狼姫咆哮シンフォギア〜世界を駆ける神狼〜   作:エドアルド

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毎日投稿の為にストックを作るという話しをしていましたが。ストック作るほどモチベが回復しておらず投稿方法を変えます。ストック作りが出来るまでモチベが回復するまでは不定期投稿にしようと思います。一週間に一回投稿出来るかみたいにはなると思いますがこれからもこの作品をよろしくお願いしますm(*_ _)m

最近は三人称の方がやりやすいな?と思い始めた作者です。これから三人称視点の方が増えるかも


リディアン音楽院学祭

 

リディアン音楽院秋桜祭

 

リディアンの学園行事であるこの催しに二人の敵が紛れ込んでいた

武装組織フィーネの暁 切歌、月読 調の二人だった

 

「楽しいデスね!調!」

「……」

 

どうやら切歌は秋桜祭を楽しんでいるようだった。その手にはたこ焼きがあった。それを美味しそうに食べている

そんな切歌を調は無言で見つめる

 

「なんデスか?調?」

「私たちの任務は学祭を全力で楽しむ事じゃ無いよ切ちゃん」

 

全くの正論である。敵地なのに楽しむとはこれ如何に?しかし、まだまだ子供なので仕方が無い所もある

 

「わかってるデス。これも捜査の一環なのデス!」

「捜査?」

「人間誰しも美味しい物に引き寄せられるものデス。学院内のうまいもんマップを埋める事が捜査対象の絞込みには有効なのデス」

 

もしここに捜査等を得意とする人物がいたらこう言うだろう『それは無い』と

 

「切ちゃん……」

 

そんな切歌を咎めるように調は見つめる

 

「心配しないでも大丈夫デス。この身に課せられた使命は一秒だって忘れていないデス」

 

切歌が言う使命とは聖遺物の獲得にある。武装組織フィーネが持つ完全聖遺物ネフィリムは聖遺物を糧に成長する。そして聖遺物でしか腹を満たす事が出来ない。武装組織フィーネの聖遺物が底をつけばネフィリムが暴れるのは必然。だからと言ってシンフォギアの聖遺物を与えれば戦力を失う事になるそのような事は出来ない。そこで目を付けたのが二課のシンフォギア、二課の装者達の持つシンフォギアを奪いそれをネフィリムの餌として与えようとしているのだ

 

「とは言ったもののどうしたものかデス」

 

だがやはりそんな簡単に出来る事では無い

 

「……切ちゃんカモネギ!」

 

そんな調と切歌の近くを風鳴 翼が通った。翼を追おうと調が尾行しようとするが切歌に止められる

 

「作戦も心の準備も出来てないのに鴨もネギもないデスよ!?」

 

 

 

 

************

 

 

 

 

ところ変わって牙はリディアンの学祭を楽しんでいた

 

「ん〜、美味しい。セレナはどう?」

「はい!美味しいです!」

 

セレナと共に。マリアの事もあり落ち込んでいたセレナの気分転換として牙はセレナを連れ出しリディアンまで来ていた。もちろん響がいるリディアンの学祭に行かない理由が無いというのもあるが

そして連れ出されたセレナは満点の笑顔を浮かべていた。これはリディアンに来たからではなく。実は牙がセレナにマリア達の目的を教えたからという理由だ。傷心しているセレナを牙は見ていられず教えた。そしてマリア達がテロをする理由を知ったセレナは『やっぱりマリア姉さんは優しい姉さんです』と言って泣いた

 

「でもこんな楽しんでいて良いんでしょうか?」

 

それを知ったとしてもやはりこんな事をしていても良いのかという疑問は出る

 

「情報が無い今、下手に接触なんて出来ないからね。それにこれも作戦だから」

「作戦ですか?」

「そうそう」

 

牙は原作知識により今日ここに切歌と調の二人が来る事を知っていた

 

「今日リディアンで本当に微弱だけどシュルシャガナとイガリマの反応があった」

「それって」

 

この世界は原作の世界とは違うという事を感じていた牙は確認の為にシュルシャガナとイガリマの反応を探っていた。本来ならシンフォギアとして起動していないなら探知なんて出来ないのだが場所をリディアンに限定する事とシュルシャガナとイガリマの反応だけを拾うように機能制限さらに秘密裏にリディアンに探知機そのものを置いていた。これによりシンフォギアとして起動されていないシュルシャガナとイガリマを探知出来るようにした

 

「二人が今リディアンに来ている。そこを通じて武装組織フィーネに話をしに行く。もちろんセレナも一緒にね」

「はい!」

 

なおマリア達の目的については弦十郎にも牙は話しており、近い内に装者達も知る事になるだろう

 

「二人とも楽しんでるか〜」

 

そう言って二人に声を掛けたのは奏だった

 

「楽しんでるよ〜」

「はい、とっても楽しいです!」

 

今の奏は牙がコーディネートした服に身を包んでいた。本来牙は変装させようとしていたのだが、カツラを被るには奏は毛量があり学祭の日にちだけ髪を染めるのも面倒臭いし何より本人が髪染めは嫌がった為他の変装方法にしようとしたのがどれも手間が掛かるものや不審者になりかねないもののためただの服選びへとなった。そんな今の奏はホワイトのミリタリーシャツに7分袖の黒のカーディガン、紺色のダメージジーンズというメンズファションだった

 

牙曰く『素材が良すぎて無駄な装飾とかいらないからシンプルイザベスト。メンズファションなのはお〇ぱいのついたイケメンだから』だそうだ。なお、その装いで翼に壁ドン顎クイ囁き告白イケメンボイスを奏はかまし、翼は奏のメスにされた

なお、今現在リディアンでも夢女子を量産中である

 

「もうそろそろクリスが歌うってよ。行こうぜ。ソネットさん達も来てるみたいだし」

 

そう言った奏の少し後ろには雪音夫妻の姿があった。実はクリスがリディアンに居るという事で二人はリディアンでサプライズとして公演する事になっている。それはそれとして娘の行事を逃す親では無い。ビデオカメラも用意してウキウキである

 

 

 

 

そして五人は席についていた近くには響、翼、未来等の姿もある

 

「楽しみねあなた」

「そうだねソネット」

 

雪音夫妻はウキウキオーラが止まらないでいた

そしてクリスが壇上に立ちマイクを構え歌い出した

 

クリスが歌っている曲は〈教室モノクローム〉

今までフィーネの元で過ごしていた時とは違い学校に通い友達を作り笑い合う手に入れた日常。そんなクリスの心を表した曲

その心からの歌は会場にいる人達を魅了していく。その様はまるで母親のソネットのようだ

 

「大きくなって」

「流石僕達の娘だ」

 

観客の中でも特に雪音夫妻は涙を流しながら聞き入っていた

そんな歌も終わりが来た。そして万雷の喝采と共に締めくくられる

 

「勝ち抜きステージ新チャンピオン誕生!今一度拍手を!」

 

その言葉と共に再び喝采が会場を包む

 

「さぁ!次の挑戦者は!飛び入りも良いですよ!」

「やるデス!」

 

そう声を上げたのは切歌と調だった

 

「チャンピオンに…」

「挑戦デス!」

 

 

 

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