ダンボール戦機 英雄の弟   作:ソーナ

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回想 W―ディテクター編 ⅩⅩⅩ 戦慄

 

〜レイside〜

 

「―――もしもし、レオンさん?」

 

父さんたちへの連絡を終えた僕は、端末からブリントンに居る人物に電話を掛けた。

 

『久しぶりだな、レイ君。いや、日本のDetectiveレイの方が良いか?』

 

「いや、僕別に探偵とかじゃないんですけど?」

 

『あっはっはっはっ!』

 

通信の先で、愉快に笑う男性の名はレオン・ヴァーデンベルグ。

このイギリスの警察機関。

ブリントン警視庁こと、スコットランドヤードに所属する警察官だ。

彼とは一番最初にブリントンに来た時にたまたま巻き込まれた事件で知り合い、その巻き込まれた事件を、共に解決した関係だ。

事件に関しては、まぁ、機会があったら話そう。

一応この人も紳羅さんの知り合いらしい。

紳羅さんの交友関係って広すぎー。

まぁ、それを知ったのは事件の後なのだが。

とまぁ、話を戻して。

 

「それより、今ブリントンで起きてることは把握してますか?」

 

と訊ねる。

 

『ああ。把握している。すでに暴走が起こった地域では避難勧告を出して、署員が交通整理等をしている』

 

さすが警察。

すでにブレインジャックのことを把握してるようだ。

いや。あんな大々的に流れてたら誰でも知ってるか。

 

「今、そのブレインジャックを阻止するため僕の仲間が動いています」

 

『動いてる?』

 

「ええ。NICSが」

 

『・・・・・・なるほど。そういう事か。つまり君は今NICS所属という事だな?』

 

「ええ、まあ」

 

NICSという単語だけで事態を把握出来てるレオンさん。

さすが頭の回転が早い。

 

「それと、事態の収拾がつくまで保護してほしい子がいるんですけど」

 

『ん。分かった。なら、その子を警視庁(ウチ)に連れてきてくれないか?』

 

「分かりました」

 

それからレオンさんと軽く会話して、通信を切った。

 

「お待たせシャロ」

 

通信を切り端末を仕舞うと、横にいた女の子。シャロに声をかける。

 

「・・・・・・・・・・」

 

「シャロ?」

 

「ぁ。ご、ごめん。ちょっとボーッとしてたわ」

 

「大丈夫?」

 

「ええ」

 

なんか唖然とした表情をしていたシャロを気にかける僕。

 

「僕の知り合いが事態が収まるまで保護してくれるからもう大丈夫だよ」

 

「あ、ありがとう。その・・・・・・凄いのね」

 

「え?」

 

「レイ、私と大して変わらない歳に見えるけど、警察の人に連絡を取れるなんて」

 

「んー、まぁ、色々あったからね」

 

シャロの言葉に苦笑を交えつつ答える。

正直、兄さんたちからもやり過ぎ、というコメントを何度か貰ってるのだが、やり過ぎという加減が分からない。

アミ姉の言伝を兄さんから聞いてはいるけど、そんな事言われてもな、微妙な感じだ。

僕としては、普通にしているつもりなんだけど、兄さんたちからしたら僕は異端。

普通じゃない、のだろうなぁ。

でも、普通ってなんなんだろ。

よく自問自答する。

僕は普通にしていると自覚しているのだけど、兄さんたちからみたら普通に見えないようだし。

考えたら考えたで、抜け出せないメビウスの輪や底なし沼のように、沈みこむ。

って、今はそんなこと考えても意味ないか。

 

「それじゃあ行こうか」

 

「ええ」

 

スコットランドヤードへと向かう道中、シャロと他愛ない話をして歩いた。

軽く会話して訊いたが、シャロはどうやらフランスからの旅行者らしい。

まさか旅行先でこんなテロに出くわすなんて、不幸としか言い様がない。

数十分も歩いてスコットランドヤードにたどり着き中に入ると。

 

「よっ」

 

エントランスで紺のスーツに青いネクタイをしたアッシュブロンド色の髪の男性が右手を上げて待っていた。

 

「レオンさん!」

 

「こうして実際に会うのは半年ぶりか?久しぶりだなレイ君」

 

「ええ。その節はお世話になりました」

 

「それは俺らの台詞だ。君がいなければ解決出来なかった」

 

「あははは」

 

軽く会話をし現状について話す。

 

「今、僕の仲間が指令コンピューターの位置を捜索してます」

 

「わかった。その居場所が分かり次第、こちらも動こう。それで、そっちの女の子が?」

 

「ええ。この事態が収まるまで保護して欲しいんです。僕は僕で動かないといけないので」

 

「わかった。なら、その子は我々が保護しよう。キミ、名前は?」

 

「シャーロット・レイン・・・・・・」

 

「うむ。シャーロットちゃんの家族は?」

 

「いえ。私は一人でいたので」

 

「そうか・・・・・・。安心してくれ。事態が収まるまで、我々が君を護ろう」

 

シャロにそう言うとレオンさんは。

 

「すまない。ティアを呼んでくれ」

 

「分かりました」

 

近くにいた受付の人にそう言った。

どうやら、別の人。ティア姉にお願いするそうだ。

まぁ、異性のレオンさんより、同性のティア姉の方が良いか。

そう思ってると。

 

「・・・・・・レイ君はまぁ、覚悟しといてくれ」

 

「はい?」

 

何故かレオンさんが真顔でそんなこと言ってきた。

いや、なんで?

