ダンボール戦機 英雄の弟   作:ソーナ

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乱入者

 

〜レイside〜

 

面倒な試験期間が終わってしばらくしたある日。

 

「今日のウォータイムは、『サディアナ草原』を第1小隊、第5小隊で攻める。残りは各拠点の防衛。配置は第2小隊は『グランデの港』。第3小隊は『リバーエンドブリッジ』。第4小隊は『オアシス8』を頼む」

 

いつも通り、ウォータイム前のブリーフィングをハーネスの司令室で行っていた。

 

「『サディアナ草原』か・・・・・・」

 

「草原って言われてるけど、高地って感じだよね」

 

「そうやなぁ・・・・・・レイ、なんでここ攻めるん?」

 

スズネからの問い。

確かにここは戦略上特に重要拠点という訳では無い。

だが―――

 

「諜報部からの情報により、アラビスタがここを拠点に攻めてくると情報を掴んだ」

 

「っ!?」

 

『サディアナ草原』はアラビスタとハーネスの丁度中間地点にある。

ここが最前線となった場合、アラビスタによるハーネス進行が格段に上がる。

 

「これから先ロシウスとも相手するとなると、ここは制圧しておきたい。そうでしょ、ジン?」

 

司令席から真横に映る遊技場から参加のジンに尋ねる。

 

『ああ。アラビスタの得意とする戦法は物量作戦だ。もしここを基点としてこちら側に攻められでもしたら、いくら我々でも疲弊は免れない。そうなったら、今まで制圧してきたポイントも奪還されること間違いない』

 

ハーネスにとって最重要拠点である本拠地に加え、ラボのある『ニーズシティ』。海上物資搬入路の要である『グランデの港』など。

どれも元はアラビスタの領土で、ハーネスが制圧した拠点だ。

戦力や人数ではアラビスタがハーネスより上だ。

しかも、アラビスタには白牙ムサシ。

神威大門の中でも五指に入るほどのスナイパー。

アラビスタにはムサシの他にも高い技量を持ったスナイパーやプレイヤーがいる。

[ヴェルネル・スカイ]のプレイヤーである彼女もいるしね。

もしアラビスタが本気で攻めてきたら僕らでもヤバい。

 

『それと、もしバンデットに遭遇した際はカゲトラたちは交戦せず逃げろ』

 

「分かりました」

 

『レイ、万が一の場合は任せる』

 

「了解」

 

何かわからないけど、今日のウォータイム出撃は嫌な予感がする。

昔から僕は直感が鋭い。

それもあって、危機を脱した事もあるが。

それからウォータイムのブリーフィングが終わり、僕らはコントロールポッドへと乗り込む。

セカンドワールドのシステムアナウンスによりウォータイムが始まり、僕らとカゲトラたち第1小隊は目的地の『サディアナ草原』へとクラフトキャリアで向かう。

向かう道中嫌な予感が過ぎった。

何か悪いことが起きる時は何時もそうだ。

悪いことへの大小は千差万別だが、ある種の第6感なのだろう。

別に僕は未来が視えるわけじゃない。

ただ、感じる(・・・)だけ。

まぁ、フランなら未来視が出来るんだろうけど。

僕は予測に予測を重ねた、未来視みたいなものだからなぁ。

そう思いながら待機して少ししして。

 

『レーくん、《サディアナ草原》に着いたよ』

 

クラフトキャリアを操作してるメアから通信が来た。

 

「了解。各自準備はいい?」

 

『大丈夫!』

 

『問題ないわ』

 

『ああ』

 

『ええで!』

 

「よし。降下開始!」

 

僕の指示のもと、それぞれLBXがクラフトキャリア内部から降下する。

 

『レーくん、敵LBXは9機!』

 

「やはり多いな」

 

メアからの情報に思考する。

本来なら《サディアナ草原》に配置されてるLBXは3機。

多くても6機程だと記憶してる。

それなのに9機も配置されてるとは・・・・・・

 

