【ホロライブワールド】攻略情報   作:天野空

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ゲーム内情報局【大神通信】を見た事がある。
【大神神社】にいる大神ミオに情報局で使える情報を累計50個持っていく。


大神ミオとの秘密

私がここに来たのはある目的の為だった。

「いつもご苦労様です、ハトタウロスさん」

私はそう言って頭を下げる。

ハトタウロスさんも首を縦に動かしてくれた。

私はそのまま境内の横にあるお札やお守りを売っている場所に向かった。

「こんにちは、ミオちゃん」

私がそう伝えると、何やら後ろを向いて作業をしていたミオちゃんがこちらを振り向いた。

「あ、こんにちは、◯◯◯さん」

ミオちゃんはそう言って微笑んだ。

「今日もいいネタ持ってきましたよ」

「あ、本当?

いつもありがとね」

「いえいえ」 

私はにこやかに答える。

なぜ、私がミオちゃんに話のネタを持ってきているかというと、ミオちゃんは【大神通信】というゲーム内ラジオを定期的に放送しており、その話のネタをいくつかプレイヤーが提供しているという訳だ。

私もその提供者の1人。

ただ、他のプレイヤーよりは話を提供していると自負している。

「それで、今回の話はなに?」

うきうきとした顔でミオちゃんが聞いてくる。

この顔を見る為に私は情報提供していると言っても過言ではない。

「どうかした?

うちの顔に何かついてる?」

(う、見すぎたか)

「い、いえ、何もついてないですよ。

ちょっと頭の中で情報を整理してただけです」

「そう」

にこっと微笑むミオちゃん、素敵だ。

「では、1つ目なんですが…」

 

「なるほど、『シオンのお使い』の情報だね」

そう、1つ目は、そのイベント中にシオンちゃんから買うように勧められるアイテムは、他のイベントにも関係するので手に入れていた方がいいという情報だ。

「確かに重要な情報だけど…

ごめん、先にその情報は他のプレイヤーが持ってきてくれたんだ」

「え?

本当ですか?」

「うん」

申し訳なさそうな顔をするミオちゃん。

(ならもう1つのとっておき)

「ヘラクレスゴールドの捕まえ方とかどうですか?」

「聞かせてもらいましょう」

私の言葉にミオちゃんは身を乗り出して微笑んだ。

 

「なるほどね。

その条件は確かに知らないと分からないね」

私の話を聞いて頷くミオちゃん。

「そうでしょう」

「でも、こんな情報よく仕入れたね」

「私の友人が【迷いの森】で迷った時に出会った女神に教えてもらったらしいんですよ」

「【迷いの森】の女神かぁ」

ミオちゃんは少し考えてにこっと微笑む。

「それじゃ、そのヘラクレスゴールドの捕まえ方を【大神通信】で話すのではなく、その女神の話を話すね。

ヘラクレスゴールドの捕り方を話しちゃうと、狙ってる人が殺到しそうだし」

「確かにそうですね」

(ヘラクレスゴールドはかなりのレア昆虫。

売ればかなりの値がつく、ハンターが溢れかえるのは私としても嫌だ)

「すいません、配慮が足りませんでした」

「いえいえ、まず初めにうちに話してくれたみたいだから、こうやって対処できる」

ミオちゃんは優しく微笑んでくれた。

「それはそうと、◯◯◯さんはこれでうちに情報提供してくれたの50件目だね」

「え?

そうなんですか?」

ミオちゃんの言葉に少し驚く。

「そんな◯◯◯さんにお礼をしたいと思うんだよね」

「お、お礼ですか?」

「そう。

ということで明日お昼時間ある?」

そして私は、少しいたずらっ子のように微笑むミオちゃんに見とれてしまった。

 

 

指定された場所に私は来ていた。

言われた場所は大神神社の大階段の入り口。

人はまばらにいるけど、私はいつもの防具姿ではなく、町で売っている和服の普段着を着ていた。

(普段着指定だったから、持ってる普段着の中で一番いいと思った物を着て来たけど…

待ち合わせの時間にはもう少しあるか)

ステータス画面にある時計を見ながら私はドキドキしながらミオちゃんを待っていた。

しばらくして「待たせちゃったかな?」と階段からゆっくりと降りてくる待ち人。

「いえ、さっきついたばかりです」

私はそう言って待ち人ミオちゃんを見た。

(私服姿だ、それも和服バージョン)

「ど、どうしたの?目に涙なんかうかべて」

私は感動のあまり涙ぐんでいたらしい。

それを見て焦るミオちゃんも優可愛い。

「いえ、ミオちゃんの私服姿を間近で見れて感動してしまって」

「もう、なに言ってるの」

涙ぐむ私の肩をポンポンと叩きながらミオちゃんは笑う。

「ほら、行こう」

ミオちゃんは私の手をとって町の方へと向かう。

私はミオちゃんに手を引かれながら、その後を追った。

これから起きる事に胸を高鳴らしながら。

 

イベント中(ミオちゃんと町中デート)

 

ミオちゃんとウィンドウショッピングや茶屋でお茶したり、公園でのんびり過ごしていたら、あっという間に夕方になっていた。

「そろそろ時間かな」

ミオちゃんがぼそっと呟く。

(そっか、この楽しい時間ももう終わりか)

私は残念な気持ちになったが、それでもこの楽しい1日が大切な思い出になる。

「ん?

まだ、終わりじゃないよ」

そんな私の顔を見て、ミオちゃんは笑った。

(う、残念そうな顔をしていたのが出てた?)

