Blue Archive:Task Force 作:タクティカルおじさん
<20██年春>
アレックス 第一武装偵察分隊・中尉
キヴォトス・D.U./ウトナピシュティム空軍基地
──アレックス中尉は第一武装偵察分隊の隊長である。
彼が指揮する部隊は彼自身を含めて12人の隊員が所属している。
以前、彼は連邦生徒会による治安維持協力要請を受けシャーレ奪還作戦に従軍した兵士のうちの一人であり、当時の分隊長を務めていたことがあった。
そして現在、アレックスたちがいるのはキヴォトスのD.U.と呼ばれる地区に所在するウトナピシュティム空軍基地だ。
この基地は今のところキヴォトス派遣隊の最大の軍事基地であり、ほとんどの部隊や兵器が揃っている。
それに加えて、この基地が位置するD.U.にはたくさんの行政機関や飛行場が集中しておりいわばキヴォトスの首都だ。そのような都市の特徴から、シャーレにも比較的近いのである。
(実際はヘリで約10分近くかかり、直線距離で約30kmほどだが。)
さて、そんな立地にあるこの基地....いや派遣隊はある重要な任務を現在課せられている。
その任務は「シャーレの先生をアビドス高等学校へ輸送すること」だ。
一見、簡単な任務かもしれないが実はそうとはいかない。陸路で行くとしたら、車両という手段を用いても半日以上はかかる。それに加えて広大な砂漠の悪路を突破しなければならない。
これはかなり難しく、もし途中で何らかのアクシデントが車両に発生した場合遭難となる恐れがある。ほとんど生きて帰ってくるのは難しいと考えたほうがいいだろう。
それに加えてアビドスでは不定期に砂嵐が発生するため空路の場合、航空機が巻き込まれたらとても危険である。
しかし、そんな重大な任務が与えられたのはアレックス率いる第一武装偵察分隊だった。
なぜ偵察隊がこの任務を背負うことになったのかをアレックスの上官に尋ねると。
「アビドス自体我々が把握していない地域であり、現地の政治情勢や環境及び資源を知ることも兼ねてだ。」
と、答えられたのだ。とにかく命令された限り、アレックスたちは任務を遂行せねばならない。
上官から出発は24時間以内にせよと伝えられたためアレックスの部隊は大急ぎで、任務で使う装備や弾薬そして銃火器などの申請に追われる羽目になった。
しかしある程度すでに輸送手段として上官がL-ATVが2両、
それに加えてどうやって手に入れたのかは不明であるが、アビドスまでの最短ルートの通り方や地図を確保してくれたのもかなり助かったのである。
出発の準備を終えたのち、アレックスたちは輸送する対象である先生と合流し与えられた任務を開始するのだった────────・・・・・・
<20██年春/出発から12時間以上>
アレックス 第一武装偵察分隊・中尉
アビドス/アビドス高等学校周辺
アレックスたちがアビドス高等学校に到着したのは出発した日から日付を跨いだ、翌日の9時あたりであった。
想定した時間よりも遅く着いた彼らであったが、何事もなく先生を輸送することができたので部隊は安堵した空気に包まれる。
「俺たち、こんな砂漠まで来るなんて....。」
「ああ。キヴォトスに派遣される前、俺が派遣された地域を思い出すぜ。」
「どんな地域だったんだ?」
「クソみたいな地域さ。遠くから奴らは俺たちのことを狙ってくるし、
アレックスたちの部下は長い間車両に揺られていただけではなく、緊張した空気に包まれていた反動なのか、安堵すると皆息抜きがてらに雑談をし始める。
車両隊は、校門前にて待機し先生は学校の中に入っていく。
(前方から、自転車に乗った女の子が待機中の車両隊に接近する。)
「車両隊前方より、民間人一名....いや銃とヘイローがあるから生徒と思われるのが接近中。注意せよ。」
アレックスと同じL-ATVに乗車していおり、部下の一人でもあるウェストン伍長が報告する。
