【ホロライブワールド】攻略情報   作:天野空

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癒月ちょこのイベントを50個以上クリアしている。
【学園】、【魔界】以外の場所でぶらぶらしている癒月ちょこを見つける。


癒月ちょこの変貌

私はこの【ホロライブワールド】を初期の頃からやっている。

そのお陰でいろいろと人脈も出来、レベルも何回かカンストしている。

そして、冒険者の傍らこれらの経験や人脈を生かして情報屋なんかも最近やり始めた。

そんなある時、私の元にある情報が転がり込んできた。

それは私の最も大好きなちょこ先生の情報だった。

女の私だが、あの妖艶だけどたまに見せる子どもっぽくて可愛いところに心を鷲掴みにされて以来、ずっと推している。

そんなちょこ先生のイベントの情報だ。

ちょこ先生のイベントは知ってる限り片っ端からクリアした。

ちょこ先生には名前を呼んでもらえる仲にもなっている。

そんな私が、まだ知らないちょこ先生のイベントとは。

まずは人に教える前に自分で試さないと。

私は早速仕入れた情報を酒場で確認する。

「あのう、ご注文は」

「え?

あ、すいません」

ウェイトレスさんが来てるのに気づかなかった。

慌てて私はメニューを見る。

(えっと、何にしよう)

メニューを見ていくとふと目についた鶏肉料理があった。

(これってちょこ先生のクッキングに出てたのに似てる)

「この鶏肉チャーシューのフルーツトマト添えを」

「はい、かしこまりました」

注文を受けると嬉しそうにウェイトレスさんは、カウンターに戻っていく。

(さて、気を取り直して)

私はメニュー画面を開き、1通のメールを開いた。

そのメールは、私より以前に情報屋として活躍している昔馴染みの友人からだった。

世間話も入っているので割愛するけど、肝心の場所はこうだった。

ちょこ先生が【学園】【魔界】以外でも出没しているということだった。

基本的にちょこ先生は【学園】の保健室で会えるのがほとんどで、たまに【魔界】のメルちゃんの薬屋にいる時もある。

今は代替わりしたので会えないのだけど、【魔界】の魔王をしていた時は、【魔王城】の最深部でも戦う相手として会えたりする。

(ちなみに私は友人達とパーティーを組んで、一度ちょこ魔王に戦いを挑んだ事がある。

ま、結果は負けちゃったけど。

でも、負けてもちょこ魔王の「よく頑張ったね」よしよしはもうたまらない至福だったなぁ)

「あ、あのう」

「は!え?あ、はい」

(ウェイトレスさん?いつの間に)

私は慌ててよだれを拭う。

「だ、大丈夫ですか?」

心配そうにウェイトレスさんに聞かれ、私は恥ずかしさいっぱいに「だ、大丈夫です」としどろもどろに答えた。

その後、ウェイトレスさんは注文していた料理をテーブルに置いてからカウンターに帰っていった。

(やばいやばい、ちょこ先生の事考えると回り見えなくなってるなぁ)

私は運ばれてきた料理を食べながら反省する。

(あ、美味しい)

思っていた以上に美味しい料理を夢中になって食べた。

(ごちそうさま)

手を合わせて心の中で言う。

(しかし、本当にすこいよねこのゲーム。

食べ物もきちんと味わえるんだもん)

私はそんな事を考えながらメールの続きを見た。

(さてと、その限定的にしか会えないちょこ先生が、どうして他のエリアで出会えるのかって事だけど…)

このメールには、見かけた事がある場所は【バーチャル】の住宅街ってなってる。

基本的にイベントキャラであるホロメンは、イベント中以外は見る事が出来ない。

それなのに住宅街で見かけたって事は、それはイベントの可能性がある。

そう、見かけた時に何かのアクションを起こせば、イベントが始まるという事。

(よし)

私は酒場で会計を終わらして外に出る。

時刻はもうそろそろ夜。

(今いるのは【ファンタジー】の第2の町だから、今から行けば目的地の【バーチャル】の第2の町には、朝には行けるはず)

明日仕事が休みの私には時間は十分にある。

(さて、真相を確かめる)

私は気合いを入れて目的の場所へと向かった。

 

予想通り、【バーチャル】の住宅街についたのは、朝9時頃。

(本当にちょこ先生に会えるのかな?)

