ダンボール戦機 英雄の弟   作:ソーナ

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回想 W―ディテクター編 ⅩⅩⅧ さらなる強さを

 

~レイside〜

 

「―――てなワケで、兄さんとヒロ、ランの強化。お願いできるオタクロス?」

 

父さんからのメッセージが送られた後、カイオス長官とクリスさん、紳羅さんとこれからのことを話し終えたあとそのまま僕はオタクロスの部屋に来ていた。

目的は、オタクロスへのお説教と、兄さんたちのLBX強化だ。

 

「う、うむ。分かったデヨ〜」

 

正座で脚が痺れたオタクロスを見ながら、近くの木箱に腰掛ける。

 

「にしても、お主。あヤツらのLBXの秘密知っておったのでデヨ?」

 

「まあね。父さんから聞いていたし。言わなかったのは、まだ段階じゃないからのと、言う必要がなかったから」

 

「そうじゃのう・・・・・・バンはともかく、ヒロとランでは扱いきれるか判らぬしのぉ」

 

父さんからのメッセージには、父さんのLBXを託された兄さんたち3人が特殊モードを扱えるようにしてから来て欲しい、とあった。

それは恐らく、これから先特殊モードを使用しなければならない戦いがあるという事だ。

 

「ちなみに、お主のLBX[エレボス]には特殊モードを内蔵しておるのデヨ?」

 

「いや、今回、僕のエレボスには特殊モードは搭載してないよ。してない、はず・・・・・・なんだけど」

 

「やけに歯切れが悪いのぉ」

 

「うーん、エルシオンたち3機はある設計を元に造られたんだけど、僕のエレボスはその設計を強化して造られたヤツだからなぁ。父さんからは特殊モードはないって聞いてる」

 

「まあ、お主にはアレがあるしの」

 

「まあね〜」

 

搭載してないって言ってるけど、父さんってお茶目なところがあるからなぁ・・・・・・(例―去年のアルテミスでのマスクドJ)

僕に隠している可能性が無くも無い。

それに、僕にはアレがあるし。

 

「それに多分、そろそろ兄さんたちがオタクロスに強くしてくれって頼み込んでくるんじゃないかなぁ」

 

僕が片目を瞑って言うと―――

 

「オタクロス!」

 

扉から兄さんとヒロ、ランが入ってきた。

 

「・・・・・・お主、未来予知でも出来るのデヨ?」

 

「いや。単純に兄さんたちの思考を読んだだけだよ。それと、勘」

 

オタクロスの問いに肩を竦め答えた。

兄さんたちにはオタクロスが教えてたみたいだしね。凄い秘密があるって。

 

「レイ!?なんでここに!?」

 

「ん?オタクロスにちょっとネ」

 

クスッと微笑んで兄さんの疑問に答える。

 

「それで、兄さんとヒロ、ランはオタクロスに特訓をお願いしに来たのかな?」

 

「はい!オタクロスさんから、僕らのLBXにはまだ隠された力があるって聞いたので!!隠された力って、センシマンの必殺技ビッグバンパンチ!みたいな技があるとか!?」

 

「それとも、スピードとパワーが10倍になるとか!?」

 

ヒロとランは興奮したようにオタクロスに訊ねる。

 

「そのためだったらなんでもするデヨ?」

 

訊ねられたオタクロスは、ふむと呟くと真剣な眼差しで兄さんたちを見る。

 

「もちろんさ!」

 

「「うん!!」」

 

「なら・・・・・・特訓デヨ!!」

 

「「「特訓?」」」

 

「そう。特訓開始デヨ」

 

オタクロスの特訓かぁ〜・・・・・・

一体どんなことをやるのやら。

少し好奇心が湧いた。

 

「取り敢えず、兄さんたちは着替えたら?」

 

「着替える?なんで?」

 

「その格好で特訓するつもり?止めた方がいいと思うよそれは」

 