彼はブローニングM2の銃座を担当しており、射手を守るために取り付けられている防盾の中から双眼鏡で周囲を監視中にその少女を捉えたのちに報告をしたのであった。
少女はかなりのスピードで自転車を漕いでいるようで、発見した地点よりもかなり車両隊の前まで接近していた。
アレックスはもしかしたら先日、戦ったときの不良のように攻撃をしてくる可能性があると判断し、部下2名に接触するよう指示する。
(部下2名は車両から降り、少女に接近する。)
「えーと、お嬢さん?一つ聞きたいことがあるんだけど、もしかして君はここの生徒?」
降車し接近した一人が、少女の自転車が目の前で止まると同時に話しかける。少女は少しの間が空いた後に質問に答える。
「うん、一応
「俺たちはシャーレの先生を連れてここまできた。それだけさ。」
「ん、あの例の先生....?とりあえず私は学校に行くからここら辺で....。」
「ん」という独特な口癖がある少女はシロコである。
シロコは再び自転車を漕ぎ出し、学校からそこまで離れている位置にいるわけではなかったがあっという間の速さ学校の中に入っていった。
「めちゃくちゃ早いな....まるで狼だ。」
部下の目には鮮明に耳が人間のものではなく、明らかに獣のようなものであることを焼き付けていたからかあっという間に去っていった光景も加えて、そう口に出したのだった。
<数十分後>
「前方より、黒い制服を着た集団を発見。おそらく生徒だ。」
ウェストンが無線を通じて報告する。アレックスはその報告を聞いた時、直感的に嫌な気配が彼を襲う。
「集団は全員ヘルメットとガスマスクを着けているぞ。」
この報告を聞いたすぐ後にアレックスは無線で連絡する。
「もしかしたらあの集団は不良で、戦闘を仕掛けようとしているかもしれない。警戒しろ。」
アレックスは部隊全体に注意を飛ばす。彼は以前の戦闘で不良たちと戦闘したことがあるからだ。その戦訓を元に彼は注意したのである。
装甲化された銃塔には中からでも周囲の視界を確保できるように、防弾製の小さな窓がところどころついている。
ウェストンは銃塔を旋回させ、取り付けられている小窓から周囲を確認すると。
「車両隊の後方からも、同じ集団が接近中!」
その報告を聞いた瞬間、アレックスは無線に向かって話す。
「安全装置を外しておけ!!いつ、始まってもおかしくないぞ!」
部下たちは各々の銃の安全装置を外して、初弾が装填できているか確認する。そして各車両から下車し、いつ戦闘が起きても射撃が出来るように態勢を整えたときだった。
連続して乾いた銃声が鳴り響く。発射された弾丸はアレックスたちの背後にある校舎に着弾し、窓ガラスが割れる音が聞こえた。
──犠牲は出なくとも攻撃を受けた事に変わりはない。
「攻撃を確認!直ちに反撃しろ!!」
アレックスが無線で伝え終わると同時に、部隊のあらゆる火器が火を吹いた。
そして銃声はまるで大合唱のように周囲に響き渡る。
一斉に放たれた5.56mm弾、7.62mm弾を不良たちは真正面から受け止めることとなる。
「うわぁ!?」
「痛い!!痛い!!!狙われてる!!!!!」
不良たちとの距離は100mほど離れていたが、それでも聞こえる悲鳴はアレックスたちの攻撃がすさまじいものだとわかるものだった。
最初の一斉射で撃たれた不良たちは地面に倒れ、その後ろにいた不良たちは遮蔽物に隠れたり一部は逃げ出す者もいた。
しかし、アレックスたちは攻撃の手を緩めなかった。
「コプス!擲弾であそこに隠れている敵を吹っ飛ばしてやれ!!!!」
コプスは擲弾兵である。彼は使い慣れているM203の安全装置を解除し、リーフサイトを起こす。いつものようにリーフサイト越しに狙いを付けて、引き金を絞った。
