ダンボール戦機 英雄の弟   作:ソーナ

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回想 W―ディテクター編 ⅩIV 剣VS銃

 

〜レイside〜

 

ヒロとランの戦いから3時間が過ぎ、ついにアングラテキサス決勝戦の開始時刻となった。

すでに空は暗くなり、荒野を星が照らす。

そしてその星にも負けないほどのネオンに照らされて、アングラテキサスの会場は光り輝いていた。

観客席と試合会場に六角形になるよう空間ウインドウが展開される。

そしてそのウインドウには僕が映っていた。

カッ!と光が僕を照らし。

 

「―――時は来たっ!諸君!!アングラテキサスの頂点を観たいかぁっ?!!!」

 

大きな声で響き渡るように全員に聞いた。

 

 

『『『『『うおおおおぉぉっ!!!!!』』』』』

 

 

僕の問いに観客席のあちこちから歓声が上がる。

すでに観客席のボルテージはMAXだ。

 

「最高に熱い!!身を焦がすような、白熱した戦いが・・・・・・最高のバトルが観たいかぁっ?!!!!」

 

 

『『『『『うおおおおぉぉっ!!!!!』』』』』

 

 

「なら、共に見届けようじゃないか!!!―――今ここに、今回のアングラテキサスの頂に立つ、ただ一人の優勝者を決める決勝戦の開始を、宣言するっ!!!!!!!」

 

 

『『『『『うおおおおぉぉっ!!!!!!!』』』』』

 

 

雄叫びだけで地震が起こせそうな程の声量だ。

実際窓ガラスが震えてる。

 

「それでは決勝戦に進出した3人のプレイヤーを紹介しよう!!」

 

バトル会場にいる5人の内の3人に光が灯る。

 

「まずは前大会優勝者(ディフェンディングチャンピオン)、ビリー・スタリオン!LBXは[ジョーカー]!!」

 

「早撃ちの天才。予選を圧倒的な強さで勝ち上がった彼は今大会でも優勝候補最有力。予選の一戦を3秒で勝利したのには驚かされたわぁ〜」

 

僕とマダムで交互に決勝進出者の3人について話す。

 

「次は決勝進出者唯一の紅一点。初出場、ジェシカ・カイオス!LBXは[ジャンヌD]!!」

 

「ジャンヌDの機動力を活かして決勝進出を一番に決めた紅一点。レディーのチカラを男どもに見せつけてあげなさ〜い!!」

 

「最後は、同じく初出場の大空ヒロ!LBXは[ペルセウス]!!」

 

「ペルセウスとのコンビで決勝進出最終枠に勝ち進んだ可愛いボウヤ。予選最終戦での花咲ランとの戦い同様、頑張って血湧き肉躍る戦いを観せて頂戴〜」

 

もうこの時点でボルテージはMAXを超えてる。

 

「今回のアングラテキサスは過去最高に盛り上がっているわ〜。熱き戦いの波動があちこちから伝わって!」

 

「僕も同じです。さぁ!この戦いを制したものには、今年のアルテミスへの特別出場権が与えられる!!僕も参加するアルテミスに、この中から誰が出てくるのか・・・・・・楽しみだよ!!」

 

ふふっと笑い興奮したように告げる。

欧州地区(ヨーロッパエリア)チャンピオンの称号を持つ僕は、すでに今年のアルテミスへの参加券を持ってる。

さすが欧州で最高のLBX大会なだけあって、出場者全員高い技量を持つプレイヤーだった。

僕もいつ負けるか分からなかったしね。

 

「それじゃあ決勝戦のバトルフィールドとルールについて説明するわね〜」

 

マダムがそう言うと、ヒロたちのいる会場の中央部分が沈み、代わりに新たにバトルステージのDキューブを展開したスタジアムが現れた。

 

「試合形式はバトルロワイヤル!自分以外全て敵よ。最後まで立っていた者が勝ち。さらに、このフィールドにはとっても面白い仕掛けがあるわ。それが何なのかは・・・・・・戦ってみてからのお楽しみね」