私は住宅街をうろうろしながらちょこ先生を探した。

ちなみにあまり住宅街でうろうろしすぎると、大空警察の人に職務質問されるから気を付けといた方がいい。

「あ!」

(さっき曲がり角を曲がったのちょこ先生じゃ)

一瞬だったけどちょこ先生がいたような気がした。

私はそちらに慌てて走り出す。

曲がり角を曲がると、いた!

少し先にちょこ先生だ。

あの後ろ姿は間違いないわ。

私は後を追いかけるように走る。

しかし、また、曲がり角を曲がるちょこ先生。

(どこに行くんだろう)

私はちょこ先生を追いかけながらそんな事を考える。

(また、曲がり角?)

ちょこ先生はそこを曲がる。

少しして私も曲がり角を曲がった。

(いた)

一件の家の前でちょこ先生が立っていた。

(よ、よし、声をかけよう)

私はドキドキする心臓を胸の上から抑えながら、ちょこ先生に近づく。

「あ、あのう」

思いきって声をかける。

「はい?」

そう言ってちょこ先生がこちらを向いた。

「あ、貴女は確か◯◯◯様?」

「あ、はい、そうです」

うう、やっぱり推しに名前を呼ばれるのはすごく快感。

「まさか、こんなタイミングで会うなんて。

もしかして、これもイベントなの?」

ちょこ先生が不思議な事を聞いてくる。

「イベントかどうか分からないですが、私にもちょこ先生が見えるっていう事はたぶん」

「ガチィ?

はぁ、運営様もこんな状態をイベントにしなくても」

少し呆れた顔でちょこ先生はため息をつく。

「どこか悪いんですか?」

私は不安になりちょこ先生に聞いた。

「え?

あ、違う。

ちょっと今、特殊な状況で」

そう言ったちょこ先生は私を見ながら何かを考える。

「そうね、ここで会ったのも何かの縁って事かなぁ。

今回は◯◯◯様に任せましょう」

ちょこ先生は何かを決意し私に向かって変な事を言った。

「これからしばらくちょこをお願いしていい?」

 

ここは【バーチャル】の第2の町にあるバー

その中にある個室に今、ちょこ先生と一緒にいる。

「えっと、それでさっきの話の続きなんですけど」

ここまで来るのに、ちょこ先生から少し話は聞いていた。

何でも魔王を交代した事で、魔力の溜まり方は穏やかになったものの、普段戦いに行かないちょこ先生は魔力が溜まる一方だそうだ。(最大値になっても魔力が集まってくる)

そして、その魔力の影響は変な形で現れ始めた。

「その影響が出ている間、スバルに助けてもらおうと思って」

(そっか、それで住宅街に…

確か住宅街にはスバルちゃんの家があるって聞いた事がある)

「その影響ってどんなものなんですか?」

私の問いにちょこ先生は、「ふぅ」とため息をしてから私を見て「子どもになるの」と言った。

「え?」

私は「どういうことですか」と聞こうとした瞬間、目の前のちょこ先生が突然光だす。

眩しくて目を瞑った後、ゆっくりと目を開けるとそこにちょこ先生の姿はなかった。

「え?