引き金を絞ると独特な音が響き渡る。その数秒後に遮蔽物の内側で爆発が起きた。40mmグレネード弾が持つ高性能爆薬はしっかりと威力を解放したのだ。
なお爆発した際、隠れていた不良たちが身に着けているヘルメットやガスマスクが爆発と共に吹っ飛んでいった光景が見られた。
「ドカーン。」
コプスは綺麗に命中をしたため、喜びの声を上げる。
結局戦闘が始まって数秒で予想外の反撃を受けた不良たちだが、生き延びた数少ない者は逃げ去るかアレックスたちによって倒されることで戦闘を終えることとなる。
「敵が完全に撤退したぞ。俺たちはやったんだ!」
アレックスがそう口に出すと同時に、学校の玄関からシロコを含む三人の生徒が出てきた。
しかし、彼女らが出てきた時にはすでにアレックスたちによって戦闘を終えていたため、きょとんとした顔をしながら辺りを見渡す。
「うへ~、もう既に終わっていたみたいだね~。おじさんはお昼寝したいから学校に戻ろうよ~。」
「確かにもう周りにカタカタヘルメット団はいなさそうだけど....。」
「いえ、ちょっと待ってください。半径500m以内に敵のシグナルを多数検知しました。進行方向からおそらく敵は退却しています。」
「ん、今度こそ私たちがやる。」
そんな風にやり取りをしているのはアビドス廃校対策委員会である。
どうやら、話を聞いている限り敵は敗走しているようであった。
アレックスは対策委員会である彼女らに近づき、話しかける。
「君たちはアビドス廃校対策委員会だよな?第一武装偵察分隊所属のアレックス中尉だ。」
突然、先生以外の大人に話しかけられたため先ほど出会ったシロコ以外は困惑するが、予備弾薬やらでパンパンに膨らませたアレックスのリグにある無線機から返答が来る。
「はい。私はアビドス廃校対策委員会の奥空アヤネと申します。今あなたの無線に繋いでいるのですが分かりますか?」
どうやら、アヤネはアレックスたちが使っている同じ周波数に合わせて通信してきたようであった。
「ああ。聞こえているよ。それで、敵は後退しているんだろ?どうするつもりだ?」
「おじさんが今考えたことだけど一つ提案していいのかな?」
おじさんという主語を用いるのはこの場にいるホシノだけである。
ホシノは現在三年生であり、ショットガンであるベレッタ1301を愛銃としている。
普段は時間があれば寝ることに集中するが、いざというときはまるで別人のように振る舞うのが特徴的な生徒である。
そんなホシノが提案したことに他の対策委員会のメンバーは注目する。
「今からカタカタヘルメット団の前哨基地を襲撃しちゃうのはどうかな~?今なら、アイツらもきっと今の戦いで消耗しているでしょ?」
「い、今ですか?」
「そう。今なら先生もいて補給も簡単に解決できるし、それにここには
「なるほど。ヘルメット団の前哨基地はここから30kmくらいだし、今から出発しよっか。」
「いいと思います。あちらも、まさか反撃されるだなんて夢にも思ってもいないでしょうし。」
彼女らはどうやらカタカタヘルメット団の前哨基地を襲撃するつもりのようだ。再び、無線からアヤネの声が聞こえる。
「そ、それはそうですが....先生はいかがですか?」
(無線で先生が襲撃するのを許可する旨が聞こえる。)
「よっしゃ、先生のお墨付きももらったことだし、この勢いでいっちょやりますかー。」
本当に彼女たちは襲撃をするようだった。アレックスは先ほどの戦闘で使用したマガジンを新しい方にリロードしながら、ホシノたちに問いかける。
「なあ?移動手段はどうするんだ?一応、俺たちの車両はちゃんと4人分空きがあるから乗れるぞ。」
そう言い終わると同時に、新しいマガジンにリロードができたアレックスは古い方のマガジンをポーチに戻し終えた。
「じゃあ、それに乗っていこー。」
「はい~それでは、しゅっぱーつ☆」