 

仕掛け、か〜・・・・・・

マダムの最後の楽しそうな言葉に僕は苦笑を内心浮かべた。

だってそのお楽しみ、結構えげつない物だし。

仕掛けを知っている僕はちょっとヒロたちに同情する。

マダムの決勝戦前の挨拶が終わり、兄さんとジンはランやユウヤのいる観客席の高台のひとつに。ヒロたち出場者は各々準備をし、ついにアングラテキサス決勝戦が始まった。

決勝戦が始まり、ヒロの[ペルセウス]は何時もの『ペルセウスソード』の双剣。

ビリー・スタリオンは[ジョーカー]で武器は二丁拳銃。

で、ジェシカの[ジャンヌD]の武器は何時もの『スナップピストル』の二丁拳銃ではなく片手銃に盾とジェシカにしては珍しい組み合わせだった。しかも武器はオレンジ色にカラーリングされた銃『レッドイーグル』に円形の盾『ラウンドシールド』だ。

どうやらジェシカは速度より威力重視で来たようだ。

少し驚きながら決勝戦を観る。

まずは最初に仕掛けたのはビリー・スタリオンのジョーカーだ。

ジョーカーの武器『スナップリボルバー』から放たれた弾丸がヒロのペルセウスを襲った。

 

「先にヒロを潰す気か・・・・・・?・・・・・・いや、違う・・・・・・」

 

ジョーカーの攻撃はペルセウスに当てる、というより動きを制限して場所を誘い込ませてるような感じだ。

 

「上手いな・・・・・・」

 

ジャンヌDに一切攻撃せず、ペルセウスだけを集中攻撃して2対1という状況から1対1対1にした。

何より、ビリーはすでに解ってるんだ(・・・・・・)

ペルセウスの先に何があるのか。

 

「さすが、前回の優勝者。アングラテキサスのことを熟知してる・・・・・・!」

 

 

そう言うのと同時に、ある地帯に足を踏み込んだペルセウスが爆音とともに吹き飛んだ。

 

「あらァ〜。ボウヤが先に掛かっちゃったのね」

 

そう。このフィールドにはあちこちに地雷が埋め込まれてる。

もちろん、フィールドすべてに地雷が埋め込まれてる訳では無いが、ペルセウスのいる地帯は地雷がふんだんに埋め込まれ、一歩歩くだけでも起動し、連鎖反応で爆発を引き起こす代物だ。

ビリーは地雷がある場所を視て、そこにペルセウスを追い込み、ペルセウスを地雷地帯で身動きを取れなくし、ジャンヌDと1対1の状況にしたのだ。

さらに言うなら、ペルセウスは近接武装の双剣に対してジョーカーは遠距離武装の二丁拳銃。身動き取れないペルセウスを安全地帯から一方的に攻撃できる。

ヒロとジェシカの先を読んだ行動。

流石の一言に尽きる。

ビリーはまず最初、フィールドを見渡して作戦を立てたのだろう。

そして地雷源の場所を把握し、ヒロを地雷の檻に閉じ込めてジェシカを倒す。そしてヒロを倒す。

アングラテキサスを熟知してなければ立てられない作戦だ。

 

「さぁ。どうするヒロ」

 

一歩でも動けば地雷によってダメージを受ける。

しかも、その地雷は爆発の連鎖によって複数発動する。

例え周囲の地雷をすべて起動させたとしても、その周囲の外にはまだ起動してない地雷が埋まってる。

なら、周囲の岩壁から跳んで地帯を抜ければいいと、思うだろうがこの状態でそれはほぼほぼ不可能だ。

もし少しでもミスって地面に触れたら、その途端に地雷でボンッ。

ジ・エンドになる。

抜け出すことの出来ない牢獄。まるでもがけばもがくほど穴にハマる蟻地獄や底なし沼のようだ。

下手に動けばその瞬間地雷が発動。だが、動かなければジョーカーの弾丸は避けられない。

まさに絶体絶命の窮地。

剣を使って何とかこれ以上のダメージは防げてるみたいだけど、それも何度もうまくはいくはずがない。

まぁ、この状況から抜け出す手段が無い訳では無いけど・・・・・・

にしても―――

 

