彼女が出来ました。 作:ロリコンじゃありませんフェミニストです
とまぁ、時間を現在に戻し。
エリオの獲物は槍。ベルカの竜騎士ってことと雷属性の魔力変換資質を持ってるって事前に聞いていたので距離を保ちながら銃撃、銃撃。早いヤツには距離を取って安全に削るのが1番。
「くっ……この……」
加えて向こうには俺の手札は一切掲示されていない。いくら歴戦の魔導師と言えど、情報戦ではコッチがアドを握ってる分、アドはコッチにある。
このまま安全にじわじわと削りながら残りの手札を見せてもらいながらすり潰す。
「オラオラオラオラオラァ!!」
「くっ……そぉ……」
向こうも近づいて来るけど、奴の間合いには入らせない。絶妙な距離を保って奴を撃つ。改めて思うけど、俺が
『sonic move!』
と、向こうの電子音声が聞こえた刹那。俺の視界からエリオの姿が一瞬ブレて消えたかと思うと─ガキィィィィ!俺の背後で
「ば、バインド!?しかもこの強度……」
念の為後ろに設置型のバインドを用意しておいたんです。
「ま、そう来るよな……」
言いながらゆっくり振り向き、設置型のバインド(三重)にかかって手足が封じられたエリオの額に片手で銃を向ける。
「でも攻めるのが遅過ぎたな」
俺の銃撃は正直言って威力は余り強くない。ただ相手が嫌がるであろう箇所を撃ってるだけ。でもそれだけで相手の動きは面白いように止まるし時間も稼げる。こうやって罠を張ったり、他の手札を見たらソレを考える時間なりも充分稼げる。初見相手にはよく効くんだ(ニチャァ)
そして威力がない銃弾でも、近距離かつ連射でやればその限りじゃない。
でもまぁ、今回は
「ヴィヴィオの見様見真似─」
『divine Buster』
赤銅の砲撃がエリオに天誅を下した。
そうしてエリオが吹っ飛んだのを見て、俺は銃を下ろす。起きてたらもう1発撃っとくけど、吹っ飛んだ先で伸びてるしいいよな?
アレ?でもまだ。終了の合図ないけど、これまだやるの?
「そこまで!クルス君降りてきていいよ」
あー。いつも通りにやっちゃったけど、やらかしたかなぁ……
試合に勝ったけど、勝負に負けた?そんな感じで伸びてるエロオ(誤字にあらず)をかついで観戦してた高町さんの前に降りる。
「クルス君。飛行魔法使えるんだね」
「まぁ……はい。特にルールの指定はされてなかったので回避手段として用意してました」
「ふふっ、そっか」
と、何故か高町さんは嬉しそうにうんうんと頷く。
「えー……っと……高町さん?」
「ねぇ。クルス君。管理局に来ない?」
「お断りします」
……あ、やべっ!
つい反射で言っちゃった!
「え〜!?クルス君絶対強くなるからぁ!私が教えるからぁ!」
無理!貴女鬼教官で名前通ってるんだよ!
「あの……自分進路が決まってて……」
一応やんわりと断るけど内心は。管理局なんぞ死んでも御免である。
公的機関という名を被ったブラック企業。入ったら最後、休みも有給もないって知ってるんだからな!
「クルスなら執務官とかいいんじゃないかな?単騎での戦いに慣れてるし」
フェイトさん。聞いてましたぁ?人の話ぃ。
「いや。将来はデバイスマイスターになろうと決めていて……」
「「ええ〜〜」」
えーじゃないよ。ソコ!可愛くむくれてもダメだから。
「あんなに戦えるのに?」
あの、ランスターさん?なんでそんな悪い冗談でしょ?みたいに言うの?
「あれはただ。将来いろんなデバイスを作ってから自分でテスターになれるからと」
「もったいな〜い!」
おい
「そ、それに今はヴィヴィオに教えるのに集中したいですし…」
「じゃあ片手間で!私メニュー作るから!ね?!ね?」
「体力不足です。多分明日全身筋肉痛なんで」
嘘じゃない。俺の今の戦闘技術やら体の維持は今のバイトと将来のデバイス作成とテスター目的だけ。こんなのオマケだ。
「体力も私がなんとかするからぁ〜〜」
し、しつけぇ……
と、まぁ。こんなやり取りを数分後にルーテシア達が止めに来るまで延々と絡まれた。
戦闘描写が雑かつすぐに終わってすいません。このSSはあくまでロリコン(主人公)とヒロイン(幼女)をイチャイチャさせるだけですので。ご勘弁を(なんで書いたですよね?ホントすいません)