【ホロライブワールド】攻略情報   作:天野空

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獅白ぼたんのイベントを3個以上クリアしている。
広大なエリアに稀にポツンと買い物カートが1つあるので持ち手を持つ。


ランオアダイver.ぼたん

今からする3つのお話は全て同じ事をして起こった不思議で怖い体験談です。

さて、皆さんがこの展開に遭遇したら挑戦するのかしないのか。

それはこのお話を読んでからよくお考えください。

そして、もし運悪く持ち手を握ってしまったあなた。

頑張って走ってください。

立ち止まる事はリスポーンを意味するのですから…

 

 

ランオアダイ【ファンタジー】のとある広野で

 

僕はいつもの日課である、常時イベントの薬草取りを終えて町に戻っていました。

その日はとても天気が良くて春らしい風が吹いていました。

のどかなその1日の始まりに僕は今日は何をしようか考えていました。

そんな時、ふと街道から外れた広野にポツンと何かがあったのです。

僕が朝早くにここを通った時にはなかったのに。

僕は不思議に思ってそのあるモノに近づきました。

「カート?」

それはスーパーによくある買い物カート。

なんでこんなところに?

一応、警戒して辺りを見渡しますが誰もいません。

(こんな広野の真ん中だし、隠れる場所もないか)

次に僕はカートを見ました。

見た目は普通のカート。

ただ、タイヤの部分が普通にあるモノと違うような気がします。

「なんでこんなところにあるんだろう…」

僕はもう一度辺りを見回しました。

どこかにカート置き場があるのかと思ってしまったのです。

しかし、どこにも見当たらない。

「もう、片付けないと」

僕はため息混じりでカートの持ち手を握ってしまいました。

あの時考えたら、どうしてそのカートを片付けようと思ったのか分かりません。

ただ、どうしてもそこにあるのは不自然だと思ったのです。

『イベント【ランオアダイ】が開始されました』

「へ?」

いきなりの機械音声。

「ランオアダイ?」

『それでは、走ってください』

「え?」

いきなり機械音声に言われて焦る僕。

その後すぐにダン!と勢いある音が響き、足元に何かが撃ち込まれました。

「え!えぇ~」

訳も分からず走り出す僕。

ちゃっかりカートは押してます。

タイヤが普段のやつと違う為か、広野でも押しやすいのが不幸中の幸いでした。

全速力でカートを押す僕にどこからともなく放たれる弾丸。

その弾丸は的確に1秒前に僕がいた場所に撃ち込まれています。

そう立ち止まればその弾は致命傷の一撃になる。

「なに、なに、なに~」

僕は広野を走りました。

どこに向かったらいいのか分からない。

(とりあえず町に向かえば)

僕はそう思って町に向かって走り出しました。

(し、しんどい)

走る速度は落としてないけど、町までまだ距離がある。

そんな時、突然少し前に手をあげる姿が。

「ええ!止まるのは無理ですよ~」

そのまま通りすぎる。

「ごめんなさい~」

訳も分からず誰かの横を通りすぎる僕。

そんな僕に声がかけられた?

「あのさぁ、乗っけてくれない?」

「はい?」

声をかけられた隣を見ると獅白ぼたんちゃんが並走していた。

「な、なんでぇ?」

「いやぁ、カート見かけたから乗りたくて」

「こ、これにですか?」

激走するカートを見て言う。

「そう、いい?」

「え、あ、はい」

「ありがと」

そう言うとぼたんちゃんはかっこよくカートに飛び乗った。

「ああ、やっぱ、落ち着くねぇ」

「いや、落ち着かれても」

背後で銃弾の音を聴きながら僕は走る。

ぼたんちゃんが乗ったにも関わらず、押す重さが変わらないのはどうしてなのかは聞かないでおく。

「それよりごめんね」

「へ?」

いきなりぼたんちゃんから謝られた。

「な、何がてすか?」

「いや、このイベント。

実は撃ってきてるの私の影なんだ」

「はいぃ?」

ぼたんちゃんが説明してくれる。

何やらこのイベントはカートを持った人に対して、ぼたんちゃんの影が問答無用で狙撃してくるイベントらしい。

(誰得のイベント?)

「ま、理不尽すぎだからこうやってガイド役で私がこれに乗るって訳なんだけどね」

(あ、得だ)

「というわけでもうちょっと頑張ろっか」

「は、はぃ~」

そして、僕はぼたんちゃんのガイドを受け走り続けた。

 

 

「おつかれさん」

「は、はい」

ここは町のショッピングセンター

そこのカート置き場にカートを戻すとイベントは終了だった。

「ま、次からは見た感じ怪しいのには触らないようにしなよ」

「そうします」

僕がそう答えると、頭をポンポンと軽く触ってぼたんちゃんはどこかに行ってしまった。

(こういう体験できるなら、また見つけたら触ってしまうかも)

僕は心の中でそう思ってしまっていた。

 

 

ランオアダイ【バーチャル】廃墟の中で

 

俺は今日もこの廃墟にお宝を探しに来ている。

最近、かなり高価なオーパーツが見つかったらしく、俺みたいなトレジャーハンターが増えてきている。

(ま、俺には穴場があるからな)

そう、最近見つけた場所。

ある廃墟を進むと立ち入り禁止エリアというものがある。

普通は通れないその場所なんだが、この前俺はあるバグ技を発見した。

(ここだ)

俺はそのバグ技ができる場所に来た。

ドアが半壊して、そのドアに立ち入り禁止のテープが張られている。

なのでこのドアからは入れない。

しかし、俺はそのドアの横にある壁に手を当てる。

スキル壁抜け。

ズズズと俺の腕が壁にめり込んでいく。

そしてあっという間に俺は壁の先に出た。

「よっしゃぁ~?

