【ホロライブワールド】攻略情報   作:天野空

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【学園】にある赤井はあと関連のイベントを10個クリアする。
【学園】内にある調理実習室で赤井はあとの作った料理を食べた事がある。(口に入れるだけでもOK)
以上の事をすると【学園】の掲示板にあるクエストが張り出されている(イベント専用のクエストの為、条件を満たしていない人には見えません)



はあちゃまクッキング~素材調達編~

「これってやっぱりあれだよなぁ」

先日、保健室で胃薬と毒消し、その他もろもろのアイテムをもらって挑んだはぁちゃまの料理。

なんとか完食して、帰りにはぁちゃまに言われた事が気になって【学園】の掲示板を見に来た。

そして、見つけた掲示板のクエストに、はあとちゃんからの依頼。

俺はその依頼書を手に取る。

内容は料理で使う素材調達の手伝い。

そう、あの時はぁちゃまが「誰か素材一緒に取りに行ってくれないかなぁ」って言いながらこちらをちらちら見てたんだよなぁ。

しかし、イベントとはいえタイミングばっちりに張り出されてるのにびっくりする。

俺は少しため息をつきながら、その依頼書を持って調理実習室に向かった。

 

「待ち合わせはここでいいんだよな?」

俺は校門の入り口で佇む。

今は朝の時間で【学園】の入り口であるこの場所も人通りが多い。

昨日、調理実習室ではあとちゃんにクエストを受けた事を伝えるととても喜んでくれ、この場所で待つように言われた。

「少し時間は早いか。

ま、はあとちゃんとのクエストだからな。

気合いはいれておかないと」

推しと行くクエストだから、心は弾む。

ま、取りに行くのはあの料理の素材なんだけど。

「おお~い」

そんな事を考えていると、【学園】の方から人混みの中こちらにかけてくる人がいた。

はあとちゃん?だ。

すごく可愛い満面の笑顔で手を振りながらこちらに来ている。

それだけでデートの待ち合わせのように嬉しいのだが。

なのだが!

手にめちゃくちゃでかい包丁を持って、それを振りながら人混みを来るのはさすがにシュールだ。

イベント中なので、誰もはあとちゃんに気づいていないから余計にホラーだよな。

「はぁはぁ、待った?」

目の前で息を切らしているはあとちゃんが、何気に色っぽくてドキッとするけど、やっぱり包丁がなぁ。

手に持つ包丁が気になるなぁ。

「い、いえ、さっき来たところです」

「そっか良かった」

そういって微笑むはあとちゃん。

「えっと、それでその包丁なんですけど…」

俺は意を決してはあとちゃんに聞いた。

「え?

包丁?」

はあとちゃんはそう言って両手を見る。

「ええ!

なんで包丁持ってんの!」

気づいてないのかい!

いや、そもそもなんで気づかないんだ!

「あ、そうか。

今日使うからさっきまで包丁研いでたんだ。

それで、時計みたら時間が迫ってて急いで来たから。

失敗したなぁ」

いやいやいや。

「ま、イベント中だしいいっしょ」

そう言って笑顔で聞いてくるはあとちゃんに俺は、苦笑いを返すしかなかった。

 

「それで今日はどんな素材を探すんですか?」

俺は隣を歩くはあとちゃんに聞く。

あれから俺達は校門を出て取り敢えず町の方に向かっていた。

「そうね。

必要な物はだいたい市場で手に入るから、まずはそこで買い物かな」

ん~

だったら何故包丁を研いでたんだ?

「分かりました。

それじゃ、まずは市場に向かいましょう」

「OK!」

そして、俺達は市場へと向かった。

 

 

