『コッベニちゃーん!!いやぁ〜一緒に仕事なんて久しぶりだね!元気だった?俺はコベニちゃんと会えなくて寂しかったよ…。あれ?前より可愛くなってない?髪切った?あ、リップしてる〜!可愛いー!そのヘアピンも新しいのだよね?すごく似合ってるよ!あと、少し痩せた?コベニちゃんはもともと細いんだからもっと食べないと!この仕事終わったら美味しいご飯食べに行こうよ!』グルグル
「じ、仁間さん…!おお、おち、落ち着いてください…」
ピタッ『ごめんね。コベニちゃんに会えたのが嬉しくてさー』
「わ、」
『?』
「私も…!仁間さんに会えて…う、うれ……しいです」
『 』
__ヤッバイ……!!!可愛さが倍増してる!!!はぁー?!!!元から可愛いのにこれ以上可愛くなってどうすんのさ!?!!世界でも征服するの?!あー可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い!!!!!!!!!
「おーい、大丈夫ー?生きてる?」
『…………なんでテメェがいるんだよ。暴力』
「コベニちゃんのバディになったからだけど?」
『コベニちゃんのバディはヒロカズだけで十分だが?!それか俺で良いだろ!?マキマはなぁーに考えてんだ!!クソが!』
「オレのバディになりたいってこと?」
『コベニちゃんの!バディに!なりてぇの!お前じゃない!!!』
「じ、仁間さん……?」
『…………コベニちゃんに手ェ出したら殺す』
「傷つけることなんて出来ないのに」
『……黙れ』
__そんなことは俺が1番分かってる。お前の身体に傷をつけれない。殺す殺すとは言ってるけど、できない。できるわけがない。お前の身体に傷をつけるくらいなら死ぬ。でも……
『コベニちゃんを傷つけたお前を殺すことはできる。お前がその体を利用してコベニちゃんを傷つけるなら、手を出すなら容赦無くお前を殺すからな』
「………この体の人のこと気に入ってたの?」
『弟だよ……』
「えっ」
『誰も覚えてない。だって俺は"仁間速度"になっちまったから』
「……ごめんね」
『仕方ねぇよ。俺はお前らの様な契約はできないから』
「なんのお話ですか…?」
「『なんでもないよ!』」
『被せてくんなよ暴力テメェ』
「偶々だから!そのナイフしまって?!」
『タマタマだと?!コベニちゃんの前でそんな破廉恥なこと言ってんじゃねぇよ!!』
「違う!!」
「仁間さん、!は、早くお仕事終わらせましょ…!?」
『そうだね!コベニちゃん!!』
「あー……助かった」
『次はねぇ』
「あ、はい」
__ったく……。暴力の野郎は変なところで鋭いから油断できないんだよなぁ。
『そんなところが似てんだよな……』ボソッ…
「何か言った?」
『その悪趣味なマスクはどうにかできないのか?』
「無理だね!」
「わ、私は良いと思いますよ……」
『コベニちゃんはこんな暴力野郎にも優しいね!好きだよ。結婚しよ?』
「ごめんなさい」
『んー!好き!!』
__好きだよ。
『"あの方の邪魔になる"』
__そんなのどうでも良い。
『"俺らは眷属だ"』
__それはお前だけだ。
『"俺はお前なんだぞ"』
__違う。
『"違わない"』
__俺は人間だ。
『"何者にもなれなかった奴が何を言っている"』
__それはお前もじゃないか?