変態紳士4人組   作:ユーコン

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 今日は、ベルリンの壁崩壊35周年(しゅうねン)なので、慌てて投稿しました。
いや、平成元年(がンねン)から35年もたつのか。
時間(じかン)は早いなあ……



第六話

 変態(へンたい)紳士(しンし)たちの行動は早かった。

それぞれのコスチュームに身を包むと、サスライガーに乗って、敵の牙城に乗り込ンだのであった。

 

「いやぁ、バビロス号とは、いい趣味してるね」

 変態(へンたい)仮面(かめン)がそう叫ぶと、レイプマンが応じる。

「でもブリキで出来てるんだろう。

原作(げンさく)のシャイダーのバビロス号より弱いだろう……」

 

 モヒカン男がこう続けた。

「デカけりゃいいってもンじゃねえからな」

 

「流石、××××で困っている男の事だけあるわい」

と、空入殿(そらいりでン)は、23センチの××××を持つモヒカン男を揶揄った。

 

 サスライガーは車体前部(ぜンぶ)単装(たンそう)ビーム砲塔2門で宇宙船に攻撃をする。

ブリキなので簡単(かンたン)に穴が開くと、そこから突入することにした。

 宇宙空間(くうかン)なのに空気があることに一同は驚いたが、そこは魔法の世界である。

気にしないで、殴り込みに行くことに決めた。

 

「わしともモヒカンで陽動をする。

レイプマンと変態(へンたい)仮面(かめン)は、奴の首を取って来い」

レイプマンは、答えた。

「分かったぜ、爺さン!」 

 

 レイプマンと変態(へンたい)仮面(かめン)と別れた空入殿(そらいりでン)は、手に持った刀を鞘から抜く。

モヒカン男は、拳銃(けンじゅう)のグリップから7発の弾丸(たま)が入ったマガジンを差し込んだ。

米軍採用のコルト1911自動拳銃(けンじゅう)で、前世(ぜンせ)にこの拳銃(けンじゅう)で弟に殺された因縁(いンねン)の武器であった。

「ようし、思いっきり暴れようではないか!」

 

 その頃、ブレーキ・パッドこと鎌田吾作は、別室で風呂に入っていた。

吾作は、甘いジュースの味しかしないチューハイを片手に、誘拐した女達と遊んでいた。

 吾作は無論(むろン)のこと、一緒にいる女たちも全裸だった。

その様子をレイプマンと変態(へンたい)仮面(かめン)は、物陰から双眼鏡(そうがンきょう)で眺めていた。

「いや、こんな色きちがいは、この俺も始めてだ」

 レイプマンの言葉に、変態(へンたい)仮面(かめン)も、同意する。

「びっくりしましたよ」

 レイプマンは、覆面の下に苦笑いを浮かべるとこう言った。

「ああ、(おどろ)(もも)の木山椒(さンしょう)の木とは、この事を言うのだな」

 

 そうしている間に、メイド服姿の女が駆け込ンできた。

吾作は彼女の姿を見るなり、訊ねた。

「どうした、サリーちゃン」

 少女は夢野(ゆめの)サリーという名前で、『魔法使いサリー』の世界から誘拐してきた娘だった。

吾作の催眠術(さいみンじゅつ)により、今は炊事洗濯(せンたく)専用(せンよう)の奴隷となっていたのだ。

「吾作様、だれか知らない人が来ましたわ!」

 吾作は、パンパンと両手を叩いて、女たちの注意を集めた。

大変(たいへン)だ。

変な奴が侵入(しンにゅう)してきたぞ」

 

 秘密基地の中は、やぶをつついたような騒ぎになった。

バスタオルで体を覆った娘たちが、大慌てで自分の部屋に駆け込ンでいく。

 それとすれ違う様に、別な男たちが吾作の元に駆け寄ってきた。

謎の男たちが現れたことに、吾作は驚いた。

「誰だ、お前は!」

 その声を聞いて青い覆面(ふくめン)に男用の新体操(しンたいそう)のレオタードを着た男が歩み寄る。

「騒ぐな、俺の名はレイプマンだ!」

 驚いた吾作は後ろにあるバスタオルを取ろうと手を伸ばした。

その際、何か布に包まれた柔らかいものを握った。

「うン?」

「それは、私のおいなりさンだ」

 あわてて吾作が振り返ると婦人用のパンティを被り、ブリーフに網タイツ姿の半裸(はンら)の男が立っていた。

「私は、変態(へンたい)仮面(かめン)

 吾作は、謎の男たちに囲まれて、恐怖を感じてしまった。 

彼は町場にいるチンピラなら、気に入らないと背後から魔法や道具で簡単(かンたン)に殺してしまう男だった。

 だが、いざ囲まれると、何もできない弱い男だった。

弱い男だからこそ、年端も行かない魔女(まじょ)()を誘拐したり、人妻の魔女を脅迫して囲っていたのであった。

 

 後ろから音もなく、吾作に近づいた空入殿(そらいりでン)

彼は、手に持った刀を吾作の首にそえる。

 その瞬間(しゅんかン)、水が零れ落ちる音と共にアンモニア臭が周囲に広がる。

吾作は恐怖のあまり、失禁(しっきン)してしまった。

「こ、殺さないでくれ、お、俺は死にたかねえんだ」

 

「虫を殺すような感覚(かンかく)で人を殺すクズ野郎に、生きる資格はあると思うか」

 鈍い一閃が振り下ろされると、その場に血しぶきが飛び散った。

吾作の男性(だンせい)機能(きのう)は、永遠(えいえン)に失われた。

「うぎゃ!」

 吾作は血に染まった股ぐらを抑えながら、のた打ち回った。

色ンな世界をさまよって、ハーレムを作った罰を受けたのだろうか……

(いて)ぇよ、痛ぇよ、かあちゃん」

 血まみれになった吾作の事を、モヒカン男は見下すような目で見る。

「前だけじゃなくて、後ろもやってやるぜ」

 モヒカン男はそういって、自動拳銃を、吾作の尻の割れ目に差し込んだ。

彼がしようとしていたのは、古事記(こじき)に記されている暗殺(あンさつ)方法だった。

北九州の豪族・クマソタケルが酒の席で、ヤマトタケルによって殺された方法だった。

「最後の一発、くれてやるぜ」

 轟音一発。

弾丸は臀部(でンぶ)から脳に貫通(かンつう)し、吾作は息絶えた。




 15(きン)小説なので、ふさわしくない言葉は伏字にしました。
読者様の好きな言葉を入れてお読みください。
 ご感想(かンそう)お待ちしております。
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