機動武闘伝Mガンダム~帰ってきた堕天使ファイター   作:アグニカファンクラブ

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スパロボで流派東方不敗は生身の方が強い説(笑)


ルディ「モビルスーツ?生身で余裕だわ」

ガンダムマルコシアスをCGSの格納庫に収納し、CGSの敷地内を適当に散歩していたルーデウス。昨夜未明……ルーデウスと東方不敗の手でCGSの一軍は全員捕まりトラウマを植え付けられたor仏様に成ったが、それでもCGSに残った大人は3人いるという。

先ず1人はモビルワーカーのメンテナンスを主に行う整備士のナディ・雪之丞・カッサパ。三番組の子供達からはおやっさんと親しみを込めて呼ばれている。なんでも今さら就職できるとは限らず、三番組の子供達と行動する事を選んだとか。

もう1人はデクスターさん。CGSの会計士であるが、彼は強制的に残ってもらう事に成ったのだ。まあ、大人が殆ど消えたCGSで会計等の書類作業が出来る彼は必要な人材だから仕方がないだろう。

そして3人目。彼はトドというビール腹が特徴的な中年親父であり、東方不敗が来るまでは三番組の教育係だったそうだ。今ではオルガ達を同士と呼び、ゴマを擦ってるが明らかに怪しい。後で脅しが必要と見た。

 

「さてと……どうやって師匠が面倒見てる子供達が独り立ち出来て安定してご飯を食べていく為にはどうすれば良いのか」

 

ルーデウスは独り言をぼやきながら施設の中を歩く。ドモンやシュバルツ達からの御迎えが来たらルーデウスは帰れるが、残念ながら東方不敗はまだ帰れない。師匠はオルガ達を導くと言う使命があるのだから。

だがルーデウスは未来世紀でやらねば成らないことが未々残っている。ネオコスタリカの観光大使としてのPR活動、アレンビーへの告白リトライ(これが一番重要)、ガンダムファイトのイメージ改善の為に特性コロニーでの公開試合や流派東方不敗の普及等々、やることが多いのだ。

 

「あの……貴方は先日、あのモビルスーツに乗っていた方ですよね?」

 

ふと、話しかけられた気がしたのでルーデウスは後ろを振り向く。そこには金髪でスタイルが普通に良い美少女であった。歳はルーデウスと同じぐらいだろう。

 

「む?そうだよ」

「そうですか……我々の代わりに戦って下さってありがとうございます。私、クーデリア・藍那・バーンスタインと申します」

 

彼女はクーデリア・藍那・バーンスタイン。先日、CGSに地球までの護衛を頼んだ少女であり、ルーデウスは知らないが現在ではかなりの有名人である。

 

「クーデリアさんか。俺はルーデウス……名字は訳有って言えないな。あの機体はガンダムマルコシアス……祖父から直接託されたガンダムさ。本当ならアグニカ・カイエルがバエルの後継機として乗る予定だったんだけどな。

アグニカのバエルは限界が来ていた。だが、アグニカとバエルは月に住まうマザーモビルアーマー ジブリールを破壊するために…………いや、この話は良いか」

 

ルーデウスは自己紹介と共に愛機であるマルコシアスの事もクーデリアに教える。そう、マルコシアスは本来なら厄災戦争の英雄が乗る予定だったのだ。だが、訳有ってそれは叶わず……僅か6歳のルーデウスが乗ることと成ってしまい、今に至るのだ。

 

「アグニカ……カイエル?あっ!!歴史の教科書で見たことが有ります。そう言えば貴方はアグニカ・カイエルの肖像画にそっくりで「おっと!!いっけねー用事思い出した」あっ!!ちょっと!!」

 

アグニカ・カイエル。この時代と世界では調べれば直ぐに出てくる英雄であり、ギャラルホルンでは半ば神格化された人物である。

アグニカはガンダムバエルに乗り、たった2本の特殊合金で作られた剣だけで恐ろしい程のモビルアーマーを破壊尽くした。そんなアグニカ・カイエルとルーデウスは顔が恐ろしい程に似ており……違いが有るとすればアグニカは金髪でルーデウスは茶髪の違いである。

 

 

動力部

 

なにやら懐かしい気配を感じてルーデウスがそこにやって来ると、一機のガンダムフレームが膝をついて鎮座していた。そのガンダムを見上げたルーデウスは懐かしい思い出に浸り、ほんのりと涙を流しそうになる。

 

「久し振りだな……バルバトス」

 

そのガンダムはガンダムバルバトス。ガンダムバエルと同時期に開発されたガンダムであり、厄災戦争ではバエルと共に最前線で戦ってたモビルスーツである。

 

「おっ!お前さん、丁度良いところに来たな。お前さん、ガンダムフレームの事は知ってるか?」

 

そんなバルバトスの側でなにやら作業を行う初老の男が立っていた。その男はナディ・雪之丞・カッサパ。三番組の子供達からはおやっさんと呼ばれている男だ。

 

