私、立花響は疲れました。今日はノイズに襲われたと思ったら変身ヒーローみたいになって色んな人に出会って。
はぁ、これから未来にも色々説明しなきゃだし
あの後、詳しい話は明日になるけど。今日の事は機密だし人に話したら最悪その人の命に関わるとか、私呪われてるのかな……
「響さん大丈夫ですか」
「はは、今日は色々ありすぎて」
私の隣を歩くのは緒川 慎次さん。翼さん曰く忍者らしい
緒川さんがいるのはフェンリルさんの提案によるものだ。
なんでも今まで二課には急に一般人から二課に入る事になった人間は居ないだろうから。今までとは勝手が違うから私の二課所属による生活の変化やそれに伴う人間関係の変化にまで気を配るべきだと。二課の人達にお説教していた
それで緒川さんがその私の同居人に色々と説明するらしい
「ただいま〜」
「おかえりなさい、響。今まで何処…に……」
私は寮の部屋に戻ると同室の未来が出迎えてくれた。だけど動きが止まった。たぶん緒川さんだろう
「はじめまして。私、特異災害対策機動部二課に所属しています。緒川慎次と言います」
「あ、はい。御丁寧にどうも」
「今回は立花響さんについてお話があり訪問させて頂いた次第です」
私はとりあえず部屋の中に入ってお茶の準備とかをする
「粗茶ですが」
「どうも」
そして緒川さんが本題に入る
「まず、今回響さんは特異災害ノイズの被害に合われました」
「響!大丈夫だったの!」
「あ、うん。特に怪我とかもなかったから」
「よかった」
やっぱり心配掛けちゃうよね。2年前のこともあるし
「本来それだけならお伺いはしないのですが。今回、響さんは国の機密をノイズ災害に合われた際、目撃してしまい。詳細は省きますが、響さんをこちらで保護しなければならない事態になりました」
もちろんこれは嘘だ。どっちかって言うと私自身が機密らしい
「それはどういう」
「機密保持の観点から詳しいお話は出来ませんが、響さんの見た機密は他国に狙われているものでもあり。私達特異災害対策機動部二課に響さんを所属させ、その身柄を保護すべきという判断にいたりました。それにより二課の基地への同行など響さんはこれより今までとは違う生活を余儀なくされます。そこで響さんと同じ部屋でありなおかつ幼い頃からの御友人である。小日向未来さんへ説明させて頂いた次第です」
「でもどうして私に」
「この機密を欲した他国が最悪の場合、もし響さんがこの機密を友人ないし家族に話した場合。危険に晒される可能性が非常に高く、この事についてはおいそれと人には流布出来ませんので。響さんの一番近くにいるあなたに話す流れとなりました。また、このような事態はなにぶん初めてなので保護する本人の人間関係などもありますから。まぁ、少々難しい話をしましたが様々な要因により響さんの事情を貴方だけでも話さなければ行けないと考えた次第でして」
「は、はぁ」
フェンリルさんが言うには機密、機密で隠し事ばっかしてる二課に一般人が入ってきて今までの生活を続けながら二課の事を秘密にして生活するのは難しすぎるし。身近な誰かに怪しまれた場合。何かしらの不利益を蒙りかねないらしい。特に私なんかは学生だから友人関係等にも支障が出てはいけないと言っていた
「えっと、響は大丈夫なんですか?」
「はい、二課に所属してもらう事で他国に狙われにくくなおかつ護衛等もしっかりと行えますので。もちろん響さんの事情を知る小日向さんの周囲の警備もされます。が、元々二課がこの町に秘密裏にあるので町中は二課のエージェントが巡回していますので何かあれば大声を出して貰えると誰かが駆け付けますので」
その後も色々と細かい説明や今日の事を誰にも話さない誓約書へのサインとかもあったけどなんとか終わった
その後未来に心配されたけどきっとへいき、へっちゃら。
これからもなんとか生きて来れたんだから。未来を悲観するよりも良い未来を思い描いていた方が人生楽しいてお姉ちゃんも言ってたし
次の日私は早速二課に来る事になった、クラスメイトにふらわーてお好み焼き屋に誘われたけど。断る事になっちゃった。未来が上手くフォローしてくれたんだ
「はーい、それではミーティングを始めるわよ」
そう言ったのは了子さんだった。
それ以外にこの場には弦十郎さんに奏さん、翼さん、フェンリルさん、緒川さん、他にも何人か二課の人達がいた
