mulaものおきばオリジナル∞の歴史編 作:メタルクウラ4号
Sideシャドーアルカ
同日 午前9時45分
中央刑事裁判所 被告人控室
アルカ「開廷まで、あと十五分。何とか間に合ったね。」
アルミ「確かココに被告人のヒトがいるんだっけ?」
コレが、《中央刑事裁判所》の被告人控室、か…
クルア「どうしたの?お母さん。」
シャドーアルカ「この重い空気…私達の国の《大審院》と変わらないな…と思って。」
リーディ「これから裁かれる者が押しつぶされそうな緊張感があるね。」
アルカ「私達はさ、どこ行ってれば良いの?」
アルミ「その辺観光してくれば?」
クルア「了解っ!それじゃあ、閉廷まで頑張りたまえ。」
アルミ「さて…被告人のヒトはどこだ…?」
?????「おや!そこのあなた。」
?????「こんな所まで来たというコトは。かなりお困りなのでしょうな!」
シャドーアルカ「え…」
アルミ「あの…私達、キノコ王国から来た者なのですが…」
?????「ああ、ああ!わかりました。いや!もう。それ以上は!」
?????「それで………いくら必要なのですかな?」
シャドーアルカ「いや…私達は、ただ…」
?????「いやいや。分かっておりますよ!ワタシにも経験がありますからな。異国の地で、住むところもなく、食べるモノもなく、おカネもない、と!」
アルミ「確かに…まだ、住むところは…」
?????「よごさんず!とりあえず、1000ギニー。なにも言わず受け取ってください。」
シャドーアルカ「はぁ…」
アルミ「せせ。せんぎにぃぃぃぃつ!?」
シャドーアルカ「何アルミ。急に大声出して。」
アルミ「せんぎにーと言えば…都市の一等地に、ビルが建つ値段だよ!!」
シャドーアルカ「ええええええええええッ!?」
?????「なぁに、私はもしもに備えて…倫敦を2、3個買えるだけの財産ならば、蓄えておりますから。」
どんな“もしも”のときを想定しているんだ…
シャドーアルカ「と。とりあえず。そんな大金、いただくワケには…」
ピンッ
シャドーアルカ「うわわわッ!」
金貨が自分の手元に…
?????「モチロン。タダで、というワケではありません。」
アルミ「え~。」
?????「これから…この、ワタシの裁判が始まるのですよ。」
…!!
?????「ゼヒ。法廷でワタシのヨコに立っていただきたいのですよ。ワタシの弁護士として。」
アルミ「そうですか…まぁ、その為に来たんですけど。貴方が被告人の方ですか?」
?????「このワタシを知らない?倫敦の名士たる、このワタシを?」
シャドーアルカ「は、はい。先程ココに着いたばかりなので。」
?????「……ハイドパークのヨコに、それはウツクシイ公園があります。」
アルミ「公園…ですか。」
?????「《メグンダル公園》。という名前なのですがね。このワタシが寄贈したものなのですよ!」
シャドーアルカ「えっ…!公園を…?」
?????「ホホエミの絶えない帝都……その理想の為ならば。」
メグンダル「この、コゼニー・メグンダル。いつでもお役に立つ所存なのですよ。」
作者「コゼニー・メグンダルの登場ッス。気になるヒトは調べて見てください。」