Blue Archive:Task Force 作:タクティカルおじさん
エデン条約編4章、開幕です!!
36:エデン条約編:Are you Ready?
──────「弾薬を確認しなさい。」
私は仲間にそう命令する。
「ひひ、今日のために良い装備を持ってきたんだ....。」
「あのスクワッドを処分することになるとはねぇ....。」
ところで、私達はアリウス分校の督戦隊であるアリウスパニッシャーだ。私達はアリウススクワッドと同じように特別に選抜された部隊であり、逃亡者の処分をマダムから任されている。またその部隊の特性上、私達は彼女達を楽に処分するために新型の弾薬であるヘイローを破壊する弾薬が支給されている。
そして今回は1週間ほど前に、逃亡したアリウススクワッドメンバーを処分とロイヤルブラッドの奪還を目的とした聖戦である。どうやら敵はトリニティ自治区にある聖テレサ病院に彼女達を搬送したらしく、そこが今回の標的となっている。
『アリウススクワッドを処分し、ロイヤルブラッドの奪還をしなさい。そして今回の事件で負傷している生徒達を楽にして差し上げましょう。』
マダムからはこう命令された。
そしてこの作戦を行うのに、いくつかの理由がある。
一つ目は、マダムの潜伏先の秘匿のため。マダムの潜伏先であるアリウス自治区は迷路であるカタコンベを突破しなければならない。しかしそのカタコンベの道筋を知っているのはサオリと私達ぐらいだ。
そのため未だに意識不明の重体であるサオリがキヴォトス派遣隊などに教えようとする前に、処分する必要があった。
二つ目の理由は、マダムが執り行おうとしている儀式のために必要な材料の確保。マダム曰く、その儀式に必要な材料はロイヤルブラッドの血であり、そのためにアツコを生け捕りにして連れ戻して欲しいとのこと。
随分とやる事が多いが、私達にとってこれぐらいは何とも無い。
「もうすぐ着くよ。」
私は運転をしている子にそう伝えられると、ガスマスクを被る。そして、いくつものヘイローを破壊する爆弾が付けられている特製の自爆ベストを確認すると、起爆用のリモコンを右手に取った。
「あれを見て。沢山生徒がいるじゃ無いかぁ...?」
「ひひ、楽しみだなあ。」
他の仲間たちはそう言いながら、武器の確認を終えた時ちょうど私達は目標の病院に辿り着いた。私達は後部ドアを開き、降車する。久しぶりに、トリニティ自治区に足を踏み入れた。
「行け行け!!」
「お楽しみの時間だあ!!!」
仲間達が鼓舞する中、私達の目の前にいる群衆に目を付けた。
「ねぇ、先生の見舞いのためにプリンを持ってきたんだけど────」
「早く退院して────」
そこで楽しそうに会話をしている彼女達の醜い笑顔を、消すことから私達の任務は始まった。