本編とは別時空の話です。
4柱の神々の全勢力による聖域侵攻が始まった。
それぞれの神に仕える闘士達は頑張った。
それはもう頑張った。
具体的には、カシオスや星矢達、光牙や黄金聖闘士達を足止めするくらいに。
各闘士達は、それぞれが宿敵《ライバル》と呼べる相手を見出して自らの限界を超えた力を引き出していた。
その結果、4神達が無事にアテナ神殿に到達する事に成功していた。
そして、アテナ神殿に足を踏み入れた神々の視線がアテナに・・・
向けられてはいなかった。
そう、神々の視線はアテナの護衛として側に控えていたシャイナに注がれていた。
その視線に神特有の傲慢さや油断など一切感じられなかった。
自分より遥かに強い格上の相手に挑む、チャレンジャーの様な視線を向けていた。
そんな神々の視線を受け止めているシャイナは、その仮面の下で白眼を剥いていた。
(なんで私の所に神が全員来るんだ。
カシオスや星矢達は何をしていた?
一番通しちゃダメな奴らだろ!)
それは、もちろん神々の目的がシャイナと言う壁と向き合い、乗り越える事だからだ。
神々にバリバリに意識されているシャイナのクロスは、例によって既に黄金聖衣化している。
その内包するコスモは、限界まで高まりつつあった。
(なんで私がこんな目に。
オピュクスクロスが特別なだけで、私は普通の白銀聖闘士だぞ!)
シャイナは、クロスを黄金聖衣化してエリスを消滅させた後、アテナからオピュクスクロスについての逸話を聞いていた。
云く、神話の時代にはオピュクスクロスは黄金聖衣であった。
しかし、当時の蛇遣い座の黄金聖闘士『アスクレピオス』が自らが神になろうとして神々の怒りを買い、聖域を追われ、その存在さえ消されてしまった。
この一件により、オピュクスクロスは白銀聖衣に作り直されたのだった。
その話を聞いて、シャイナは納得していた。
なるほど、やはりオピュクスクロスが特別だったのか。
シャイナには、アスクレピオスの気持ちが理解できた。
確かにこんな簡単に強力な力を得られるクロスを纏っていたら勘違いしてしまうのも仕方がない。
自分こそが神に相応しいと。
だが、それはクロスの力であって自分の力ではない。
アスクレピオスは、そこを理解できなかったのだろう。
(私は、アスクレピオスの二の舞にはならんぞ。
人間は分相応に生きるべきだ。
私は、普通の白銀聖闘士。
うん、勘違いダメ、絶対!)
自分の世界に引き篭もっているシャイナの姿を見て、神々は畏怖の視線を向ける。
「我らを前にしても動じない姿、流石だな」
「それでこそ、超え甲斐があると言うもの」
「アテナに兄の勇姿を必ず見せてみせる!」
「この戦争、やはりシャイナを倒さねば勝利はない」
自分達を前にしても悠然とした態度を崩さない姿とその内側で高まり続けるコスモ[シャイナ自身のではなく、オピュクスクロスのコスモです]を感じて冷や汗を流しながらも自らの内に生じた恐怖を必ず克服してみせると心を燃やしている。
彼らの覚悟の程は、瞳を見れば分かる。
その瞳の奥には、勢いよく燃え上がる炎が映っていた。
それは、かつて星矢達が神を前にして、その強大な力に何度打ちのめされても諦めずに立ち上がった時と同じ瞳だった。
この戦いの結果がどうなろうとも、彼らは神界にて伝説となるだろう。
熱き血潮の神々の戦いがこれから始まるのだ。
「「「「うおおおおおぉぉぉ!!!」」」」
4神がコスモを燃え上がらせる。
奇跡を起こしてきた人間達に共通する事、それは限界を超えて成長していく事。
奇跡は、限界を超えた先にしかない。
人間が神を超えるまでに成長したと言うなら、今度は神が限界を超えて成長すれば良い。
神々も必死だった。
今日、限界を超えて成長できなければ世界に刻まれてしまう。
奇跡は、人間だけに許された特権だと。
((((高まれ俺のコスモよ、シャイナの領域まで!))))
