【ホロライブワールド】攻略情報   作:天野空

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カジノで『TM』コインを交換する(1枚5000000コイン)
以下のホロメンを推しているか関係のイベントを5つクリアする。
桃鈴ねね、尾丸ポルカ、雪花ラミィ、獅白ぼたん、魔乃アロエ。

条件を満たして天気が曇りの日に【バーチャル】の廃墟の町に1人で行く。


TM 『裏切りの』後編

「まさか…

そんな手を使ってくるとは」

ゆっくりと両ひざを地面につける丸尾さん。

「卑怯と言いますか?」

俺はゆっくりと瓦礫から出て丸尾さんを見た。

「いや、それは卑怯じゃない作戦ですよ」

そう言って笑った丸尾さんは、その場に倒れた。

俺は瓦礫の横に倒れているマネキンを見た。

俺のスーツの上着を着せたマネキン。

さっき瓦礫の中で見つけたのはそのマネキンだった。

咄嗟に俺はマネキンに上着を着せて、先にマネキンを瓦礫から出した後、すぐに俺も出て丸尾さんを撃った。

丸尾さんの弾は確かにマネキンの額を貫いている。

あの怪我でこの腕前。

すごいとしか言えない。

「やっぱり、残ったね」

俺は声のする方を向く。

そちらからゆっくりと歩いてくる人影。

同じスーツを着て肩にスナイパーライフルを担ぎ、いつものボサボサしている髪を後ろで1つに纏めた銀色の髪の人物。

「シシロウさん」

俺はそう呼んだ。

「なんか調子狂うな。

いつものようにシシロウでいいよ」

そう言って苦笑するシシロウさん。

いつも呼び捨てなの俺?

ちょっと内心驚く。

しかし、スーツを着て後ろで髪を束ねてるせいなのか、顔も声もぼたんちゃんだけど男性に見えなくもない。

「何か俺の姿が気になるかい」

空いた手を広げて自分を見せるシシロウさん。

「い、いえ。

じゃない、いや」

「はは、相変わらずおかしな奴だな。

しかし、今回はそのおかしさが普段以上だ」

シシロウさんはそう言って真剣な顔になる。

うぉ、銃を構えてないのに頭が痛い。

この人は圧だけで人を倒せるのか?

シシロウさんは無造作にスナイパーライフルを投げる。

「せっかくだ。

お前に合わせてやるよ」

スーツの前を開ける。

そこには俺と同じ拳銃がホルダーに入っていた。

「西部劇知ってるだろ?」

シシロウさんの言葉に俺は頷く。

「五世代一家一と言われている俺だが、1つだけNo.2のあんたに勝てない事があった。

それは早撃ちだ。

今日こそ、それを覆す」

シシロウさんは足を少し開いて構える。

俺も同じような体勢をして胸のホルダーに銃をしまった。

勝負は一瞬。

俺がぼたんちゃんより早撃ち出きるなんて、初耳だけどここはやるしかない。

狙いは胸…

ズキズキ痛む胸を、俺は意識しないようにしながらシシロウさんを見る。

相手の動きを見極めないとやられる。

お互い1歩も動けない。

永遠とも一瞬ともとれるその時間は瓦礫が落ちる音で終わりを告げた。

ダン!

ダン!

お互いに銃を向けあったまま動かない。

「く」

俺は手から銃を落とし、銃を持つ手を押さえた。

「さすが、No.2…

いや、No.1か…」

そう言ってシシロウさんはゆっくりと倒れこんだ。

俺は急いでシシロウさんのところに走る。

そして、シシロウさんを抱き上げた。

「なんで最後に狙いを変えたんだ」

そう、シシロウさんは最後の最後で狙いを胸から手へを変えた。

その一瞬の動作が、シシロウさんの胸に俺の弾を当てさせる時間になった。

「はは、分からねぇな。

ただ、あんたはやっぱり五世代一家の1人だ。

卑怯者じゃねぇ、ごほ」

「おい、もう喋るな」

血を吐くシシロウさんに俺は焦りながら止める。

「無駄だよ。

喋ろうが黙ろうがこの傷じゃ、助からねぇ。

もう、気づいてんだろ?

本当は誰が裏切り者か」

シシロウさんの言葉に俺はゆっくりと頷く。

はっきりとは分からないが予想はつく。

今までの言動はおかしかった。

「事件の発端は組長の一人娘、まのんお嬢さんだ」

シシロウさんはそう言って俺の腕の中で静かに息を引き取った。

その言葉に俺の頭に知らない情報が溢れ出した。

いや、忘れていた記憶が甦ったのか?

そうか、やっと分かった。

俺はそっとシシロウさんをその場に寝かし、ゆっくりと立ち上がった。

「思い出したのね」

背後に人の気配。

そして、予想通りの声が背後から聞こえた。

「ええ、何もかも。

やっぱりあなただったんですね」

俺はそう言って後ろを向く。

そこに立っていたのは、ピーチさんと相討ちになったはずの雪花さんだった。

 

「共倒れになれば良かったのに」

そう言って雪花さんは目線を反らす。

「やっぱり生きてたんですね」

「分かってたのね」

「はい、あの血の量がおかしすぎる。

まるでバケツをぶちまけたように血が出ていました。

見た感じそこまで外傷がなかったのに」

俺は静かに雪花さんに言う。

「心臓を撃たれたのかもしれないわよ」

「それにしては綺麗でしたよ」

俺の言葉に雪花さんは俺を見た。

「まのんお嬢さんの事、まだ根に持たれてたんですね」

「まだ?

まだ!

まだって何よ!

私とまのんは愛し合っていた!

