北陸特急能登路殺人行   作:新庄雄太郎

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そして、歩夢達は冬休みに能登半島へ


第二章 歩夢の女子旅

名古屋駅

 

鳳来寺シオンは名古屋駅に行くと、いろんな列車が走っているのだ。

 

「えーと、名古屋から北陸へ行くには特急「しらさぎ」に乗ればいいんだな。」

 

と、言ってホームへ向かった。

 

「あれ、歩夢達は来てないのかな。」

 

シオンは携帯で電話してみると。

 

「えっ、米原からそっちへ向かう。」

 

「うん、私たちは今東京駅に今着たとこなの。」

 

「そうか、じゃあ歩夢達は米原から乗るんだな。」

 

「ええ、そうよ。」

 

「そうか、じゃあ米原で会おう。」

 

「うん。」

 

暫くして、特急「しらさぎ」が入線して来た。

 

「おお、和倉温泉行かこれに乗ればいいんだな。」

 

鳳来寺シオンは名古屋から北陸本線経由の特急「しらさぎ3号」に乗り込んだ。

 

「そうか、歩夢達は米原から新幹線で行くんだな。」

 

プルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルーッ

 

と、発車ベルとアナウンスが流れた。

 

まもなくー、9時12分発特急「しらさぎ3号」和倉温泉行が発車します、ドアが閉まります、ご注意ください。

 

ファーン!ピィーッ!。

 

と、警笛を鳴らし、特急「しらさぎ3号」は定刻通り9時12分に名古屋駅を発車した。

 

特急「しらさぎ」と特急「スーパー雷鳥」には、91年9月のダイヤ改正で七尾線が電化開業になりました。

 

92年の3月には特急「かがやき」に1往復に和倉温泉行が運転開始された。これで能登へ行く人には便利な旅になって来たのだ。

 

特急「しらさぎ」は米原経由で名古屋と北陸を結ぶ特急列車である、ヘッドマークには空を飛ぶ姿した鷺のイラストが描かれている。

 

シオンが乗った特急「しらさぎ3号」は9時12分に名古屋を発車し、尾張一宮、岐阜、大垣、米原、長浜、敦賀、武生、福井、芦原温泉、加賀温泉、小松、金沢、羽咋、七尾、終着和倉温泉へは13時06分に到着する。

 

10時09分、特急「しらさぎ3号」は米原に到着した。

 

「おまたせ、シオン君。」

 

「やぁ、歩夢。」

 

「こんにちは。」

 

「おっ、しずくちゃんも来たのか。」

 

「ええ。」

 

「そうか。」

 

「やっぱり、旅行は4人で行かないとね。」

 

「うん、冬休みには能登へ行こうかと。」

 

「いいわね。」

 

米原を発車した特急「しらさぎ3号」は北陸本線に入った。

 

加賀温泉と小松と金沢を通り過ぎると、津幡からは七尾線に入るのだ。

 

13時06分、特急「しらさぎ3号」は和倉温泉に到着した。

 

「やっと、和倉温泉ね。」

 

「うん。」

 

「能登って素敵ね。」

 

「だろっ。」

 

そう言って、歩夢達は和倉温泉で泊まることにした。

 

「うわー、温泉がいっぱいだね。」

 

「本当だわ。」

 

この日、歩夢としずくと侑とシオンが泊まるのは和倉温泉の加賀屋である。

 

加賀屋

 

「うわー、素敵な部屋ね。」

 

「本当だ、歩夢、見て、海が見えるよ。」

 

「うわー、本当だ。」

 

そして、歩夢としずくと侑は能登へ見物してくると言って出かけて行った。

 

「どこへ行くんだ。」

 

「うん、能登金剛へね。」

 

「シオン、行ってくるから。」

 

と、言って歩夢としずくと侑は能登金剛へ向かった。

 

能登金剛

 

ザザ―、ザザーン

 

と、波がしぶいていく。

 

「もう。一年になるのね。」

 

「ええ、私はこの事を思い出すわ。」

 

「そうか、しずくちゃんはお父さんが殺されちゃったんだよね。」

 

「うん。」

 

「うん、ここの断崖は荒波で命を絶とうとしたのね。」

 

「まで、ドラマのシナリオみたいだわ。」

 

と、侑は言った。

 

そこへ、シオンがやって来た。

 

「おい、何やってるんだよ。」

 

「あっ、シオン君。」

 

「お前ら、何やってるんだよ。」

 

「あら、花を供えていたのよ。」

 

「えっ、何だびっくりしたよ。」

 

「シオン君は知らなかったと思うけど、しずくちゃんは去年お父さんが新横浜発の新幹線「ひかり」に乗って行方不明になって、能登金剛で死んじゃったの。」

 

「えっ、しずくちゃんにそんな事が。」

 

「そうなの。」

 

「そうか、しずくちゃん可哀そうなんだね。」

 

「うん。」

 

と、その時だった。

 

「あれ、何か浮いているよ。」

 

侑は行って見たら、それは何と男性の死体だった。

 

「はっ。」

 

「何だ、これは。」

 

「はっ。」

 

キャーッ!。

 

と、歩夢と侑は叫んだ。

 

暫くして、石川県警のパトカーが到着した。

 

「で、あなたがこの死体を発見したんですねる」

 

「はい、温泉を訪れた後に金剛へ行ったら、その時に死体を発見したんです。」

 

「ほう。なるほど。」

 

「しかし、ここは自殺の名所だから、自殺ですかね。」

 

「係長。」

 

「あっ、はい。」

 

「被害者はどうやら東京の人みたいですね。」

 

「ええ。」

 

「それで、身元は。」

 

「はい、被害者は東京在住の利根川 小五郎か。」

 

「でも、何で彼が能登金剛に来たのですかね。」

 

「ええ。」




そして、事件は連続して起きていたのだ。
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