極限まで高められたコスモを拳に宿し、4神の全身全霊の攻撃がシャイナに向けて放たれた。
(まずい!
いくらオピュクスクロスが強くても、中身が私じゃ神の動きに対応できない)
シャイナは、両腕を交差してガードの姿勢をとった。
クロスの力を信じて、亀のようにガードを固めて耐えるしかない。
そんなシャイナの姿を見て、4神達の畏敬の念は更に高まる。
ガードの姿勢!
あくまで逃げずに、我らの全力を正面から受け止めようと言うのか!
4神による全力の攻撃。
その余波による天変地異は起きなかった。
逆に言えば、全てのエネルギーを余す事なく集中して一人の人間にぶつけられた事を示していた。
その凄まじい衝撃により巨大な爆発が起きる。
その爆発で生じた土煙りでシャイナの姿は見えない。
だが、無事では済まないはずだ。
4神の力を合わせた一撃。
神話の時代が始まって以来、これ程の力が込められた攻撃など存在しない。
その力は、銀河の星々を砕くなどと言うレベルではない。
それは、超新星爆発《スーパーノヴァ》にも例えられるようなエネルギーだった。
ようやく煙が晴れていく。
4神達は、固唾を飲んで見守っている。
煙が晴れた後、シャイナは五体満足で立っていた。
腕をクロスしたガード態勢のままで、衝撃で数十メートルも後方に押し下げられていたが無事であった。
「なんだと!
我らの全身全霊を込めた一撃すら届かなかったと言うのか・・・」
「い、いや、違う!見ろ!」
シャイナのクロスの表面にひびが入っていた。
そのひびは、クロス全体にゆっくりと広がっていった。
「シャイナのクロスがひび割れている」
「我らの一撃は、確かにシャイナに届いていたんだ!」
シャイナの無事な姿を見た時、一時は絶望に包まれかけていた。
だが今、彼らの表情には喜びが溢れていた。
自分達の力がシャイナに通じた。
その証拠にシャイナのクロスが砕けようとしている。
ひび割れは、シャイナのクロス全体に及ぼうとしていた。
後はもう、崩れ落ちるしかない。
その場の全員が、アテナすらそう思っていた。
だが、
「ああ!」
「なっ、あれは!」
ここで、シャイナがどんな存在なのか思い出してみよう。
シャイナは、4神にとって言わばラスボスであった。
そして、ラスボスのお約束と言えば・・・
そう、多段階変身だ。
俗に言う「私は変身を後2回残している」と言うやつである。
では、シャイナについて考えてみよう。
第1形態『白銀聖衣』
第2形態『黄金聖衣』
ラスボスの概念から言えば、最低後1回は変身を残しているはずだ。
それでは、本編に戻る事にしよう。
ひび割れがクロス全体にまで広がり、シャイナの身体から剥がれ落ちていった。
そう、剥がれていた。
その内側からは、更に強い光が放たれている。
ひび割れていた部分が次々に剥がれていく。
まるで、蛇の脱皮のように。
蛇が脱皮して、内側から更に成長した姿で出てくるように、オピュクスクロスもまた成長していた。
光が収まった後に見せたシャイナの姿は、4神の目から見ても神々しかった。
神々すらも見惚れるほどの神々しさ。
これが神と言うのだろう。
これを神と言うのだろう。
4神達は、跪き、祈りを捧げようとする身体を必死に抑えていた。
シャイナの第3形態『神聖衣』
それは、純白の輝きの中に薄い紫が入った神の衣。
オピュクスのゴッドクロスであった。
オピュクスクロスは悔いていた。
初めて黄金聖衣になった時、限界を超えたコスモを扱いきれずにシャイナに流れ込む勢いを制御できなかった。
シャイナが機転を効かせて直ぐにコスモを放出したから事なきを得た。
結果としてエリスを消滅させる事にも成功している。
しかし、彼にとっては看過できないものだった。
自らの手でシャイナを殺しかけてしまったのだ。
オピュクスクロスは誓っていた。