勘だけど、オタクロスの事だし特訓と称してLBX関連じゃないことすると思うんだよね。

それに、アレのことを考えるとこれは良い機会だ。

 

「僕とオタクロスは準備をするから兄さんたちは動きやすい格好に着替えてきて。長官にはもう言ってあるから、ジャージを貸してくれるはずだよ」

 

「わ、わかった」

 

ここに来る前に長官には兄さんたちのためにジャージを貸してくれないか、と頼んである。

その際長官に、何に使うのか聞かれ兄さんたちの特訓のためと答えた。

 

「あ、ところでジンたちは?」

 

「ジンたちならそれぞれ個別で特訓してるはずだよ」

 

「そう」

 

僕の問いに答えた兄さんは、そのままヒロとランとともにオタクロスの部屋を出て着替えに行った。

 

「長官には父さんからメッセージが来た時に、すでに部屋を借りられるよう手配してあるし、早速始めようかオタクロス」

 

「そうじゃの。にしても、お主・・・・・・」

 

「ん?」

 

「・・・・・・・・・・」

 

ジーッと僕を。いや、僕と言うより僕の眼を見るオタクロス。

 

「いや、わしの気のせいデヨ」

 

「え〜!ちょっ!気になるじゃん!もー!」

 

「ハッハッハ!お主の年相応な反応を見るのは久しぶりじゃの〜」

 

「も〜〜」

 

オタクロスの煮え切らない答えに少し不貞腐れる。

もう、なんなのよ!

頬を膨らませて不貞腐れて、オタクロスに言われた物を部屋の奥から取りに行く。

 

 

(気のせい。)(そうに違いないデヨ。)(じゃが、あヤツ)(の眼や感じる空気は・・・・・・)

 

 

「?何か言ったオタクロス?」

 

「なんでもないデヨ〜」

 

「???」

 

なんかオタクロスが言っていたような気がするけど、気のせいかな?

オタクロスに言われた物を台車に乗せて、借りた部屋へと運び組み立てる。

物の収められていたダンボールに通販と書かれていたが・・・・・・

とまぁ、そんなこんなで兄さんたち3人の強化特訓が始まった。

着替えた3人の服装は、兄さんとヒロはNICSが貸してくれたブルーのジャージ。ランは自前のを持って来ていたのか、花咲と書かれた黒帯に道着と、まさに格闘家のような格好だ。

で、最初にした特訓は、【オタクロス特製腹筋マシーン】だ。

ネーミングについては、まあ・・・・・・苦笑するしかないが。

ちなみに説明はオタクロスではなく、シブネキクゾウがやってくれた。相変わらず便利だなぁー。

でもって、腹筋トレーニングを行ったのだが、回数は50回。と結構少ないのだが条件が有り、結局300回ぐらい行うことになった兄さんたちだった。

ちなみにこの条件とは、『3人同時に行うこと』である。

1人でも遅れたらその時点で失格。もう一度1から。最初からやり直しなのである。

途中ランは簡単そうという理由で、足に重りを着けられたが。

なんとか、3人同時に50回、という腹筋トレーニングを終えた3人。

もう既に息切れを起こしてる。

ヒロなんか今にも倒れそう。

 

「はい。水分補給は忘れないように」

 

「あ、ありがとうございますレイさん」

 

3人が腹筋トレーニングをしている間、途中で僕は簡単に調理場でスポーツドリンクと、レモンのはちみつ漬けと疲れた身体に効く物を作っていた。

 

「それと汗は拭くこと。放っておいたら風邪引く可能性もあるからね」

 

柔らかい新品のタオルも近くのテーブルの上に置いて告げる。

 

「はぁ、はぁ、はぁ。レイ、なんかお母さんじみてないか」

 

「そう?」

 

息も絶え絶えの兄さんにそう言われる。

別に普通だと思うけどなぁ。

休憩を終えた3人を待っていた次のトレーニングは、【オタクロス特製ランニングマシーン】である。

ちなみにこれの条件は、3人でひとつのベルトを繋げて付けて走ることである。

つまり、ひとりが転んだりすれば残りの2人も自動的に、というか、強制的に転んだりするという事だ。

ていうか、こんなの通販とかで売ってんの・・・・・・?

