mulaものおきばオリジナル∞の歴史編 作:メタルクウラ4号
Sideシャドーアルカ
アルミ「ろ…ろ…倫敦んんん!?!?」
クルア「へぇ~、倫敦かぁ……倫敦と言えば、あのシャーロック・ホームズの故郷だよね。」
シャドーアルカ「…ほとんどの国ではさ、弁護士として法廷立った者は別の国に留学をしないといけないんだって。特に弁護士、検事が少ない国では。」
クルア「そうなんだ。それじゃあ行こうか。」
アルミ「それ以外に選択肢ないしね。」
シャドーアルカ「え!留学って身内も同行していいの?」
アルミ「そうだよ。コレに書いてあるから。」
シャドーアルカ「そ…それって、大英帝国の法典…?なんでアルミがソレを…」
アルミ「なんでも書いてあるからさ。御剣さんの執務室から持ってきたの。」
シャドーアルカ「や、やっぱり御剣検事か…」
アルカ「それじゃ~行こうか~!」
シャドーアルカ「いや、早い早い!!今日行くとは言ってないでしょ!?」
アルミ「いつ行くの?」
シャドーアルカ「確か…三日後に行くとかなんとか…」
クルア「じゃあ…それまでに準備しておこう。」
アルミ「て言うか、どうして倫敦に行くってコトが分かったの?」
シャドーアルカ「なんか…ポストに手紙が入っててね。」
アルミ「え、夜中にポストなんて確認する…?」
シャドーアルカ「…そこについては…ちょっとあんまり掘り下げないで。」
アルミ「尺の都合上…でしょ。どうせ。」
シャドーアルカ「あ、そうそう。その手紙に倫敦に来て…って書かれてたんだけど…」
クルア「差出人は?」
シャドーアルカ「“ヴォイド・ヴォルテックス”主席検事。」
アルミ「えッ!?あんなに偉いヒトから!?」
アルカ「誰。」
クルア「大英帝国の“時を刻む司法”を作ったヒトだよ。先祖代々主席検事らしいし。」
シャドーアルカ「ヴォルテックス卿から送られて来たんだけど…裏面に変なのが書いてあるんだよ。」
アルミ「どういう感じ?」
シャドーアルカ「コレだよ。」
クルア「コレは…“和式モールス信号”だね。」
アルミ「和式?」
シャドーアルカ「モールス信号?」
アルカ「クルア、読める?」
クルア「もちろん。えーと……なんだろ、よく分からない言葉がいくつか書いてあるよ。」
アルミ「はぁ。」
「……ベ……ル……ゼ……グ……」
シャドーアルカ「えっ。」
クルア「なんて変な言葉ないよね~。」
アルミ「どっかで聞いたコトある気がするケド…ないか。そんな言葉。」
シャドーアルカ「ねぇ。アルカ…」
アルカ「…他にはなんて書いてあるの?」
クルア「えーと…ヴァリク?かな?」
シャドーアルカ「ヴァリク…誰かな…?ベルゼグと何かつながりが…?」
作者「まさかの、ベルゼグって名前がまた出てきましたね。」