まだ、朝早いが市場はとても賑わっていた。

基本、モンスターが出ないこの【バーチャル】で素材はお店からの購入になってしまう。

ま、そのお陰で【バーチャル】は他のエリアと違って、品物が安いんだけど。

そして、この朝から開かれる市場は、特に人気が高い。

市場の品物は早い者勝ちなところがあり、数に限りのある商品も多数存在する。

それらは、一度完売してしまうと明日にならないと入荷しない。

なので、それを求めて来ているお客も多いのだ。

「さ、負けられないよ。

ついてきて」

はあとちゃんはそう言って市場の中へと向かった。

俺もその後についていく。

「おっちゃん。

これとこれ」

「はいよ、いつもありがとね、はあとちゃん」

露店のおじさんに慣れた感じで注文するはあとちゃん。

おじさんもささっと品物を入れ袋を渡してくる。

「荷物持ちお願いね」

そう言ってはあとちゃんは次の店へ。

俺は慌てておじさんから荷物を受け取ると、はあとちゃんを追った。

 

イベント中(買い物イベント、どんな感じなのかは実際にゲーム内でお確かめください)

 

「ちょ、ちょっと待ってはあとちゃん」

俺は手にたくさんの荷物を持ち前をいくはあとちゃんに声をかける。

「え?

何してるの?」

そんな俺を見て不思議そうにはあとちゃんが言った。

「いや、荷物を…」

「え?

違うってアイテムボックスあるんだから、そこに入れてくれればいいんだよ?」

「あ」

はあとちゃんに言われて俺はそれに気づく。

そうか、荷物持ちって言われたからそのまま持ってた。

俺はすぐさま荷物をアイテムボックスへ。

完全に手ぶらになった。

恥ずかしい~

「もう、◯◯◯は。

天然なんじゃない?」

いや、包丁振り回して待ち合わせに来るはあとちゃんもはあとちゃんだけど、反論できません。

「ほら、あと少しだから急ごう」

はあとちゃんはそう言って笑う。

俺も気を取り直して前をいくはあとちゃんを追った。

 

「ふぅ、お疲れさま」

はあとちゃんは市場の近くのベンチに座って俺の方に向かって微笑む。

「いえいえ、途中からはアイテムボックスに品物いれてたから全然平気でしたよ」

俺はそう言ってアイテムボックスからあるものを取り出した。

「これどうぞ、途中で買っておいたんで」

そう言って搾りたての果物ジュースを渡す。

「あ、ありがとん」

はあとちゃんは受け取りストローで飲む。

なんか可愛いなぁ。

「それにしても」

俺はもう一度アイテムボックスを見る。

買った素材は普通によく日常で目にする果物や野菜、各種肉に調味料。

「変な素材はないんだ…」

「あのねぇ、私はいつも食べられる物を作ってるよ」

「あ、そうですよね」

「そうそう、あまり無礼な事言ってると打ち首よ、うちくび」

「はは、すいません」

「さて、それじゃ、買う物は買ったし、今日はこの辺で終わりかな」

「あ、はい。

お疲れさまです」

なんか拍子抜けだけど、こういったデートっぽいのができたのは嬉しいな。

ま、荷物持ちだったけど。

俺はそう言って【学園】のある方を向く。

ガシッ

突如、その肩を誰かに捕まれた。

え?

な、なんだ。

「まだ、終わりじゃないんだなぁ~」

背後からさっきまで聞いていた声なのだけど、明らかに違う声が聞こえる。

ま、まさか!

俺はゆっくりと振り向くと、そこにはにこっと微笑むはあとちゃんが…

いや、その笑顔は同じようで同じじゃない。

それにさっきまで持ってなかった、あのでかい包丁持ってる。

「もしかして、はあちゃま?」

「もしかしてじゃなくてはあちゃまですけど?」

あ、俺は全てを察した。

そうかはあとちゃんが必要な分はこれで終わったのか。

次からははあちゃまがいる分なんだな。

「そ、それではあちゃまは何が必要なんですか?」

「うん、これ」

渡される1枚の紙。

そこには3つの食材?が書かれていた。

「えっと、ドッキリ幻惑草、殺人スパイダーとキングワーム!?」

「そう」

「いや、キングワームってあのキングワームですか?」

「ん~たぶんそう」

キングワームと言えば【近未来都市】に向かう途中の砂漠に現れるめちゃくちゃでかい肉食ミミズだ。

「さ、行くわよ。

まずはドッキリ幻惑草ね」

「え?本当に行くんですか!」

 

それから俺ははあちゃまに連れられて、あっちこっちに向かった。

 

