「皆さん見えているでしょうか!トップアーティスト三人による夢の祭典!今も世界の歌姫マリアによる特別ステージに会場は大盛り上がりです」
今日この日ツヴァイウィングの二人と歌姫マリアによるコラボがあったのだ。その盛り上がりはとてつもないものだった
「キャーー!マリア姉さん!!」
一人重要人物がはっちゃけているが気にしないでおこう。その方が牙の胃のためだ
そんな舞台の裏で
「状況はわかりました。では翼さんと奏さんを」
『無用だ。ノイズの襲撃と聞けば今日のステージをほっぽり出しかねない』
「そうですね。そちらにお任せします」
緒川と弦十郎との電話はそこで終わった
「司令からは一体何を?」
「今日のステージを全うして欲しいと」
翼の言葉に対して緒川はそう返した。しかし
「はぁ、眼鏡を外したと言う事はマネージャーの緒川さんじゃないと言う事です」
「自分の癖は気をつけた方が良いぜ」
緒川はすぐさま翼に見抜かれ奏にからかわれる
「お時間です!!」
「「はーーい」」
そして二人にスタッフからの声が掛かる
「歌で人々を幸せにするのもツヴァイウィングのお二人のお仕事です頑張ってください」
爽やかな笑顔でそう言い放つ緒川
「不承不承ながらわかりました。しかし、後で詳細は聞かせてもらいます」
「そういう事だから。行ってくるぜ」
二人はそう言って歩き出した
とある暗い一室にてモニターにて
それを見た部屋にいた女性は
「ようやくのご到着。随分と待ちくたびれましたよ」
そう言い微笑んでいた
そしてライブ会場の一室でそのライブを見る人達が居た
小日向未来、板場弓美、寺島詩織、安藤創世そして立花 牙が居た。この五人は今日のライブを見に来ていた
「まだビッキーから連絡来ないの?」
「うん」
安藤が未来にそう聞くが連絡が来ていない事を未来は返す
「大丈夫よ。今ヘリでこっちに向かってるから」
そう言ったのは牙だった。そしてその牙の目が一瞬だけ青く輝くガラス玉のようだったがそれに気づく人は居なかった
「そんなことわかるなんてやっぱり響のお姉さんてアニメの人みたい」
「そんな事無いわよ。よく言うでしょ真実は小説より奇なりてね」
そう返す牙の顔は少し緊張した顔だった、いやこの場所に来てからずっと。しかし気づく人はいない。つくづく隠し事が得意な人物である
そうしている内に今日のライブのメインステージが始まった。ステージ上で歌い上げる三人の姿は輝いていた。しかし、歌い終わり三人が話していると突如としてノイズが現れた。突如の事に会場は悲鳴で包まれる。その時
「狼狽えるな……狼狽えるな!」
マリアが声を張り上げる。その声で会場は静まり返る。そしてノイズが動かない事に気づく
「アニメじゃ無いのよ!」
「どうしてまたこんな事に」
「響」
個室にいた四人も狼狽えるが
「始まったか」
牙は小さくそう呟いた。そして
「どうしてノイズが」
この事態に困惑する少女がまた一人。しかしその胸元には赤のペンダントが輝いていた
「了解です」
指令室よりQueen of Musicの会場にノイズが現れた事が任務場所から会場に向かっていたヘリに乗っていた友里とクリス、響の元に届く
「装者二名と共に状況介入まで40分を予定。事態の収拾にあたります。聞いての通りよ、疲労を抜かずの三連戦になるけどお願い」
二人は頷く。そしてヘリに備え付けられたモニターで会場の様子を見る
「またしても操られたノイズ」
「詳細はまだ分からないわ。だけどソロモンの杖の襲撃とライブ会場のノイズが無関係とは考えにくいわ」
一日で複数回起きている操られてると思われるノイズによる襲撃。無関係と否定するにはできすぎている
奏と翼の二人はノイズ出現に伴い臨戦態勢を取っていた
「怖い子達ね、この状況にあっても私に飛び掛る機を伺っているのね。でも逸らないの。オーディエンスがノイズからの攻撃を防げると思って?」
奏と翼はシンフォギアを纏いノイズに対抗できるが会場の人々はノイズに触れれば炭素になってしまう。現状は多くの人質を取られている状況だ
「それに、ライブの模様は世界中に中継されているのよ。日本政府はシンフォギアについての概要を公開してもその装者については秘匿したままだったじゃないかしら。ね、天羽奏さん風鳴翼さん」
「そうとでも言えば私が鞘走る事を躊躇うと思ったか!」
「あたしらを舐めすぎなんじゃ無いか?」
二人がシンフォギア装者である事がバレる程度では止まることは無い。しかし日本政府が色んな意味で死ぬ結果となるだろう。牙的にはざまぁwwww m9(^Д^)な心境になる
「そういう所嫌いじゃないわ。あなた達みたいに誰かが誰かの為に戦えたらもう少しまともだったかもしれないわね」
「……お前、一体」
「なんだと……」
マリアが言った言葉は到底このような事態を招いた人物の言葉では無かった。そしてマリアがマイクを構えた
『私達はノイズを操る力をもってしてこの星の全ての国家に要求する!』
「……何がしてぇ」
「世界を敵に回しての口上、これはまるで……」
モニターから状況を見た。緒川は
「宣戦布告」
そう呟いた
『そして』
マリアがマイクを天高く投げると
「
聖詠が響く。それを紡ぐのはマリアであった
そして彼女が身に纏うのは色は違くとも二課の面々がよく見たとある人物のシンフォギアに酷似していた
「黒い……ガングニール!?」
「…どうして、マリア姉さん……」
ガングニールを知っているものは驚きそして、一人は姉がシンフォギアを纏って何故こんな事をしているのか、呆然としていた
シンフォギアを纏ったマリアは上へ投げ、落下してきたマイクを掴み取ると高らかに宣言した
『私は…私達は〈フィーネ〉!そう、〈
あと少しでセレナの出番やで