ダンボール戦機 英雄の弟   作:ソーナ

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回想 イノベーター編 ⅩⅢ 合流

 

〜レイside〜

 

アキハバラキングダムが兄さんたちの優勝、新たなるアキハバラキングの名を得た翌日、僕はミソラタウンの倉庫でとある人物とともにいた。

 

「・・・・・・はじめまして山野レイ君」

 

「ええ。はじめまして、イノベーター黒の部隊隊長八神英二」

 

目の前には敵であるはずのイノベーター黒の部隊隊長八神英二とどこかで見たような男女三人がいた。

 

「紳羅さん、どういうこと?なんでここにイノベーターが?しかも黒の部隊トップがいるの?」

 

眼を鋭くして僕と八神英二の間に立つ紳羅さんに問う。

答えたのは紳羅さんではなく、八神英二だった。

 

「彼を責めないでやってくれ」

 

「?」

 

意味が分からず怪訝な顔を浮かべる。

 

「私がお願いしたのだ。かつての後輩に」

 

「先輩・・・・・・」

 

「え?」

 

紳羅さんと八神英二の言葉に僕は目を点にする。

紳羅さんは警察官だ。その先輩ということは、八神英二もかつて警察官だったという事だが・・・・・・。

 

「レイ君、どうか八神先輩の話を聞いてあげて欲しい」

 

「紳羅さん?」

 

「君にとってイノベーターが許すべきではない敵なのは分かってる。俺自身、自分でも頭が追いついてないんだ」

 

「雪斗・・・・・・」

 

「先輩、俺は今でもあなたがイノベーターに与したことを許してない。その理由が、あの事でも」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「八神さん・・・・・・」

 

視線を逸らして告げる紳羅さんに無言の八神英二。

その八神英二を心配するように高身長の女性が声をかける。

 

「・・・・・・分かった。八神英二、いや、八神さん。あなたの話を聞こう」

 

僕は近くの柱に寄りかかって八神さんに視線を向けた。

そして八神さんは語り始めた。

自身の過去と紳羅さんとの関係。そしてイノベーターを、海道義光と袂を分かったこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イノベーターと袂を分かった八神さんたちと会合した翌日、僕はアキハバラに来ていた。

 

「まさか二日間で広大なインフィニティネット内に散らばったデータを回収・修復出来るなんて・・・・・・恐るべしハッカー軍団・・・・・・!」

 

ハッカー軍団はアキハバラの何処にでもいる。逆に言えば、アキハバラはハッカー軍団の本拠地だ。人数も数十、数百。いや、数千いるかもしれない。

兄さんから連絡を貰い、拓也さんが迎えに来たそうだ。

そのままタイニーオービット社に向かいデータを確認するらしい。その際電車ではなく、地上。歩きと車で向かうらしい。

その連絡を貰った僕は、一緒にいる八神さんに話す。

 

「さて、恐らくイノベーターがデータを奪取してこようとするでしょうね」

 

兄さんたちの移動経路を予測する。

 

「真野さん、付近の防犯カメラは?」

 

「確認したよ。見つけた」

 

黒服の女性。真野さんはオタクロス程ではないが、凄腕のハッカーだ。

真野さんのハッキングにより、付近の防犯カメラを確認し兄さんたちを見つける。

 

「行くぞ」

 

「ええ」

 

八神さんを先頭に、僕、真野さん、残りの黒服の男性二人。細い人が細井さん。太っちょの人が矢壁さんだ。

三人とも八神さんの部下で、八神さんについてともにイノベーターから離脱してきたらしい。他にも同じ部隊のオペレーターが何人かいるとか。

以外にも八神さんは部隊の中で慕われているらしい。

しばらく歩き、とある路地で兄さんたちが挟み込まれているのを見つけた。

 

「細井さん、矢壁さんは反対側から。僕と八神さん、真野さんはここから」

 

「了解です」

 

「了解っす」

 

「わかった」

 

「オーケー」

 

さすが元黒の部隊のエージェント。

細井さんと矢壁さんは素早い動きで反対側へ向かう。

やがて、拓也さんがイノベーターの黒服の男に捕まり、兄さんたちが絶体絶命の危機になった。

 

「悪いけど、お前たちの好きにはさせない」

 

僕の声と同時に拓也さんを拘束している男二人を八神さんと真野さんが昏倒させる。

 

「何者だ!」

 

「動けば・・・・・・ドンッ!だよ?」

 

黒服の問いに真野さんが右手を銃の形にして言う。

それと同時に、細井さんと矢壁さんが残った反対側の黒服二人の背後から近づき動けなくする。

 

「お前たちにそのデータは渡さん」

 

「お、お前は・・・・・・!八神英二!!」

 

