ANOTHER TIME 仮面ライダージオウ れん編 作:すずらん☭️
ありがとうございました
「常磐ソウゴは悩んでいた。あの観察者が言っていた、本来の歴史とはなんなのか……」
「ってわけでさ、どういう歴史だったの?」
「あたしに言われても……あたし自身、その本来の歴史とやらはわかんないよーっ?この台本にも書いてないしっ」
「そっかー……考えてみれば、ここにいる梨花もすでに、分岐した世界の存在ってわけだもんn」
「……っ!?……こ、これは……!」
「また……時間が止まって……!」
「それは、私が説明しよう」
「「観察者!」」
「この物語の中で、一番メタの立場に立っているのはこの私だからね……」
「ってか、こんなラフな感じで登場していいの?さっき底知れない感じで帰って行ったのに」
「何を言うんだ魔王、本来の補完計画でもタイムジャッカー達と仲良く話していたじゃないか」
「それは……そうだけど……」
「そうなんだ……」
「というわけで、本来の歴史についてお話しよう。ちなみに、この補完計画はあくまでジオウの物語を知っているが、マギアレコードの物語を知らない人に向けたものだ。知っているのだとしたら見なくて結構。」
「ソウゴくんたちいっつもこんなことやってんの……?」
「年越すくらいまではね……」
「この本によれば……普通の女子中学生五十鈴れん。彼女は……いじめを受けており、自ら命を絶とうとした。この時点で私の介入が入り、分岐した世界となったのが、皆さんにご覧いただいた物語です。」
「えぇ〜……」
「私の介入が入らなければ、彼女は飛び降りた時にやはり死にたくないと祈り、インキュベーターと契約して魔法少女になった……ですが、魔法少女として魔女や使い魔と戦ううちに、彼女は絶えない悪意に押し潰され、再び命を絶とうとする。」
「そんな……」
「ひどい……」
「そんな、2度目の自殺の前に出会ったのが……君だ!綾野梨花。」
「えっ!?あたし!?」
「そうして君と出会い、彼女は少しずつ閉ざされていた世界に光を取り戻し、この世界で生きていく……というわけです」
「ねえ、ますます許せなくなってきたんだけど……あなたの物語とやらのために、他人の運命をねじ曲げるなんて……」
「自らの願いで他人の運命をねじ曲げた君が言えたことかい?」
「……っ」
「つまり、私がねじ曲げたのは……五十鈴れんが魔法少女にならずにこの世からいなくなったということと、綾野梨花が屋上に行ったのは一度目の自殺のタイミングにした……というわけだ。わかったかな?」
「わかったけど……なんか納得いかない感じがする……」
「まあ、どうせこの世界も結局行き着く先は……おっと、少しネタバレになってしまうところでしたね」
「口調雑じゃない……?」
「まあいいじゃないか、そこは適当で……それじゃあ私はこれで失礼するよ。魔王、また会う時があったらその時はまた遊んでくれよ?」
「……あっ!」
「逃げられちゃった……時止めは解除されたみたいだけどっ」
「それはそれとして、これ……伝わるかなぁ?」
「なにがっ?」
「本来の補完計画みたいなゆるさ……とか、そんな感じ」
「どーだろー……あたしそれ知らないけどっ、伝わんなくてもいいんじゃないっ?そういうのって、つくり手側にはわかんないものだよーっ」
「だね!俺たちの行き着く先がわかんないみたいな、迷宮みたいな感じ?」
「無理やりサブタイ回収したね……」
……To be continued?