彼女が出来ました。 作:ロリコンじゃありませんフェミニストです
日刊ランキングにも載せていただき大変ありがたいことです。
なんですけど……何故に私がルーキーに乗ってるのか分からない。
半年前にも載ったみたい(読者様情報)ロリを描いてるから私もロリ扱いなのか?
どーも、おはようございます。クルス・アルスです。
昨晩急遽、俺込みのエキシビジョンに出場を言い渡されて、気分はテストを返され赤点追試確定。夏休みが消えた奴の心境。
少しは戦う気がないのか?って?相手が現役バリバリのプロじゃなければな……俺は弱い相手には滅法強いけど、強い奴にはとことん弱いので(最低)
取り敢えず爽やかな笑顔で起こしにきたエロオ(昨日のフェイトさんの前科でエロオに戻った)と後ろで見てる
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「はぁ……」
晴天の下。レイヤー建造物に隠れて現在は事前の作戦会議中。
「そんなに運動が嫌なの?」
「嫌というか……面倒臭いというか……そもそも俺は相手に対して準備をしてから何もさせずに倒すのがスタイルなんで」
性格の悪いことを言いながらストレッチをするクルスにティアナは呆れる。
「まぁ。うん……アンタ的にはそうでしょうね。で?作戦は?」
今回に関してはティアナはブレーンに回るのは避けた。事前になのは達からもクルスの戦略を見たいと言われ、ティアナ自身も少し興味もあったので快諾した。
「俺が建てるんですか?ランスターさん昨日やってましたよね?」
「いつも私がやるのも読まれるしね。なんか思いつく?」
クルスはコンクリートに胡座をかき、首を傾げる。
「………どの程度までやっていいですか?」
─なんだその不穏な問いは。
「……何する気よ」
頭が痛くなりそうな問いに既に眉間を押さえながらティアナが聞き返すとクルスは平然と続ける。
「いえ。チビたちも居るのであまりにあんまりなことは出来ないなぁ…と。勿論犯罪紛いみたいなことはしませんが、限りなく実戦に近いと言われたので……多少ひきょ…性格悪いことやっても良いのかなと」
おい。今卑怯って言いかけたぞこいつ。しかも性格悪いって訂正できてないし……
「……まぁ……犯罪者みたいなことやったら試合は中止。こっちの反則負けよ」
犯罪者みたいなことって自分で言ってて分からないが、ティアナは何故か
そして一応釘を刺されたクルスはですよね〜と苦笑い。
「こっちのチームはFAに俺とノーヴェさん。ヴィヴィオ。CGにランスターさん。GWにエロオ…じゃなかった。エリオ「なんで間違えました?ボクの名前?」やかましい。GWにコロナちゃん。FBにちびすけ……ヴィヴィオのご両親2人いるって……明らかな作為に突っ込むのは辞めといて……第一に向こうのFAの中でアインハルトはどうとでも出来る……リオちゃんもまぁまぁ……変な搦手が無ければ処理出来る……問題は突破力のスバルさんと…機動力のあるフェイトさんが邪魔なんだよなぁ……後手に回ると火力で積みかねない……かといって長引かせないように強襲作戦で行っても防御力のあるメンツもいるし高町さんの支援がある……ルーテシアもいるし其処は向こうも考えてる。どこかでフェイトさんか高町さんを妨害出来る札があればなぁ……」
「クルスさん。アインハルトさんってそんな簡単に止められますか?」
「アイツは俺が1番に脱落させる。アイツが居るとランスターさんの射撃支援の妨害に他へのバックアップが遅れる……妨害…妨害……」
ヴィヴィオの疑問に返しながら、ティアナは心中で最初の脱落宣言をされたアインハルトに合掌していると、クルスも何か思いついたようにコロナに視線を向ける。
「……コロナちゃん。いくつか聞きたいんだけど……ゴーレムクリエイトって他に何が出来る?」
「え?」
「ゴーレムクリエイトの理屈は分かった。コアを埋め込んだ物を操る。なら他の無機物は?レイヤー建造物を擬態させて密かに作るとかできないか?」
また妙なこと言い出したぞ、コイツ。
