俺と契約して、ブリュンヒルデになってよ!   作:シシカバブP

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最近イチャラブ書きたい病に罹ってます。


第155話 依頼

学期末トーナメント開催が決まってから、生徒達からある要望が学園に入るようになっていた。

それを俺が知ったのは、刀奈に呼ばれて生徒会室に来た時だった。

 

「ゴーグルの増産?」

 

「ええ。署名まで集まってるぐらいだから、出来れば引き受けてほしいのよ」

 

刀奈が座る机の上には、今言っていた署名の紙束が載っていた。その厚みを見るに、結構な人数が署名したのが分かる。

 

「でも、どうしてそんな依頼が?」

 

学園祭後に提供してからこっち、そんなこと言われたこともなかったが。

 

「学期末トーナメントの影響」

 

「簪ちゃんの言う通りよ。キャノンボール・ファストやタッグマッチと違って、今回はみんな参加資格があるから、少しでもISに乗って訓練したいって子がいっぱいいるのよ」

 

「もし陸が1学期のトーナメントの時にゴーグルを作ってたら、同じように署名が来てたと思う」

 

なるほど。理解はした。

 

「それなら、いっそいっぱい作るか」

 

「いっぱい?」

 

「ああ。ただ、ちょっと追加で経費が掛かるのが難点だがな」

 

「ええ? 一体いくつ作る気?」

 

「それはな……」

 

考えてたことを話すと、刀奈はおろか、簪からもジト目で見られた。解せぬ。

 

「それはちょっと……」

 

「やり過ぎだと思う」

 

「かもな。でも、確実に今後の学園のためにはなるぞ」

 

「そうかもだけど……」

 

う~ん、と刀奈が額に手を当てて悩む姿を見て、俺はさらに追加である手段を取ることにした。

 

ーーーーーーーーー

 

私が紅茶を淹れて戻ってきたら、トンデモナイ光景が広がっていました。

 

「あへぇ……❤」

 

「いいぃぃぃ……❤」

 

「み、宮下君、一体何をしたの……?」

 

そこには、目をトロンとさせてソファの上に脱力した、お嬢様と簪様の姿があった。

 

「ちょっと二人を撫ぜただけですよ」

 

「嘘よね?」

 

「嘘じゃないですって。ほら、こんな感じに」

 

そう言って、宮下君はお嬢様のお腹を……お腹を!?

 

「あっ❤ あっ❤ ああっ❤」

 

「それで楯無さん。さっきの提案、承諾してくれますよね?」

 

「い、いいわぁ……❤」

 

「何やってんですかぁ!!」

 

――バコォォンッ!

 

「おぶっ!」

 

気が付いた時には、宮下君をお盆で殴っていました。

アカン、これはアカンねん!

 

「というか、一体何をする気なの!?」

 

「それはですね……」

 

宮下君の説明を聞いて、私が思ったことは一つ。

 

「えぇ……」

 

この一言だった。

 

「それ、絶対やり過ぎじゃない」

 

「虚先輩もそう言いますか。せっかく楯無さんと簪はOK出してくれたのに」

 

「それでお嬢様達を籠絡したの!?」

 

「籠絡とは人聞きが悪い。OKしてもらう代わりに、二人の望みを聞いただけですよ」

 

「これお嬢様達の希望だったの!?」

 

何頼んでるんですかお二人ともぉ!

 

「と、とにかく、その提案を飲むことは生徒会として――」

 

 

「虚先輩も手伝ってくれたら、新武装と交換で一夏から聞いた、五反田弾のマル秘情報を」

 

 

「必要な資材の一覧を用意して。準備しておくから」

 

 

将来の学園のためにもなって、私も嬉しい。これは誰も損しない計画なのよ。うん。

 

ーーーーーーーーー

 

どうしてこうなった。

先日更識姉から、訓練用のVRゴーグルの増産を宮下に依頼したという話は聞いていた。だが……

 

「な、なんじゃこりゃああああああああああああああああ!!」

 

整備室に、大量の段ボール箱に入ったゴーグルががががががががが!

 

「トーナメントに向けて、用意しておきましたよ。VRゴーグル330個

 

「ファーッ!?」

 

宮下、お前今なんて言った!? 330個って、今ある分を足したら全員に行き渡る数だろう!

 

「やることなくて暇だったんですよ。弐式の改造もまた禁止されたし」

 

「頼むから、武装禁止の撤回だけで勘弁してくれ……」

 

「ちぇー」

 

「いじけた振りをするな」

 

ズボンのポケットに手を突っ込んで石ころ蹴るポーズされても、反応に困るわ。

 

「あ、そうそう。ついでなんで、対戦相手もプログラムしておきました」

 

「ほう? つまりただの訓練だけでなく、模擬戦も行えるということか?」

 

「そういうことです」

 

それはいい。基礎機動の訓練ももちろん必要だが、ある程度まで行けば模擬戦もしたくなるからな。

 

「それで、どんなのが相手なんだ?」

 

「そうですねぇ……口で説明するより、実際に試してみます?」

 

そう言って宮下は、ゴーグルを段ボール箱から1つ取り出すと私に差し出してきた。

 

「ふむ……いいだろう。百聞は一見に如かず、とも言うしな」

 

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

「なんじゃこりゃああああああああああああああああ!!」

 

仮想世界の対戦相手、あれはダメだろう!

