狼姫咆哮シンフォギア〜世界を駆ける神狼〜   作:エドアルド

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修行のお時間と言いつつも修行部分はだいぶカットされました。


修行のお時間

 

二課指令室にて装者の響、翼、奏、クリス、セレナ、マリア、切歌、調と牙、弦十郎、ナスターシャ教授が顔を揃えていた。

 

「カ・ディンギル跡地では色々とあったが全員が無事で何よりだ」

「ええ、ほんとに色々とありましたけどね」

 

弦十郎の言葉に疲れたように牙は返す。

 

「今回は現状の説明をする」

 

そう言って弦十郎は話を始める。

 

「まず今回からナスターシャ教授とF.I.Sの装者達が二課に所属する事となった」

「今回は私がちょっと頑張りましたよ」

 

F.I.S組が二課に入る事は本来ならば不可能だったが牙がリベルタスの情報網より手に入れた情報を盾に米国を脅してF.I.S組の身柄を引き取ったのだ。

これは国などのしがらみのないリベルタスだからこそできたことだろう。

ちなみに米国相手に交渉した牙は終始あくどい笑みを浮かべていた。

 

「これからよろしくお願いしますね。二課の皆さん、牙さん」

「よろしくお願いするわ」

「よろしくデス!」

「よろしく……」

 

少し前までは敵対者だった故に仲はそこまで良くないが時間の問題だろう。

 

「次にウェル博士についてだ。ウェル博士はネフィリムの心臓とパンドラの箱、ソロモンの杖、F.I.Sに所属していた銀の装者、名前をリゼ・アルジェネロ、彼女を連れて逃走姿を消した。現在は捜索中だ。」

 

ウェル博士は複数の完全聖遺物とパンドラの箱によりウェル博士に従うリゼを連れてその姿を消していた。

その発言にその場にいた面々が苦い顔をした。

 

「そしてウェル博士が見つかるまでに修行だ!!」

「いきなりどうして!?」

 

弦十郎の修行発言にマリアは声を上げる。

 

「今回、俺を含めここにいる全員が力不足を感じたはずだ」

 

それは装者達には心当たりしか無かった。

暴走した者、何も出来なかった者あそこで役に立つ事ができていなかった事実を装者達は認識した。

 

「故に少しでも現状を打破する為に力をつける必要がある!」

「もちろん私達も手伝うわよ」

 

そう言って櫻井了子そしてフィーネが来る。

 

「今回、特別なシュミレーションを用意した。楽しみにしておけ」

 

フィーネはそう言って不敵に笑う。ちなみにそのシュミレーションの内容はOTONA風鳴弦十郎、NINJA緒川慎次、ネフシュタン装備のフィーネの三人が襲いかかってくるのもだ。控えめに言って鬼畜である。

 

「基礎訓練は俺が担当する!」

 

基礎訓練は弦十郎が担当し

 

「その間に私達がシンフォギアの点検」

「先程の戦闘で何か異常が起きてるとも限らんからな」

 

シンフォギアを了子とフィーネが整備する。

 

「ただ、響は私と一緒にリベルタスに来てもらうよ」

「え?」

 

そんな中で牙は響をリベルタスに連れて行くという。みんなと一緒に訓練する気満々の響はその言葉に驚く。

 

「響が今回で纏ったあれ、グングニルの調整をしなきゃいけないの。あれ完成したとはいえ今まで誰も纏えなかったから不備とかあったら大変だから調整とかしたいの。それに今回、訓練の一環でみんなにはリベルタスに来てもらうから」

「なるほど、それなら」

 

訓練が出来ない訳でもないしみんなと一緒に強くなれるならと響は了承する。

 

「では早速明日から訓練に入る!気張れよ!」

「「「「「「「「はい!!(おう!!)(デース!!)(ええ!!)」」」」」」」」

 

装者達の元気な返事が響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

************

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして訓練が始まった。

 

弦十郎による基礎訓練はもちろんかの有名なカンフー映画の修行にボクサーの映画、ありとあらゆる映画の中の訓練が始まった。

これで効果があるのだから世の中わからないものである。

 

他にも各装者に合わせた武術類。奏とマリアであれば槍術、翼であれば剣術、クリスはガンカタなどそれぞれに合うようなものを弦十郎がピックアップして教え込む。

他にも武器を使わない護身術や格闘技まで幅広く教える。

 

それが終われば実戦形式でシュミレーションを行う。

手始めにノイズの大群。ただしそれだけではなく様々な場面を用意する。逃げ遅れた民間人や突如として崩れる建物、地震、雷、火事などノイズと一緒にあらゆる想定場面を経験させる。

 

その次は了子とフィーネ共同のシュミレーション、OTONAフェスティバルの始まりだ。

弦十郎、緒川、ネフシュタンフィーネというなんとも大人気ないメンツを前に装者達は殴られ吹き飛ばされ惑わされる。しかも時たま牙やキャロルに本物の弦十郎がゲスト出演してくる。

その時の装者達は床に倒れ伏し死屍累々の状態を晒していた。南無三

 

その分着実に身については居たのだが、装者達は口を揃えて『地獄だ』と言った。しかも、何度も放り込まれる事になった。装者達は目のハイライトを消す事になった。

 

そんな中、響は牙と一緒にとある港まで来ていた。

 

「お姉ちゃん何で港に?」

「すぐわかるよ。そら来た」

 

そういう牙の目線は海に向かっておりその視線を響は辿るが何も無い。しかし、次の瞬間海の中から何かが飛び出して来た。

 

「うぇぇぇ!?」

「リベルタスが誇る異端技術の粋を集めて作った潜水艦ヴィマーナオケアノス。これでリベルタスに向かうわ」

 

飛び出して来たのは黒い船体に青いラインを走らせる巨大な潜水艦だった。

巨大な潜水艦ヴィマーナオケアノスはリベルタスが聖遺物ヴィマーナを元に開発した潜水艦である。

 

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