狼姫咆哮シンフォギア〜世界を駆ける神狼〜   作:エドアルド

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オラァ!クリスのメンタル回復回復ぅ〜
幸せになるんだよォ!
あ、ちなみに今アンケートとってる奴について生かしても殺してもストーリーに影響はありません!なので気楽にどうぞ


家族と愛と

 

フェンリルside

 

……あーー、クソいてぇ。全身血塗れで気持ち悪いし。あまりにも頭に来たからやっちゃったけど、まだまだ扱えてないな。フェンリルも隙あらば私の肉体狙ってくるし。それさえなければもう少し的確にフィーネ急所抉れたのに、意識それて片腕しかもってけなかった。

にしても

 

「ヒッグ……グスッ……お姉ちゃん、ゥゥ……」

 

クリスに洗脳とはフィーネが予想以上のクズで困ったな。原作より酷いってどうなんよ。原作では響によって改心させられてたけどこっちのフィーネ望み薄では?改心させてその技術を有効に使えればなんて思ってたけど、あたし自らの手で魂消し飛ばすか?と言うか、個人的には消したい。技術に関しては私が頑張ればいけるし。将来的にエルフナインとかも入ってくるだろうし。

まぁ、念の為あれを調整しておくか。それにあれも使うか?でもあれはな使ったあとが問題なんだよなそのままにする訳にも……まぁその時考えるか

 

「フェンリルくん」

「あぁ、弦十郎か」

 

私がクリスを撫でて一息ついていると弦十郎が来た。遅いぞOTONA

 

「その子は……」

「ん、あんたらは知ってるだろうな。雪音クリス、バルベルデ共和国にて行方不明になっていた雪音夫妻のお子さんだよ。」

「君は知っていたのか?」

 

知っていたも何も

 

「私、一時期バルベルデで傭兵まがいの事をしていてね。その時に雪音夫妻の護衛をしてたんだよ。その時の縁でね、雪音夫妻とクリスとはよく話したもんさ」

「そうだったのか」

 

私はクリスと一緒に立ち上がり。錬金術を使って水をかける。いつまでも血塗れじゃいられない

 

「わぷッ!?」

 

そして風と火の掛合わせで温風を私とクリスに当てる。

 

「フェンリルくん、それは?」

「これ?今は知らない方が良いよ、面倒臭い事になる。二面作戦なんて嫌でしょ?」

「そうか、いつか話してくれるなら無理には聞かんさ」

 

話のわかるOTONAだ

しかし、そんな事よりもだ

 

「少々失礼するよ。行くとこがあるからね」

「む?何処にいくんだ?」

「迷子の子供を見つけたんだ。届ける場所は1つだろ?」

 

やっと見つけたんだからね。やっぱり早く会わせてあげなきゃ

 

「ふ、そうだな。彼女の事を頼んだ」

「もちろん。あぁ、あと、立花 響とその友達のこともしっかりケアするんだぞ。本人同士の問題とは言え、二課にもその責任の一端はあるんだ」

「君が来てから色々気付かされることばかりだな。本当の意味で俺達は人を守れていなかったと痛感するよ。肉体を助けても心が救われていなければ意味が無いのにな」

 

お?よくわかってんじゃんOTONA。その調子で二課をもっとより良い組織にしてくれよな

 

私はクリスを抱えた状態でテレポートジェムを地面に叩き付け転移する。

転移した場所はとある路地裏だ

 

「フェンお姉ちゃん、ここは?」

「ここかい?素敵な場所への近道さ」

 

私は一旦ギアを解除し着替え封印の腕輪のスペアを装着し路地裏から出る、活気のある大通りに出た。そして近くには大きなドームがある。私はクリスの手を引きそのドームに向かう

そして中に入ると

 

「ちょっと困りますよ!既に満席なんですよ!」

 

お、運がいいなコイツが来るとは

 

「久しぶりだな栗本さん。フェンて言えばわかるか。バルベルデの」

 

その言葉に栗本は驚いた顔をする。にしてもコイツ老けたな

 

「お久しぶりです。あの時以来じゃないですか!今日はどうしたんですか?」

 

私は背中に隠れていたクリスを出して

 

「サプライズさ」

 

そう言うと栗本はさらに驚く

 

「なっ!?クリス…ちゃん?」

 

栗本はバルベルデにも雪音夫妻のサポートとしてついてきた剛の者だからな。もちろん覚えているだろうさ

 