次は必ず限界を超えて見せる。
そして、自身の力でシャイナを護るのだと。
かつての自分なら黄金聖衣の限界を超えた時、シャイナに流れ込んでしまい、暴発させることしか出来なかった。
だが、限界を超えた今の自分《ゴッドクロス》ならこの力を扱える。
クロスに宿った絶大なコスモを全身に纏わせる。
そして、ゆっくりとシャイナの身体に馴染ませていく。
シャイナの身体が内側から弾け飛ぶような無様な事態などもう起こさない。
ここに、神を超える力を十全に扱える状態に至った。
シャイナの精神は、どこまでも続く真っ白な空間で絶対的な力に包まれていた。
その力はシャイナに圧倒的な全能感を与えていた。
そこは、是のみが存在する世界。
一切の否定が存在しない。
そんな世界にいて、人間が正気を保てる訳がない。
ああ、天上天下で唯、我だけが尊い。
私に比べれば、神ですら塵に等しい。
そんな、神に最も近いと言われた男のような思考をした時にシャイナは我に帰った。
はっ、いかん、いかん!
これはクロスの力。
借り物だ!
私自身は只の白銀聖闘士。
それを忘れたら身の破滅だ。
決して自惚れるな!
何度、それで負けた神を見てきたと思ってる。
一切の否定が存在しない世界で、自分を否定したシャイナ。
そんなシャイナの思考を感じ取り、改めてこの主人を誇りに思ったオピュクスクロス。
これ程の力に包まれれば、神ですら自分を保てずに暴走してしまう。
低い自己評価がそれを可能にしたのか?
そんな事はない。
肯定のみの世界で自分を保てる人間など殆ど存在しない。
それを可能とする人間は、かつて星矢達が到達した第八感《エイトセンシズ》阿頼耶識の更に深奥。
第九感《ナインセンシズ》阿摩羅識。
それは、第十感《テンセンシズ》無量識へと通じる道。
人々の信仰によって神へと至った者達すら到達していない場所。
キリストやブッタなど、修行の果てに己の身一つで神への階梯を登った者たちが歩んだ道。
シャイナは、厳しい修行で黄金聖闘士並みのコスモを持つに至った。
その上、神殺しを果たし、神々から畏敬の念さえ捧げられた。
それでもなお、自分は只の白銀聖闘士だと自認して神への昇格を拒んでいた。
それが彼女を阿摩羅識へと至らせたのだった。
そして、彼女の意識は聖域へと戻る。
目の前には驚愕の表情を浮かべた4神がいる。
もう、シャイナの中に彼らへの恐怖はない。
彼らは、自分には勝てない。
そう認識していた。
阿摩羅識へと至ったシャイナに油断や傲慢と言ったものはない。
ただの事実として、そう認識しているのだ。
そして、それがオピュクスクロスあっての物だとも正しく認識していた。
オピュクスクロスは今、神の力をも凌駕する神器を超えた何かになっている。
今のシャイナは、そのオピュクスクロスを正しく使えるのだ。
彼ら4神がどんな想いでシャイナの前に立っているのかも理解している。
その想いに敬意を持って応えるために力を振るう。
「毒蛇の牙、サンダークロウ!」
今のシャイナのコスモで振るわれる技は、圧倒的な威力と攻撃範囲を誇っていた。
ラスボスには標準装備と言っても良い高威力、全体攻撃であった。
4神の身体を凄まじい衝撃が走り、まるで毒蛇に噛まれたかのように全身が痺れている。
「ぐうぅ、なんと言う事だ。
侮っていた訳ではない。
むしろ、最大限の警戒を持って相対した。
それでも尚、その上を行くか」
「たった一撃で、身体が痺れて立ち上がれなくなるだと!」
「これがシャイナか!」
そんな4神にシャイナは、優しいとすら言える口調で話しかける。
「あんたらの心は感じていた。
その勇気も意志の強さも本物だったよ」
(ただ、相手が悪かった。
こんなチートなクロス、誰も勝てないだろ。
むしろ、神話の時代にアスクレピオスをどうやって倒したんだ?)