「良く知ってるよ。物心つく前からね。このガンダムはバルバトス。アグニカ・カイエルが愛したただ1人の女性が乗っていたガンダムだ。俺個人としても非常に思い入れが有ってな……そうか、火星に居たのかバルバトス。だとしたら母さんは火星で散ったのか」

 

ルーデウスはそう告げ、歩いてバルバトスの側により触れる。

 

「そっか……バルバトスって言うのか。しっかし、メンテナンスをどうするか。ガンダムフレームって骨董品は分からんぞ……ただでさえ、俺はモビルワーカー専門なんだからよ」

「あっ!教えるよ。此処はこうしてだな」

 

そして雪之丞のおやっさんはルーデウスからガンダムフレームのメンテナンスを教わり、バルバトスはルーデウスの手で完璧な状態でメンテナンスを施された。とは言え、不足している装甲部分は補充出来ていないが。

 

 

 

 

 

一方の社長室。

 

「おっ!!ルディよ、来たか」

 

ルーデウスが散歩を終えてCGSの社長室に入ると、そこでは東方不敗とオルガ、三日月、ビスケット、会計のデクスターさん、そして中年のトドがなにやら話を行っていた。

 

「ルーデウス。丁度良かった。さてと、トド……お前は出ろ」

「へーいへい。じゃあ、俺はオルクス商会に話を通しておくぜ」

 

と…トドは出ていった。

 

「さてと、ルーデウス。アンタは知らないと思うが……クーデリアのお嬢さんには会ったか?」

「ああ、会ったぞ?」

「そのお嬢さんを地球まで送り届けるのが俺達の仕事なんだが……」

 

オルガは何も知らないルーデウスに教えてくれた。オルガ達はクーデリアの護衛任務を引き受けており、その護衛は地球まで送り届けること。しかし、此処で1つ問題が発生したのだ。それはどういう訳かクーデリアがギャラルホルンに狙われていること、そしてCGSがギャラルホルンとドンパチしたお陰で宇宙に上がれてもギャラルホルンに顔が割れているために一般の航路は使えないと言う事と、一軍の退職金にお金を使ったので活動資金が少ないと言った感じだ。

あと、調べてみるとクーデリアは父親からヒューマンデブリとしてCGSの元社長のマルバに売られていたようだ。その結果、クーデリアの親父さんと元社長は石破天驚拳のお仕置きリストに載った。

 

「まあ、もっとも爺さんからのアドバイスで一軍の退職金は3割ほど減らしたけどな」

「まあ、退職金をやらないと何をするか分からないからな。俺と師匠が帰ったら多分、奴らは襲ってくると思うが……退職金を払うなどの筋を通せば問題は少ないと見た」

「ああ、活動資金もだが……此方はお嬢さんを支援してくれるスポンサーを頼ればなんとかなる。宇宙に上がった際の戦力はCGSの動力源のガンダムをミカに乗ってもらって、最悪はアンタとマルコシアスにも手伝ってもらう……良いですか?」

「ああ、戦うのは良いよ。ただし、俺はよっぽどのゲスやろうと判断しない限りは極力殺さない」

「ありがとう……アンタとマルコシアスが居れば百人力だ。問題は航路なんだが……」

 

一般の航路は使えない。なのでトドの伝手でオルクス商会という実績と信頼の有る企業に頼み、航路を紹介してもらうそうだがその分手数料を取られるとか。

 

「そっか。だが……4歳から師匠と兄弟子に会うまで色んな連中に利用された俺だから言えるけど……あの中年は裏切る可能性が高い。もしかしたらオルクス商会もギャラルホルンに密告するかもな」

「そうなったら?」

「俺がマルコシアスで奴らにお仕置きするさ」

 

オルガの問いに対してルーデウスはニコッと笑みを浮かべるのだった。

 

そんな時だった……

 

『此方偵察班!!ギャラルホルンのモビルスーツが一機接近!!肩に赤い布を巻いて此方に向かってきます!!』

 

「赤い布?決闘のつもりか?」

 

なにやら肩に赤い布を巻き付けたグレイズが近付いてきているようだ。

 

 

 

 

 

 

外に出ると……件のグレイズとそのパイロットが外に出ていた。

 

「私の名前はクランク・ゼント!!CGSに決闘を申し込む!!」

 

と名乗り、決闘を仕掛けてきた。クランク曰く、決闘のルールは一対一のモビルスーツ(モビルファイター含む)の戦いであり、クランクが勝てばCGSの子供達はクランクが預かり、鹵獲したグレイズは回収、そしてクーデリア・藍那・バーンスタインの身柄を拘束である。勝っても負けてもCGSの子供達は問題ないが……クーデリアは不幸しかないだろう。

 

「ふっ……ルディ。返り討ちにしてやれ」

「はい師匠。あんな奴……マルコシアスを使うまでもありません」

 