ちょこ先生?」

慌ててちょこ先生が座っていた方に行くと、そこにはちょこんと座る悪魔の幼児がいた。

「え?」

「ばぶ」

幼児は軽く右手をあげると私に微笑んだ。

 

「そっかぁ、なんか家にこないなぁ~と思ったらそんな事になってたんだ」

【学園】内の保健室で私はちょこ先生(?)を抱っこしながらスバルちゃんに状況を説明した。

あのちょこ先生幼児化事件からすぐに【学園】(卒業しているのですぐに入る事は可能)に

行き、スバルちゃんに事情を話して保健室に来てもらった。

「ま、ぶっちゃけて言っちゃうと、これから1週間このちょこちゃんを育てるゲームをするって感じかな」

「1週間?」

「そう、もちろん途中ログアウトしても大丈夫。

その間はちょこちゃん寝てるから」

「それって他のちょこ先生のイベントに影響しないんですか?」

「ま、そこら辺は【ホロライブワールド】もゲームだからね。

いろいろと大丈夫」

「は、はぁ」

確かイベント用にホロメンは分身体が存在するって聞いたけど。

「ちなみにこのちょこちゃんはイベント体なんですか?」

「え?

違うよ、本体」

私の問いにスバルちゃんは即答する。

「ええ、本体なんですか!」

「そう、本来はイベントにならない筈なんだけど、あなたはよっぽどちょこ先のイベントクリアしてるんだね」

「ははは」

「というわけで、ちょこ先をよろしくね。

子育てアイテムとかは、家を所持してるならそこに届くよ」

そう言ってスバルちゃんは保健室から出ていった。

「そっかぁ、子育てかぁ」

ふと抱っこしているちょこちゃんを見る。

「だぁ~」

(悪魔なのに天使だ)

「い、急いで家に戻らないと」

そして、私は【バーチャル】の始まりの町にある住宅街に向かった。

 

イベント中(ここからはちょこちゃんの子育てイベントになります。

詳細は皆さんの目で確かめてください)

 

そして、運命の日がやってきた。

ちょこちゃんが幼児になって早1週間。

初めは「だ~」や「ばぶ」とか言わなかったちょこちゃんが、今や高校生ぐらいになっていた。

「ありがとね」

ちょっとヤンキーっぽく育ってるんだけど、これってデフォルトなんだろうか?

高校生ちょこちゃんが微笑んで言った。

「いえ、こっちこそ、素晴らしい1週間でした」

「はは、未だに敬語抜けないんだ。

タメでいいって言ったのに」

「いや、もう恐れ多くて」

(なんせ推しを育てられるなんて一生ないかも知れないし)

「ま、ここまで成長したら後はどうにかなるよ。

はい、これはお礼ね」

そう言ってちょこちゃんは何かを渡してくれました。

「これは?」

「【ちょこの紋章】何か困った時に、それを使えば手伝ってあげるよ。

それも制限回数なし」

「ほ、本当ですか!」

「本当」

手の中にあるデフォルメちょこ先生がのってる紋章を見る。

すごいレア物。

「あ、ありがとうございます」

私の言葉にちょこちゃんは笑顔を返してくれた。

「それじゃ、また。

保健室にも遊びに来てね」

そう言って最後はちょこ先生のような言い方でウィンクをして高校生ちょこちゃんは、空を飛んでいった。

(幸せの1週間だった)

私はそう思い画像ホルダーを開く。

そこには可愛い幼児から高校生までのちょこちゃんの写真が大量に残っている。

(これでまだまだ頑張れる)

私はその写真を宝物に、こらからも【ホロライブワールド】を楽しもうと思った。




お待たせしました
ちょこ先生のイベントです。
ちなみにこのイベントの発生条件ですが、上記に書いてある条件以外にも何か特定されてない条件があるようです。
(知り合いが同じようにしたが発生しなかった)
ですので詳しい発生条件は未定となりますが、ヒントとして載せておきます。
【ホロライブワールド】初のホロメンを育てるゲーム内ゲームみたいなので、興味のある方は頑張ってみてください。
他のホロメンもそう言ったイベントがあるかは現在不明ですので、情報が入りましたら掲載します。
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