普通のランニングマシーンの数倍デカいランニングマシーンにそう思わずにはいられなかった。

で、始まったランニング。

最初は3人とも同じペースで順調だったのだが。

 

「もっと、速く行くよ〜!!」

 

ランが途中からひとりだけペースアップし、ベルトに繋がってなかったら問題なかったが、繋がっているためランの走るスピードに合わせなければならなくなり、そのスピードに足が縺れた兄さんとヒロはランニングマシーンの上でコケ、そのまま流れるように後ろのほうに流されランも連れられるようにバランスを崩し、3人とも背後の壁に開いた穴に落ち、その穴の水場へと転落した。

 

「ちゃんと呼吸を合わせるデヨ!」

 

のれんのようなビニールカーテンからオタクロスが落ちた兄さんたちに言う。

 

「ラン、1人で走ってるんじゃないんだから兄さんとヒロの事も考えるように!」

 

僕も落ちた原因であるランに注意をする。

 

「は、はぁーい・・・・・・」

 

水の中へと落ちた3人を回収して、濡れたジャージと道着などから着替えさせてオタクロスの特訓を再開させる。

あ、ちなみに着替えの洗濯などはNICSにいる清掃員の人にお任せした。

兄さんやヒロのはともかく、女子であるランの服を僕が洗濯する訳にはいかないしね。

で、ランニングマシーンの次は、遊園地にある回転遊具のような機械に乗り、その高速回転に気絶しないで耐えるものだった。

その次は三人乗り自転車を3人で漕ぐというのをやらせ、他にもアスレチック、ロープクライミングや紙取りといったものを3人同時、という第一条件を変えずに特訓を行った。

と、幾つかの特訓を行い、次の特訓は四方を穴の空いた壁に囲まれて、その穴から飛んでくるボールを3人で協力して避ける、というものだった。

ボールが飛んでくる前に、飛んでくる穴の内部が赤く光るが、ほぼ不意打ちに近い感じで放たれる。

四方を囲まれているため、1人で約120度という視覚を3人で協力して見合わなればならない。

ボールが出てくるのは完全ランダムでパターンなどない。

敢えて言うなら、飛んでくるときに内部が赤く光るというのを見過ごさないのと、僅かな音を聞き取るということだね。

タブレットから兄さんたちの様子を看て。

 

「ふぅん・・・・・・」

 

最初の頃と比べて、だんだんと3人の息がピッタリとなってきているのが判る。

 

「どう、オタクロス?」

 

「うむ。まぁまぁかの」

 

オタクロスの言ったまぁまぁ、とは最初の頃に比べたら良くなってる、って意味だ。

 

「そう。じゃあ、後はお願いできる?」

 

「うむ。任せるデヨ」

 

そう言うと、僕はタブレット端末の電源を落として、タブレットを持って部屋を出た。

部屋を出てNICSから与えられた自室に戻り、自身の端末でカイオス長官に連絡する。

 

「長官、そろそろ行きます」

 

『分かった。バン君たちは明日でいいのだな?』

 

「はい」

 

『うむ。気をつけて行ってくれたまえ』

 

「はい。兄さんたちへの説明。お願いします」

 

『ああ。任せてくれ』

 

カイオス長官との連絡を切り、荷物を整えて部屋を出る。

部屋を出た僕はそのままNICSの用意した高速機に乗り―――

 

「―――お待たせ、マングース」

 

「おう」

 

「それじゃあ行こうか。父さんのところへ」

 

そのままイギリス、ブリントンへと飛んだのだった。

 

〜レイside out〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜バンside〜

 

 

