「ヘァッ!?」
奇声と共に俺は目を覚ました
「づゥ…あー痛いわ」
目を覚ました俺(私)は全身の痛みに悩まされていた。特に頭が痛い。
その時突如として私(俺)は理解した
「スゥ…転生してるじゃぁないか」
自身の記憶に今世の自身と前世の自身の記憶が混ざっていた。自身が転生したと確信したのはそれだけじゃなく。魂が理解したような不思議な感覚だった
それと同時に今現在の周りが荒れている場所が自身が気絶する前の記憶が嘘でないことを告げてくる
「……やっちゃった」
前世の記憶が戻ったのは良いが今じゃくてもと思った。
俺は少々現実逃避した
「響に会いたい」
そんな言葉が口から無意識に飛び出していた。
……ん?響……
そんな無意識に飛び出していた言葉に俺の記憶が反応する。
私の名前は
私、響のお姉ちゃんに転生したのかよ……TSしてるよ私
モブ厳で有名な戦姫絶唱シンフォギアの世界、その主人公立花 響が覚醒することで始まる世界を守る戦い。
すげぇ嫌なんだけど、いや、別に私は転生した事についてはまぁ世界の理だと思ってるから別に、でもこれから響がどんな道を歩むかが問題だ。これから響はたくさんの困難が待ち受ける。可愛い妹にはそんな道歩んで欲しくない、でも響が覚醒しないと世界が終わる可能性もある。世界を救えたのは響の優しい心ゆえに発現されたアームドギアによるものが大きい。響を覚醒させないようにさせても結局最悪の場合は世界が終わるかもしれないし。
てかそもそもシンフォギア世界は平行世界があるから此処が原作の世界かは分からないし。そもそも俺が居る時点で原作がどうなるか怪しいだよな
「……悩んでても仕方ないか」
俺は今色々考えても仕方が無いと思い立ち上がった
まずは現状確認だ
「……服欲しい」
俺は現在真っ裸だった。そりゃそうかあんな事になってたらな。
気絶する前の記憶は自分が巨大な狼になって辺りを破壊しまくるところだ。とりあえず人を辞めたのはわかった
俺は辺りに散らばっている死体から服をかき集めた
「幼い少女をさらって実験台にしたんだ。地獄に落ちろや」
今の俺は実験の影響か死体などを見ても特になんにも思うことはなかった。精々がよくも実験台にしてくれたなコノヤローぐらいである
つくづく人を辞めていると思う。もしくは本当は私はこんな人間だったという事なのか
俺は服を着ると辺りを散策し始めた。俺の実験について何かわかるかと思ったためだ。
少し捜索すると実験についてのレポートらしきものが見つかった
「なになに」
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神狼計画
聖遺物〈フェンリルの牙〉を同じく聖遺物〈ケイオスタイド〉を用いて人体に融合させ聖遺物の力を人が引き出すのかこの計画である。
聖遺物〈ケイオスタイド〉は触れた生物を分解、調整、再構成する能力がある。これは神話に登場するティアマト神の生物を生み出した母であるということから由来するものと思われる。聖遺物〈ケイオスタイド〉は実際は大量のナノマシンのような物の集合体でありこのナノマシンが生物を作る、もしくは改造する、役目をになっているものと推測される。少量の聖遺物〈ケイオスタイド〉による実験を行った際にはラットが進化し新たな生物として生まれ変わった。また、生物と無機物を同時に聖遺物〈ケイオスタイド〉につけると無機物を生物に取り込み最適化させる事が判明、その過程で発電するラットや全身が鉄でできたラットなどが誕生した。そこで人間に聖遺物を融合させノイズにも対抗出来る改造人間を制作することが決定
これが神狼計画が始まった経緯である。
しかし聖遺物〈ケイオスタイド〉には欠点があった、人間に投与した場合自我を失いただ突っ立っているだけになるのだ。しかし、かつて一人だけ適合し意識を保ったまま進化した実験体がいた。しかしその後すぐに自殺を行った。これにより実験よりも先に聖遺物〈ケイオスタイド〉についてもっと調べる必要が出てきた。その結果聖遺物〈ケイオスタイド〉はナノマシンにプログラムが組まれており〈お母さん〉なる存在の眷属になる事が判明した。実験体が自殺したのはおそらく〈お母さん〉なる存在が居ないためだと推察された。そしてプログラムを書き換える事をしようとしたが既存のプログラムとは何もかも違うため難航した。そんな時にパヴァリア光明結社のアダムという男から協力の申し出があった。それにより研究は飛躍的に進み遂にプログラムを書き換える事に成功した。
そして聖遺物〈ケイオスタイド〉へ適合できる人間の捜索が始まった。
次により強い存在に改造する為現在我々が保有する聖遺物の中でもっとも強力な神すらも喰らうフェンリルの牙を使用する事が決定された
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俺はこのレポートを見て正直な感想は
「馬鹿でしょコイツら」
完全にアダムの手のひらの上で踊らされている。アダムは神殺しを目的としている。ならばかつて神を喰い殺したとされているフェンリルは都合が良いのだろう、神を殺す駒として。……ん?待てよフェンリルは手駒として有用、ならばフェンリルの牙による融合症例である俺はアダムにとって便利な駒になる。私はアダムに狙われる立ち位置なのか?
そんな事を考えていると私はこちらに近付いてくる気配を感じた。これはおそらく聖遺物と融合した事による恩恵だろう。
私は急いで物陰に隠れ近付いてくる気配に注意する。そして私が目視したのは三人の女性だった
「サンジェルマン、プレラーティ、カリオストロ」
この場にパヴァリア光明結社の幹部が来たのだった
良し、ノリで書いてるけどまぁ良いか
ちなみに主人公の口調が少々定まらないのは前世の口調と今世の口調がごっちゃになってるだけですので。仕様です
主人公が正体を響に明かす時は?
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無印編、とっとと百合百合してろ
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G編、ネフィリム君の出番さ、曇らせろ
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AXZ編、私を追うものはいなくなった