しばらくお待ちください。
「えっと…」
さっきまで俺【ゲーマーズ】の第2の町中を歩いてたよな?
で、さっき誰かとぶつかって…
「どうしたでござるか?
親方殿」
そう言われてふと横を見ると、いつもと違う武者鎧を装備したいろはちゃんがこちらを見ていた。
「えっと…?」
「おいおい、頼むぜ、親方様。
鬼に化かされてるんじゃないだろうな?」
声のした方を向くと、こちらも武者鎧を着たこよりちゃんが。
「さっさと鬼退治してしまいましょうよ、親方様」
そしてまた現れる巨大な斧を肩に乗せる少し小柄な鎧武者かなたちゃん?
「ま、焦らずとも相手はもう目の前ですからね」
その背後に凜と立つ武者、なんであなたがここにいるんですか!?
そらちゃんが立っていた。
「えっと…どうなってるの?」
俺は訳もわからず隣のいろはちゃんに小声で聞いた。
「え?
忘れたんですか?」
少し驚きながらいろはちゃんも小声で聞いてくる。
「ごめん、状況を教えてもらえれば助かります」
「はぁ、親方様も変なところ抜けてますよね」
そして、いろはちゃんは簡単に状況説明をしてくれた。
なんでも、この町に住む酒呑童子・あやめを討伐する為に(あやめちゃん?)俺こと源○○○と渡辺空、坂田かなた、卜部いろは、碓井こよりの5人で鬼生門に向かっているらしい。
普段は山の中にいる酒呑童子・あやめだが、今は鬼達の酒盛りで門まで出てきているという事だった。
「わかったでござるか?
親方様」
いろはちゃんに言われて、俺は何となく頷く。
「しっかりしてくださいよ」
いろはちゃんは苦笑した。
「そろそろ、門が見えてくるよ」
かなたちゃんが指差す先には、鬼が集まっていると言われる鬼生門。
そして、俺達は鬼生門の前へと到着した。
「よ、よくぞ来たな、侍様達余!?」
「いや、あやめちゃんそこは侍どもだよ」
「え?そうなのか?
うおほん、よく来たな、侍ども余」
鬼生門の上、真ん中に立つ鬼の大将は隣の白い鬼に言葉を直され、言い直していた。
「ほら、親方様」
「え?俺?」
背中をいろはちゃんに押されて一歩前に出る俺。
「や、やぁ、やぁ、我こそは源○○○。
酒呑童子・あやめちゃん」
「ちゃんはいらないでござるよ」
「え、あ、はい、酒呑童子・あやめ。
今日こそ成敗してやるぞ」
俺は道中、いろはちゃんに教えてもらった口上をのべる。
「あ、ご丁寧にどうも」と頭を下げるあやめちゃん。
「違うよ、あやめ。
そこは何を返り討ちにしてやる、だよ」
違う黒鬼に言われてあたふたするあやめちゃん。
「やっぱり余はこう言うの苦手」
「いやいや、始まってるからやらないと。
リアルのあやめちゃんはホロぐら頑張ってたよ」
「うう、わ、分かった。
リアルに恥をかかせる訳にはいかない」
何か向こうも向こうで大変だな。
「な、何を返り討ちにしてやる余!」
おお~
周りの鬼が拍手をする。
ん~
学芸会みたいになってる?
あやめちゃんのセリフが終わり鬼生門から飛び降りてくる鬼達。
ちょうど相手も5人か。
「親方様が名乗りを上げたからには我らも名乗らねばなるまい」
こよりちゃんがそう言って前に出る。
4人の侍は各々名乗りを上げた。
「ならばここで死にゆく侍どもなれど、我らの名も覚えておけ」
そう言って前に出る4人の鬼?
「我は白き鬼、白鬼フブキ!」
ジャンとポーズをとるフブキちゃん。
「続いて、おに、おに、おにだよ~
大鬼ミオだよ~」
と黒鬼のミオちゃんが挨拶する。
「我は鬼界に現れたスターの原石、星鬼すいせい」
と青鬼のすいちゃんが腕を組んで名乗る。
「そして、最後はこの私、美貌あふれる魅惑の鬼、鬼月ちょこで~す」
桃色鬼のちょこ先生がセクシーポーズをとった。
なんか衣装が全員鬼柄ビキニなので目のやり場に困る。
(ちなみにあやめちゃんは普段の服装です)
「やだ、ちょっと動くと下がっちゃう」
とちょこ先生が胸の衣装を上げる。
「見てはダメでござる!」
咄嗟に視界を覆われる俺。
「い、いや、相手を見ないとやられる」
「親方様、完全に目がいやらしかったでござるよ!」
俺の正論?にいろはちゃんはもっともな意見で反論した。
「で、では、勝敗をつけようぞ!」
何とか話を戻そうとあやめちゃんは鬼の金棒をこちらに向けて言った。(刀は使わないみたいだ)
「どうやって勝敗をつける」
俺の言葉にフブキちゃんがにこっと笑って前に出る。
「1対1の団体戦といきましょうか?
