狼姫咆哮シンフォギア〜世界を駆ける神狼〜   作:エドアルド

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ここら辺から少しずつオリキャラが増えていきます


変わりだす運命

 

武装組織フィーネの暁 切歌そして月読 調二人は歌の勝ち抜きステージにてクリスに対して宣戦布告をした。

 

「あの二人は!?」

「どうして……」

「調ちゃん、切歌ちゃん」

 

あまりにも大胆不敵な行動。しかし、敵前に堂々と姿を表したのは愚策では無いだろうか

 

「聞けばこのステージを勝ち抜けば望みを一つだけ叶えてくれるだとか。逃すわけ……」

「おもしれぇ。やりあおうてっんならこちとら準備は出来ている」

 

望みを叶えるとはそういう事では無い気がするが今更である

そんな時牙に通信が入る

 

『姉御ォ〜、米の手先がアイドル大統領のアジト見つけたようじゃ』

「そう、なら殺さない程度に潰しておいて。米国への脅しに使えるから」

『了解。それと、あのクソメガネは捕縛じゃな?』

「ええ、殺したらダメよ。貴方、やりかねないから」

『わかっとる。公私ぐらいワシもつける』

 

そう言って牙との通信は切れる

 

「えっと、牙さん今のは?」

 

セレナがそう問い掛ける

 

「あぁ、今のは仕込みが成功したからその報告を受けてたの」

 

牙との通信していたのはリベルタスの一員である

 

「まぁ、今は二人の歌声を楽しみましょう?」

 

そう言って牙はステージに視線を向けた

 

 

 

 

 

****************

 

 

 

 

 

「姉御も心配性じゃのぉ。まぁ、心配される自覚はあるんだが」

「姐さんは感情的ですからねぇ」

「うるさいのぉ」

 

そう言って立ち上がったのは一人の少女だった彼女の両腕には身の丈程の曲刀が握られていた。それの片方を肩に乗っける

そしてその隣にいた少女も2mを越える薙刀を担いでいる

 

「よっこいしょ。にしても殺さないでかぁ。自信ないのぉ。まぁ何とか骨折位ですますかの」

「あたいらそういうの苦手ですもんね」

 

曲刀を握る少女の額には二つの角が生えていた。もう一人の少女にも額に一本の角が生えていた

 

「じゃぁ、独立組織リベルタスの鬼の一人。京香行くかの!」

「二番手、雫行きまぁす」

 

そう言って彼女達は駆けて行った

 

 

 

 

 

 

「マリア!覚悟を決めるのです!」

 

マリアに向けてそう問いかける人物がいる。マリア達からはマムと呼ばれる女性。ナスターシャ・セルゲイヴナ・トルスタヤその人だった。今武装組織フィーネのアジトが米国政府の手下に察知されてしまいその状況で覚悟を問い掛けていた。しかし、その行いは無駄になる

 

突然の轟音と共に武装した人間が転がってきた

 

「いったい何が?」

 

そして笑い声が響いてくる

 

「ふははははは!脆いのぉ」

「姐さんあたいらが強いだけですよ」

「おっと、つい姉御と比べてしまうの」

「いやぁただの人間と姉御は比べちゃ可哀想ですよ」

 

謎の二人組が武装した人間を蹴散らしながら現れた

 

「彼女達は一体!?」

 

彼女達が武器を振るうだけで人が軽く吹き飛ぶ。武装した人間達は銃を少女達に発砲するが全て弾かれるか避けられる。命中してもかすり傷程度にしかダメージを与えていない

 

「ノ、ノイズだぁ!」

 

そんな時ノイズが現れ武装した人間を炭素に変える

 

「何じゃぁ。ノイズか」

「確か、ノイズを操る杖を持ってたはずですよ」

「なるほどのぉ」

 

そんな中でも二人は呑気に会話を続けていた

 

「貴方達が何者かは知りませんが僕達の邪魔はさせないですよ」

「ウェル博士!」

 

ノイズを操り戦場に出てきたのはウェル博士だった。ウェル博士は米国の手先と少女二人に向かってノイズを差し向けるが

 

「邪魔じゃ」

「無駄無駄」

 

少女二人が武器を振るうとノイズが塵になった

 

「なっ!?馬鹿な!ノイズはシンフォギアでしか倒せないはず!?」

「古い情報じゃなぁ」

「姐さん、私達の事は知ってるヤツらの方が少ないから知らなくて当然だと思う」

「そうじゃったな」

 

想定外の事態に驚いたウェル博士は次々にノイズを繰り出す

 

「死ね死ね死ねぇ!!邪魔だぁ!!」

 

その顔は酷く歪んでいた

 

「おうおう、匂うのぉ?雫?」

「匂いますねぇ姐さん。くっさい匂いが」

「何を言って…」

 

二つの角を持つ京香が曲刀を地面に突き刺し、クラウチングスタートの姿勢をとる。それに危機感を抱いたのかウェル博士がノイズを自身の前に集め盾にする。しかし、次の瞬間そのノイズが崩れ京香がウェル博士の眼前にいた

 

「えっ…」

「沈めぇい!クソメガネ!!」

 

京香の拳がウェル博士の腹に叩き込まれる

 

「グェ!?」

 

ウェル博士は体をくの字に曲げ倒れふす

 

「「ウェル博士!?」」

「ふっ…」

 

