機動武闘伝Mガンダム~帰ってきた堕天使ファイター   作:アグニカファンクラブ

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Gガンぶっ混んだら、大体救えそう(笑)


その男、堕天使と踊るガンダムファイター

ASW―G―35ガンダムマルコシアス。厄災戦争の末期に建造されたガンダムフレームの一機であり、エイハブウェーブの固有周波数が記録された事から実戦投入された事は間違いないガンダムである。しかし、マルコシアスに関するデータは殆んど残されていない。出撃し、どのような活躍をしたのかは勿論のこと撃墜されたのかどうかも分かっていない。分かっている事と言えばギャラルホルンの記録に残っているエイハブウェーブの固有周波数とその造形だけである。当時のパイロットも分からず……いったい誰が乗っていたのかどのように喪われたのか全く分かっていない。それもその筈だ、何故ならマルコシアスはパイロットともども……

 

「師匠!!空からガンダムが!!」

「バカな!!ガンダムファイトの年ではないぞ!!」

 

未来世紀……ガンダムファイトと呼ばれる戦いが4年に1度行われる世界にパイロット共々転移していたのだから。

 

「ドモン!!中に乗っておるのはお前よりも年下の子供だぞ!!」

「なっ!?しかも、気を失っている!?待っていろ、今すぐ助けるぞ!!」

 

なお、その世界は生身の超人(身体を鍛え上げた武闘家の皆さん)がモビルスーツを粉砕できる世の中でも有ったのだ。

 

「ワシは東方不敗 マスターアジア。隣はワシの弟子のドモンじゃ」

「俺はドモン・カッシュだ。お前は?」

 

マルコシアスのパイロットは当時7歳の幼子であった。厄災戦争のガンダムパイロットは主に大人が乗っていたが、背中に施すナノマシンを埋め込む手術 阿頼耶識の適正が高ければ子供でもガンダムのパイロットに選ばれる事がある。全ては人類を殺す天使を抹殺するためだ。

 

「ルーデウス。アグニカ達はルディって呼んでた」

 

そんなマルコシアスのパイロット ルーデウスは東方不敗が師を務める流派東方不敗に弟子入りする事となり、兄弟子のドモンと共に修行に明け暮れる日々が始まったのだった。

 

「ルーデウス君。私はドモンの父、ライゾウ・カッシュだ。宜しく頼むよ」

 

だが、修行をするにしてもマルコシアスを放置する訳にも行かない。そこでマルコシアスを預かってくれる人物を東方不敗とドモンから紹介してもらった。その人物は科学者でもあるドモンの父 ライゾウ・カッシュ博士であった。だが、カッシュ博士がマルコシアスを預かり少し調べた結果……とんでもない事が発覚したのだ。

 

「なっ!?ルディのガンダムはどうなってる!?基本性能は此方のガンダムの方が上だが……本物の悪魔が内包されてるだと!?開発者は何をして悪魔を封じた!?実在してたのか」

 

なーんと、マルコシアスを含めたガンダムフレームには本物の悪魔が概念として取り込まれていたのだ。だが、そのお陰か……カッシュ博士は思い付いた。

 

「まてよ……ならばアルティメットガンダム細胞と完全に適合出来るのでは?いや、間違いない!!行けるぞ!!」

 

マルコシアス強化確定+カッシュ博士の手でこの世界基準に調整され、厄災戦争テクノロジー+モビルファイターの力を合わせた悪魔と成ったのだった。

 

それから10年後。ルーデウスの幼子から少年の武闘家に成長し、流派東方不敗を名乗るに相応しくなると……

 

「ルディ。背中の阿頼耶識だったかな?ナノマシン再生医療で目立たなくしようかい?」

「おねがいしまーす!!」

 

背中の阿頼耶識のコネクターは目立たなくなり、仰向けで普通に眠れるように処置して貰った。それから暫くし……

 

「我々ネオコスタリカは武力を持たない国家です。他の国家とも異なり、コロニーも持ってません。その為に国家その物が滅亡の危機に有るのです。お願いです…今年だけで良いんです…悪魔とも契約します……ネオコスタリカを助けて」

 