「け、建造物は出来ません。ごめんなさい」
「じゃあ建造物の中でゴーレムを作るのは?この際質はいい。中途半端でも数になれば充分な撹乱だ」
「そ、それなら出来ます!数は……5体が限界です」
すいません。とお行儀よく頭を下げるコロナに充分だよ。と笑みを向ける。
「その5体の中でどれか防御に秀でた個体を作ることは出来る?」
「出来ます!ちょっと時間は掛かりますが…」
「時間稼ぎはどうにかするよ……うん。コロナちゃんがこのチームの火力の核だな」
「えええええっ?!」
思わぬ…でもないか。今までの作戦を聞いていれば自分だってそうなるとティアナは頷く。
「他にもコロナちゃんに確認したいことがある。あとちびスケの召喚魔法の適用範囲と術式の適用対象。距離。そのラグ……その他諸々」
「わ、私もですかぁ……」
「当たり前だ。俺が参謀だけど、俺はお前らの情報を何も持ってないのに向こうに情報は全て割れてるんだ。ルール教えてやるからコレで遊ぼうぜって言いながら向こうは教えながらこっちの札を後ろからみてるようなモンだ」
小石を辺りから持ってきて、クルスは簡易的な盤面を作る。
「だがソコに先入観と油断は生じる…と、思いたい」
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それからかれこれ30分ほどで作戦会議は終わった。けど、ティアナは苦笑い。
─ルール違反じゃない。ルール違反じゃないし、卑怯でもないけど……これはかなりグレーというか……え?やるの?本当に?アタシ後でなのはさんに怒られない?
「じゃあティアナさん。火力支援は手筈通りにお願いします」
「了解よ……しっかしよくもまぁ……こんな作戦思いつくわね」
「そうですか?地形、地の利、相手の戦術戦略を読んで潰して相手に最大の損害、味方に最低限の被害と最大の戦果。特に俺なんかはこの中で魔力量は下から数えた方が早い。目立つスキルもない、精々が手札の多さ。戦略と戦術。ただの凡人です」
──ただの凡人。
その言葉にアタシは昔の自分を思い出してしまい、苦笑する。
「……あーあ……なんかもぅ……」
そんなこと言われちゃったら……アタシも真面目にやらないと。カッコつかないじゃない…!
「クルス。CGと後ろは任せなさい。FBとコロナは、アタシがなんとしても守り抜く。アンタは早急に作戦遂行……いいわね?」
「……了解」
クルスもスイッチを入れ替えるように深呼吸すると、一昨日訓練で使った制服のバリアジャケットを纏う。少し違うのは、銃じゃなくて手のひらから伸びる肘まで覆う腕部武装。
「“鉄腕解放”……あーあ……アインハルトも運がないな……」
自分で言うクルスの表情は言葉と裏腹に唇は歪み、すっごく楽しそうだった。
うん。コイツ性格最悪だ。
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『じゃあクルス君。作戦会議は大丈夫かな?』
試すような、高町さんの声にクルス…俺は頷く。
「はい。大変お待たせしました。あとは人事を尽くすだけです」
いやホントお待たせしました(1時間)
ニコニコな高町さんとの通信を切り、もう少しで戦いが始まる。
俺は見晴らしのいい建造物の屋上に上がるとそして案の定、アインハルトの視線が驚愕に見開かれている。
そりゃそうだよなぁ。
こんなことで相手の行動を誘導出来るなら安い物だ。
「ヴァリアント……レフトバックルソード、ライトバックルガン待機……」
ヴァリアントにインテリジェンスなんて入れてない俺は音声認識で両側の腰に片刃の剣と銃を待機させる。
思考を戦いに置け……感情を捨てろ……戦略と盤面を見つめて思考を止めるな……常に相手の考えを読んで戦略を潰せ。
『それじゃあ…試合開始〜』
俺の冷たい脳内とは裏腹に、メガーヌさんの陽気な声と共に戦闘は始まった。
次回。今作品で最初で最後の純粋な戦闘回!そして私にとって最大の難関!
なんでや!ヴィヴィオとイチャイチャさせたいだけなのになんでこないになるんや!?