あっさりとアレックスたちの車両に乗ると決断した彼女たちは、平べったい車体が特徴なM1126通称''ストライカー''の後部ハッチから乗車する。
「うへ~、とても狭いね~。これじゃお昼寝出来なさそうだよ~。」
それもそのはずである。ストライカーは兵員輸送を前提としており、限られた空間で大量の歩兵を運べるように設計されているのだ。
対策委員会の皆が乗車したことを確認すると、アヤネから無線が入る。
「カタカタヘルメット団の前哨基地までの道はこの私がナビゲートします!」
「ああ。助かる。」
アヤネとのやり取りを終えるとアレックスは部隊全体に無線を入れた。
「分隊長より、全分隊員へ。これから強襲作戦を行う。いくら敵が不良だといっても侮るなよ。」
そう無線で呼びかけると、M1126ストライカーは車両隊の先頭として出発する。ストライカーの後方に位置するアレックスが乗るL-ATVも続く。
目的地はここから30kmのカタカタヘルメット団の前哨基地だ。
<数十分後>
アヤネによるナビゲートを受けながら、前哨基地まであと1kmほどの位置についた時彼女から無線が入る。
「カタカタヘルメット団の前哨基地があるとされるエリアに入りました。半径1km圏内に多数の敵シグナルを検知。おそらく、敵もこちらが来たことに気付いているでしょう。」
「分隊長より、全分隊員へ。ここからは聞いての通り、戦闘区域だ。気を引き締めろ。」
そう無線で呼びかけると、同乗しているウェストンからも報告が入る。
「方位110、距離300mほどか?敵影を確認。どうやら気付いてなさそうだ。」
その報告をアレックスが聞いた瞬間、無線で叫ぶ。
「戦闘下車!車両は盾になれ!」
そう叫ぶと運転手以外の分隊員は下車し、車両の後ろにつく。
「
アレックスは対策委員会を指揮している先生に無線で問いかける。
(無線から彼女らを先行させることが伝えられる。)
「ああ、わかった。こっちは援護をすればいいんだな?じゃあ決まりだ。」
アレックスには前進する対策委員会たちの背中が映るのだった────……
<20██年春>
私 シャーレの先生
アビドス・アビドス高等学校/教室
私は今、対策委員会であるホシノたちがカタカタへルメット団の前哨基地を破壊するため指揮を執っている。
そして彼女たちはアレックスの部隊よりも先の位置におり、正面にはカタカタヘルメット団に所属している不良たちが待ち受けているのだ。
距離はそこまで遠くなく50mほどのところにいる不良たちと戦闘をすることから始まる。
始めにホシノ一気に集団で行動している不良たちに接近した後、そのうち一人の胴体に一発撃ち込んだ。
「うぐっ!!」
近距離でショットガンに撃たれた不良は声にならない喘ぎ声を出したあと、地面に倒れこむ。
もちろん近くにいる不良たちはその銃声と声でホシノの奇襲に気付き、すぐさま銃を構えて撃とうとするが────
集団で固まっている彼女たちは不運だった。なぜなら、ノノミが持つミニガンことM134の掃射によって薙ぎ倒されたのだから。
その掃射の威力はすさまじく、地面には彼女たちが一帯に広がって倒れている光景が見られた。
「お仕置きです~~♪」
ノノミはそんな一見可愛らしく思える言葉と裏腹にすさまじい射撃をしていたものであるからある意味ホラーでもあった。
「おい!!対策委員会のやつらが来やがった!」
「学校をまともに守れない奴らがこっちに攻撃を仕掛けるなんて生意気な!」
そんな声が聞こえると同時に、数多の射撃音が空に響き渡った。
20人ほどの不良たちが一気に射撃を加えていたのである。
私は数が多いと判断し、シロコに手榴弾を投擲するように指示する。
彼女は手榴弾の安全ピンを抜いたあと3秒ほど待つ。これは起爆時間を短くすることで手榴弾が敵の足元に落ちたとき、拾われて投げ返されてしまうのを防ぐためだ。
そして3秒まったあと彼女は勢いよく投擲。
「おい!何か来────」