一時はバイオテクノロジーで蘇った恐竜のテーマパーク等で栄えたネオコスタリカであったが、ネオコスタリカは軍隊を持たない国家。ガンダムファイトにも参加できず、年々国力を失い滅亡の危機にある。

コスタリカに住まう僅かな人々、恐竜、動物達に懇願されてルーデウスとガンダムマルコシアスはネオコスタリカの代表ガンダムファイターとなりガンダムファイトに参戦する。

 

ガンダムファイトの決勝に出ればそれだけでも国のアピールになる。その為か、国家の多くは優勝を目指すのは勿論だが国家のアピールの為か国家の特徴を色濃くしたガンダムに乗るファイターがそこそこ居るのだ。マンモスガンダムや風車に見立てたネーデルガンダムがその例だろう。

 

「なっ!?ネオコスタリカだと!?ガンダムを作れる程の国力は無かったはず……ばっばけものか!?ぐぅぅああ!!」

 

「なんだ……そのガンダム……天使!?いや、悪魔か!?」

 

ガンダムファイトの予選は11カ月の間己のガンダムを守りながら戦い抜く、言わばサバイバルである。期間中隠れるのも良し!!襲ってきたライバルを全員捩じ伏せるのも良し!!戦うのも良し!!ライバルと同盟を結ぶのも良し!!

 

「俺のこの手が真っ赤に燃える!!勝利を掴めと轟叫ぶ!!ばぁぁぁくこう!!サンブレイクフィンガァァア!!」

 

爆光サンブレイクフィンガー。それはガンダムマルコシアスとルーデウスの必殺技であり、手に莫大な光を集め……相手の頭部を掴んだり抜き手で粉砕する必殺技である。なお、この後に……

 

「バーストエンド!!」

 

と叫ぶと爆発する。流派東方不敗を修め、圧倒的な実力で襲い掛かってきた各国のライバルファイター達を返り討ちにしまくってた頃。ルーデウスは1人の少女と出会った。

 

「私、アレンビー!!アレンビー・ビアズリー!!」

 

同い年で髪の毛が青い美少女と出会った。彼女はアレンビー。ネオスウェーデンのガンダムファイターであり、かつてのルーデウスと同じく幼い頃から国(世界)の為か戦うのを強要された少女である。

 

ルーデウスは一先ず、アレンビーと同盟を結ぶことに成ったが……そんな時だった。

 

「私はネオドイツのガンダムファイター!!シュバルツブルーダーだ!!」

「キョウジさん!?なに、変なマスクつけてんの!?」

「ひっ人違いだ!!」

 

あと、小さい頃……マルコシアスを預ける際に出会ったキョウジ……ドモンの兄と再会した。しかし、本人は別人だと告げてドイツ国旗の色合いのマスクを被った変人に成っていたが。

 

「ドモン達に修行を付ける。序でにお前と彼女も来い!!行くぞ、ギアナ高地にな!!」

 

そしてアレンビー共々、ギアナ高地に拉致された。そこで修行を付けられたルーデウスは明鏡止水の境地に至り、本気を出せばマルコシアスが金色に輝くように成った。いや、どうなってるのよ?

 

「兄貴!!カッシュ博士は?地球には来てないの?」

「ああ……(レイン、ルディには父さんと母さんの事は言わないでくれ)」

 

兄弟子とも再会したが、何故かカッシュ博士の事をはぐらされた。

 

そしてガンダムファイトの本線が始まり、師とも再会したが……師である東方不敗はデビルガンダムとやらと協力しあい地球人類の抹殺を目指していた!?

 

「このバカ弟子どもが。だからお前ら2人はアホなのだ」

 

だけど、奥義 石破天驚拳は教えてくれた。そして、師の最期は和解できて男泣きしたのは内緒である。

 

そしてアレンビーが敵に拐われたり、助けたり、ドモンの幼馴染みのレインというお姉さんがデビルガンダムに捉えられて生体ユニットにされて地球が本当にピンチを迎えたが無事に潜り抜け…………更にドモンや史実と異なり生還したシュバルツブルーダー(キョウジ)と共に宇宙世紀とかに飛ばされたりして暫く……

 

「アレンビー…お互いが18歳に成ったら俺と結婚してください!!」

「ごめんね……私、まだ気持ちの整理が出来てなくてさ」

 

ルーデウス、フラれる!!