どちらか3勝した方が勝ちという事で」
「分かった」
フブキちゃんの提案を飲み、順番を決める。
「では、先鋒前に」
こちらはかなたちゃん。
まずは力押しでやっつけてもらう。
(ぼくは怪力キャラじゃないぞ!!)
向こうは?
ちょこ先生?
お互いに鬼生門の広場中央に来る。
「では、今回の対戦カードを選びます。
ちなみに完全なランダムなので文句なしでお願いしますね」
とフブキナレーション。
「え?
戦闘するんじゃないの?」
「はい、毎回ランダムで対戦方法は変わるでござる」
中央にいる2人の上に、ランダムで切り替わる表示に一瞬セクシーと見えた時、俺はいやな予感がした。
そして、表示されたセクシーの文字。
やっぱりかぁ~
「では、セクシーがでましたので、セクシー勝負に参りましょう。
お二方には審査員の前で3回ポーズをとってもらい、合計点の高い方が勝者になります。
では、審査員どうぞ」
フブキナレーションの紹介で、5人の審査員と審査員席が現れる。
審査員は?
マリンちゃん、まつりちゃん、クロエちゃん、ラミィちゃん、おかゆちゃん。
衣装は断然向こうが上。
「こういう事もあろうかと!」
なんとかなたちゃんが鎧を脱ぎ捨てる。
下は公式水着だと!
「これなら!」
イベント中…(詳細はゲーム内で)
「…」
「ま、まぁ、そういう事もあるでござるよ」
鎧を着たかなたちゃんが後ろで体育座りをして、そらちゃんに頭をよしよしされている。
勝敗の詳しい説明は今回は無しにしよう。
「さ、さぁ、気を取り直して次を頑張るでござるよ」
「次鋒前に」
こちらはいろはちゃんが、向こうはミオちゃん。
そして、勝負は…
お料理対決だと!
「引き続き、先ほどの審査員の方、お願いします」
そして、いろはちゃんとミオちゃんのお料理対決が始まった。
イベント中…(詳細はゲーム内で)
「よ、よし!」
「やったでござる!」
「くぅ、くやしい」
広場中央で飛び上がって喜ぶいろはちゃん。
しかし、かなりの接戦だった。
「ありがとうございましたでござる」
「こちらこそ、もっと修行をつむわ」
お互い握手をする2人。
そんな2人に場外から拍手が送られた。
「これで1対1。
次は」
俺はちらっと後ろを向く。
そこにはゆっくり頷くそらちゃん。
「中堅前に」
そらちゃんがゆっくりと前に進む。
あちらは、な!
すいちゃんだと!
両者広場の中央に。
「歌対決だとすごい嬉しいのでござるけど」
戻ってきたいろはちゃんが隣で言った。
「あ、そう言うのもあるんだ」
「あるでござるよ」
「確かにそれだとめちゃくちゃ役得」
俺はうきうきしながら対戦カードを見た。
そして、対戦カードが止まる。
「えっと…あれって」
「う、ガチなのが出たでござるな」
俺の乾いた言葉にいろはちゃんが呟くように言った。
対戦カードは真剣勝負。
「おっと、ここで出てしまった。
何でもありの真剣勝負だぁ~」
盛り上げるフブキナレーション。
「すいちゃん。
ひくきはない?」
そらちゃんは目の前のすいちゃんに聞いた。
バシン!と胸の前で拳を当てるすいちゃんが笑う。
「本気でそらちゃんとやれる機会を、すいちゃんがひくと思う?」
「だよね」
そらちゃんはそう言って笑い、手に持っている刀を自分の前に持ち上げる。
そして、ゆっくりと抜いていく刀。
「じゃあ敵だね?」
ゾクッ
な、なんだ?
見てるこっちまで背筋が凍るぞ。
「そら先輩、やる気でござる。
すいせい先輩もあの状況で笑えるなんて」
そう、いろはちゃんの言う通り、すいちゃんは笑っていた。
「それじゃ、楽しい時間始めよう」
途端、すいちゃんがどす黒い気を纏う。
黙って刀を構えるそらちゃん。
そして、ちゃきっと刀を逆刃にそらちゃんが変えた瞬間、真剣勝負が始まった。
次のTMはホロメンが多数出てくる豪華なTM。
ただ、その分発生条件も厳しそうで、現在情報を整理しておりますのでしばらくお待ちください。
今回のイベントもマルチエンディングのようですので、皆さんがした時はこのイベント内容と若干最後が変わる可能性がございます。
それでは、情報がまとまり次第更新します。