『俺も…ですか?』
「そう。君は彼を知ってるはずだから」
『彼って?』
「行ってからのお楽しみ」
『……気味が悪いって言われ…ませんか?マキマ…さん』
「残念ながら言われたことはないね」
『周りの目がおかしいのか、俺の目がおかしいのか……』
「君の目がおかしいんじゃないかな?」
『ぶち殺しますよ?』
「できるのならやってみると良いよ」
__コイツ自体からでっかい雑音が聞こえるから嫌なんだよなぁ…。まるで強い悪魔みたいでよぉ…。雑魚は体の一部だけだと雑音は聞こえないから気にしないけど、強いと肉片だけでも雑音が聞こえるからなぁ……。
「それじゃあ行ってきて」
『………マジ?』
__……んで、
『なんでチョンマゲもいるんだ?』
「それはこっちの台詞ですけど」
『…………お前、狐に契約切られたのか』ドンマイ
「なんで分かるんですか」
『悪魔とか魔人の雑音くらい覚えてるよ。…………ヘビから姫野センパイの契約悪魔の雑音が聞こえた』
「ッ………!」
『心当たりがあるみてぇだな』
「…………」
『俺はマキマ…さんからこの先の部屋に行けって言われてな』
「は?!」
『……じゃ、俺もう行くわ』
「はい、ではまた」
『…………なぁ、
「?!」
『お前はマキマを信じてるのか?』
「……はい」
『そうか……』
「何故、今そんな事聞いたんですか?」
『………いや、ただの興味だよ。俺、公安からいなくなるかもだし』
「え?!」
『コベニちゃんが辞めようとしてたからね〜。コベニちゃんを幸せにしたいって俺、想ってるから!!』じゃーねー! ピューン
「ちょっ、待っ!」速っ!?
『ん〜?此処か?え?合ってるよね?こういう時に名札って必要なんだと思うわ〜。じゃないと誰の部屋なのか分かんないじゃん。開けて良いのかな?あ、ノックした方がいいか。コンコン、失礼しまーす』ガチャ
「口で言ったら意味ないでしょ」
『…………………………………は?』
「初めまして!じゃないけど、覚えてる?オレの事」
__なんで…なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!!!!
『ッ……!!』ガシッ!
「グエ?!ちょ、苦しい!」
__何か言ってるが俺は別の事で頭がいっぱいだ。許さない、許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない…!!!
『んで…!』
「え?」
『なんで
__あの時に死んだヒロカズの身体はマキマに回収されたはずだ。なのに何故、
「ま、まず、手、離して…?!」
『チッ……』パッ
「はぁー…!苦しかった!」
『なんでこの身体に入ってんだ。暴力』
「しょうがないでしょ?いつの間にか入ってたんだから…」
『クソが』
「口悪くなってない?」
『なんでマキマは俺をコイツに会わせたんだよ…気分最悪だわ……』
「多分だけど、オレが君と一緒にいる子のバディになるからだと思うよ!」
『よし、今からお前殺すわ』シュッ
「急にナイフで刺そうとしないで?!」
『避けるな刺されろ』
「再会してすぐに死にたくはないからね!!」
『ならしばらく経ってから殺す』
「あ、殺すのは決定事項?」
『当たり前だが?』
「ほんとに口悪くなったね。にしても、よく覚えてたよね〜オレのこと。顔見せてないのに」
『…………』
__俺がこれからも生きてたらずっと覚えてるだろうよ。なんて言ってやんねぇ。調子にのるだろうし。
『おい』
「なに?」
『俺に何があってもコベニちゃんを守るなら、お前を殺さないことを考えてやる』
「………」
『……なんだよ』
「君ってそのコベニちゃんって子の事大好きなんだなぁ〜って分かった!!」
『今すぐ結婚したいぐらい好きだな』
「うわー愛の暴力!!」
『その暴力の化身がお前な?』
「あ、ほんとだ」
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す