ルーデウス……参戦!!(生身で)

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーい!!俺、決闘受けるぞ?生身でな!!」

「「「なにぃぃぃ!!」」」

 

クランクとCGSの子供達の気持ちが1つに成った。何を言ってるのかさっぱり分からないが、少なくともクランクの眼下には太刀を担いだルーデウスが居るので、ルーデウスは生身でクランクのグレイズと立ち向かうようだ。

 

「君考え直すんだ!!あのモビルスーツは!?」

「ふん、おっさん相手にマルコシアスを使う必要はない!!」

「自殺行為だぞ!!」

「逆に言うけど……俺がマルコシアス使えばおっさん、一瞬で死ぬよ?」

 

確かにルーデウスがマルコシアスを使えば1秒も経たずにクランクは敗北する。

 

「だから生身さ。んじゃ、俺が勝てばおっさんは俺達の捕虜ね。この腐敗した世界を俺と一緒に見ようじゃないか」

 

そして……ルーデウスは太刀を構えた。

 

 

 

 

 

「かっ…火星支部所属!!クランク・ゼント!!」

「へー……じゃあ、俺も名乗るよ。但し、俺の名前はギャラルホルンに伝えるなよ?」

 

決闘の際は本名と所属を伝えるのがルールである。その為か、ルーデウスは息を深く吸い肺に空気を溜めてから大声を出して告げた。

 

「ギャラルホルンの前身組織ヘイムダル所属!!からのネオコスタリカ代表!!ガンダムファイター!!ルーデウス・カイエル!!いざ、尋常にガンダムファイトスタンバイ!!」

「カイエルだと!?」

 

カイエル。その家系は後継者は産まれておらず、遥か300年前に断絶した始まりの家系。ガンダムフレームが始まり、そしてギャラルホルンが始まった家だ。

まさかと思い……クランクはルーデウスの顔を凝視する。その顔はアグニカ・カイエルと瓜二つだった。

 

「そんな……そんな事が……だが、時代的に有り得ん」

「レディィイ!?ゴォォオオオオ!!」

 

だが、決闘は始まりルーデウスは地面を蹴って走り出した。その速度はモビルスーツ真っ青であり、怒号の勢いでグレイズに迫る。

 

「「「あしはえぇぇぇぇ!!」」」

「なっ!?」

「とう!!」

 

ルーデウスは地面を蹴り、グレイズの眼前に……頭部の直ぐ前に現れる。そして、蹴りの一撃でグレイズの頭部のナノラミネート装甲が凹み……グレイズは蹴られた衝撃で後ろに倒れてしまった。

 

「モビルスーツが……人間のキックで倒れた」

 

「そんな……バカな……」

 

「これは夢ですよね?」

 

上からビスケット、ユージン、クーデリアの感想である。

 

「ほらほらほら!!どうした!!17歳の若造相手に何苦戦している!!英雄としては立派でも家庭ではダメ親父が作った組織の一員としては情けないぞ!!

地に堕ちたな!!ギャラルホルン!!」

 

そしてルーデウスは太刀でグレイズのコックピットハッチを切り裂き、切先をクランクに向ける。

 

「はい!!俺の勝ち!!」

「くっ……私の敗けだな。分かった……君に従おう」

 

結論、身体を鍛えれば生身でモビルスーツは倒せる!!

 

 

 

 

「おい……ビスケット……あのグレイズ、頭のナノラミネート装甲が深く凹んでるぞ?ルーデウスの靴底の形で」

「てっ事はルーデウスさんのキックはモビルスーツの弾丸より強いのか……はは……」

 

そしてオルガのカルチャーショックも段々と始まってきた。

 

あとCGSは鉄華団という名前に成った。




次回!!囚われたクランクにー!!ルーデウスは三日月に誘われて農場に!?

ガリガリ「なんだ!?車が持ち上がって!?」
マッキー「こっこれは!?」

ルディ「女の子引かれそうだったから持ち上げた。片手で」

だが……ルーデウスは知らない。そこで会ったマッキーという男がアグニカ大好き人間だということを!!

マッキー「アグニカ・カイエルと同じ顔!!ふふふ!!はっははは!!写真を……写真を一緒に取ろう!!」
ルディ「コイツ……やヴぇー!!」



シュバルツ「さてと……誰が第1陣として向かうか」

未来世紀から援軍第1号が決まる!?

???「宜しく頼むよ、イズナリオ殿」
???「此方こそ、ウルベ殿」

影の薄いラスボスもやって来ていた!?

皆、Gガンダムで誰が好きなの?

  • 師匠!!東方不敗!!
  • 主人公のドモンに決まってる!!
  • 仮面の兄貴!!シュバルツ!!
  • ヒロインのレインだ!!
  • アレンビーが可愛い!!
  • チボデーギャルズだろう!!
  • マリアルイゼ様!!
  • おば……げふん!!ナスターシャさん
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