「まず、昨夜のバイタルチェックでは殆ど、異常は見られなかったわ。まぁ、響ちゃんが聞きたいのはこんな事じゃないわよな」
それはその通りだ健康状態より知りたい事があるんだ
「昨日のあの力は何だったんですか」
そう聞くと弦十郎さんが奏さん達の方に視線を向けると。奏さんと翼さんがペンダントを取り出した
「ペンダント?」
私が疑問に思っていると
「これの名前はシンフォギア。正式名称をFG式回天特機装束。特定振幅の波動により聖遺物を起動、そのエネルギーをプロテクターとして形成、身に纏うのがシンフォギアだ」
……専門用語すぎてちんぷんかんぷんだ。
私が頭を捻っていると
「聖遺物とは世界各地の伝承にある、武器などの欠片の事だ。はるか昔のものだからな劣化が激しいんだ。完全な形で発掘されると完全聖遺物と呼ばれる。
そして特定振幅の波動とは歌、歌を歌う事により聖遺物を活性化させる。そして活性化されたエネルギーをプロテクターに変換しノイズと戦えるようにしたものそれがシンフォギアだ。」
フェンリルさんが教えてくれた
「フェンリルくんの言う通りだ。ちなみに奏はガングニール、翼はアメノハバキリだ」
そこで私は頭を捻る
「えっと、その、私シンフォギアなんて持ってないんですけど」
純粋な疑問だ私はそんなものを持っていない
すると
「それについては私から、昨日撮った響ちゃんのレントゲンよ。ここ、胸の辺にある影わかるかしら?」
もちろんわかるだってそれは
「二年にツヴァイウィングのお二人のライブで負った傷です」
その事に翼さんと奏さんが驚いたようだ
「二年前にライブに居た時に奏さんに守ってもらって、それで」
「お前、あの時の子か!」
どうやら奏さんは思い出したようだ
「話を続けるわよ。この胸にあるのは二年前の戦闘で砕けた奏ちゃんのガングニールの欠片よ。奏ちゃんの置き土産ね」
「いや、あたし、まだ死んでないんだけど?」
「いやねぇ、ジョークよジョーク」
それはいくらなんでも失礼では?
「とにかく、この響ちゃんの胸に刺さったガングニールに適合した結果が昨日のアレよ」
「適合?」
「あぁ、聖遺物には人それぞれに適合係数というものがあってなその数値が規定値を超えてシンフォギアを起動できる人間を我々は適合者と呼んでいるんだ。今の所奏、翼、それにフェンリルくんが適合者だ」
そんな事になってるんだ。じゃあ私は貴重て訳かな?
「ま、あたしはLiNKER使ってるんだけどな?」
「LiNKER、ですか?」
「一時的に適合係数を引き上げる薬さ」
そんな薬まであるんだ
「しかし、LiNKERには副作用がある。度重なる服用は身を滅ぼす。特に、天羽 奏お前は無理をしているんだ」
え?奏さんが無理を
「あーでもよ、翼やあんただけに押し付ける訳には行かねぇしよ」
「はぁーー」
フェンリルさんは呆れているようだ
「ほらこれをやる」
すると突然フェンリルさんが何か液体が入った試験管を奏さんに渡した。
「いつもすまねぇな」
奏さんはそれが何かわかっているようだが
「それ、なんですか?」
「ん、ああ。これは〈エリクサー〉と言ってな万病に効く薬だ。これで天羽 奏の体に残ったLiNKERを除染しているんだ。本来だったら今頃シンフォギア装者を辞めなきゃ行けないほどに汚染されているはずなんだが、私がお節介でこれを渡したせいで未だにシンフォギアで戦っている」
LiNKERてそんなに危険なんだ
「それよりも話がズレたな。続けてくれ」
フェンリルさんが話を元に戻した様だ
「先程言ったように今ノイズと戦えるの三人だけだそこで新たにシンフォギアを纏える君を二課の戦力として迎えたい。もちろん無理強いはしない」
……私はその言葉に考えて、返事をしようとした途端
サイレンがけたたましく鳴り響いた
原作を知っているシスコンは響に悲しい思いをして欲しくないと二課に色々とふっかけているようです。
シスコンここに極まれり
主人公が正体を響に明かす時は?
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無印編、とっとと百合百合してろ
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G編、ネフィリム君の出番さ、曇らせろ
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AXZ編、私を追うものはいなくなった