不思議に思ってると―――

 

「やっほ〜〜!!レ〜イくーん!!」

 

タッタッタッ!という廊下を駆ける音とともに女性の声が聞こえてきた。

声のした方に視線を向けると、手を振って駆け足で寄ってくるグレーのレディーススーツを着て、長い蒼銀色の髪の女性がいた。

 

「あ、ティア姉ぇ―――っぐぇ!!?」

 

「久しぶり〜!!」

 

駆け寄るスピードを落とさずに抱き着いてきた女性で、肺の中の空気が一気に吐き出されて変な声が出た。

そんな僕を目が点になって見るシャロと、ヤレヤレと額に右手を当てるレオンさん。

 

「ブリュンヒルデとアルテミス観たよ!!さすがだよ〜!!」

 

「ちょっ。ティ、ティア姉!?一回落ち着いて!?」

 

「さすがレイくんだね〜!」

 

相変わらずの人の話を聞かない(??)ティア姉にツッコミをする。

 

「あの・・・・・・今凄い音がしたような」

 

「シャーロットちゃん、気にしたらダメだ」

 

「あ、はい」

 

レオンさんん!?!?

せめて見てないで助けてくれませんかねぇ!?

シャロはまあ分かるけど、レオンさんは知ってるでしょ!?

目を点にして呆然としているシャロに、呆れて溜め息を吐いてるレオンさん。

そしてグリグリと抱き着いてくるティア姉。

・・・・・・うん。誰かこの場を収めてくれませんか?

 

「はぁ〜〜♪満足満足!」

 

結局ティア姉が離れたのはそれから5分後の事だった。

とまあ、閑話休題。

 

「はぁ。久しぶりティア姉」

 

「うん!久しぶり〜レイくん♪」

 

笑顔で答える彼女の名はティアーユ・グリムランド。

レオンさんと同じく、スコットランドヤードに勤める女性警察官。

うーん。

今更ながら僕、警察関係者の交友多くないか?

いや、他にも交友関係はあるけど・・・・・・

この半年近くで、かなり増えたなぁ。

最初は紳羅さんだけだったのに。

まぁ、僕が探してる人を見つける為には必要だったし。

それに殆どは紳羅さんからの口添えがあって、だからなぁ。

 

「それで・・・・・・・・・・うん。把握したわ!」

 

「まだ何も、一言も言ってすらないんだけど!!?」

 

僕とシャロ、レオンさんを見てティア姉は腰に手を当てて言った。

 

「その子を私たちがしばらくの間保護すればいいのね!」

 

「当たってるけど、なんで分かるのかなぁ!?」

 

「ふふーん」

 

僕のツッコミに胸を張るティア姉。

ティア姉頭結構いいんだけど、たまにアレだからなぁ。

 

「・・・・・・今、私のこと、たまにアレだからなぁ、って思ったでしょ?」

 

「なんで分かるの!?」

 

ギョッ、とする僕にティア姉は、顔に出てたのと読めたから、と答えた。

・・・・・・思い出してみれば、メアやルナ、キヨカもなんでか僕の思考読めるんだよね。

もしかして読心術って女子の必須スキルなのか・・・・・・?

そんな変な事を思考してしまうのは、ツッコミに疲れたからだと思いたい。

 

「ティア、そろそろ本題に入らせてくれ」

 

「はいはい。分かったわ」

 

ザンネン、とペロッと小さく舌を出して呟くティア姉。

ザンネンってなに!?え?何されるつもりだったの僕!?

