試合を終えて豪炎寺と染岡は、仲良くなった。そしてチームの課題はボールに触る。これは、本当に難しい。
大抵弱いと前線でディフェンスが出来てしまうのだからな。だがそのぶん派手に前線は、スライディングが出来ると事になる。
ミスしてもディフェンダーがいるのは大きいはずだ。そもそも全員でディフェンスサッカーってのもおかしいなとは思う。
「今日も疲れたよう。結局必殺技使えなかった。さて1秒のんびりしたしサッカーやろうぜ」
1秒間、体を休んだらサッカーがやりたくて仕方がない。
「マスター、今日も私と練習しますか?」
「そうしよう」
そして又秋に怒られて練習は中断されたのだった。にしてもあの化身アームドはなんだよ。
俺でも出来るのかよ。
「マスター必殺技覚えましたね」
「いや覚えていないよ。習得していないし」
俺は必殺技を習得していないのだ。
「それなら何故、スカイファイァトルネードのスカイはどこからきているんです」
言われて見たら確かにこれは俺の必殺技である。スカイがつく 俺の必殺技だよな。
俺は、スカイトルネードを撃てるのか。少しやって見る。
「スカイトルネード」
全く青い空なんて微塵もない。ただ夕焼けの雲で必殺技なんて言ったら恥ずかしいレベルだ。
「きっとこれは、あれだ。必殺技じゃないんだ。」
何カッコつけているのダサいよ俺、必殺技じゃない時点でダサいけどさ。なんなの恥ずかしくないの。言う前に気づけ1秒前の俺よ。
「マスター、そう言えば」
「なぁベータ、眠いから帰ろうぜ」
俺はなんとなく未来を予想してそのまま帰ったのだった。
そして円堂と必殺技の特訓が始まる。
「マスター、スカイファイァトルネードは、夕焼けの雲でした」
しっかり見ていないけど流石に試合中の時間に夕焼けはいくらなんでも早いような気がする。
翌日早く起きた俺はスカイトルネードを撃って見た。
上空をしっかり見ると夕焼けで太陽がキラキラ光っていて美しかった。
俺は直ぐに制服に着替えて手と拳をぶつけて気合いを入れて部室に行く途中に円堂と会った。
「円堂俺必殺技が出来たんだよ。止めてくれないか」
「ああ止めてみせる。
そう言って俺らは、河川敷に行った。
「行くぞ円堂、これがスカイトルネードだ」
「高い。此処からシュートを撃つのか。止めてみせる」
「スカイトルネード」
円堂にめがけて夕焼け色のシュートが襲いかかる。
「ゴットハンド」
円堂の小指に当たり、弾けず、だが吹き飛びず、こゆびからすり抜けたかのようにボールはゴールに入る。
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