南はこの日、休暇を利用して奥能登の輪島へ行っていた。
そして、帰りに金沢から12時43分発の北陸本線・信越本線経由の特急「かがやき7号」に乗っていた。
ファーン!。
と、警笛を鳴らし。
特急「かがやき7号」は金沢から倶梨伽羅を超えて富山県に入った。
「やっと、富山か。」
13時20分、特急「かがやき7号」は富山駅に到着した。
とやまー、とやまー、富山でございます、この列車は長岡行の特急列車です。
と、駅のアナウンスが流れた。
そこへ、1人の女が富山駅から乗って来たのだ。
「あり、何だこの女は。」
そして、私は車窓を見ながら北陸本線を楽しんでいた。
「美しいな、日本海は。」
「ねぇ、どうするの。」
「はっ。」
と、南は噂を聞いた。
「何言ってるんだ、この女は。」
富山を過ぎると、直江津、柏崎を過ぎたら終着の長岡に到着した。
長岡着 15時12分。
まもなく―、終点長岡です、上越新幹線・上越線はお乗り換えです。
と、アナウンスが流れた。
「おっ、やっと長岡か。」
南は、降りる準備をした。
「あれ、さっき乗っていた女がいないな。」
ながおかー、ながおかー、終点長岡です、上越新幹線、上越線はお乗り換えです。
と、駅のアナウンスが流れていた。
長岡からは上越新幹線に乗って東京へ向かった。
「次の上越新幹線「あさひ318号」は15時20分か。」
と、電光掲示板に書いてあった。
新幹線ホームへ行くと、上越新幹線が入線して来た。
ファーン!。
15時20分、南が乗った上越新幹線「あさひ318号」は長岡を発車した。
南が乗った上越新幹線「あさひ318号」は長岡を発車し、東京へ向かった。
上越新幹線「あさひ318号」は新潟を15時00分に発車し、途中停車駅は長岡、高崎、終着東京へは16時52分に到着する。
そして、次の日南は特捜班に出勤してきた。
「班長、おみやげです。」
「おお、それはどうも。」
「どこへ行って来たんですか。」
「石川県の能登半島ですよ。」
「能登ですか、ロマンチックですね。」
「おう、行きは寝台特急「北陸」に乗って金沢まで行って、金沢から七尾線の急行「能登路」に乗って輪島へ行って来たんですよ。」
「輪島ですか。」
「ええ。」
「列車で行ったんですか。」
「何言ってるんだ、列車で行くのがいいんだよ、窓を眺める日本海を見ながら駅弁を食べたり、読書したり、それが楽しいんだよ。」
「主任、何かいいことあったんですか。」
と、小海は言った。
「それがな、帰りに特急「かがやき7号」に乗った時の事だよ、富山から女が乗って来たんだよ。」
「ほう、女が乗って来た。」
「ええ。」
「富山を発車した後の事だったんだよ、日本海を眺めていたら、その女が途中で消えちゃったんだ。」
「どの辺りで消えたんだ。」
「そうだな、富山から直江津辺りで消えたんだ。」
「なるほどね。」
そこへ、札沼がやって来た。
「へぇー、南さん能登へ行って来たんですか。」
「ああ、奥能登の輪島の方にね。」
「へぇー、輪島朝市行かれました。」
「もちろん、行ってきましたよ。」
「後、能登金剛のヤセの断崖に行かれました。」
「能登金剛!?、ああ東尋坊に続いて自殺の名所だろ。」
「そうよ。」
「ええ、行ってきましたよ。」
「そうですか。」
「ああ、断崖が凄かったよ。」
「へぇー。」
と、札沼は言った。
そして、女たちが能登へ旅行へ行っていたのだ。