「お店を予約したるから、そこに行く時間かなと思って」

「お店を予約!」

驚く私。

「そんなに驚かなくても」

私の驚きに笑いが止まらないミオちゃん。

「さ、急ご」

「はい」

私はミオちゃんと一緒にそのお店に向かう。

しかし、ふと、暗がりの路地に目がいってしまった。

立ち止まる私。

「どうかしたの?」

前のミオちゃんが振り向いて聞いてきた。

(そっか、これもイベントなのか。

このまま行ってもイベントなら大丈夫なんだろうけど…)

「すいません、先に行ってください。

ちょっと忘れ物してしまって」

私の言葉にミオちゃんが私をじっと見る。

「わかった。

待ってるから」

ミオちゃんはそう言って先に向かう。

(さて)

私は一瞬に装備を戦闘用に替えて、さっきの路地へと入っていった。

 

 

グギャーーー

「あ、あ、あ」

路地裏の広場で女性が巨大な人狼に襲われようとしていた。

「まさか、噂通りか」

私の言葉に人狼はこちらを向く。

「あ、た、助けて」

「ここは私が引き受けます。

逃げて」

「は、はい」

女性はよろよろと立ち上がり、躓きながらも私が入ってきた路地へと逃げていった。

人狼は動かずその狼の眼でこちらを睨む。

「逢魔時に路地裏に人狼現る。

情報収集していた時に聞いた話だけどな。

まさか、このタイミングで見つけれるとはな」

私の言葉に人狼はその大きな口を歪ます。

「かはぁ、せっかくの馳走を無駄にした。

その礼はしてくれるんだろうな」

「もちろん、この剣でな!」

私は人狼との間合いを詰めて斬り込む。

ザン!

「く」

私はすぐに人狼と距離を取った、が。

「遅いなぁ~」

人狼は私が斬りつけた手で殴ってきた。

吹き飛び建物に体を叩きつけられる。

(くそ、思っていた以上に強い)

私はなんとか立ち上がる。

私が斬りつけた腕を何事もなかったように振る人狼。

斬った時にその毛と筋肉に剣が通らなかった。

「は、雑魚の癖に俺様の食事を邪魔しようとでしゃばるからだ。

お前はここで死ね!」

人狼はそうやって大声で笑う。

(最後のミオちゃんとの食事楽しみだったけど…

私にはもったいないイベントだったのかもな)

私は立ち上がり剣を構える。

「はははは、何をかっこつけて立ってやがる」

人狼の爪が大きく伸びる。

「男はな、かっこつけたくなる時ってのがあるんだよ!」

(この場にミオちゃんがいなくても、ミオちゃんとのイベント後にして来たんだ。

絶対に一矢を報いてやる)

「へ。

なら、かっこつけて死ね!」

人狼が飛び掛かってくる。

そして、振り下ろされる爪。

ガキン。

私はそれを剣で受け止める。

「剣技 流水斬り」

剣を爪から腕へと流れるように移動させて、私は渾身の力で人狼の胴を薙いだ。

「ぐわぁぁぁぁぁ」

人狼の叫び声が聞こえる。

(やったか!)

私は顔を上げて人狼を見た。

「やられたと思ったか?」

ニヤリと笑う人狼。

(くそ)

そして、人狼の爪が頭上から私に向かって振り下ろされた。

 

 

 

 

 

(あれ?)

思わずうつむいた私は自分の手を見た。

(光の粒子に変わらない)

死んだら光の粒子に変わってリスポーンするのが当たり前だが、どうして?

「来るの遅いから迎えにきたよ」

「え?」

顔を上げるとそこには人狼の爪を黒い気を纏わせた腕で受けるミオちゃんがいた。

「お、おまえ!」

人狼はミオちゃんを見ると飛び退く。

「はぁ、まさかイベントのダブル・ブッキングなんて発生するなんて。

それもうちの時に?

びっくりだよ」

人狼を見ながらミオちゃんはふぅとため息をつく。

「でも、路地の奥に襲われそうな人が見えたんだよね?」

「はい。

でも、この様です」

私はミオちゃんに答えた。

「ん?

◯◯◯さんはきちんと人助けしたよ。

だから、うちがここにいる。

その助けた人がこの場所を教えてくれたから」

「あ」

私は逃げていく女の人を思い出す。

「さ、早くお店に行かないと」

ミオちゃんはこちらを向いて微笑んだ。

「目の前で俺を無視するな!」

人狼は叫びミオちゃんに襲いかかった。

「無視?

無視なんてしてない。

だってはじめからいないものを無視なんてできないでしょ」

ミオちゃんはそう言って気で覆われた手を一閃。

人狼は断末魔を上げることなく消え去った。

「はは、強すぎる」

「そう?

でも、◯◯◯さんがこのイベントを起こしたから、うちが手伝えた。

だから、この勝利は◯◯◯さんの功績だよ」

ミオちゃんはそう言って優しく微笑んでくれた。

「ありがとうございます」

私はゆっくりと立ち上がりミオちゃんを見た。

「さ、ほら、急ごうか?

お店閉まってしまう」

「はい」

それから、私はミオちゃんと一緒に夜のディナーへと急いだ。




お待たせしました。
今回は大神ミオちゃんのイベントです。
普段は神社の守り神としてあまり動かないミオちゃんですが、今回のようにデートイベント?も用意されているみたいです。
ちなみに人狼のイベントはミオちゃんのイベントとは全く関係ないようで、今回お話ししてくれた方が人狼のイベントを突発的に起こしてしまった為にこうなったようです。
なので、皆さんがこのイベントをする時は、人狼の戦いが起きないイベントになるとはずです。

では、また新しい情報が入り次第更新します。
お楽しみに
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