「マダム、地雷の威力高くありません?」

 

気のせいか、普通のLBXアイテムである地雷。サークルマインとかより、僅かばかり威力が高い気がする。

 

「せっかく決勝戦だもの。そのぐらいじゃないと面白くないでしょ?」

 

あ、確信犯だ。

まさかのマダムの返しに唖然とする。

 

「・・・・・・まさか、岩壁とかにも仕掛けてませんよね?」

 

「さぁ〜ね〜」

 

あ、仕掛けてるわ。

マダムの含み笑いに少しだけヒロを憐れむ。

これ完全に脱出不可の牢獄じゃん。

そう思ってると、何故か画面の中でジェシカが怒っていた。

いや、え?何事?

 

「あらあら。レディーの怒りに火をつけたようねビリーは」

 

「はい?」

 

「端的に言うと、ビリーの仕草にジェシカの乙女心が揺らいで、告白かと思ったら全く違ったってとこね」

 

「・・・・・・・・・・はい?」

 

いや、うん。

全くわからない。

これは僕がまだ10歳の子供だからなのか、それとも男子だからなのかやら・・・・・・

メアやキヨカ、ルナは分かるんだろうけど・・・・・・

 

「まぁ、貴方はまだボウヤもボウヤだし仕方ないわね」

 

苦笑するマダム。

うーん・・・・・・

悩んでる間にも怒れるジェシカのジャンヌDがビリーのジョーカーを攻撃していた。

攻撃型のジェシカにしては珍しく、地形の遮蔽物を利用したヒットアンドアウェイな戦い方をしてる。

しかも常にジョーカーの背後を取っており、ジョーカーが振り向いて反撃しようとした時にはもうその場にいない。

 

「へぇ・・・・・・」

 

攻撃を受けてすぐ振り返って銃を構えるジョーカーの反応速度もだが、やはり使い手の技量が高いことが分かる。

ジョーカーはストライダーフレーム特有の高い機動力を持ち、かつトリッキーな動きで相手を翻弄する戦い方を得意とするのだが、操作に独特のクセがあるためプレイヤーを選ぶ機体だ。

そしてそのジョーカーを銃撃戦特化にカスタマイズしたことからビリー本人の力量は高い。

それにビリーは僕が今まで見てきた中でも3本の指に入る程の銃使いだ。ちなみに一番は隣にいるマダムなのだが。

まあ、それは置いといて、ビリーは速いだけでなく、狙いも正確。

こういう相手は結構厄介だ。

ジェシカもジャンヌDに盾を持たせたのは正解だったね。

ジャンヌDやジョーカーのストライダーフレームは機動力は高いが、その分防御力は低いのだ。

もし盾を装備してなかったらジョーカーの早撃ちで早々ブレイクオーバーしていたと思う。

しかし、ビリーも本気を出し始めたのか、ジャンヌDが攻撃する前に、ジャンヌDが隠れていた岩壁の遮蔽物の下部分を正確に、的確に狙撃しジャンヌDが隠れるための遮蔽物を、隠れられないほどの高さにまで削り取った。

いや、削り取った、と言うより、弾丸で穴を空け、重さに耐えられなくなり滑り落ちた、と言った方が正解か?