手榴弾はシロコの狙い通り不良たちの頭上で炸裂する。手榴弾が包み込んでいる破片と衝撃が不良たちに襲い掛かり、土埃が宙に舞った。
「ん、狙い通り。」
シロコは冷淡な口調で告げる。
「生意気な!まだこっちは生きているぞ!」
たまたま手榴弾の爆発に巻き込まれなかった一人の不良はそう叫んだあと、さっきのお返しと言わんばかりに撃ち返してきた。
しかし、その反撃はあっけなく終わることとなる。
不良の銃声とは別の銃声が聞こえると不良は悶絶する声を出し、地面に倒れこんでしまう。
「も~、めんどくさいなあ。私が倒してあげたからねシロコ先輩。」
そんな風に言い放ったのはセリカであり、先ほどの不良を倒した張本人でもある。普段はツンとした口調が特徴的である生徒だ。
「やっぱり皆仲良いなあ~おじさんも青春したかったよ。」
「先輩も仲良いでしょ!?」
「今はそんなやりとりをしている時間はありません!!不良たちがそっちに向かっています!!」
アヤネはホシノたちのやり取りを断ち切り、そう報告したのだ。私はアヤネにどれくらいの数が来ているのか尋ねたところ。
「40人近くいます!!それにシグナルから、おそらく前哨基地にいる戦力がすべてそっちに向かっているようです!!」
「うへ~いっぱいだね~」
「たくさんお仕置きできるじゃないですか~♪」
「普段の恨みを....。」
「あいつらのことを絶対に許さない!!!」
そんなやり取りをしていたところ地面に銃弾が当たり、聞こえる者に恐怖を与えかねない音が響き渡っていた。つまるところ攻撃されているのだ。
「こっちのほうが数が多いぞ!!やっちまえ!!」
そんな不良の声が聞こえるとさらに射撃を加えてきたのだ。
そんなさなか、アレックスたちから無線が入る。
「数が多いようだな。そっちにストライカーを向かわせた。援護するぞ。」
ホシノたちの後方からストライカーが接近していた。ストライカーがホシノたちより前で停車すると車体の上部に取り付けられている
独特な音を発しながら放たれたのは40mmグレネード弾である。この弾はコプスがM203で発射する擲弾と微妙に口径が違うのだが、空気抵抗が少ないため射程が長く威力がとても高いのが特徴的だ。
そんな弾が連続して発射されるのだから、地面では連鎖的な爆発が起きていた。
爆発によって煙が出る中、私はノノミにミニガンによる掃射を命令。ノノミはMk19の連続した爆発に負けじとド派手な射撃を披露した。
そんなまるで大合唱のような制圧射撃が終わると、私はホシノに盾を用いて戦闘をすることを命令。
ホシノがシロコやセリカの援護を受けつつ前進。ホシノが掃射で生き残った不良たちとの距離が10mくらいになったとき、彼女は盾を展開しショットガンの連射を加えた。
「ひぐっ!!」
「うわあ!!!」
ショットガンの連射が加えられると不良たちは悲鳴を上げる。
「クソ!!クソ!!!!!」
ある不良はホシノに向かって銃を乱射するが、すべて盾に銃弾を防がれてしまい無意味と化す。
結局その不良もホシノのショットガンによって倒されてしまう。
「これで片付いたかな~」
「ええそうみたいですね。あとは補給のための弾薬庫などを破壊するだけです。」
ホシノとアヤネは不良を倒し終えたことを互いに確認すると今度はアレックスから連絡が入ってきた。
「これで戦闘は終了か?先生?」
「もう終わったよ。」
「了解した。撤退まで道はちゃんと確保しているからすぐに対策委員会をそっちに帰還させる。」
「弾薬庫などの破壊はどうするの?」
「あー、こっちで破壊するからしばらくの間は近付かないでくれ。」
アレックスとのやり取りを終え、対策委員会は私という大人の先生による指揮は特別なものであると車内で会話しながら帰路についたのだった。
そしてカタカタヘルメット団の前哨基地はこの戦闘が終わってから数時間後に