「―――特殊モード?」

 

「ああ、ビックリしたよ」

 

オタクロスによる、超絶ハードな特訓を丸一日は使ってヒロとランとともに乗り越え、オタクロスの最終試練[パーフェクトZX4]を俺たちは1機もブレイクオーバーしないで倒すことを、俺たちのLBX[エルシオン]、[ペルセウス]、[ミネルバ]に秘められたチカラ。

[アキレス]や[オーディーン] に搭載されていた、LBXの性能を短時間だが上げる特殊モードにて倒し、翌日ジンたちに特殊モードの事を話していた。

さすがにあの後、疲れからか話す気力も無く、オタクロスから特訓終了と告げられた際その場に崩れ落ちたほどだ。

部屋に戻るや、泥のように眠りようやく翌日の今日話すことになった。

 

「その特殊モードは、[ゼノン]やオーディーンと同じ特殊モードで合っているのか?」

 

「ああ。その、特殊モードだ」

 

「ホントに!?」

 

「はい!」

 

「ま、あたし達の血の滲むような特訓をして、LBXの新たなチカラを引き出したというワケ」

 

「そんな特殊モードを組み込んでいたなんて、やっぱり山野博士って凄い人だね」

 

「ちょっと!あたし達が死ぬほど特訓したからだって言ったでしょ!」

 

ユウヤに詰め寄るラン。

まぁ、死ぬほどとまでは言わないけど、結構ハードな特訓だったしなあ。

さすがに疲れた。

レイがスポーツドリンクとか用意してくれなかったらバテてたかもしれない。

 

「あれ。そういえばレイはどこに行ったんだ?」

 

辺りを見渡すが、弟の姿が見えない。

特訓の途中からレイの姿が見えなかったからジンたちの方に行ったと思ったんだけど。

 

「ジンたちはレイを見なかったか?」

 

「いいえ。あの会議のあと、私はレイに会ってないわ」

 

「僕とジンくんも、レイくんとは会ってないよ?」

 

「ああ。キミたちの方に行ったと思っていたんだが・・・・・・」

 

「居たにはいたんですけど、途中から何処かに行っちゃって」

 

俺の問いにジェシカたちは顔を見合わせて答える。

みんなレイの行方は知らないそうだ。

そこに―――

 

「はい」

 

端末に着信を知らせるアラートが鳴った。

相手はカイオス長官で。

 

「カイオス長官、どうかしました?」

 

『みんな、そこにいるな?』

 

「いえ・・・・・・レイだけはいません」

 

『レイ君なら問題ない。すでに先行しているからな』

 

「先行?どういう意味ですか?」

 

カイオス長官はレイが今どこにいるのか知ってそうだけど。

 

『諸君にはすぐにイギリスのブリントンに向かって欲しい』

 

「ブリントン?」

 

「まさかまたLBXが反乱を?!」

 

ブリントンに向かって欲しいと言われ、まさかまたLBXがと思ったのだが。

 

『いいや。山野博士が会いたいそうだ』

 

「え?父さんが?」

 

予想は大きくはずれ、父さんの名前が出た。

 

『詳しくは司令室で話す。すぐに来て欲しい』

 

「分かりました」

 

不思議に思いながらも、俺たちはカイオス長官のいる司令室へと向かった。

司令室に向かい、カイオス長官に何故父さんがイギリスのブリントンにいるのか訊ねる。

 

「ブリントンに博士の研究施設があるらしい。そこでキミたちのLBXを強化したい、との事だそうだ」

 

「LBXの強化・・・・・・」

 

「これからのディテクターの戦いに備えてLBXの強化は不可欠だ。すぐに準備してくれ」

 

「「「「「「はい!」」」」」」

 

「父さんに会えるのか・・・・・・」

 

父さんに約半年ぶりに会える。

そう思うと少し感慨深くなる。

感慨深くなってる俺にヒロが。

 