その様子にナスターシャ教授とマリアは驚愕を隠せない。そして一人その様子を鼻で笑う少女が二人の後ろに。マリアとナスターシャ教授は焦る作戦の要でもあるウェル博士が敵の手に落ちたも同然なのだ。

しかし

 

「スッキリしたのぉ。ところでどうせ此方を見ておるのだろう?ワシらはお主らと敵対するつもりは無いのでな。話が出来んか?まぁ主に話すのは姉御やセレナなのだがな」

「あたいらの仕事はここまでですしね」

 

その言葉に二人は混乱するしか無かった。そして二人の後ろにいる少女は腕を組んだまま動かない

 

 

 

 

 

****************

 

 

 

 

 

 

切歌と調の二人は歌を歌い上げた。それと共に拍手が送られる

 

「素晴らしい歌唱でした!さて結果はどうなるのでしょうか!」

 

司会の言葉と共に二人に緊張が走る

 

「結果は!!雪音 クリスさんがチャンピオンを維持です!お二人が健闘するも雪音クリスさんには一歩及ばなかった!」

「なんデスとぉ!?」

「失敗…」

「はん!あたし様に勝とうなんて100年早いんだよ!」

 

そう言うクリスは内心かなり心配だったが言わぬが花だろう

 

「どうするデスか!調」

「ここは撤退だよ。切ちゃん」

 

そう言って二人はステージを降り逃走する

 

「あっ!待てコノヤロウ!」

 

 

 

 

切歌と調は学院の中を走るが途中で学祭の荷物の行列に邪魔されて足止めをくらった

 

「くそっ!どうしたものかデス!」

 

行列が無くなり駆け出そうとするが二人を取り囲むように翼、奏、クリス、響、牙、セレナが取り囲む

 

「6対2デスか」

「圧倒的不利…」

 

二人は緊張する

 

「切歌ちゃん、調ちゃん」

「セレナ…」

 

セレナが二人に歩み寄る

 

「学祭一緒に楽しみましょう!」

「へっ」

「え?」

 

セレナが突然そう言い出した。その言葉に切歌と調はもちろん二課の装者達も驚いたようだ

 

「何言ってんだ!?セレナ姉!」

「セレナさん…それはちょっと違うんじゃ」

 

セレナ以外の二課装者達からしたら敵なのだからみんなの反応は当然だ

 

「いきなり何を言い出すんデスか!」

「いくらセレナでも今は敵…」

「私知ってるんですよマリア姉さん達の目的」

 

その言葉にまたもや牙以外の人達が驚く

 

「はぁ!?どうゆう事だよ!」

「何故そんな事を…」

「マリア姉さん達が多くの人達の為に動いている事は牙さん経由で知ったんですけどね」

 

その発言と共に牙に視線が集まる

 

「少し前に弦十郎にも話したから多分今日にでも説明あるんじゃない?」

「お前、知ってたんなら教えてくれても良いだろ!」

 

牙の発言に奏がそう言い返す

 

「まぁ、デリケートな話しでもあるし。何より不確定要素があったからね?」

 

不確定要とはもちろん銀の装者である。それに米国の闇も含まれる事件でもある為下手な対応は出来ない。なお、牙はこの事件が終わったら米国に思う存分情報を使って攻撃を仕掛ける気である

 

「そう言う訳ですから。今は楽しみましょう?私は二人の味方ですよ」

 

セレナは二人にそう微笑んだ。そんなセレナに二人は毒気を抜かれて大人しくセレナと学祭を楽しむ事にした




オリキャラ説明!

二本角の鬼:京香
元は人間だったが聖遺物の実験に使われ今の姿に
リベルタスが実験に使われていた所を救出した。
単純にパワーが上昇しており素でOTONA並の身体能力
武器はリベルタスの持つ異端技術の粋を集めて聖遺物の欠片から再構築された曲刀を使う
牙の事は姉御と言い慕っている

一本角の鬼:雫
京香と同じ実験に使われていた所をリベルタスに救助された
パワーは京香に及ばないが蒼炎を操る事が出来る
武器は京香と同じくリベルタスの異端技術の粋を集めて聖遺物の欠片から再構築された薙刀を使う
京香の事は姐さん、牙の事は姉御と言う

リベルタスの鬼について
リベルタスの鬼はとある日本にあった異端技術の違法研究所から救助された四人の少女である。とある聖遺物の実験に使われていた所を救助。違法研究所は風鳴訃堂も気づいていたが護国に使えそうと言う理由で見逃していたどころか少なからず支援もしていた
四人の少女は助け出してくれた牙そしてリベルタスに感謝している。特に牙を姉御と言い慕う。鬼達は直感が優れており人間の善悪を匂いとして表し感じ取れる

とある聖遺物について
〈鬼の角〉と呼ばれる聖遺物で人間突き刺す事で鬼の如き力を得ることが出来ると言う。しかし、その力に耐えきれず大抵の人間は死ぬ事になる。角本数が多い程強い力を持つ。鬼の如き力はパワーはもちろん妖術のようなものを手に入れる事もある。聖遺物は突き刺さった人間と融合する為外す等は出来ない。そして力を増すほど使用者との親和性を高める。牙と響ともまた違う形の融合症例になる。
どうやら元からルル・アメルが使用する事が前提の聖遺物のようだ
聖遺物にたがわず歌によって融合者の力を上昇させる
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