シャイナは知らない。
元々のオピュクスクロスは、そこまでチートではなかった事を。
4神達は、シャイナに認められた。
その心に去来する想いはどんなものだろうか?
認められた事で満足するだろうか?
その答えは、行動で示された。
サターンが身体を震わせながら立ち上がる。
自分は限界まで力を出し切っただけだ。
まだ、限界を超えた訳じゃない。
サターンは記憶を消して、人間『昴』として聖域の中に入り、聖闘士達を間近で見てきた。
記憶を消してもシャイナへの畏怖を魂が覚えていたのか、彼女がカシオス以外で初めてとった弟子である光牙を激しく意識していた。
力を求める昴には、何度も限界を超えて、急激に成長していく光牙の姿は眩しく映った。
いつしか光牙を認めるようになっていた。
これがシャイナに弟子として認められた漢なのかと。
自分も一度でいい、限界を超えた先にある光景を見てみたい。
そう思うようになっていた。
「余は自分の限界を超えてみたいのだ。
悪いがもう少し付き合ってもらうぞ」
サターンが拳を構えてコスモを高めていく。
そんなサターンの姿に続くように、他の神々も立ち上がりコスモを高め始める。
そして、そのコスモをサターンに託していく。
「お前が一番先に立ち上がったからな。
花を持たせてやる」
「限界を超えたいのは、お前だけではない」
「我らの想い《コスモ》を託す。
シャイナに見せつけてやるがいい」
他の神々の想いも背負い、コスモを高めていく。
限りなく・・・限りなく・・・
ついに放たれたサターンの限界を超えた技。
それは、サターン以上に刻を操れる神『クロノス』の奥義『刻を超える拳』
膨大なコスモで時間を圧縮し、攻撃モーションの時間を極限まで0に近づける技。
相手は、どんな攻撃を受けたのか認識すら出来ない。
そんな荒技だが、実はこの技にも攻略法は存在する。
どれ程0に近づけても、完全な0にはならない。
だから、攻撃の出を抑えればカウンターが成立するのだ。
打たれる前に回避して、拳を置いておくと言うやつである。
しかし、サターンは限界を超えていた。
同様に限界を超えた他の神々からもコスモを託された事で奇跡が起きる。
0.000000000000000000000000000・・・・・・・・・
その瞬間、サターンは刻を支配し、完全なる0へと至った。
それは、シャイナにすら認識できない一撃だった。
パリン!
高い音と共に仮面が割れて地面に落ちる。
素顔を晒したシャイナの額から血が流れ落ちてきた。
サターンの拳がシャイナを捉えたのだ。
聖戦において、初めてシャイナが敵の攻撃で疵を負った瞬間だった。
「やったぞ!
余は、確かに限界を超えていた!」
分厚い壁をぶち破り、ついにシャイナに届いた。
「ふん、我らの助力あっての事だと忘れるな」
神も人間のように限界を超えられる。
それを証明する事ができた神々の表情は明るい。
そんな彼らを見ながらシャイナは、内心で黒歴史に悶えていた。
(なにがあんたらの心は感じていただ!
勇気も意志の強さも本物だったよとか、どんだけ上から目線なんだ!)