 

「じゃあ、私はこの子をブレインジャックが終わるまで守ってるわね」

 

「あ、はははは。お願いね」

 

「任せて〜。他ならないレイくんの頼みだから♪」

 

にこやかにそう告げると、ティア姉はシャロと話して奥の方へとシャロと歩いていった。

 

「ま、まぁ、シャロだけ特別扱い、ってのもどうなんだって思ったりするんだけど、事態が事態だし」

 

僕と関わったことで、ディテクターが目を付けてスレイブプレイヤーにする可能性がゼロと言うわけじゃない。

現に、エジプトのカイルで発生したブレインジャックのスレイブプレイヤーは数時間前までヒロたちと話していたゴジョーさんだって言うし。

このブリントン警視庁内部なら簡単に手は出せないだろう。

 

「すでに、あちこちで一時的な簡易避難所が作られてる。一人だけ特別扱いしたところで事態が事態で問題ない。なにより、君の頼みだからな」

 

「ありがとうございます」

 

「構わん。それより・・・・・・無事か?」

 

「な、なんとか」

 

ちょっと身体中が痛いけど、動けないほどじゃない。

 

「そ、そうか」

 

そんな哀れんだ眼で視るなら途中で止めてくれても良かったと思うんですけど?

レオンさんの眼を見てそう思った僕。声には出さないけど。

 

「何時までもここにいるのもアレだ。部屋を確保してある。そこで話すか」

 

「ええ」

 

ここで外に出ても今の僕では特にやることはない。

なら少しでも休んだ方がいい。

レオンさんの後に付いて奥へと向かう。

その道中、見知った人たちに挨拶されたり、逆にしたりして部屋へと向かった。

部屋へと着くなり、早速情報交換と収集を始める。

ブレインジャックの発生した場所や規模。被害状況を把握する。

把握するや、ICPOのクリスさんへ送る。

途中で、通信越しでクリスさんも交えて会話をしてオタクロスが指令コンピューターを発見するのを待つ。

ここに来て、1時間も過ぎたほどにようやくオタクロスから連絡が入り、指令コンピューターの場所が分かったと伝えられた。

 

「―――ブリタニア時計台?」

 

『そうでヨ。指令コンピューターはブリタニア時計台最上階にあるでヨ!』

 

確かブリタニア時計台は通信衛星パラダイスとの交信も兼ねられた時計台のはずだ。

内部は一般客にも観光できるように解放されている。

だが、最上階は一般人は立ち入り禁止だったはず。

ちなみに僕も行ったことはある。

 

「レオンさん、すぐに時計台最上階に行ける手筈を!」

 

「分かった。すぐに手配する」

 

レオンさんは端末を取り出して何処かに連絡をする。

 

「それで兄さんたちは?」

 

『既に言って今向かってるはずでヨ!』

 

「分かった」

 

オタクロスに答えるや、すぐに兄さんたちに連絡を取る。

 

「もしもし、兄さん?」

 

『レイ、どうした!?』

 

「オタクロスから指令コンピューターがブリタニア時計台にあるって聞いた」

 

『ああ。今俺たちは二手に分かれて電車で向かってる。俺、ジン、ラン。ヒロ、ジェシカ、ユウヤで分かれてる』

 

「分かった」

 

兄さんに返事を返すと。

 

「レイくん、時計台最上階に行けるよう手筈をした」

 

レオンさんが端末を耳に当てながら僕に言った。

それと同時に、最上階に行ける順路が送られてきた。

 

「了解です」

 

すぐに兄さんだけでなく、ジェシカにも連絡を繋げる。

 

「兄さん、ジェシカ。時計台の最上階に行けるよう手配した。塔に入ってから真っ直ぐに行けばエレベーターが三基ある。その三基の内、中央のエレベーターに乗れば真っ直ぐに指令コンピューターのある最上階に行ける!」

 

『分かった!』

 

『了解!』

 

「僕もすぐに行く!」

 

通信を切り、詳しい順路の情報を兄さんとジェシカにメールで転送する。

ブリタニア時計台からスコットランドヤードはそんなに距離は離れてない。15分程度の距離だ。

先行している兄さんたちか、ジェシカたちが先に着くだろうが。

 

「・・・・・・なんか嫌な予感がするな」

 

ブリタニア時計台の方を見ると、何故か分からないが妙な寒気を感じる。

良くない事が起きる時はいつも感じる。

そしてそれはよく当たる。

まあ、今それを気にしていても仕方ないか。

 

「レオンさん、僕はこれからブリタニア時計台に向かいます。スレイブプレイヤーの保護の病院の確保をお願いします」

 

「ああ。こちらで手配しとく。気をつけて行くんだ」

 

「ええ」

 

荷物を持って部屋を出てスコットランドヤードからブリタニア時計台へと向かう。

ディテクターが要求した時間まで後45分。

急がないと。

そう思いつつ、駆け足でブリタニア時計台へと向かう。

向かう途中、兄さんから乗っていた地下鉄がブレインジャックの影響で一時的に動かなくなったと連絡が来た。

 

「となると、先行しているのはヒロたちか・・・・・・」

 