ジョーカーの攻勢はそれだけに留まらず、ジャンヌDを追い込み隠れられる場所を無くし、更には構えていた盾を連続して放った弾丸で弾き飛ばした。

盾を吹き飛ばされたジャンヌDに、ジェシカは早撃ち対決をジョーカーに挑ませるようだ。

ビリーもビリーで受けて立つつもりなのか、こちらも早撃ちの体勢を取った。

 

「勝負は一瞬で決まる・・・・・・」

 

まるで西部時代のように思えた。

アングラテキサスの開催されるTシティーらしい戦い。

ジェシカとビリー。ジャンヌDとジョーカーの早撃ち対決は一瞬で決まった。

地雷エリアにいたペルセウスが、必殺ファンクション【コスモスラッシュ】で直線上にあった地雷を破壊し、その斬撃がタイミングとなり両者同時に弾丸を放ったのだ。

結果は―――

 

 

『ジャンヌD、ブレイクオーバー。ジェシカ・カイオス敗退!』

 

 

ビリーのジョーカーの勝ちだった。

解説者のアンドロイドによる報告が会場に伝わる。

 

 

『優勝の行方は、ビリー・スタリオンと大空ヒロの2名に絞られました』

 

 

まさかジェシカが負けるとは・・・・・・

やはり、油断ならない相手だ。

 

「あら〜。ジェシカは負けちゃったのね」

 

少し残念そうに言うマダム。

同性且つ、同じ銃使いとして期待していたんだろうね。

 

「ヒロ・・・・・・どう出る・・・・・・!」

 

ヒロのペルセウスと、ビリーのジョーカー。

剣と銃。双剣対双銃。

まず先に動いたのはペルセウス。

一気にジョーカーとの距離を詰めようとするが、ジョーカーはバックステップで距離を一定に保ち、ペルセウスの剣の間合いの外から双銃による攻撃で弾幕を張る。

ペルセウスもほぼ全ての弾丸を切り落とすが、中々ジョーカーとの距離が縮まらない。それどころか、ジョーカーの攻撃速度が段々と速くなっている。

ヒロが勝機を齎すには接近するしかない。だが、ビリーは剣の間合いの外から一切攻撃を受けずに攻撃する。

ヒロも何とかしてペルセウスをジョーカーに接近させて攻撃するが、銃のクロスブロックでそれすらも防ぐ。

僕だったら今のところで、空いたもう片方の剣でがら空きの胴体を斬るか、足技で体勢を崩して攻勢を仕掛けるかな。

そう思ってると、ジョーカーがペルセウスの武器をジャンヌDの時と同じように弾き飛ばし、ペルセウスを追い詰めていた。

チェックメイト。

まさにそんな状況だ。

 

「どうでるヒロ・・・・・・!」

 

またしても絶体絶命のペルセウス。

貴え、片方の弾丸を躱してかわしても、こうも至近距離では出来ることが限られる。

しかも、相手は早撃ちの天才ビリー・スタリオン。

この距離で外す、というヘマはしないだろう。

やがて2発の銃声が響いた。

これで終わり―――

 

「ふっ・・・・・・・」

 

と、誰もが思っただろうね。

今目の前の光景を観るまでは。

目の前の光景、そこにはジョーカーの双銃を吹き飛ばしたペルセウスの姿があった。

 

「今のは・・・・・・・」

 

マダムも目を見開いて驚いている。

でも僕は、ヒロの潜在能力を対面して知っている。

だから、ヒロならあの状況を打開出来ると予想していた。

今ペルセウスは、ジョーカーから同時に放たれた弾丸を真横に避け、下から貫手で右手でジョーカーの左の銃を。左手で右の銃を払ったのだ。

一瞬の刹那。

殆どの人が今の動きを視れてないだろう。

それほどまでに早業だったのだ。

ペルセウスとジョーカー。2機は同時に吹き飛ばされた各々の武器を取りに行き、同時に握り直して構えた。

そこからの戦いはまさに一方的。

さっきまでの動きとは違い、まるで未来を見ているようなペルセウスの動きにビリーもジェシカも、観客達も驚いている。

ジョーカーの早撃ちより速い。

弾丸が放たれ、着弾した時にはもうペルセウスはそこに居ない、すでにその一歩先にいる。

徐々にジョーカーとの距離を詰め、連撃を食らわせる。

 

「あの動き・・・・・・まさか・・・・・・」

 

マダムがペルセウスの動きを見て何か呟いてるけど。

連撃をくらい、動きが封じられたジョーカーのペルセウスがクロスで斬り振り、ジョーカーをブレイクオーバーさせた。

 