 

 

 

 

 

 

「元気出すんだルディ!!諦めるな!!それでも男か!!」

「そうだぞ!!シュバルツ兄さんの言う通りだ!!俺は世界で一番恥ずかしい告白をやったんだ。お前でも出来る!!」

 

シュバルツとドモンに励まされたが……ルーデウスは意気消沈し、マルコシアスのコックピットに引きこもっている。

 

「ドモンさん!!シュバルツさん。まだお兄ちゃん、泣いてるの?」

 

と……可愛らしい少女がやって来た。彼女達は宇宙世紀と呼ばれる世界でルーデウスとドモン、シュバルツが保護したプルシリーズと呼ばれるニュータイプのクローンの1人 プルフォーである。なお、マリーダさんを見て分かる通り、将来は巨乳確定である。なお、グレミーという元保護者は石破天驚拳の一撃を受けたとか受けてないとか。

 

「全く、情けない奴だ。それでも流派東方不敗の免許皆伝か」

 

と……ドモンが溜め息を吐きながらそう告げる。

 

「明日には元気に成ってるだろう」とシュバルツが告げ、ドモンとシュバルツはプルフォーを連れてその場から居なくなる。

 

その10分後……ルーデウスはマルコシアスと共に消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「戻ってきてやんのー、てか此処は火星か」

 

産まれた世界に約10年ぶりに戻ってきたルーデウス。

マルコシアスのコックピットは可変式で従来のコックピット、そしてモビルファイターとしてのモビルトレースシステムを使うコックピット……2つを使い分けられる。ルーデウスは現在、モビルスーツとしてのコックピットを使っており、背凭れに身体を預けコンソールを操作する。厄災戦はどうなったのか調べるためだ。

 

「へ?厄災戦争終わってんの!?へー……セブンスターズね。

アグニカの死後に色々やってんじゃん」

 

調べてみると、今は厄災戦から300年ほど経過した時代との事だ。何でも天使との戦いを生き延びた人々はギャラルホルンと呼ばれる組織を生み出し、その母体はルーデウスが過去所属していた組織が元と成っているのだ。

 

「む?ありゃ?なんだ……」

 

マルコシアスのモニターに何かが移る。それは戦車らしき物……モビルワーカーで戦う子供達とギャラルホルンの兵士達であった。子供達と敵対するギャラルホルン……何があったんだろうか?

 

「それにギャラルホルンが居る方向からモビルスーツのエイハブウェーブの反応?こりゃ、ヴァルキュリアフレームの反応に似てるな」

 

更にギャラルホルンの方向からエイハブウェーブ……この世界のモビルスーツのジェネレーター エイハブリアクターから出る周波数の反応が3つ感知された。

 

「…………どっちに味方するか?此処で子供達を見捨てたら、師匠に顔向け出来ないな。

操縦変更。モビルトレースシステム作動!!」

 

ルーデウスはボタンを押して、着ている衣類を全て脱ぎ去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オルガ!!ヤバイよ……モビルスーツを出してくるなんて」

「不味いなビスケット……ミカ、頼めるか?」

「うん」

 

ギャラルホルンと対峙するのはCGSと呼ばれる民間軍事警備会社……その三番組と呼ばれる少年兵と一部の大人達だけであった。

 

「狼狽えるなオルガ。貴様がパニックになれば、不安は一気に広まるぞ!!」

「爺さん!!」

 

なお、その中には死んだ筈の東方不敗も混ざっているが……気にしてはいけない。スパロボとかでは良くあるのだ。

 

「ワシもガンダムがあればの……しかし、あのモビルスーツだったな。あの程度なら素手で壊せるぞ」

「じっちゃんが言うと本当に聞こえる」

 

その時……空から機械仕掛けの堕天使 ガンダムマルコシアスが子供達を守るように降りてきた。

 

「ルディ……どうしてお前が」

『師匠!?いきとったんかわれぇ!?いや、それより……師匠!!子供達を頼みます』

「任せておけ。オルガ、プラン変更だ。皆を下がらせろ」

 

ガンダムマルコシアスの降臨により、東方不敗はオルガという前髪が特徴的な少年に子供達を下がらせるように指示を出した。

 

「さてと……」

 

ルーデウスは腕を組む。すると、マルコシアスもルーデウスの動きをトレースしている為か、腕を組む。

 

『クランク二尉……あの……モビルスーツは?』

『ガンダムフレームだと!?だが、阿頼耶識とは言え、あんな人間のような動きが出来るのか!?』

 

なにやらオープンチャンネルで向こうから声が聞こえるが、知らない。

 

「そこのヴァルキュリアフレーム3機に告げる。何故子供達を狙う?何故、厄災戦争が終ったのに人類同士で争う?