 

「打鉄やラファールはいい。あれは丁度いい対戦相手になる。だがオルコット(ブルー・ティアーズ)(甲龍)達専用機が相手は荷が重すぎるだろ!」

 

「いやぁ、ちょっと試しに戦ってみたいとかありません?」

 

「あるか! しかも極めつけに、なんだあの超巨大兵器は! 私でも落とされるかと思ったわっ!!」

 

まずデカイ。下手すれば、全長2000mはあるだろ。そしてその巨体にガッツリ積まれた、ミサイルランチャーと機関砲の山。それ以外にも大小様々なレールカノンが弾幕を張ってきて、全然近づけなかったぞ!

 

「う~ん、やっぱりそうですか。実は簪達にも使ってもらったんですけど、最後の巨大兵器だけは受けが良くなかったんですよ」

 

「当たり前だぁ!」

 

「分かりました。それじゃあ最初は打鉄とラファールだけ選べるようにして、ある程度勝ち星が増えたら専用機を選べるようにしますか」

 

「そうしてくれ……巨大兵器は封印な」

 

「うぃーっす」

 

ま、まぁ、品質は良かったからな。うん。

 

ーーーーーーーーー

 

「は~、やることねぇ」

 

依頼されたゴーグルを作ったら、また暇になってしまった。

 

「だからこうやって、簪を可愛がるしかないんだよなぁ」

 

「私としては嬉しい」

 

「……せっせと働いてる私の前でいちゃつくとか、酷くない?」

 

生徒会室で簪リクエストの膝枕をしてたら、刀奈に睨まれた。

 

「というか簪ちゃん、なんで簪ちゃんが陸君の膝に頭乗せてるのよ……」

 

「この状態で頭撫ぜられるのがいい」

 

「はいはい。撫ぜればいいんだな」

 

「にゅ~……」

 

催促されて頭を撫ぜると、顔を太ももに擦り付けてきた。ネコか。

そう思ったら、なんとなく顎の下も撫ぜてみた。

 

「はにゃぁ~……❤」

 

「(ごくりっ)」

 

いやいや刀奈、生唾飲み込むほどかっ!?

 

――シュババババババッ!!

 

「お仕事終わり! 陸君私もっ!」

 

「うぉぉい!」

 

超高速で書類仕事を終わらせた刀奈が、顎下晒しながら抱き着いてきた。そ、そんなに撫ぜられたいのか?

 

「早く早く」

 

「お、おう」

 

簪と同じ要領で撫ぜてやった。すると

 

「ふにゃぁ~……❤」

 

やっぱり猫だこれ。

 

「お嬢様、書類の処理は終わりましたか――……」

 

「あー……お疲れ様です、虚先輩」

 

子猫2匹を可愛がっていたら、戻ってきた虚先輩にジト目された。

 

「生徒会室は、そういう部屋ではないんですが……?」

 

「……」

 

 

「簪と楯無さんが可愛いからヨシッ!」

 

 

「ヨシッ! じゃありません!」

 

 

――パシィィンッ!

 

「あだっ!」

 

虚先輩、ファイルケースで殴られたらさすがに痛いっス!

 

「まったく……お嬢様も宮下君も、TPOを弁えてください」

 

「虚ってば固いわねぇ」

 

「固くありません。常識の話です」

 

 

「クリスマスに弾君とデートした時は、天下の往来でイチャラブしてたじゃない」

 

 

「みゃああああああああああっ!?」

 

 

おい刀奈、なんでそんなこと知ってんだよ。そして虚先輩のそれは悲鳴か? 弾に聞かせてやりてぇ。

 

「な、ななな、なんでお嬢様……」

 

「なんで知ってるかって? こんなこともあろうかと、ちょっと配下の者を、ね」

 

「尾行されてた!?」

 

まさかの事実に、虚先輩唖然。刀奈、そんな暗部の使い方していいのか?

 

 

「・゚゚(p>д<q)゚゚・弾くぅぅぅぅぅぅぅんっ!!」

 

 

あ、泣きながら生徒会室を飛び出しちまった。

 

「さぁ陸君、続きプリーズ」

 

「私も」

 

「お前ら、従者は大切にしろよ……」

 

そう言いながらも、二人を撫ぜる手を止めない俺も大概だな。




ゴーグル増産依頼。ジェバンニが一晩でやりました。

更識姉妹可愛がり、その1。体外式ポ○○オ(アカン

ちーちゃん、AF(カーチャン)初体験。151話で簪達がやりあったのもAFです。

更識姉妹可愛がり、その2。二人とも可愛いからヨシッ!


次回、トーナメント前に何かやりたい。
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