黒服のリーダー格の男が八神さんを見て忌々しそうに言う。

 

「それにお前!山野レイか!!」

 

「ああ、僕のこと知ってるんだ?もしかして、ここ最近僕の後を付けてたの、お前ら?」

 

「ちっ・・・・・・!」

 

舌打ちするということはビンゴ。

 

「レイ!?」

 

「レイ、なんでここに!?」

 

兄さんたちが驚いているがそれは後にして。

 

「さて、お前ら全員その場に膝を突いて頭を手の後ろに組め。大人しく投降しろ」

 

目の前にいる六人の黒服を僕は誰一人として逃すつもりは無い。

冷酷に、冷たい声で殺気を放ち黒服に告げる。

 

「それとも、痛い思いをしたい?」

 

目を細めニヤリと不気味な笑いを浮かべて問う。

 

「くっ・・・・・・!!」

 

リーダー格の男は悔しそうな顔をし、その場に膝を突いた。

その男に続いて他の黒服も同じ行動をする。

気絶している二人を除き四人が同じ行動したのを確認し。

 

「八神さん、彼らの拘束を」

 

「ああ」

 

さすが元警察官。

素早く気絶している二人も含め、六人を手錠の代わりの結束バンドで手足を拘束する。真野さんたちも同じく結束バンドでそれぞれ黒服を拘束する。

その間に。

 

「もしもし?―――ああ、うん。―――イノベーターの黒服六人捕まえたから連れて行ってもらえる?―――ありがとう」

 

右耳に付けていたイヤホンで紳羅さんと電話で会話し、イノベーターの黒服を引き取ってもらうよう連絡する。

 

「れ、レイこの人たちは?」

 

アミ姉が戸惑いながら聞いてくる。

 

「怪我はないか?」

 

黒服の拘束を終えた八神さんが兄さんたちに尋ねる。

 

「は、はい。あの、あなたは・・・・・・」

 

兄さんの問いに答えたのは。

 

「どういうつもりだ、八神!!」

 

拓也さんだった。

敵を見る目で八神さんたちを睨みつける。

 

「黒の部隊の隊長が、何故俺たちを助ける!?それに何故レイと一緒にいる!!」

 

あ、拓也さんは八神さんのこと知ってたのか。

まあ、そりゃ探ってりゃわかるわな。

 

「その話は後でだ拓也さん」

 

「レイ?」

 

右耳にイヤホンを付け、通話をしたまま拓也さんに言う。

 

「八神さん、兄さんたちを連れてタイニーオービット社へ」

 

「分かった。無事に送り届けよう」

 

「お願い。あ、もしもし悠介さん?」

 

「なに!?兄さんだと!?」

 

僕の通話相手が兄である悠介さんだと知り驚く拓也さん。

 

「予想通り襲撃してきたよ。―――うん、そう。これから護衛とともに拓也さんたちをタイニーオービット社に向かわせるから。―――うん、うん。了解。あ、それと、護衛の人は敵じゃないから。―――そう、判断するのは話を聞いてあげてからにして。―――ありがとう。僕はあとから合流する」

 

通話を切り、兄さんたちに目を向ける。

 

「兄さん、拓也さん。八神さんについては僕が保証する。彼らは敵じゃない」

 

「なに?」

 

「えっ!?」

 

「それと、八神さんたちの後を絶対について行って。話は後でだ」

 

「・・・・・・分かった。レイ、お前はどうするつもりだ?」

 

「僕はもうちょっとここにいるよ。コイツらを引き渡さないといけないし」

 

「引き渡す、だと?」

 

「そう。―――公安にね」

 

「なに!?こ、公安だと!?」

 

ギョッとする拓也さんに兄さんたち。

あ、そう言えば僕が公安と繋がっているって言ってなかったけ?

 

「そんじゃまあ先に言ってて」

 

「わ、分かった」

 

頭がこんがらがっているのか拓也さんはそう言って八神さんたちとともに兄さんを連れてタイニーオービット社へ向かった。

少しして公安の捜査官を引き連れて紳羅さんがやってきた。

 

「またせたなレイ君」

 

「いや、大丈夫だよ」

 

紳羅さんにそう言い、黒服を引き連れていく捜査官を見る。

 

「彼らは大丈夫なの?」

 

大丈夫なのとは、イノベーターに関与してないの?という意味だ。

 

「問題ない。寧ろ彼らもヤツらを捕らえようとしているからな」

 

「そう」

 

イノベーターによる被害は多岐に渡る。

直接関与してなくてもイノベーターにより被害を受けた人はたくさんいる。

 

「紳羅さん、我々はこのままコイツらを引き連れて戻ります」

 

