女神様のウッカリで滅びた世界に転生したら、いろいろ勘違いされてめちゃくちゃ甘やかされてるんだが 作:名無しのメカ好き
チーム機体とは本命の自分専用の機体とは違い、所属しているチームで運用できる
(だが、それがどうして俺たち襲った・・・?しかも、血も飛び散ったし・・・それに、アローケス所属なら
「ガリアの手先か?」
「えっ、そうなの!?」
「あくまで予想だ!しっかり掴まってろ、また来るぞ!!」
「ひっ・・・」
俺がサフランに声掛けし、マッドドッグを構えさせると新たに6体の郡犬がアサルトライフルを構えて一斉に発砲し始める。とっさに動かすが、数発被弾する。しかし、機体のモニターに警告の表示は現れない・・・つまり、ダメージにならないってことか?
「サフラン!怖いだろうが我慢してくれ!!」
「うっ・・・うん。」
『リーダー、こちら
右モニターに、
「とりあえず、格闘戦だ!こんなところで
『了解、リーダー。敵は群犬でいいんだよね?』
「ああ、気を付けろ?」
『僕がこいつら程度で死ぬとでも?リーダー、冗談もほどほどにね。』
その言葉が聞こえた途端、俺が飛び出した格納庫から
『想定より脆い・・・こいつらは
「つまり、ガリアの手先ってわけだ。」
「っ!」
おそらく、最初に襲撃し俺にやられた三機の郡犬はまだ2世代の戦闘用ロボットだったのだろう。だから頭を吹き飛ばされてもしばらく動けたみたいだ。
しかし今来たこいつらは、頭を吹き飛ばされただけで全機能を停止させた。つまり、改修前の
ってことは―――
[ゴゥ!]
一機の郡犬がブレードを抜いて、ブースト移動で
「まぁ、だよなぁっ!」
『ブースト移動、リーダー、思ったよりも危険かもね!!』
突撃した二機目の郡犬を
『リーダー、このブレードを受け取って。」
「おう、サンキューな。」
近づいてきた
「ちっ、そこかしこから嫌な煙が上がってやがる。」
『・・・本当だ。』
「う、嘘っ!アローケスが!!」
シバイヌ整備場は立地の都合それなりの高い場所に建てられている。だからこそ気付くことができたのだが、防壁で守られているはずの”アローケス”が戦場と化している。すでに防衛軍まで出張っており防衛軍御三家と、見慣れた郡犬の他、見慣れない機体が争い合っている。
『こち[ホワイトノイズ]、シバイ[ホワイトノイズ]場。聞こえるか?!』
「っ!シバイヌ整備場に変わりマッドドッグ!ノイズが走るが聞こえる、どうかしたのか?」
『君なのか、無事でよかった・・・!機体の右腕を壊された、緊急修理を頼めるだろうか!!』
「こっちも襲撃されたばっかだ。カンナ整備長に聞かない限り分からない!」
『クソっ・・・アンノウンのやつらッ!ここにも襲撃しにきたのか・・・』
『変わってくれマッドドッグ。こちらシバイヌ整備場、部下と共に確認したが主設備の被害はない。整備可能だ
「わ、わかった!」
~~~~~
その後、
マッドドッグとウォッチドッグは大した被弾がないため大急ぎで武装を装備させるだけだったのだが、
その間に、俺は警備員から拳銃を受け取り・・・その警備員たちと一緒に、撃破し機能停止している郡犬に近づく、不安要素は早めに摘んでおいた方が身のためと言うことは身に沁みついているためだ。
「おい、ちびっこ。ここに居るなよ・・・」
「戦力不足の癖によく言うぜ。」
「はぁ・・・分かった。死んでも責任は取らん、自分の身は自分で守れ。ハッチを開けろ!!」
「了解、今開けます!!」
警備員の一人が慣れた手つきでハッチの開閉レバーを操作すると、倒れた郡犬のハッチが開かれる。
警備員たちと俺がそのハッチに向けて銃火器を向けていると、中から手をあげておびえた小さな女の子・・・いや、”白髪の俺”が出てくる。
「こ、ころさ・・・ないでっ。ま、まだっ・・・しにたく、ないよ。」
「ち、ちびっこが・・・二人!?か、髪色以外全部似ている・・・ど、どういうことだ。」
「・・・武器を降ろしていい。こいつはパイロット以外じゃ役に立たねぇだろ。」
警備員が怪しみながらも銃器を降ろすと、”白髪の俺”が不安がりながらも俺に目線を向けてくる。
「こ、ころさ・・・ないの?しっ、しっぱいさく、なのに?」
「聞きたいことがある。”マスター”はガリアか?」
「い、いえない!ころされる!!
「・・・・・・(なるほどな。)」
俺がガリアの名前を出した途端、”白髪の俺”はおびえて縮こまってしまう。どうやら、大当たりの様だ。
ガリアのクソ野郎は、”成功作の俺”を一人作り出すために、”失敗作の俺”を何人も作っていたのだろう。その数こそは不明だが、少なくともそれなりの数が作られているはずだ。
ともすれば、”白髪の俺”が郡犬に乗る理由は通る。元々、郡犬は俺が設計して(ゲーム内で)量産してとあるものの防衛にあてていた。そして、転生の辻褄合わせで俺が”ガリアの被造物”と言うことならば、本来なら俺が設計した本来なら無人の郡犬は、量産された”失敗作の俺”が乗っていると辻褄合わせが行われたのだろう。あくまで推測でしかないが、割と当たっているような気がする。
「おいおっさん。」
「おっさん呼ぶな。せめて警備隊長と呼べ、それでなんだちびっ・・・キンパツ。」
「・・・バスタオルを持ってきてくれ、あの姿じゃ寒いからな。あと、周りの馬鹿どもに説教を頼む、警備隊長。」
「・・・ああ、そうさせてもらう。おいテメェら、いつまで鼻伸ばしてんだ!!とっとと動け!!!シバくぞ!!」
「「「「サッーイェッサー!!」」」」
さて、
「もう大丈夫だ、自由の身だぞ。」
「・・・ぇ?ほ、ほんと?ほんとうに、じゆう・・・なの?」
「ああ、俺が許す。ガリアに従わなくていい。」
「た、たたかわなくて、いいの?」
「ああ。」
「・・・よかっ、た。」
白髪の俺はそれだけ言って倒れてしまう、が・・・安心しきって気絶してしまったようだ。倒れたと同時に、安らかな寝息が聞こえてくる。その”白髪の俺”を抱き上げ、あたりを見渡せば他の
「複雑怪奇・・・それ以上の話だな。」
俺はそう、ポツリとつぶやいた。
倫理観が息をしなくなってきた。(しかし、まだソニアたちにとっての
ちなみに郡犬と白髪のソニアの簡略プロフィールをどぞ
白髪のソニア(仮称)
金髪のソニアが”成功作”に対して、白髪のソニアはその”失敗作”。
ガリアがどういう定義で”成功作”と”失敗作”を選別しているのか分からないが、白髪のソニアは怖がりで操縦技術も平凡であるがソニアのもつ能力はそっくりそのまま持っている。
郡犬
雷田 仁が
基本武装が頭部バルカン、アサルトライフル、ブレードであり、基本的に中~近距離戦闘を主軸とした自動操作の機体だった。
仁(ソニア)の転生の辻褄合わせとしてソニアの失敗作である白髪のソニアが乗っており、本来なら味方のはずのソニアに対して襲い掛かった。