足を速くして向かう。

あと残り時間は30分。

問題なく行っていれば、時間的にもうヒロたちはブリタニア時計台に着いているはずだ。

数分後、ブリタニア時計台内部に入るメインエントランスへと到達した。

赤いカーペットが敷かれ、荘厳な雰囲気を感じさせる時計塔の中を進み、最上階へと通じる中央エレベーターに乗り込む。

レオンさん経由で、スコットランドヤードから話が来ているため特に問題なく中に入れた。

エレベーターの一番上にあるボタンを押し、指令コンピューターのある最上階へと向かう。

端末から指令コンピューターの電波探知プログラムを起動して上に向ける。

上に向けると、表示されてる電波のアンテナがだんだん強くなるのが分かる。

やがて、エントランスの荘厳な雰囲気とは一転して、歯車等の機械が剥き出しの鋼鉄の空間へと到達した。

 

「ここが最上階か・・・・・・」

 

エレベーターを降りて右横には上へと通じる階段があった。

階段を登ると、目の前に緑のエネルギー球が現れた。

 

「っ!?Dエッグのエネルギーフィールド膜!?」

 

どうやら中で誰かが・・・・・・恐らくヒロたちが戦っているのだろう。

そこに。

 

「ん?」

 

エネルギー膜の端に、誰かの脚が見えた。

エネルギー膜と通路のギリギリの間を通り、倒れてる人物を確認する。

 

「っ!?森上ケイタ!?」

 

倒れていたのは昨年のアルテミスで兄さんとアミ姉、カズ兄と戦った森上ケイタだった。

倒れてる彼の近くには外れたと思わしきチョーカー型の首輪が。

それはディテクターがスレイブプレイヤーを操るのに使っている道具だ。

 

「森上ケイタがスレイブプレイヤー・・・・・・じゃあこのDエッグの中で戦ってるのは誰だ・・・・・・?見た感じ、彼を倒したのはヒロたちじゃない・・・・・・。昨年のアジア地区(エリア)チャンピオンの彼を倒すプレイヤー・・・・・・一体・・・・・・」

 

森上ケイタの手首を取り脈を測る。

どうやら気を失っているようだ。

 

「・・・・・・」

 

一体何が起こってるのか気になるが・・・・・・

 

「今は指令コンピューターを止めるのが先か」

 

森上ケイタをその場に残し、僕はさらに階段を上り最上層に向かう。

最上層の指令コンピューターのある場所に着くと、目の前に大きな機械とコンソール、怪しげに光る4つの赤いライトがあった。

そしてその前には―――

 

「[アキレス・ディード]!」

 

あのアキレス・ディードが小型ノズルを噴射して飛んでいた。

アキレス・ディードの武装は片手銃の『ダークシューター』と、盾の『ダークシールド』。

アキレス・ディードは何もせずに宙に浮いている。

 

「邪魔するなら――!!」

 

相機の[エレボス]を取り出して何時でも戦う準備をする。

アキレス・ディードと戦おうとしたその瞬間。

 

「―――!?」

 

上のテラスから何かが飛び降りてきた。

飛び降りてきた何かから咄嗟に大きく距離を取る。

距離を取ったことにより、指令コンピューターのコンソールから距離を取らされた。

 

「なんだ!?」

 

飛び降りてきた何かは、カラーリングは黒とオレンジ。

全身機械仕掛けに、両手は手ではなく銃。

尻尾と羽根のように広げられた翼にはオレンジの光を放つ刃。

いや、刃というより、剣のほうが正しいか。

大きさはLBXの数十倍あり、その姿は(ドラゴン)を彷彿される。

 

「こ、コイツは・・・・・・一体・・・・・・!?」

 

本能でこれが危険だと分かる。

それと同時に恐怖と憎悪、怒り、憎しみと言った負の感情も感じ取れた。

アキレス・ディードも空高くに飛び上がり、飛び降りてきた黒い竜から距離を取る。

黒い竜は、オレンジの目の部分を怪しげに光らせてアキレス・ディードに飛び掛る。

アキレス・ディードはさらに高く浮かび、黒い竜の射程範囲外へと逃れる。

アキレス・ディードを探してるのか、キョロキョロと辺りを見渡す黒い竜。

やがてその黒い竜は僕とエレボスを視界に捕え、再びオレンジの目を怪しげに光らせた。

 

「っ!まさか、ロックオンされた!?」

 

「―――――――――!!!!」

 

そう言うのを肯定するかのように、黒い竜は獣のような雄叫びを上げた。

 

「っ!やるしかない!!―――疾く来たれ!エレボス!!」

 

エレボスを出撃させ、黒い竜と対峙する。

性能は未知数だが、さっきのアキレス・ディードへの攻撃のための跳躍からLBXと同じではないと判断する。

 

「時間が無いのに・・・・・・!」

 

時間まであと15分もない。

黒い竜と対峙して僕の背中に冷や汗が流れる。

 

「行くよ!」

 

宣告するやエレボスを操作して、突如現れた黒い竜と戦いを始めた。

 

 

 

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