それを同姓だからと親父さんは反対をした。

まのんはそのせいで悩んで、1人悩んで、そして、自殺したのよ…

許せるわけない。

あんな一家、許せるわけが!」

「それで、奇襲をかけるなんて嘘の情報を他の一家に流して、襲わせるように仕向けようとした」

「ええ、そう、あの一家は卑怯な事をしない。

でも、それは世の中を騙す姿だって私が他のファミリーに言えば、いくら最強と言われる五世代一家と言えども潰される。

それにあなたと言う手駒もできた。

まさか、洗脳が解けるとは思わなかったけど」

雪花さんはニヤリと笑う。

その笑顔はいつもの優しい笑顔ではない。

まるで魂を悪魔に売ったような悪人の笑顔だ。

「あの日の夜。

あなたに飲み物をもらった時から俺は記憶がおかしかった」

「ええ、あの飲み物は私が用意した記憶混濁の薬」

「よく分からなくなった俺に嘘の情報を与えて、仲間にしたんですね」

「そうよ。

もし、シシロウが追っ手に来た時、あなたならシシロウも無傷ではすまない。

弱ったシシロウは私が始末する予定だったけど。

まさか、勝つなんて」

雪花さんは銃を俺に向ける。

狙いを頭。

「あと、今のあなたは銃を持っていない。

それにさっきから手を前で組んでいる。

撃たれたんでしょ利き手を。

いくらNo.2だとしても私でも勝てるわ」

確かに俺は手を撃たれた。

銃を持つ力はない。

「これで何もかも終わり。

あなたを倒して私は他のファミリーに嘘を教えて、あの忌まわしい一家もおしまいよ!

さようなら、◯◯◯

最後まで記憶を甦らせなければ、友達のままでいられたのにね」

ダン!

 

 

 

 

 

「な、なんで…」

カシャン

雪花さんの手から拳銃が落ちる。

ゆっくりと仰向けに倒れる雪花さん。

俺は脇から拳銃をゆっくりと下ろした。

そして、雪花さんに向かう。

「銃は持ってないはずじゃ…」

息を絶え絶え喋る雪花さん。

「ええ、これはシシロウから渡された銃です。

そして、あなたと話している間に俺は拳銃と手を包帯で巻いた。

トリガーをひいておけば、引き金を引く力ぐらいはありましたよ」

そう言って雪花さんに微笑む。

「そう、最後まで運がなかったのね、私は」

そう言って空を見上げる。

薄暗かった空はいつの間にかゆっくりと晴れてきている。

「ああ、やっとそっちにいける。

まのん。

そっちで一緒になれないかも知れないけど。

一目だけでもあなたに会いたい」

俺も雪花さんと同様空を見上げた。

そして、そこに気のせいかアロエちゃんの姿が見えた気がした。

「ああ、そこにいたんだね、まのん」

雪花さんは手を空に伸ばした。

そして、その手はゆっくりと地面に落ちる。

俺はその手をそっと胸の上に置くと立ち上がった。

空を見上げる。

(雪花さん、あなたはお嬢さんを助けられなかった自分も許せなかったんですね。

だから、死に場所を探していた。

いや、俺の勝手な思い込みか…

今はもうそれを知る術はないのだから…)

雪花さんは空の上で想い人に会えただろうか?

今の俺には2人が会えた事を祈るしかできなかった。

 

 

Fin

 

 

 

TM『裏切りの』クリア

以下の報酬が与えられます。

スキル【危険察知】

スキル【早撃ち】

『裏切りの』記念リボルバー&ホルダーセット。

 

俺の頭の中でそう機械音声が流れた。

「あ~あ、疲れたぁ。

っていうか胸苦しいわ」

そう言って側に倒れていたぼたんちゃんが起き上がる。

(はい、みんなお疲れ~)

空からアロエちゃんが降りてきた。

「ねね。

出番少ない」

「いや、ポルカも少なかったって」

額から血を流しながら歩いてくるねねちゃんといたるところから血を流してるポルカちゃん。

「ふぅ、今度はヒロイン役がいい」

そう言って目の前のラミィちゃんも立てる。

「さて!」

第五世代組が集まり俺の前に並ぶ。

(まずはこの衣装だな)

アロエちゃんがそう言って手を振ると、俺を含めて全員の衣装が元に戻る。

「お疲れ様。

楽しかった?」

ラミィちゃんが笑顔で聞いてくる。

「はい、めちゃくちゃよかったです」

俺もそう答える。

「それは良かった良かった」

満足そうに頷くポルカちゃん。

「また、他のTMでも会いたいね」

ねねちゃんはそう言って笑う。

「たまにはヒロイン役もやってみたいかも」

『え?』

ぼたんちゃんのボソッと言う言葉に4人はぼたんちゃんを見る。

「いいだろ別にあたしも女だぞ」

(ま、確かに)

恥ずかしく言うぼたんちゃんにアロエちゃんは笑って頷く。

『では、またどこかで、まったね~』

そう言って5人は消える。

俺は胸元から1枚のコインを取り出した。

友達と遊びで行ったカジノで大勝して交換した珍しいコイン。

コインには『TM』と掘られており何なのか分からなかったけど。

まさか、TM発生のトリガーアイテムだったとは。

俺は珍しい体験ができた事に満足して、早速友達に自慢する為、電話をかけた。




TM『裏切りの』詳細です。
一応、今回のお話は1つの形でしかありません。
マルチエンディングみたいで、プレイヤーさんの行動により最後が変わるようです。
それにともないもらえるスキルが若干変わるとか?
今回の情報では詳細までは分かりませんので、実際にゲーム内で体験してみてください。
ちなみにあくまで、ゲーム内のAIホロメンさんが役割を演じているだけなので、どんな悪人をしていても、誤解はなさらないように。
そういう仕様です。
では、また次に情報が入りましたら更新します。
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