「お姉ちゃん♪」
「なぁに響♪」
「呼んでみただけ、へへ♪」
ああ^~可愛いんじゃぁ^~
今私と響は同じソファで私が響を抱く体勢で座っている。それは今までの離れていた時間を埋めるようにイチャついていた
「ちっ!!」
クリスがこちらというか響を睨んでいるが我慢して欲しい。数年ぶりの実妹なのだ
「奏、ここブラックのコーヒーあったかしら」
「すまねぇなカフェオレしかねぇ」
翼と奏はマイペースに飲み物の相談をしている
「響♪」
「なに〜お姉ちゃん♪」
「お姉ちゃんね、プレゼント持ってきたの」
そう言うともう一人の私が大きな白い箱を持ってきた
「「「は?」」」
「へ?」
四人は二人目の私に驚いているようだ。私はそれに気にせずテーブルに箱を置く
「いやいやいや!!どうなったんだよ!?牙が二人!?」
「あたしは幻覚でも見てんのか?」
「なんと!?」
「お姉ちゃんが二人……!?」
私はそのまま箱を開けると中から3段の巨大ショートケーキが出てきた。一番上にはエクスドライブ形態の私達五人の姿のチョコ人形がある
「「「「おぉ〜」」」」
これは私の手作りであり中々の出来だと思う
「いや!!違ぇよ!?ケーキよりなんでフェン姉が増えてんだよ!?」
「「「( ゚∀ ゚)ハッ!」」」
ちぇ、気を逸らせなかったか
「まだなにか話してねぇな!!」
その言葉を皮切りに私に視線が突き刺さる
「私が実験体の時使われた聖遺物にケイオスタイドてあるの話したよね」
「うん」
「それにね、自己増殖と自己改造の力があってね。今そこにいる私は自己増殖で増えた私」
響から離れたくないから出したんだけど
「そんなわけで」
さらに私が増えクリスを後ろから抱きしめる
「こんな事もね」
「ふぇ!?」
いきなりのハグに驚いたのかクリスは変な声を出した
そしてさらに私は増え響にくっつく
「お姉ちゃんサンドよ」
「お姉ちゃんが…二人…」
響はまだ放心しているがとりあえず幸せそうなのでよし。そしてさらに増えた私はケーキを切り分けていく。
「ほら、あなた達も」
「お、おう」
「あ、ありがとう」
翼と奏は未だに動揺している
「あー、もらって悪いんだけどよ。今は苦いもんが食いたいんだ。さっきから砂糖吐きそうなんだよな」
「え、ええ。私も苦い物の方が」
そんは事を聞き私は赤い陣を出してそこから別のケーキを取り出した。
「じゃあこれね、試しに作って見たコーヒーケーキ」
甘いのが好きじゃない人でも楽しめるスイーツ。最近はスイーツ作りが楽しいだよね
「わりぃな」
「ええ、すまないわね」
私はそのままみんなにケーキを配って行く。
「美味しく食べてね」
ちなみに響とクリスにはあーんをさせている。幸せそうな二人を見るのは癒しだわぁ〜
「やっぱり砂糖吐きそう」
「そうね」
そんな時奏から声がかかる。ケーキの装飾をガン見しながらだ
「おい、牙」
「ん、何?」
「このケーキ。ラ・パティのケーキか?」
「ええそうだけど?」
その言葉に奏が立ち上がり
「ええそうだけど。じゃねぇよ!?これ何万すると思ってんだよ!?しかもケーキの予約なんて三年待ちなんだぞ!?」
その言葉に美味しそうにケーキを食べていたクリスと響はその口を止めた
「問題ないわよ。これ無料だし」
「無料!?」
ええ、だって
「ラ・パティのオーナー私だし。なんなら料理長よ」
一時期お菓子作りにハマってね。そこから色々してたら今やお店出すまでなったけど。ちなみに料理長は私の自己増殖体に任せてるわ。自己改造で変装もバッチリ。なんなら色んな所に私の自己増殖体いるし。てかラ・パティの従業員全員私だから
「な、なん!?」
実は自己増殖体を自己改造で変装させて世界中に散らばらせてるし。いやぁ、自己改造すると血液型からDNAまで変えられるからもはや別人になれるから私だとバレないんだよね
「そんな事より食べましょう」
「そ、そんな事て」
「私、あと一年で食べられたはずなんだけどね」
翼は何気なく呟いたが予約してたんだ。半年先までしかちゃんと把握してないからね。知り合いだし順番飛ばして良いかもね
「はい、響。あーん♪」
「あーん♪ん〜〜美味しぃ〜〜」
「クリスもあーん♪」
「あ、あーん」
二人とも可愛いわぁ〜。結婚したいぐらい可愛いわ。前世男の影響で男子とか興味無いし。結婚するなら女性ね
にしてこのクリスは結構素直で良いわ。ツンデレも良いけど恥ずかしながらも素直なところも可愛い。響も普段はクールだけど私に甘える時は可愛い響になるし。幸せぇ
私達はそのまま部屋でケーキを食べて一日を過ごした