 

『ジョーカー、ブレイクオーバー!WINNER、大空ヒロ!!』

 

 

勝者の告知に、会場全体から歓声が湧き上がった。

ヒロの優勝。まさかの逆転勝利だ。

けど、なにより、ヒロの潜在能力があの時よりさらに上がっていた。

無意識に口角が引き攣る。

天性の才能。

それしかない。

ヒロはゲーマー。ゲーマー故の反応速度と反射速度。

凄い。あの3人の中でヒロが断トツに強いし、脅威だ。

でも―――

 

「おめでとう、ヒロ。最高の戦いだった」

 

ヒーローに憧れるヒロが脅威になることは無いだろう。

クスッと微笑み拍手をする。

その後、マダムによるアングラテキサス閉会式が行われ、会場には誰もいなくなり、さっきまでキラキラ輝いていたネオンの光は収まっていた。

バトルの行われていたステージには兄さんたちが。

僕はマダムとともにそこに行く。

 

「あ〜〜。熱く、激しいバトルだったんだろうねぇ〜」

 

マダムと僕が出るとカッ!とライトが照らした。

 

「やっほー、兄さん、ヒロ」

 

右手を振って挨拶をする。

 

「アングラテキサス、優勝者大空ヒロ。Congratulation!」

 

「うん。優勝おめでとうヒロ!」

 

「あ。ありがとうございます!!」

 

「さぁ、これを受け取りなさい!」

 

マダムが右手に持っていた筒をヒロへ投げ渡す。

 

「優勝賞品、アルテミスへの出場権よ〜。また熱いバトルを期待しているわ〜」

 

「はいっ!」

 

ヒロがマダムに返事を返すと、そこに白馬に乗ったビリーが現れた。

え、馬!?

 

「優勝おめでとうヒロ」

 

「ビリーさん!」

 

「そしてジェシカ。いいバトルだったぜ」

 

「ふんっ!」

 

あはは。

ジェシカ・・・・・・

ジェシカのプンスカプンに苦笑していると。

 

「山野レイ」

 

ビリーが僕の方を見て声を掛けてきた。

 

「キミとはアルテミスで戦いたかった」

 

「僕もだよビリー・スタリオン」

 

僕とビリーの間にバチバチと見えない火花が飛び交う。

 

「また何時か。キミと戦える日がある事を願っているよ」

 

「僕もだよ。早撃ちビリー」

 

「ふっ。それじゃあ、またどこかで会おう!」

 

ハイヤッ!と言うとビリーは馬に乗ってこの場から去って行った。

 

「ビリーと貴方の戦い。どんな戦いになるのかしらね」

 

「ええ。何時か戦ってみたいです」

 

ビリー・スタリオン。

何時か戦いたい相手だ。

戦闘狂って訳じゃないけど、強い相手とは戦いたい、ってのが僕の本心だ。

 

「アルテミスでの貴方の戦い、私も見守ってるわね〜」

 

「はい」

 

そう言うとマダムは背を向けて去って行った。

その背を視て、暗闇に姿が消えると兄さんたちに向き直り。

 

「それじゃあ、行こうみんな。アルテミスの行われるアロハロア島へ」

 

と告げた。

兄さんたちと会場からNICSに帰る際、僕はマダムに言われたことを思い出していた。

 

「貴方と大空ヒロのチカラは、もしかしたら【オーバーロード】と呼ばれるものかもしれないわ」

 

と。

そしてもう一つ。

 

「美都博士か・・・・・・」

 

そのオーバーロードを研究している人物について教えてくれた。

 

「オーバーロードに美都博士・・・・・・ね」

 

マダムの言った言葉を呟きながら僕は兄さんたちとNICSに帰った。

目先の目標は、まず大統領の暗殺阻止だ。

そうして僕らは暗殺と平和演説、アルテミスが行われる場所。アロハロア島へと向かうことになった。

 

 

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