【ホロライブワールド】攻略情報   作:天野空

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【迷いの森】で道に迷っていると極稀に、背後から声をかけられる。


道に迷えば神来たる?

それは私が偶然この森に迷い混んだ時に起こった事です。

私はまだこの【ホロライブワールド】の世界を十分に回りきれていない、冒険者としては初心者でした。

レベルや装備がある程度揃って、さて【ファンタジー】の世界から見て回ろうと立ち寄った場所がここでした。

後で教えてもらったのですが、ここは【迷いの森】と呼ばれる絶対に迷ってしまう森なのだそうです。

 

「はぁ、どこを見ても木ばかり…」

世界を見て回ろうと考えていたので、モンスター避けのアイテムや食料などは買い込んでいたので、身の危険や空腹で苦しむ事はないけれど…

(こうも景色が変わらないと気が滅入ってしまう…)

と思っていたのですが、光が定期的に入ってきてそこまで暗いイメージがないので普通に森林浴ができてしまい。

(居心地がいいかも)

と思ってもいました。

ちょっとしたキャンプ気分で私は今日の食事を作ります。

「えっとパンとベーコンと卵と」

私は熱したフライパンにベーコンをのせました。

ジュージュー良い音。

こんがり焼けてきたところに卵を入れて。

「あ、2つ入ってる」

2つの黄身を見て喜んでしまった。

そのまましばらく焼いてと…

パンはできたかな?

(しかし、中世風なのにトースターあるのが面白い。

動力は内蔵魔力だって言ってたけど)

チン

パンの焼けた音。

パンにベーコンエッグをのせて。

(うん、美味しそう)

「いただきま~す」

私がパンを食べようとした時、「美味しそうだね」と声をかけられた。

「!!」

(あ、危ない。

驚いてパンを落とすところだった)

「ど、どなたですか?」

モンスター避けはあるから、モンスターじゃないと思うけど。

「黄身が2つなんて運が良いのに、ここで迷っちゃったんだね」

「え?AZKiちゃん?」

「こんにちは」

そこには優しい笑顔でAZKiちゃんが立っていました。

 

「本当にいいの?」

私はAZKiちゃんにもう1つ作ったベーコンエッグのパンを渡す。

「はい、一緒に食べた方が美味しいですから」

「ありがとう」

私の言葉に嬉しそうにAZKiちゃんは答え、パンを食べ始める。

(私も一緒に食べよう…

うん、美味しい)

その後、食後のコーヒーを2人で飲んだ。

「そっかぁ、1人で世界旅行。

いいね」

AZKiちゃんに今までの経緯を話す。

「で、入った先がここでした」

苦笑いする私にAZKiちゃんも笑う。

「ここは【迷いの森】って言われてる場所で、運が悪いと迷いやすいの。

運が良いとすぐに元の場所に戻れるはずなんだけどね」

AZKiちゃんに言われて私はステータス画面を見る。

運の値は70。

かなり高い方なんだけど…

「かなり高い方だと思います」

「だと思った。

なんで迷ったのか不思議なくらい」

そうAZKiちゃんは答える。

「それじゃ、出口に案内するね」

「いいんですか?」

「もちろん、それもイベントの1つだから」

私はAZKiちゃんと一緒に森の出口に向かって歩き始めた。

道中、AZKiちゃんがこの【迷いの森】の事を教えてくれた。

運悪くこの【迷いの森】で迷うと70%の確率でねねちゃんのイベントが発生するらしい。

そして、20%の確率でシオンちゃんの隠れ家に行き着き、10%の確率でAZKiちゃんに出会えるらしい。

私はその10%を引いたって事になるのかな?

ある意味運がいいのかも?

あと、ねねちゃんのイベント内容も教えてくれて、ヘラクレスゴールドの捕り方も教えてもらった。

「それって普通は無理なんじゃ」

「そうだね。

だから、アイテム使ったりしないといけないと思う」

AZKiちゃんから聞いたヘラクレスゴールドの捕まえ方は、虫をゲットする時に運を70以上にする事。

だけど、私みたいな例外をどけて、運が高いと【迷いの森】では迷わない。

迷わなければねねちゃんのイベントが起きないから虫を捕まえられない。

(確かに運を上昇させるアイテムがいる)

AZKiちゃんの言葉に私は納得した。

「あのう」

「ん?」

隣を歩くAZKiちゃんにふと疑問に思った事を聞いてみる。

「AZKiちゃんはどうしてあの森に?」

ま、「イベントだから」って、言われたらそれまでなんだけど、どうしても聞いてみたかった。

オリジナル世代と呼ばれる激レアな人がここにいる理由は何か特別であってほしかったから。

「私もこの世界を旅してるの。

それで偶然この森に来てあなたを見つけたから声をかけたの」

「偶然、この森に」

「ええ」

そう言ってAZKiちゃんは優しく微笑んだ。

「ありがとうございます」

私はAZKiちゃんに頭を下げてお礼を言った。

「そんな、私の方こそパンありがとうね」

AZKiちゃんは慌てたように言う。

そして、お互いに笑った。

出口が見えてくる。

「あれが出口だよ」

「楽しかったです」

私はAZKiちゃんを見ながら言った。

「こちらこそ」

AZKiちゃんも笑顔で答えてくれた。

そして、私はAZKiちゃんと別れて出口に向かう。

AZKiちゃんが言っていた「偶然この森に来て私に声をかけた」と。

そんな幸運な偶然があるのだろうか?

イベントキャラは普通こちらからは見えない。

それがAZKiちゃんから声をかけてもらえるなんて。

私は自分の幸運を喜ぶと共に、これからの旅が楽しくなる予感がした。

(いつかまた旅先で会えたらいいな。

旅の女神AZKiちゃんに)




お待たせしました。
オリジナル世代組の1人AZKiちゃんのイベントとなります。
基本オリジナル世代組の人達は特定の場所にはいません。(数名除いては)
ですので、会う確率もかなり低く今回のプレイヤーさんはかなりの幸運でした。

特にAZKiちゃんは、そらちゃんの次に会えないくらいの激レアホロメンさんなのでうらやましいですね。

それではまた新しい情報が入りましたら更新します。
お楽しみに
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