「お、お久しぶりです。」

「すまないけど今日はタダで聞かせてくれないか?」

「もちろんですよ!でも夫妻には?」

「クリスに聞かせてからだよ。その方が良い」

「わかりました!生憎と席が空いていないので舞台袖になりますが?」

「構わないです。それにその方が夫妻の反応が面白そうだ」

 

私は栗本と話を進めていく。クリスは訳が分からないのかポカーンとしてる

 

「それじゃあこちらへ。ちょうど始まる所でしたので」

 

そう言って私達を栗本は舞台袖に案内する

 

「フェンお姉ちゃん?何をするの?」

「お楽しみさ」

 

楽しみだな。再会するクリスを見るのは

そして舞台袖に着き、舞台の上を見たクリスは目を見開く

 

「なんで、生きて……パパ、ママ」

 

そう今日この場所でドームを使用していたのは雪音夫妻だ

電気が消え、二人にスポットライトが当たる

雅律さんがバイオリンを構え。弾く

そしてその音に合わせてソネットさんが歌う

その旋律は昔から変わらない。綺麗な旋律だ、それ以上に意思が込められている。平和を願う強い意思が

私が出会った時から変わらない、優しい旋律、人を思い、平和を思い、娘を思うその旋律。この人達ならば本当に歌で世界を平和にしてしまうのではと時々思う。それ程にこの旋律には愛がある。

 

時間はあっという間にすぎていく。そんな中、最後の一曲に差し掛かった時。

雪音夫妻が

 

「最後の一曲は娘の為に奏でようと思います」

「いつも私達の夢を一番近くで応援してくれたあの子の為に」

「私事ではありますがお付き合いください」

「「私達の愛のカタチをお聞きください」」

 

そうして奏でられた曲は愛に満ち溢れていた。愛する我が子に対する愛で。本当にその曲はたった一人の為に作られた曲。それは、クリスと離れ離れになってから一時も欠かさなかった曲だ。この曲にはクリスへの想いが詰まっている。かつて夫妻は言っていた『身近な人間、特に娘すら幸せに出来ずに世界平和をなんて実現できません』

『それにこれは願いの歌なんです。いつか、あの子が帰って来た時聞かせたいんです。あなたのパパとママはきっとクリスに平和な世界を見せてあげられる人だって』

愛が満ち溢れたこの曲は向けられた彼女だけじゃなく、それを聞いた人すらも魅力する。

 

多くの願いと愛に満ち溢れたコンサートは万雷の喝采と共に幕を閉じた

 

 

そして雪音夫妻は舞台袖に帰ってくる。そして二人の動きはぴたりと止まりその視線はとある少女に向いている。

その少女は涙を流しながら二人を見つめ返す

 

「クリス、なのかい?」

「……クリス……」

 

夫妻はクリスに近づいていく、そして二人はクリスを抱き締める。

 

「クリス!良かった!!」

「良く帰って来てくれた!」

 

雪音夫妻は大粒の涙を流しながら強く強くクリスを抱き締める。もう二度と離すまいと

しかし、クリスは

 

「あたしは、二人の子供でいる資格なんて…」

 

そんな言葉に

 

「そんなはずあるものか!」

「あなたはいつまでもたっても変わらない!私たちの子よ!」

 

それでもと

 

「あたし、今までパパとママの夢を否定するような事をしちまった!色んな人不幸にして!『歌で世界を平和にする』て二人の夢を忘れて!あたしは!あたしは!」

 

しかし、そんな言葉は親の前では無力だった

 

「そうかい。クリスは悪い事をしてしまったんだね」

「でもね、クリス。あなたはそれを悪い事だって理解して後悔してる」

「それに忘れてても思い出してくれたじゃないか」

「私達の大切な夢を」

「悪い事をしたら償えば良い」

「色んな人を不幸にしたならその分色んな人を幸せにしましょう」

「夢も思い出してくれたなら僕達をまた応援して欲しい」

「クリスが迷ってるなら手伝ってあげる」

「クリスがそれを大変だと思うなら一緒に背負おう」

「「私(僕)達は家族じゃない(か)」」

 

その言葉をきっかけにクリスは泣きじゃくる。その泣き声は嬉しさに満ちていた。この時本当にこの家族は再び家族としてのカタチを取り戻した




可愛いクリスの復活フゥフゥ!!やはり親は偉大だよ
毒親なんてのもいるがな!(フィーネは死ねばいい)
ちなみに親と言えば立花家の父、実は逃げ出していません。主人公が行方不明になった結果覚悟ガンギマリ家族絶対守るダディに進化しました。

フィーネの処遇はどうする?

  • 原作と同じ
  • 改心して技術を有効活用
  • あまりのクズさに主人公が抹殺
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