「予定通り、カゲトラはフランと。スズネはルナと行動しろ。それぞれ協力して敵を排除。フラッグを目指せ!」

 

『『『『了解!!』』』』

 

フランたちがそれぞれ行動を移すのを見て、ジンと通信をする。

 

「ドルドキンス、他の小隊の様子は?」

 

作戦行動中のため、コードネームで呼ぶ。

 

『問題ない。これと言って敵が攻めてきてる訳でもない』

 

『そう』

 

僕の予感が、ただの取り越し苦労ならばいい。

けど、万が一何かあった時は・・・・・・

 

「誰もロストさせる訳にはいかない・・・・・・!!」

 

そう呟き、僕も行動に移る。

僕が司令官の位置に着いた時に決意したこと。

それは、これ以上誰もロストさせる訳にはいかないこと。

僕がこれまでやって来れたのは、過去での経験が元。

イノベーター事件やディテクター事件、ミゼル事変で経験した事が源だ。

もし相手が僕らに害を成すなら―――

 

「本気で、叩き潰す・・・・・・!!」

 

この世界で本気を出した事など片手で数える程しかない。

正直、今の全力を出したらどうなるのか僕ですら予測がつかない。

フラン曰く、全力でやれば私たちですら抑えることが難しいと思うと言っていた。

もちろん、コントロールは出来てる。

けど、もし、クラスメイトたち。カゲトラたちに何かあったら僕は理性を耐えられるかわからない。

失う事を恐れてるから。

二度と、あんな思いはしたくない。

っと、今は目の前のことに集中しないと。

意識を切り替え、戦場全体を見る。

 

「フラッグに近いのはルナとスズネか」

 

二手に分かれてフラッグを目指してる。

機動力のあるフランとカゲトラが敵を引き付けてる。

フランとルナには後方支援を。カゲトラとスズネは前衛だ。

周囲を見渡せる高台から、武装を狙撃銃(スナイパーライフル)変形(シフト)させて構える。

そのまま問題なくいけるかと思ったその瞬間。

 

「ん?」

 

突然通信にノイズが走った。

 

「ドルドキンス、なにこのノイズ?」

 

ジンに訪ねるが。

 

『・・・・・・レ・・・・・・わか・・・・・・ない・・・・・・気を・・・・・・ろ・・・・・・』

 

ノイズが酷くジンの声が聴こえない。

 

「故障か?いや―――違う・・・・・・!!」

 

耳にフィールドの奥から爆発音が聞こえてきた。

 

「メア、何が起こってるの?」

 

『わからない!アラビスタの1小隊が何かと戦ってる!!』

 

「っ!まさか!」

 

ハッ!と察知し、すぐに行動をとる。

 

「カゲトラ、スズネ、ルナ、フラン!4人とも合流しろ!」

 

『『『『了解!!』』』』

 

フランたちを合流させ、僕は爆発音がした方へ向かう。

飛ぶように移動し、目的地に辿り着いて眼にしたのは―――

 

「なっ・・・・・・!?」

 

アラビスタのLBXである[ヴェルネル]と[ジラント]が破壊された痕だった。

そしてその破壊されたLBXらの奥では―――

 

「っ!?なんだあのLBX・・・・・・それにアレは・・・・・・」

 

仮想国のエンブレムや部隊番号のマーキングは施されておらず、漆黒と赤色で彩られた装甲に、大きく張り出した主翼のような肩のパーツが目を引く。

そして、威圧感と不気味さを抱かせるような雰囲気を纏った漆黒の機体。

そして何より、その姿は―――

 

「黒い・・・・・・ドットフェイサー・・・・・・?」

 

ドットフェイサーに酷似していた。

もちろん、所々の造形は違うが、型式は同一型と思われる。

セカンドワールドで稼働しているLBXは全て、各所属仮想国のエンブレムと部隊番号のマーキングがされている。

部隊番号のマーキングは無くても構わないとされているが(ただし、[セイレーン]や[ガウンタ]、[グレイリオ]、[ジラント]といった汎用機には必ず入れる。でないとどこか分からないため)、所属仮想国のエンブレムは必ず入れる決まりだ。