「よろしく頼む。俺はレイ君とタイニーオービット社に向かう」

 

「分かりました」

 

グレーのスーツを着たイケメンが紳羅さんに言う。

僕から見てもイケメンだ。

 

「行こうレイ君」

 

「ええ」

 

イケメンさんたちとは別。

紳羅さんの車に乗り込み、僕は紳羅さんとともにタイニーオービット社へ向かった。

途中予め待ち合わせしていたメアとキヨカを乗せて向かう。

メアとキヨカに簡単に紳羅さんのことを説明し、入院中のルナの護衛を影からお願いしていたことを教える。

そのまま紳羅さんとともにタイニーオービットに向かう。

道中、二人が昨日悠介さんから新型のLBXを受け取ったことを聞き驚いたのは秘密だ。

てか、悠介さん絶対ワザと隠してたな。僕が驚くと思って。やれやれだね。

30分程車に乗り、僕らはタイニーオービットに着いた。

ロビーに着くと社長秘書の霧野さんが待っていた。

 

「お待ちしてましたレイ君」

 

「ありがとう霧野さん」

 

「いえ。メアさんとキヨカさんもようこそ」

 

「ありがとうございます紗枝さん!」

 

「ありがとうございます」

 

「それと・・・・・・」

 

霧野さんの視線が紳羅さんに行く。

 

「久しぶりだね紗枝さん」

 

「ええ。お久しぶりです紳羅さん」

 

紳羅さんと霧野さんの反応を見るからに、どうやら顔見知りらしい。

 

「悠介は今上か?」

 

「ええ。拓也さんやバン君たちとともにそれと・・・・・・」

 

「八神先輩のことか・・・・・・」

 

「はい」

 

どうやら八神さんたちも今悠介さんの所にいるらしい。

 

「霧野さん」

 

「はい。みなさま、こちらへ。ご案内します」

 

霧野さんの後について行き、悠介さんのいる場所に向かう。

道中霧野さんから地殻動発電実験の認可が今日の政府の会合で下りたことを聞いた。

 

「なっ!?地殻動発電なんかしたら、地球にどんな影響が出るかわからないじゃないか!」

 

動揺した表情で言う紳羅さん。

 

「レイ、地殻動発電ってなに?」

 

キヨカとメアが僕に尋ねてくる。

 

「えーと、確か地殻動発電ってのは、海底火山を爆発させて莫大なエネルギーを取り出す一種のエネルギー発電なんだけど、見返りに結構やばいことが起きる」

 

「やばいこと?」

 

「地脈の変動によって気候や自転など、地球のバランスが崩れる。一般的には知られてないけど、一部の学者が危険性を説いてるんだ」

 

「ぜ、絶対に止めなきゃダメじゃないのそれ!?」

 

「はい。なので社長はエターナルサイクラーのサンプルユニットを持って総理に実験の認可を中止を説明しようとしているのです」

 

「ってことはイノベーターはその地殻動発電を利用してエターナルサイクラーによる実質的な世界掌握を計画しているということか」

 

紳羅さんの呟きは僕らに聞こえるほどだ。

もしそうなってしまったらどうなるのか分からない。絶対に阻止せねば。

 

「それに実験が本格的に稼働した場合、財前総理の責任問題になりかねん。恐らくそれが狙いだな。海道は財前総理を失脚させて政府の実権を握るつもりか」

 

そのまま霧野さんの後について行き。

 

「コチラです」

 

「ここは・・・・・・」

 

霧野さんに案内された場所は僕の[カオス]が創られた場所、レベル(フォー)研究室だった。

中に入ると、奥のモニターに何らかの図面が映し出され、室内には兄さんたちに悠介さん、結城さんがいた。

 

「社長。レイ君たちをお連れしました」

 

「ご苦労。良くやってくれたレイ君」

 

「いえ」

 

こっちを見て祐介さんが労ってくる。

 

「久しぶりだな悠介」

 

「っ!雪斗か!久しいな」

 

紳羅さんは悠介さんに近づき拳を出す。

祐介さんも紳羅さんに倣い拳を出し、互いの拳を合わせる。

 

「懐かしいな。昔は良くこうしていた」

 

「ああ。にしても、レイ君の協力者がまさかお前とはな」

 

「まあな」

 

紳羅さんと悠介さんの親しい中の触れ合いを見る僕ら。その視線に気づいた二人が。

 

「ああ、すまない。彼は私の古くからの友人でな」

 

「紳羅雪斗だ。警察庁に所属している警察官だ。悠介とは友人、というか古くからの悪友でな。レイ君とは協力関係を築いている。よろしく頼む」

 

「よ、よろしくお願いします」

 

