狼姫咆哮シンフォギア〜世界を駆ける神狼〜   作:エドアルド

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今回は未確認蛇行物体さんから頂いたアイディアを採用させて頂きました。アイディアありがとうございます!
他のみなさんもアイディアくれても良いですよ?


OTONAとの攻防

 

特異災害対策機動部二課は暗い空気に包まれていた

 

「……ほんとにやるんですか?」

「仕方ないじゃないそれが上からの命令なのよ」

「こういうのがお役所仕事の辛いところだ」

 

そう言いながら司令室に入ってきたのは風鳴 弦十郎、であった

 

「でも、一番辛いのは司令じゃないですか」

「だが、これで上も諦めがつくだろう」

 

今回実は二課に政府からフェンリルへの捕縛命令がくだった。二課の装者二人を軽くあしらう実力は確実にこの国の益になるとして。その命令がくだったのは二課司令、風鳴弦十郎であった。歩く憲法違反と言われる彼ならばという思惑である

 

「これでフェンリルが私に勝利すれば上もこれ以上何も言えないだろう」

「それは、そうですが」

 

司令室の人間全員は苦笑いだ。なぜならこの男、未来において完全聖遺物を素手で圧倒する男なのだ。その実力は本当に人間か疑うレベルである

 

「やるだけだ、それに彼女が捕縛されたとして大人しくこちらに従うとは思えんしな」

 

この会話の後すぐにフェンリルと風鳴 弦十郎の戦いは始まるのであった

 

 

 

 

 

 

****************

 

 

 

 

 

 

「…やるっての?」

「これも、仕事なんでな」

 

……はぁ、めんどくせぇ

なんでこんな事に、いや、理由はわかるノイズ駆除をしていた私に日本政府が風鳴弦十郎をぶつけて捕まえようって話なんだろうな。

……はっきり言っておバカでは?

いや、アイツらがただ単に私が融合症例と知らないから、捕らえてシンフォギアぶんどれば的なサムシングなんだろ?

まぁ、ノイズに意味が無いだけで風鳴弦十郎が日本の最高戦力みたいなところあるからな、あと護国ジジィ。

 

「……相手はしてあげる」

「すまんな」

 

はぁ〜、なんで私の前に出てくるのいやいややってるやつばっかなんだろ、てか風鳴弦十郎お前一番お役所仕事向いてないやろ。優しすぎんぞおバカが

 

「レージング解除」

 

さっさと封印の一段階目を解除する

 

『司令!フェンリルのエネルギー跳ね上がりました!』

「…そうか」

 

そういえばそういうの得意だったな二課の解析班

 

 

 

私と風鳴弦十郎は同時に駆け出した。

それぞれ右手を振りかぶる。そして振り下ろすと拳同士がぶつかり凄まじい衝撃を放つ。

そして私が飛ばされる

 

「ぐっ!」

 

やっぱりOTONAだなこいつ。マジでこれが生身の人間とか頭いかれてんだろ。

 

私は飛ばされるもすぐさま着地し、構える。すると足が飛んでくる

 

「フンッッ!!」

 

かかと落としが私の目の前を掠る

そしてかかと落としが落ちた地面はひび割れ隆起する

……うんほんと、おかしいぞこいつ

 

「ちっ、めんどくさい。ドローミ解除」

 

私はさらに封印を解除する。封印されていた力が体に戻ってくる。

 

『司令!さらにフェンリルのエネルギー反応跳ね上がりました!』

「なにっ!?」

 

そしてさらに

 

「ヴァナルガンド、力を示せ」

 

新たな聖遺物によるデュオレリックを発動する。

ヴァナルガンド、それはフェンリルの別名であり意味は〈破壊の杖〉、その力が解放される

 

ギアがその形を変えていく。本来のギアカラーである黒を基調にまるで氷のような透き通った装甲が追加されていく。今まで荒々しかったギアは幻想的な形に姿を変える。

そして腕の爪型のギアが形を変え手に収まる。その形はトンファーだ。そしてその全身からは冷気が溢れ出ている

 

『新たなアウフヴァヘン波形をキャッチ!フェンリルからです!』

「なんだとぉ!?」

 

風鳴弦十郎はどうやら驚いているようだった。

私はさっさと終わらす為にヴァナルガンドの力を使う

私のフォニックゲインがヴァナルガンドの力により冷気へと変換されていく

 

『フェンリルの周囲の温度急激に下がっていきます!既にマイナスを超えました!』

 

辺りが凍り、白く染る

 

 

我流・冥府ノ領域

 

そして私自身にも氷がまとわりつく

 

我流・神狼ノ氷装

 

その氷はただの氷にあらず。これすらもギアの一部である

獲物を追い詰め狩る、冥府の狩場。それこそがこのフィールドである。冥府の女王ヘルの兄弟である、フェンリルの聖遺物を使うからこそできる芸当だ。

 

「ぐっ」

 

風鳴弦十郎はとても辛そうだ。それもそのはず既にこの場は人間の生きていける限界である-50を越えようとしている。

いかに強かろうとも人間である以上は自然の摂理からは逃れられない。ちなみに私はギアのおかげで問題は無い

 

「フゥー、終わらせる」

 

私は駆ける。自身で作り出した白銀の世界はまさに私の世界、この世界で私に勝てる者はいない

そして私はさらに氷を纏っていくより厚くより硬く

そして駆ける私の横から氷でできた狼が現れ風鳴弦十郎に襲いかかる。

しかし風鳴弦十郎はそれに対処出来ない。あまりの寒さに体が鈍っているのだ。

氷の狼に動きを封じられる。そしてその氷の上から、氷によってその姿をより凶悪に変えた私のトンファーが襲いかかる。

 

 

我流・氷狼氷雪旋棍

 

そして風鳴弦十郎は吹き飛ばされる。そのまま私のフィールド外まで飛ばされた。

 

「ここまですれば良いかしら」

 

私はそのままその場を後にした

そこに残されたのは局所的な低温箇所と倒れた風鳴弦十郎であった




ちなみにヴァナルガンド自体はフェンリルの別名なだけで物体としてはありませんがシンフォギア世界は聖遺物がそもそも違っていたりとかざらにあるのでそうゆうものだと思ってください。
ちなみに実際はフェンリルは氷を扱いません。しかし兄弟に冥府の女王ヘルがいることから氷を使うというイメージが近年になってつけられたようです。だから神話にはフェンリルが氷を使うシーンはありません。よく見る氷狼・フェンリルは創作になりますね。
まぁ、こそら辺は複雑なので今作ではそういうものとして扱ってください

破壊の杖・ヴァナルガンド
氷の力を宿した杖状の聖遺物
その力は破壊の杖の名にふさわしく強大だ

フェンリルは兄弟に冥府の女王ヘルを持つゆえに氷に対しての親和性が高い。また怪物であるはフェンリルは同じ怪物に対しても親和性が高い。それは、フェンリルに合うように改造された主人公もまた同じである

主人公が正体を響に明かす時は?

  • 無印編、とっとと百合百合してろ
  • G編、ネフィリム君の出番さ、曇らせろ
  • AXZ編、私を追うものはいなくなった
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