そうでないと、相手がどこに所属しているのかわからないからだ。

なのだが、目の前にいるLBXはその両方がない。

 

「ドルドキンス、あの機体はなに?どこの所属!?」

 

ジンに通信で問う。

今度はノイズがなくいつも通りに聞こえた。

 

『わからない!データに無い機体だ』

 

「データに無い!?」

 

データに無い機体。もし最新の機体で初出撃なら、まだデータが行き届いてない可能性も無くも無いけど、目の前に映る光景はそれでは無いと本能が告げている。

ということはつまり―――

 

「バンデット!」

 

あのLBXはバンデットだという事だ。

 

『レイ、これは一体・・・・・・!?』

 

『ど、どうなっとるんやこれ!?』

 

『ひどい・・・・・・』

 

『この惨状は・・・・・・』

 

カゲトラたちも僕に合流した。

それぞれ、目の前の惨状に驚嘆の声が漏れる。

そして、その僕らの目の前で、黒いドットフェイサーが身動きの取れないジラントに近づき―――

 

「『『『『っ!?!?』』』』」

 

胸のコアボックス目掛けて貫手で貫いた。

コアボックスを貫かれたジラントは当然爆発し、そのジラントに乗っていたアラビスタのプレイヤーはロストした。

 

『なっ!?ジラントの装甲を素手で貫いたやと!?』

 

『嘘でしょ!?いくらナイトフレームのジラントとはいえ、素手であの装甲を貫くなんて!』

 

目の前で起きたことに驚愕する。

いくらLBXとはいえ、素手でLBXの装甲を貫通するのはありえない事だ。

もちろん、不可能、という訳では無いが・・・・・・・

 

『っ!レイ!』

 

「っ!」

 

ジラントを破壊した、黒いドットフェイサーが物凄い速度で僕に迫って来た。

右手に漆黒の大鎌(サイス)を持って。

ここに来る最中、武装を剣にしていたため、向かってくる黒いドットフェイサーを迎え撃つ。

振り下ろしてくる大鎌を受け止めカウンターを喰らわせる。

が―――

 

「っぐ!」

 

『レーくん!』

 

カウンターを与える瞬間現れた、4機の深緑のLBXの内の1機が銃系武器で攻撃してきた。

ダメージを喰らい、瞬時に下がる。

 

「全員聞け!アレはバンデットだ!」

 

『『『『っ!!』』』』

 

僕の言葉に4人とも瞬時に戦闘体勢に入る。

 

「さっきと同じように二人で相手しろ!フラン、ルナ!全力でいい!!」

 

『『『『了解!!!』』』』

 

本当ならカゲトラとスズネはエスケープスタンスさせるべきなんだろうけど、相手が5ともなると・・・・・・

しかも、あの黒いドットフェイサーはスペックが高い。

さらに大腿部に高出力のスラスターが備え付けられているため、高機動で動ける。

さっき、スラスターによって浮遊していたことから空も単独で飛行できるはずだ。

そのスペックの高さに思わず口角が上がる。

 

「今度はこっちから行くぞ!」

 

そう言うやいなやこちらも素早い速度で目の前の黒いドットフェイサーに接近する。

右手の剣が届く瞬間、黒いドットフェイサーはスラスターで飛び瞬時に背後に回ってきた。

 

「速いっ!?」

 

スラスターも機動力もあるのだろうが、恐らく操作してるプレイヤーの反応速度や反射速度が高い。

背後から薙いできた大鎌を反射的に左の剣で振り返りざまに振り払い大鎌の軌道をずらす。

大鎌で薙ぎ終わったところに蹴りをして互いの距離を取る。

 

「フランたちは・・・・・・!」

 

