女神様のウッカリで滅びた世界に転生したら、いろいろ勘違いされてめちゃくちゃ甘やかされてるんだが   作:名無しのメカ好き

3 / 22
1-3 ろくでもない日

 

[ズガンズガン!ズドドドド!!ヒュルヒュルヒュル~~~ズドーン!!!]

「うぉおおおッ?!」

『うわぁァァァッ!!』

『あう〜だぁ!』

 

俺とハルマのおっ…………義父(とう)さんが養子と養父になった次の日、早速移動しようと提案した義父(とう)さんと移動を始めると、昨日殺したヒャッハーの仲間なのかスカベンジャーの大軍が俺たちに襲いかかってきた。(ルチアはめちゃくちゃ嬉しそうにしているが……)

 

「くそっ、ならず者(ヒャッハー)の癖に数は無駄にそろえやがって!!」

『もうすぐアローケスの早期警戒網だ!それまでどうにかして耐えつつ、このトラックを防衛してくれ!!』

「そういうなら、もっと早く移動してくれないか、いくらスカベンジャーのスピードが遅くても限界はあるんだぜ!?」

『タイヤが吹き飛ばされてなければ全速力で飛ばしてるとも!!』

 

これだからハードモード(人生はハード)はッ!!

最初の奇襲で義父(とう)さん達が乗ったトラックは片方のタイヤが吹き飛ばされておりそこまで早い速度を出せる訳では無い。

そのため、本来スピードが最小値のスカベンジャーでも追いつけてしまっている。そのため……

 

『ヒャッハー!その荷物よこせぇッ!!』

「うるせぇ!死ねッ!!」

[ガァン!!]

『くっそぉッ!!よくも兄弟を―――』

「―――お前も死ねッ!!!」

[ブォン!!]

 

近づいてくる銃火器持ちのスカベンジャーのコックピットをショットガンでミンチにし、近接武器持ちのスカベンジャーはセイバーで斬り捨てる。もうこれで12機目、いや13か?!もうどうだっていいや!とにかく多くのスカベンジャーを撃破している。だが一向に数は減るどころか増えている。

 

そしてついに

 

[カチッ!カチッ!]

「嘘だろ、ショットガンが弾切れ!?こんな時にッ!!」

 

頼りの綱であるショットガンの弾が無くなってしまう。両手持ちの大型ショットガンとはいえ大容量マガジンタイプなのに!?

ショットガンを背面腰部スカートのマウントスロットにしまい込みセイバーを振るい近づいてくるスカベンジャーを斬り捨て、別のスカベンジャーと鍔迫り合いを始める。

 

『ソニア!アローケスの早期警戒網に入った!!だいに……えぇっと、とにかく援軍が来る!それまで何とか―――』

『―――そこの所属不明機、頭を下げろ!!』

 

割り込んできた通信に従いマッドドッグを操ってマッドドッグの頭を下げると、すぐさま大型の徹甲弾が飛んできてスカベンジャーのヘッドパーツを吹き飛ばした。

記憶が正しければこの声は!

 

大盾(タワーシールド)隊各員に命令!全力でハルマ博士とご子女、そして所属不明機を守れ!!』

『『『『『アイアイ、マム!』』』』』

 

出た!アローケスの防衛軍のトップ部隊の"大盾隊"!銃剣のついたアサルトライフルを持つ、”大盾(タワーシールド)”装備の【ガードナイト】!プレイヤーが使うとビジュアル全振りの機体なのにNPCが乗るとバカみたいに強い機体!!そして先頭にいるのは、ガードナイトの発展機の【ジャンヌダルク】じゃねぇか!!

 

『所属不明機!武装に余裕はあるか!!』

「悪いが、ショットガンは弾切れだ!あるのは近接武器しかない!!」

『了解した、こちらで護衛を2機つける!我々が囮になるその隙に戦闘区域から離脱せよ!!TS-13(タワーシールドの13番)TS-14(タワーシールドの14番)!ハルマ博士と所属不明機(レディ)の護衛だ!!」

『OK、マム!』

『丁寧にエスコートします、マム!』

 

ジャンヌダルクのパイロットの通信の後、肩にTS-13とTS-14とペイントされたガードナイトがブースト移動で近寄ってくる。

 

『露払いは任せてくれて構わないわ!安心して撤退なさい!!』

『バディ、スカベンジャーが3機接近中だ。僕が時間稼ぎをするから、その隙に』

『OK、バディ!行きましょう、lady(おじょうさん)!!』

 

あぁ、この二人って原作で副隊長とその部下をやってた人たちじゃないか!

こんなところで、合えるなんて…って、今は喜んでる場合じゃなかった!

 

「あぁ、すぐに――――――伏せろ!」

 

俺が言った途端、二機のガードナイトが頭を伏せるとすぐさまヘッドパーツギリギリに大型の狙撃弾が通過し、そのまま地面にめり込んだ。

 

what!?(なに!?)バディ、大丈夫!?』

狙撃機体(スナイパー)!こんな時に、調査対象が来るなんて……。』

「そうか……お前もか?【ウォッチドッグ(親友)】。」

 

俺がマッドドッグの望遠カメラを起動すると…そこには、こちらを眺める一機のロボットが。

肩にはスコープを覗く犬のエンブレムのマークが貼られており、大型のスナイパーキャノンを持ち上げて…ただこちらを眺めている。

俺がセイバーを向ければ、そいつは意図を察してくれたのかスナイパーキャノンを俺に向けた。

 

「護衛はトラックだけでいい。俺は、アイツと戦う。」

wait!(待って!)私たちはアナタとDr.ハルマを―――』

『理由があるのかい、ソニア。』

 

俺とTS-13の通信に、義父(とう)さんが割り込んでくる。

 

「あぁ、アイツは俺の親友で…必要な時しか喋らなくて、俺たちは戦うことしか知らない…だから、頼む。」

『…分かった。でも、キチンと帰ってくるんだよ?』

「ありがとう。」

『……OK,lady(おじょうさん)、Dr.ハルマは私たちに任せて!』

『きちんと守ることを約束する。キミも必ず帰ってきてくれ。』

「…感謝する。」

 

俺がホバーを深し、トラックとガードナイト2体から離れると、狙ったかのようにウォッチドッグの通信アイコンが表示される。

だが、アイツからは言葉は発さない。発する油断はしないだろう。

 

「よお、俺を狙うとは…まさかお前が狙ってくるなんてなぁ。」

『……………言葉は不要。』

 

ソプラノボイスでそう言われ、やれやれとため息をつきセイバーを構える。

 

 

「ショットガンの弾はねぇから今からお前を切り刻むが…恨むんじゃねぇぞ!!」

『…狙撃、開始。』

 

 

 

 





ソニア

かつての相棒もTSしてて、実は結構焦っている。
あと、原作キャラとあえてかなり喜んでる。

マッドドッグ

メインの射撃武装である180mm口径の大型ショットガンが弾切れ。
鋼鉄機神の英雄に登場するロボットはすべて15mだが、この機体だけ19mだったりする。


???(ウォッチドッグ)

ソニアのかつての相棒。
鋼鉄機神の英雄のプレイヤーたちの中で凄腕のスナイパー。
そのプレイスタイルのせいで、晒し板の有名人。
一方でスナイパー板では、最強とまで呼ばれている。

ウォッチドッグ

マッドドッグが角ばった無骨でヴィラン風なデザインに対して、無骨さとシャープさを兼ね備えた機体。その分、隠密性に特化しており隠れられると見つけられない。
メインの武装は、200mm口径のスナイパーキャノン。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。