紳羅さんの自己紹介に、兄さんたちは戸惑いつつも返す。

 

「悠介さん、これはエターナルサイクラーの設計図面ですか?」

 

「ああ。どうだ結城君」

 

「凄いですよ社長・・・・・・!山野理論を元にしたエネルギー効率化のエネルギーサイクル・・・・・・。さすが山野博士です」

 

子供だし技術者では無いのでサッパリだが、これを聞くだけでも僕と兄さんの父さんが天才だということが分かる。

 

「急いでサンプルを作製してくれ。出来次第、すぐに議会に持っていく」

 

「分かりました!」

 

結城さんはすぐさま端末を操作していく。

 

「ふむ・・・・・・兄さん、僕らはシーカー本部に行こう」

 

「そうだな。ここにいても俺たちに出来ることは無いし・・・・・・それにイノベーターの次の襲撃に備えないと」

 

兄さんたちは、タイニーオービット社に新たに設立されたシーカー本部へと移動する。

メアたちも兄さんたちに続いて行き。

 

「あぁ、レイ君。ちょっと待ってくれ」

 

悠介さんに僕だけ呼び止められた。

 

「はい?あ、先行ってて」

 

メアとキヨカに言い、悠介さんの元へ向かう。

 

「レイ君。君に渡すものがある」

 

「?」

 

そう言って悠介さんは近くの台にあったアタッシュケースを持って来た。

 

「悠介さん、これは?」

 

「レイ君、私から君への贈り物だ」

 

「え!?」

 

突然の悠介さんの贈り物に驚く僕。

アタッシュケースに収められていたのは見た事ないCPUだ。

 

「ランキング1位。おめでとう」

 

「え・・・・・・」

 

ランキングというのは恐らくランキングバトルの事だろう。

アキハバラキングダムが行われる前日。僕は序列1位だったプレイヤーと戦い、死闘の末なんとか勝ち1位へと辿り着いた。

 

「オタクロスさんから伝えられてね。それに、今までの君の活躍への私からのささやかな贈り物だ。受け取って欲しい」

 

悠介さんから渡されたアタッシュケースを僕は呆然としながら受け取る。

 

「そのCPUは我が社で造った最新最高傑作のCPUでね、名は『カオスレイン(ダブル)EX(イクス)』。従来のCPUの処理速度を大幅に向上した物だ」

 

「『カオスレインW:EX』」

 

そのCPUは黒と白を混色した物だ。

 

「君の超高速のCCM操作にも対応出来るはずだ」

 

「もしかしてこれって・・・・・・」

 

僕の言葉に、悠介さんは優しく微笑んで返した。

 

「・・・!ありがとうございます祐介さん!」

 

悠介さんの無言の返答に僕は笑顔で返した。

さっそく[カオス]を取り出し、メンテナンス工具などを借りて受け取ったCPU『カオスレインW:EX』をセットする。

 

「ほう・・・・・・」

 

感嘆の声を出す紳羅さん。

 

「相変わらず、さすがだな悠介?」

 

「お前もだろ?」

 

悪友の二人は本当に仲が良い。

阿吽の呼吸とでも言うのか、言葉にしなくても伝わっている。

 

 

 

 

 

僕が悠介さんから新たなCPUを受け取ったその頃、メアたちの方では―――

 

 

〜レイside out〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜メアside〜

 

 

バン兄たちとともにシーカー本部へと移動してる最中、私たちは行方不明になっていた里奈さん。ルナちゃんのお姉ちゃんに出会った。

なんでここに居るのか分からない私たちはそのまま里奈さんとともにシーカー本部へと行った。シーカー本部では、イノベーターの黒の部隊隊長だった八神さんが拓也さんと話していた。

八神さんを見た里奈さんは驚いた様子だった。

話を聞くと、里奈さんがここにいる理由は、スパークブロード通信の分野にも精通しているらしく宇崎社長が里奈さんに戻ってきてもらったらしい。で、八神さんとの関係はイノベーター基地を脱出する際、一緒に脱出したとのことだ。

そして、イノベーター基地で里奈さんは海道義光をルナちゃんのために殺害したらしい。

だが―――

 

「海道義光が生きているからか・・・・・・」

 

そう。

海道義光は生きているのだ。

拓也さんが出した画面には、財前総理と握手を交わす海道義光の姿が映っていた。どういうわけなのかサッパリわからない。

そこから八神さんの過去も聞いたところで―――

 

「な、なにっ?!」

 

突然警戒アラートが鳴り響いた。

 

それはイノベーターによる、新たな襲撃の合図の音だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、レーくんの心に一生のトラウマを残させる悲劇の一つが起ころうとしていることに、この場にいる全員知る由もなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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