フランたちの戦闘を脇目で視る。

2対2の状況で戦闘しているが、あの黒いドットフェイサーと同じく深緑のLBXらもスペックが高いらしい。

重量系と機動系。

フランとルナはいい勝負をしているが、カゲトラとスズネは少し押され気味だ。

重量系の方はガトリングガン。機動性の方はビームマシンガンと、4機とも武装は遠距離系だ。

カゲトラとスズネは近接主体がメインだ。

フランとルナと連携しているとはいえ苦戦してる。

手助けに入りたいけど―――

 

「コイツは僕が相手しないと・・・・・・!」

 

少し本気で相手する。

深呼吸して、少し眼を閉じ意識を集中させる。

 

「さあ―――ゼロから始めて、ゼロで終わらせようか!!」

 

久しぶりに出す言葉。

その言葉は、僕の起動言語(スイッチ)

眼を開け、自身の相機[コスモスオリジン]を動かす。

動かすと視界の風景が少し遅く、全てが(・・・)視える。

 

「っ!」

 

攻め手を次から次へと考え、相手の動きを予測して先読みする。

久しぶりだ。この感覚。

最近では感じなかった感覚。

イノベーターやディテクター、ミゼルの時と同じ感覚。

自分がLBXになっているような感じ。

アレ(・・)は使ってない。

まだ使わない。

LBXの伝えたいことが感覚で通じる。

いつ攻めるのか、いつ防ぐのか。

LBXとの会話。

その会話に応えるのが僕らプレイヤー。

テクニックだけには頼らない。

なにより、大切なのは自分のLBXを信じるということ。

黒いドットフェイサーの高機動で攻めてくる攻撃を次々と捌き、反撃を喰らわせる。

何合か交じりあった後、黒いドットフェイサーは一瞬動きを止め、大きく距離を取り、他の深緑のLBXらと合流して、そのままその4機とともに何処かへと立ち去って行った。

 

「逃げた・・・・・・?」

 

何が目的だったのか分からないけど、要注意しておくこと間違いない。

相対してそう感じた。

アレらは、脅威、だと。

カゲトラたちが、他のアラビスタのLBXをブレイクオーバーさせているため、このエリアに残っているLBXは僕らだけ。

僕らはそのまま『サディアナ草原』のフラッグを制圧し。

 

 

 

《拠点制圧完了。サディアナ草原の所有権はアラビスタ同盟よりハーネスに移ります。戦闘を直ちに終了し、アラビスタ同盟の登録機体はサディアナ草原の敷地内より退去してください》

 

 

 

セカンドワールドのシステムアナウンスが響いた。

同時にウォータイム終了のアラートが鳴り、視界に映るコントロールポッドの景色が緑の起動前になる。

そのまま、コントロールポッドが待機位置に戻り、ハッチが開く。

コントロールポッドから下り、溜め息を吐いた。

気疲れもあるが、バンデットのあの黒いドットフェイサーら計5機の所属不明のLBXと、目の前でロストしたアラビスタのプレイヤー。

別にアラビスタのプレイヤーがロストして良かった、なんて思ってない。

むしろ、その逆でロストして欲しくなかった。

基本的に僕はロストさせないようにしてる。

ムラクは相手をロストさせる戦いをしてるけど。

ロストしたプレイヤーは翌日即刻この島を出る決まりだ。

正直、このロストという処遇に僕は好きじゃない。むしろ反感を持ってる。

この学園に入学した子供たちは全員、プロのプレイヤーやメカニックになるのを夢見て来ているんだから。

そう物思いにふけてると。

 

「レイ、大丈夫?」

 

フランが心配そうに聞いてきた。

 

「大丈夫。司令室に戻ろう」

 

フランに告げ、僕はフランたちとともにハーネスの司令室へと戻った。

戻ると、全員が揃っており司令官席には珍しく日暮先生がいた。

 

「珍しいですね、日暮先生がいるなんて」

 

司令官席に上がりながら、嫌味を込めて聞く。

だって、基本的にこの人保健室にいるんだもん。

そのおかげで僕がどれだけ大変か・・・・・・!!