子供達を狙うなら、流派東方不敗免許皆伝として貴様達を倒す」

 

と……マルコシアスはギャラルホルンのモビルスーツ3機を指差した。

 

『クランクさん!!あんな生身の人のような動きは』

『落ち着けアイン……それに、この声……子供か!?』

「はは、子供さ。まだ17歳のな。だが、武闘家に年齢は関係無い。ガンダムのパイロットにも年齢は関係無い。厄災戦は正に……そんな時代だったさ」

 

マルコシアスは構え、地面を蹴って人間のように走り出す。その速さは推進剤を使って進む速さを遥かに凌駕していた。

 

『どうなっ!?』

『来るぞ!!アイン!!』

『このグレイズの敵ではない!!ハリボテだ!!』

 

なにやら、隊長機らしきモビルスーツがマルコシアスに襲い掛かるが、マルコシアスは拳の一撃で隊長機の右腕を破壊!!更に返しの右フックで隊長機の顔面を破壊!!そして左のローキックで隊長機の両足を破壊!!この間、0.3秒。

 

『オーリス隊長……』

『オーリス……』

「む?ああ、コイツ?生きてるよ。ガンダムファイトでコックピットを狙うのは禁止だからな」

 

ルーデウスはそう告げ、隊長機のコックピットブロックをもぎ取り……2人のギャラルホルンのモビルスーツに向かって軽く投げる。

 

「来るか?来るなら来いよ」

『貴様!!オーリス隊長を良くも!!』

 

そして部下の1人が襲い掛かる。あと、ギャラルホルンのこのモビルスーツはグレイズと言うらしい。

 

「はっ!!」

『ごるぱ!?』

 

しかし、闇雲に攻撃するだけではガンダムファイトの決勝まで進んだマルコシアスに攻撃は当たらない。マルコシアスは肘打ちでグレイズを軽く吹き飛ばし、グレイズの左腕を手刀で破壊する。

 

「太刀とビームサーベル、小太刀を抜くまでもない」

『貴様!!』

「ガッツがあるな。お前は特別な技で倒してやろう!!」

 

マルコシアスの左手が真っ赤に輝く。

 

「俺のこの手が真っ赤に燃える!!勝利を掴めと轟叫ぶ!!」

 

そしてグレイズの頭部を掴み……グレイズの頭部が悲鳴をあげる。

 

「ばぁぁぁくこう!!サンブレイクフィンガァァア!!」

『ぐぅぅぁぁあ!!』

 

グレイズの頭部は爆発し、グレイズは後ろ向きに倒れた。

 

『アイン!!』

「とっとと退却しろ。今度は右手が轟くぜ?」

 

残った最後のグレイズは頭部を破壊されたグレイズと……完膚なきまでに破壊された隊長機のコックピットブロックを持って撤退していった。

 

 

 

 

 

鉄血世界の人々、ガンダムファイターとして帰ってきた男のお陰かカルチャーショックの始まりであった。




次回!!ルーデウス、オルガ達と出会う。そして、CGSの一軍……師匠とルディにボコられる。

「兄貴。なんか、故郷に戻っちまったよ」
「通信は繋がるな」

そしてマルコシアス経由ならネオジャパンと通信が繋がるようだ。

皆、Gガンダムで誰が好きなの?

  • 師匠!!東方不敗!!
  • 主人公のドモンに決まってる!!
  • 仮面の兄貴!!シュバルツ!!
  • ヒロインのレインだ!!
  • アレンビーが可愛い!!
  • チボデーギャルズだろう!!
  • マリアルイゼ様!!
  • おば……げふん!!ナスターシャさん
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