仮面を割られ、肉体に疵が付いた事で精神が阿摩羅識から戻ってきていた。
なんとか踏みとどまったとは言え、全能感に包まれていた事で精神に影響が出ていたのだろう。
変なテンションになって恥ずかしいセリフを言ってしまった。
(もう無理!
一刻も早く、この場から離れたい。
もう良いよな。
こいつらの目的は、地上の覇権でもアテナの命でもなさそうだし。
これ以上、ここにいると恥ずかしさで死んでしまいそうだ)
シャイナが背を向けて立ち去ろうとしていた。
「なっ!シャイナよ、どこへ行く!」
「私の負けだ。
だから、敗者は去るんだよ」
(お前らの目的は私、というより私のクロスに勝つ事だろう。
負けを認めるから、去らせてくれ)
「何を言う!
我らは限界を超えた力を使った反動でまともに立ち上がる事も出来ない。
頭が位置する標高が高い者の勝ちとするのだろう?
なら、勝者は、やはりおまえだ」
(ええい、無駄に頑固な!)
「女聖闘士が仮面を割られた。
これは、陽闘士《サムライ》が己の魂である刀を折られるのと似たようなものだ。
掟は変わったが、私は古いタイプの女聖闘士なんだよ」
(これ以上は聞かんぞ!
しばらくは引き篭もってやるんだ!)
シャイナはそれ以上、何も言わずに離脱していった。
残された4神は、シャイナの言葉の意味を考えていた。
そして、それについて知っていそうな者に聞く事にした。
「アテナよ、シャイナが言っていた掟と言うのは何なのだ?」
「女聖闘士の仮面の掟でしょうね。
掟では、素顔を見た相手を殺すか愛さなければならない。
女聖闘士にとって素顔を見られる事は、ある意味、裸を見られるよりも屈辱的な事なのです」
「なるほど、あれ程の力を持ちながら奥ゆかしい所もあるのだな」
シャイナが去った方向を見つめるサターンの瞳には、先ほどまでとは違った感情が浮かんでいた。
「余は決めたぞ。
必ずシャイナを余の花嫁にしてみせる!」
そんなサターンの言葉に黙っていられない者たちがいた。
「何を言っている!
あいつは至高の女だ。
なら、いずれ至高の存在になる私の隣こそ相応しい!」
アベルが叫べば。
「ふっ、お前達は自分の立ち位置が分かってないようだな。
シャイナは、アテナの聖闘士だぞ。
そして、私はアテナの兄だ。
アテナよ、シャイナとの仲を取り持つのに協力してくれるな?」
アポロンが立ち位置の近さをアピールする。
「まったく、ガキ共はこれだから困る」
肉体的には年長者であり、唯一の妻帯者でもあるマルスが流石の余裕を見せて彼らを嗜める。
「シャイナには、私のような余裕のある大人の男が似合っているのだよ」
・・・どうやら、マルスもシャイナに転んだようだ。
「お前には既に妻がいるだろう!」
「何、メディアも私に黙って策を巡らせるような女。
お互いに都合が良かっただけの完全なる政略結婚だ。
私は、真実の愛に目覚めたのだ!」
既にメディアと離婚する気満々の様子だった。
「貴方達、いったいどうしたのです?」
そんな彼らの様子に戸惑いながらもアテナが問いかける。
「凛々しいシャイナの姿に痺れたのだ」
それはサンダークロウの余韻では?
「ああ、未だに心臓の鼓動が収まらない。
これが恋というものか」
力を振り絞った激闘の結果であるが、どうやら吊り橋効果が発生している模様。
「顔を見られて恥ずかしがっていた姿に胸を撃ち抜かれたのだ」
ギャップ萌えですね。
「「「「いずれにせよ、シャイナの隣は譲らない!」」」」
そんな彼らを見ながらアテナは確信していた。
これから、シャイナをヒロインとした愛の聖戦が始まるのだと。
シャイナ《ラスボス》を攻略するのは、誰になるのだろうか?
また一つ、未来に楽しみが出来たわね。