風が強い今日もサッカーをする若者はいる。いつ見ても美しい必殺技ばかりで中二病になるのは必然だ。だってここはイナズマイレブンの世界だからな。じゃないとおかしいくらいだ。
「円堂君、彼を見なかった?」
「うん見てないな。今日もサボられちゃったからな」
「そうこの学校から追い出そうかしら」
「本気なのか?」
変な幻覚が聞こえてきたのだが気のせいだよな。いや今の声は夏未だからあり得るぞ。 「怖くて血が欲しいて、俺は吸血鬼かよ。」
え俺の正体を教えろて、俺は無名の男だぜ。だって俺はアメリカとドイツに行ってたから、日本ではずっと無名の新人だ。つまらない解答で困るよな。分かっている。つまらないと分かっているんだ。
そんな感じで優雅に考えごとをしながらサッカーの練習試合の観戦をしている。
相手は帝国学園対木戸川だ。豪炎寺が抜けた穴をどれだけ埋められたかを気になって対戦したそうだ。数々の必殺技が互角に混じり合う。驚いた事にまずシュートに持ち込めたのは木戸川だった。そして3兄弟のトライヤングルZが源田襲いかかる。
「パワーシールド」
簡単にシールドを貫通してゴールが決まる。もう完全に豪炎寺の穴を埋めることができていた。俺はそれに感動していたが、まだ何かが足りない。さほど余り恐怖を感じる選手が少ない。まずはこの3兄弟は別格として恐ろしいほど強い事は分かる。だが他の選手は弱そうに感じてしまう。
もう一人別格と思う選手がいるくらいで弱い。だがそのフォローを3人が補っているのである。
まぁカバー出来てはいるが強引な部分が多い。だけど実力があるから信用されてる部分がある。もし格上に当たると大変だろう。まぁ帝国だけどやはり全国となると難しいみたいだ。
試合終了で5対2で木戸川が勝った。圧倒的な3人の実力で最強と呼ばれた帝国を倒すなんてカッコいいと思ってしまう。
さてお昼寝に公園に行くか?やっぱりカッコいい。
「やっと会えちゃいましたね」
俺じゃないからささっと去るか。イケメンじゃないから去るぜ。
「華龍さん」
俺の事を言っているのかよ。ところで知り合いじゃないのだけどな。
「貴方のファンです」
はぁ何言っているのかが理解ができないからどうしようか?マジで。多分俺じゃないな!!手をつかまれた。まるで言う事を聞くのが当然なように感じてしまう。
「いい加減に相手しろ」
「あのどちら様ですか?急に怒鳴りつけないでよ、まじで怖いから」
「YES 、マスター」
あのご主人様を間違えていない。ファンからご主人様に変わりすぎだろう。
「て事でお仕事をしないといけないんです。封印させたくないんでしっかり止めてくださいね」
あのいきなり封印とかふざけるなよ。まじで本当に困るんだから何が困るかと聞かれたら俺より中二病ぽくなる。俺は中二病のファンが出来たらしいから責任を取らないといけない。
「封印モード」
ロボットみたいな声、じゃなくボールがしゃべった。更にとてつもない急風が俺を襲いかかる。てかこれなんなの封印ふざけるなよ、もっと青春を満喫したいんだよ。嫌これこの子のストレスか何かかよ。
一かバチかかけるか。やってやるぜ。俺はボールにめがけて走る。単純な事だボールを壊せばいい。多少のリスクを負うが大丈夫だ。俺はボールに吸い込まれる前にボールを蹴り飛ばす後少しきた。
蹴り飛ばせた。マジであと少しで封印されなかったけど、あれ封印されそうになった?ボールが壊れて良かったよ!!
「流石マスター、目に止まらない早業でした。て事でマスター泊めてください」
「名前はなんて言うんだ」
「ベータです」
「最後に聞くけどなんで封印したの?」
「それは上から仕方がなくやらされたからです。よろしくお願いします」
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