彼女が出来ました。 作:ロリコンじゃありませんフェミニストです
話の切り方繋ぎ方が難しいからどうしても1000文字くらいになってしまう
「う……ごぉ……」
「大丈夫ですか?クルスさん」
どーも。クルス・アルスです。
カルナージにバカンスに来たのも束の間。
訓練が終わった夕方過ぎに俺は居間の床(畳っていうんだって)にダイブ。そこから動く気力も湧かない。押し寄せる睡魔に身を任せたい。
「クソォ……一般人がやる量じゃねぇぞ……」
「それに着いてきたクルスさんは相当ですよ」
苦笑い混じりのエロオをもっかいシバこうと思ったけど身体が動かん。いや、マジで。
「僕も昔は今のクルスさんとおんなじだったので、気持ちはわかります」
「昔……六課設立だからお前10歳かぁ?」
「あ、はい。よく知ってますね」
「魔導云々や管理局を知ろうと思うと、六課を知らない奴はいないだろ」
「なのはさんともう1人教官がいらして。2人に朝から晩までシゴかれて。肉体も魔導も明日に疲れが残らない。けどギリギリまでやってました」
「…お前当時10歳でよく生きてたな」
「ははは……ほんと…そうですね」
苦笑い気味で言うエリオに俺はシバこうと思わなかった。
なんかコイツ。俺の同級生のバイト戦士を思い出すなぁ……趣味に稼ぎたいからって稼げる職場に入ったは良いものの。休憩も休みも全て搾取される。
時給が上がったと思えば責任とやることだけ増えて、どんどん抜けられなくなっていく。極め付けに稼ぎたいからってシフト表を最低限度の休みだけでフリーにしていたままなのを忘れて、店長からシフトを勝手に増やされる。
ブラック企業に慣れた哀愁漂う背中だ。
「自分を大事にしろよ。エリオ」
心の中で合掌する。そして心の中で、こうはなるまい。と決心する。
俺が目指すのは、1日9時間労働。1時間休憩。週休2日。祝日あり。有給、インセンティブ有り。サビ残なんて死んでもやらねぇ!
そんなホワイト企業だ。まぁそんなところはないから。自分で作って自分で働く。うん。俺は健全に働くんだ!
そんなことを心の中で叫びながら俺の意識は沈んでいった。
─────
??????
次元世界ではないどこか。
とある研究施設にて、白衣を着た壮年の男性がいた。男性の目線の先にはホログラム映像で、クルスとエリオの映像が流れている。
「ふむ……やはり彼の魔力量では射撃は決定打とは言えないか」
男性はデスクの上で考え込むように手を顎に当てる。
若々しい外見通り。男性の顎には髭はなく三十代前半の容姿。
──ではやはり……
考え込む男性と室内に“友人”からの通信音声が響く。
──かねての計画通り。ヴァリアントのアップデートが必要だね。近いうちの会社に招こう。
もう1人別の友人の声も少し弾んだ様に響く。
「ああ。彼の合宿が終わり次第、という形になってしまうが。ハーさん、手間をかけてしまうが…」
──なに、構わないとも。どちらにしても商品としてのヴァリアントは完成と見て良い。むしろよくも彼処まで器用に使えたものだと感心していたくらいさ。すーさんはどうだい?すーさんが納得いかないなら商品化は見送るが?
──いやいやとんでもない!僕としても彼の戦略と戦術には舌を巻く思いでね。戦闘の瞬時の最大の効率的判断。彼のお陰で商品としてのヴァリアントは完成さ。
─次は……
と3人が口を揃える。
「「「彼の為のヴァリアントを作ろうじゃないか!」」」
大人3人が弾んだ口調で揃った声で言う。
ラストちょっとだけ不穏ですけど、大丈夫です。曇らせとかはありません!
ロリコンが被害者になるだけです!