それとオリキャラのアイディアをくれたRIZE.DUMMYさん先に謝っときます。ごめんなさい!!活躍させるとか言って悪役な活躍させちゃいました!!味方キャラとしても活躍させるからユルシテ....ユルシテ...
突然の爆発と共に牙達の前に姿をあらわしたのは、ウェル博士だった。
「お前達のせいで台無しだぁ!!僕の僕による僕の為の英雄譚がァ!!」
支離滅裂な事を言い出すウェル博士。しかしそれが彼の本性。歪んだ英雄象を持つ、英雄狂いの狂人。
「遂に本性をあらわしたデス!」
「ドクター・ウェル、大人しく投降しなさい。協力者が得られた以上貴方のような危険思想を持つ人物を放っておけません。」
仲間であるはずのナスターシャ教授達すらこの反応、相当アレな人物なのがウェル博士を知らない人達でも気付く程だ。
「バカですか!!投降なんてする訳ないでしょう!」
「大人しく、お縄につきな!!この戦力差で敵うわけ無いだろ!」
叫ぶウェル博士に奏がそうかえす。戦力差についてはウェル博士側はノイズに成長途中のネフィリム、牙側は響を除いても9人の装者に鬼の二人、OTONA、NINJA、はっきり言ってoverkillである。
「戦力差?そんなもの知ってますよ!私も無策で来る程バカじゃありませんよ!!」
そう言って何やら箱を取り出した。それに反応したのはナスターシャ教授だった。
「ドクター・ウェル!!バカな事はお辞めなさい!!その聖遺物がどんな厄災を招くか貴方が知らない訳では無いでしょう!!」
「黙れっ!!煩いんだよこのおばはんがあっ!!僕は英雄なんだ!聖遺物の一つや二つ扱えるさ!!」
ナスターシャ教授の言葉を無視して聖遺物らしい箱を開く。すると箱からは黒い煙が溢れ出す。
「ど、どうなっている!?」
しかし、暫くすると勝手に箱は閉じ黒煙が空中に浮かぶだけとなっている。どうやら想定外の事のようでウェル博士は叫ぶ
「開け!開けよ!この役立たず!!何で何も起きないんだァ!!」
遂には箱を地面に叩き付けてしまう
「かつて国を滅ぼした力はどうしたァ!!パンドラの箱ォ!!」
ウェル博士が叫んだその聖遺物の名を聞きその場にいた面々は驚く。
「なんてものを……」
「しかも、国を滅ぼした?」
パンドラの箱が発見されたのはアフリカ、そしてそのアフリカでは一つの伝承があった。『かの箱が開きし時災厄が溢れ出す。それは国すら呑み込む絶望である』
そしてかつて国すら滅ぼしたという逸話も残っている。これがギリシア神話に出てくるパンドラの箱と同一かは分からないが、その力がギリシア神話のそれと似通っている事からその名がつけられた。
ウェル博士の企みは失敗に終わったかに見えたが、突如としてその場にいる全員が悪寒を感じた。そして感の良いもの達はその目を未だ空中に浮かぶ黒煙に向ける。その瞬間一つの矢の様なものが黒煙から飛び出す
「かはっ!?」
「「「リゼ!?」」」
その矢のようなものが突き刺さったのは白髪の少女であった。その少女の名前を呼んだのは武装組織フィーネの装者達だった。
おそらく彼女が牙達の前に立ちふさがって来た銀の装者なのだろう。
「がっ!ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!??」
白髪の少女、リゼはとてつもない叫び声を上げながら苦しむ
「やっ、やった!!運は僕を見放してなかった!!ウェッヒヒヒヒヒヒ!」
リゼの様子を見てウェル博士は狂乱するかのように顔を歪んだ笑顔に変える。
「リゼの聖遺物は不安定!!特に負の感情に敏感だァ!!いっつも精神安定剤を使うぐらいには。パンドラの箱とは相性抜群だァ!生まれるぞぉ!災禍の誕生だァ!!」
空中に浮かぶままだった黒煙もリゼに纏わりついていく。
「リゼ!!」
その姿に切歌が駆け出そうとするが牙に止められる。
「邪魔するなデス!!」
「被害をでかくする気か!」
牙は厳しい言葉で切歌を叱りつける。
その間にもリゼに変化が訪れる。身体の各所が人のそれとはかけ離れた姿へと変えていく。その様はシンフォギアを使っているようには見えない。
「私と同じ融合症例!しかも、この気配は……」
肉体すら変化していくその様はまさに聖遺物と生体との融合。そして、黒煙の影響だろうか。聖遺物の気配が強く感じる。
牙が感じ取るその気配は二つ、一つはおそらく銀の装者がシンフォギアとして使っている聖遺物。もう一つは
「────ケイオスタイド!!」
それは牙の肉体にも使われている聖遺物。生命を創造し改造する聖遺物。その聖遺物の出自は謎だがケイオスタイドはナノマシンの集合体による泥のような聖遺物。その総量が牙に使われていたものだけとは限らない
「グルルルルルルル……」
リゼの肉体は完全に変わっていた。全身を覆う鈍く暗い色をした黒色の装甲。3mを超える体高、大きく鋭い爪に大きく裂けた口。何処かロボットのような赤いガラスのようなフルフェイスマスク。猛禽類のようでそれよりも鋭利な足先。太く蛇腹のような装甲が連なる尾、先端はまるで針のように鋭い。背中からは金属フィンが結合したような羽が大きく広がる。生き物のようで機械のようにも見えるその不思議な姿をしていた。
まさにそれは〈怪物〉に相応しい姿だった
「良いぞ良いぞォ!!凄まじい力を感じるぅ!!英雄たる僕が持つに相応しい力だァ!!」
「リゼはお前なんかの道具じゃないデス!!」
「このくされメガネ!!」
リゼをまるで自分の物かのように言うウェル博士に切歌に普段から大人しい調でさえ声を荒らげ叫ぶ
「煩いんだよ!!僕の周りの全ては僕という英雄を際立たせるモブなんだよォ!!やれぇっ!!
ウェル博士はリゼの持つ聖遺物の名を災禍の鎧の名を叫びながら命令を出す。それに従うようにリゼはTHE DISASTERは吠えた。
「グルァァァァァァァァァッ!!」
多分勘のいい読者は銀の装者の聖遺物がわかったはず!
分からなかった人はもう少し待ってね
こちらの活動報告の方もよろしくね
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