ってへ?」

目の前に広がるのは建物の中ではなく、ただ広い草原だった。

「なんで?」

うしろを

振り向く。

そこには先程の立ち入り禁止の貼られたドアと壁だけがあった。

回り込んでドアと壁。

元来た場所はどこにも見当たらない。

「なんだここ?」

俺はだだっ広い草原にポツンと1人取り残された。

「ど、どうすりゃいいんだ」

前回、前々回はこんな場所には来なかった。

通り抜けても建物の中で、アイテムもぼちぼちあってラッキーと思ってたのに。

俺は途方にくれて壁にもたれ掛かる。

すると、草原に何かが見えた。

「な、なんだ?」

俺は急いでそちらに向かう。

「カート?」

そう、草原にポツンと買い物カートが置かれている。

(なんで?)

頭の中が?でいっぱいになる。

「どういう事だよ」

俺は訳が分からないが取り敢えず持ち手を持ってみた。

『イベント【ランオアダイ】が開始されました』

「え?」

『それでは、走ってください』

「はい?」

突然の機械音声。

(説明はそれだけか?)

ダン!

「うぉ」

いきなり足元に銃弾?

「だ、誰だ!」

俺は辺りを見回す。

だけど誰もいない。

(くそう、どこから狙ってるんだ?)

カートから手を離して盾を装備しようとする。

しかし、(手が離れない?)

ダン!

「な、なんで…」

そして、俺はリスポーンした。

 

光の粒子が空に上がって行く。

「あらら、間に合わなかったか」

その粒子を見ながら獅子の女性がボソッと呟いた。

「ま、このエリアに入ったら自力では抜け出せないし、これが救いと言ったら救いかな」

獅子の女性はそう言って背後に黒いゲートを開く。

そして、その中に入って消えてしまった。

 

 

ランオアダイ【ふぉーす】見えない空の道で

 

「ほらほら、頑張って」

「頑張ってってぼたんちゃん、道が半透明何ですから!」

ダン!

「ひゃぁ~」

(どうしてこうなったの?)

私は今、初めて来た【ふぉーす】でぼたんちゃんの乗った買い物カートを全力で押しながら空の上を走っていた。

 

事の発端は、私が初めて【ふぉーす】へ来たゲート

を出た時だった。

「や、やったぁ~

新天地~」

あの時の私は新天地にこれた事の嬉しさのあまり、テンションMAXだった。

ゲートを勢いよく飛び出した足元の石に躓き、こけないように慌てて目の前の物を掴んだ。

それが買い物カートだった。

『イベント【ランオアダイ】が開始されました』『それでは、走ってください』

という訳の分からないイベントがいきなり始まり、足元に銃弾は撃ち込まれ、【ふぉーす】特有の浮島で、どこに走ればいいのか分からない。

小さな浮島を周回していると、彼女がカートに跳び乗ってきた。

そして、彼女は私に道を示してくれた。

「で、今の現状ってわけ」

「何か言ったぁ!」

「何でもありませ~ん。

それよりぼたんちゃん、ゴールはまだですか?」

「景色最高だね~」

「いや、景色最高ですけど、景色の事いってないですぅ~」

(風をきる音のせいで会話が上手くいかない。

でも、確かに景色はいいよね)

空にたくさん点在する浮島。

そこに町と自然が一体化した場所が見える。

草原を走る動物達。

私と並走するように飛ぶ鳥達。

確かに幻想的。

だけど、足元半透明の道をひたすら走るのは。

「怖すぎる~!」

「あ、大丈夫大丈夫。

ゴールもうすぐだから」

「聞こえてるんじゃないですか!」

「あはははは」

そして、私は無事に走りきる事が出来ました。

(はぁ、しばらくは【ふぉーす】の町でのんびりするぞ)

私はそう決意を新たにするのでした。




お待たせしました。
獅白ぼたんちゃんのイベントとなります。
このイベントですが、ver違いがあるかどうかはまだ未確認となっております。
もし、他のホロメンに出会った場合は教えてもらえると嬉しいです。

さて、このイベントですがただひたすら走るのがイベント内容のようです。
話を聞かせてもらったプレイヤーさんの言っていたとおり、誰得イベントなのか?
ま、ぼたんちゃんに労ってもらえるので、その点はいいのかもしれないのですが、なぜぼたんちゃんの影に狙われるのか?
不思議な事はたくさんあるようですね。
また、詳しく教えてもらえたら更新しておきます。

それでは、また新たな情報が入りましたら更新します。
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