!?ちゃんと走って歌え!!!お前らいくぞ!」
「は、はい!!!」タッタッタッタッ
「灰流うらら~は~クソッタレ~♪」
「「「灰流うらら~は~クソッタレ~♪」」」
「増G~大好き妨害
「「「増G~大好き妨害
~~~~
「ハアハア…走り込み終わりしたスタ◯ーン…」
「次はバーベル上げ!早く早く!」
「はい…!ンニイイイイ…!ブリィイイウフ!ンンンン!!!」ガチャ…ガチャ
「もっと早くボケッカァス!!あ゛ぁん!?」ガチャーン!
「は、はイ゛イイイイ!!!(泣)」ガチャンガチャンガチャン
その後、シュ◯ワちゃん、ドウェ◯イン、ショーン・ペ◯、マシュール◯ス等といった筋肉が先に生まれてきたような漢達にトレーニングを課せられ、最終的に体感15時間(現実4時間)しごかれたのであった。
~少し前、通りかかったk社長~
『グルオオォォォォ!』
「な!!馬鹿な、ソリッドビジョンは工場にあるはず…!まさか現実だと言うのか!こんな非ィ常識な…ん?あいつは…武藤?それとあの子供は…誰だ?」
「に、兄サマ!早く車に!…げ、カオル!?なんでアイツが」
「ふぅん…武藤に…カオルか…」