 

「たまたまだ」

 

「・・・・・・お願いなので、仕事をコッチに押し付けないでください」

 

「善処しよう・・・・・・」

 

日暮先生の返しに溜め息が出る。

 

「やっぱり、今度首輪でも着けさせるか・・・・・・」

 

ボソッと言った呟きが聴こえたのか、ウインドウ越しのジンはギョッとしていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・冗談だよ。

その後、バンデットについてクラスメイトに話し、明日の予定などを伝える。

やがて、日暮先生含めて全員退室した司令室には、僕とウインドウ越しのジンだけになった。

 

「ジン、あの5機・・・・・・どう見る?」

 

『リーダー格だと思う黒いドットフェイサー似はポテンシャルが高い。君と互角の勝負をしたからな』

 

「アレは使ってないけどね」

 

意識を集中すると、アレとは別でスイッチが入る。

アレみたいに周りがスローモーションに見える訳でもないけど。

 

「黒いドットフェイサーは置いとくとして・・・・・・この2種。姿は違うけど、ベースって・・・・・・」

 

『恐らく[デクーエース]と[マスターコマンド]だろう』

 

「今は市販で販売されてるけど、元はイノベーターのLBXだったやつか」

 

イノベーターが壊滅した後、神谷重工が開発したイノベーターのLBX。[デクー]や[インビット]といった機体はクリスターイングラム社によって、一部の派生機と共に一般への流通が始まり、世界中で広く使われるようなってる。

ちなみに、ジェノックやハーネスで使われてる[DCシリーズ]はデクーをベースに開発された機体である。

 

『改修機とはいえ、バンデットが使ってるとなると・・・・・・』

 

「イノベーターを思い起こさせるね」

 

『ああ・・・・・・』

 

僕とジンの間に沈黙が走る。

なんとも言い難い状況だ。

 

「それさておき。ジン、ウォータイムの最中ノイズが走ったけど、あれ何?」

 

『わからない。今解析してるが・・・・・・』

 

「そのデータは僕にも送って。僕も調べる」

 

ウォータイム中に通信が途切れると指示が送れなくなったり、会話ができない。

さすがになんとか解明しないと。

 

「《サディアナ草原》は落とした。次はどうする?」

 

『ジェノックは近々《タンデムの港》を攻める予定だ』

 

「《タンデムの港》か・・・・・・」

 

《タンデムの港》はロシウス領南東にある場所だ。

以前制圧した《イーストエンドブリッジ》の近くにあり、海運において重要な場所だ。

港の通り、《タンデムの港》はコンビナートエリアで障害物などが多々ある。

 

「なーんか、嫌な予感がするな」

 

『・・・・・・・・・・』

 

僕の予感にジンは表情を崩さず、真剣な眼をする。

 

「あ、ジン。次のウォータイム、ラボを借りるよ」

 

『了解した』

 

メアから言われていたことを思い出しジンに言う。

なんでもあと少しで出来るそうだ。

対LD武装が。

サクヤの造ったライディングアーマーもなんか造ってるみたいだし。

戦力強化は十分だ。

 

「バンデット・・・・・・一体何が目的なんだ」

 

拠点占領をせずに、ただLBXを破壊するヤツらの行動原理に僕は口に出した。

 

「近いうちにクラスメイトの強化を図るか」

 

ただ高性能なLBXを与えたところで、操作が出来なかったら意味が無い。

プレイヤーとLBX。両方が合わさった時始めてそのLBXは真価を発揮する。

そのままやる事を終え、僕は学園をあとにした。

途中、ロンドニアの制服を着て棒付きキャンディを加えた目付きの鋭い生徒とすれ違った。

すれ違った際、変な感覚を感じたが、気の所為だと思いそのまま立ち去った。

 

 

 

 

「アイツは・・・・・・」

 

 

 

 

 

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