「山野博士もブリントンにいたんですね」

 

と言った。

 

「え?」

 

「僕のお母さんもブリントンにいるんです」

 

「へぇー。そうなんだ」

 

「はい。次世代テクノロジー研究所というところで研究員をしているんです。向こうに行ったらみんなにも紹介しますね。きっとブリントンの街中を案内してくれますよ」

 

「よし。それじゃあ早速出発準備よ」

 

「ああ。あ、でもレイは・・・・・・」

 

「レイ君はもうブリントンに向かっている」

 

「えぇっ!?」

 

苦笑して言うカイオス長官に驚く俺たち。

 

「山野博士がレイ君を通してキミたちに来て欲しいと伝えて来たんだ」

 

「そうだったんですか・・・・・・」

 

「レイ君はレイ君で先に行って何かやることがあるらしいが」

 

何故かその事を言うカイオス長官の顔は苦笑混じりの同情的な表情だ。

そうして俺たちはダックシャトルでイギリス、ブリントンへと向かった。

ブリントンに向かう中、ランがオタクロスがいないことに気づいて聞くと、ジェシカが『ディテクターが事件を起こしたわけじゃないからわしはいかんデヨ〜』と言っていたことを告げた。

が、すぐにユウヤが、本当の目的は限定フィギュアを買うことだというと呆れた空気がシャトル内を包んだ。

それからしばらくして、ダックシャトルはイギリスのブリタニア空港に着陸し、コブラの先導のもと俺たちはマングースさんが待っているらしいターミナルへと向かう。

無事マングースさんと合流したのだが、さっそくお約束のコブラとマングースさんの言い争いが発生した。のだが、言い争いをするやマングースさんとコブラの端末が鳴り、メッセージが届いた。

それぞれメッセージを確認するや、これまた何故か顔を青くしてすぐに言い争いを止めた。

 

「コブラ、今のメールなんて書いてあったの?」

 

ジェシカが足を震えさせながら歩くコブラに訊ねる。

 

「・・・・・・O★HA★NA★SHI★されたい?、って書かれてた」

 

「ああ。アレだけは勘弁だぜ」

 

「だな」

 

「お話?」

 

「ああ。O★HA★NA★SHI★だ」

 

なんかジェシカとコブラ、マングースさんの会話が噛み合ってないような・・・・・・

てか俺の思ってるお話があのO★HA★NA★SHI★なら、あのメッセージの送信元は恐らくレイだ。

さすがにそれは俺も同情する。

レイのO★HA★NA★SHI★は恐怖以外何物でもない。

そのまま俺たちはマングースさんの運転する車でブリントン市街を走り父さんのいる、ビルニッジ天文台へと向かった。

車を降り、今度はコブラについて天文台の中を進んでいく。

コブラは天文台の奥へと進んで行き、ワインレッド柄の巨大な扉の前で立ち止まった。

 

「コブラです」

 

扉の前に取り付けられた機械に話すと、ロックが外れる音ともに扉が内開きで開いた。

中に入ると―――

 

 

「―――この前来た時に言ったよね!部屋は綺麗にしなさいって!なのになんでまたしわくちゃのシャツや白衣があるのかな!?」

 

「いや、それはだな・・・・・・」

 

「しかもまたロクな物食べてないでしょ!サプリや栄養ドリンクだけじゃ意味ないからね!?バランスよく食べないと倒れるよ!?」

 

「は、はい・・・・・・」

 

「全く。早く来といて良かったよ。ある程度は片付いたけど、冷蔵庫の中は何も無いからこれから買いに行かないとだし。ったくもぉ!!!」

 

 

何故か腕を組んで怒ってるレイと、そのレイの前で正座している父さんの姿があった。

 

「と、父さん・・・・・・?」

 

久しぶりに会った父さんの姿が息子に。しかも10歳のレイに怒られているという姿に俺はなんとも言えない気持ちになったのだった。

 

 

 

 

 

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