ドッキリ幻惑草は【バーチャル】の廃墟にあるらしく、じめじめとした地下へと向かう扉の裏に生えているらしい。

はあちゃまに言われてめぼしい扉を開けた俺は、開けた瞬間に女性の悲鳴が聞こえ、びびって倒れてしまった。

はあちゃまはそんな俺を見て大爆笑だったな。

何もないと思った扉を開けた時に女性の悲鳴を出すのがこの草の性質らしく。

そこからドッキリと言う名前が付いたらしい。

食べると幻惑を見る事から幻惑草なのだそうだ。

 

次に殺人スパイダーなのだが、これはあっさりはあちゃまが捕まえた。

昔の地下鉄の線路を歩いていると、人ぐらいの大きさの蜘蛛が天井から降ってくる。

それが殺人スパイダーだ。

【バーチャル】にはモンスターはいないと言われているが、こういった人があまり来ない場所にはいたりする。

降ってきた蜘蛛の頭を包丁の持ち手でガン!と叩くと気絶し、手慣れた手つきではあちゃまはトドメをさした。

さすがホロメン。

さすがはあちゃまと言えばいいのか。

 

そして、今回最大の難所(あくまで個人の意見です)キングワームだ。

バスに乗って【近未来都市】への入り口とも言える広大な砂漠に着いた。

「キングワームはどうやって捕まえるんですか?

かなりの大きさがありますけど」

俺ははあちゃまに聞く。

「あ、成体を捕まえるんじゃないよ。

幼体を捕まえるの。

さすがにあの大きい成体は無理」

はあちゃまはそう言って笑う。

「え?

幼体っている場所知ってるんですか?」

キングワームの幼体なんて初めて聞いたんですけど。

「うん、知ってるよ。

よく捕まえに行くから」

捕まえに行くのか…

 

「ただ、幼体と言ってもかなり大きいけどね」

俺は連れていかれた砂漠の地下のある部屋で、その幼体を指差すはあちゃまを見て、それから幼体を見た。

確かに5mはあるな。

しかし、あんなところに地下の入り口があって、地下ダンジョンがあるなんて聞いた事ないんですけど。

「あ、この地下ダンジョンは秘密にしといてね。

まだ、実装されてないんだって」

ヤバイから、そういうエリアに入るのヤバイから。

「なんでも、地下ダンジョンを広げすぎて収集つかなくなって今は放置してるらしいのよ」

何やってんの運営。

「さ、ちょうど1匹だしさっさと狩っちゃいますか」

はあちゃまはでか包丁を構える。

俺も【学園】から支給されている剣を構えた。

「じゃ、行くよ!」

「了解!」

俺ははあちゃまと共に幼体キングワームへと戦闘を開始した。

 

 

「お疲れさま~」

無事に幼体キングワームを倒し、素材を手に入れて俺達は【学園】へと戻ってきた。

「お疲れさまでした」

いろいろと疲れたけど、はあちゃまとたくさん冒険できて良かった。

「あのう、荷物はどうしたら?」

俺はアイテムボックスいっぱいに入っている!今日の戦利品を見ながらはあちゃまに聞く。

「あ、悪いけど調理実習室に一緒に来てもらって、そこで受け取るね」

「分かりました」

「お礼にご馳走するよ」

そう言ってウキウキで放課後の【学園】へと向かうはあちゃま。

「え?」

俺は不吉な言葉を聞いたような気がするが、このまま逃げるわけも行かずはあちゃまの後を追いかける。

楽しかった、推しとの時間は本当に楽しかったけど。

俺は生きて明日の朝日を眺められるのだろうか?

俺は不安と絶望と推しの手料理を食べれる嬉しさを胸に秘め、調理実習室に向かうのであった。




お待たせしました。
待っていてくださった方いたら嬉しいな。
今回は赤井はあとちゃんのイベントです。
ちなみにこのイベントでは、手に入れる食材はその時々で違うようなのでご容赦ください。
さて、今回イベントを起こした方はあの後、無事に朝日を見れたのでしょうか?
それとも…
実際どうなったかは皆さんもゲーム内で確認してみてください。
それでは、また新たな情報が入りましたら更新します。
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