女神様のウッカリで滅びた世界に転生したら、いろいろ勘違いされてめちゃくちゃ甘やかされてるんだが 作:名無しのメカ好き
俺と、ウォッチドッグ…”ツバキ”との決闘が終わり、
『
『その分、しっかりと護衛する。安心してくれ。』
「ははっ、俺の機体もスラスター焼いちまったんだ、ちょうどいいさ!」
『……リーダー、笑い事じゃないと思う。』
と、ウォッチドッグの通信アイコンがサブモニターに現れ、そしてその通信アイコンから聞こえる声はずいぶんと深刻そうだ。
「どうかしたのか?」
『……
「まさか…おい、嘘だろ!?」
『
『バディ、止まって!何か来る!!』
[ズゴゴゴゴ…ズドガーーーンッ!!]
立ち止まり、あまりの振動で機体が膝をつき、あたりを見渡す。すると、とても巨大な機械の目がこの荒れ果てた大地を見降ろしていた。
・・・もし、この世界が神話の世界やお伽噺の世界なら、そいつはきっと大権能の神としてもたとえられるような巨大な顔と手をのぞかせる巨人。
だが、望遠カメラでよく見ればその巨大な顔や手はところどころ剥がれ落ちていたり壊れているため、ソイツは本物の巨人ではなく人の手によって作られた兵器だということがようやく理解できる。
『ば、ばばば、
『お、落ち着くんだアリス!あ、あんなハリボテが何かできるわけがないじゃないか!』
「おい、ウォッチドッグ!スナイパーキャノンの残弾は!?」
『余ってる
ツバキもアイツが出てくるなんてことは考えてもいなかったのだろう。普段は面倒くさいと言っているのに、スラスラと言葉を話し始める。
「くっそ…こんな時に
『ないものは仕方がないよ、リーダー。今ある戦力でやるしかない、
『え、えっと…
「そんでギリギリいけるか・・・?」
普段使わない頭を使い、どうにかあの
あの
『…とにかく、
『りょ、了解した!!
「―――ッ!サイクロプスが
『…射程距離外ッ!!』
「全員今すぐ伏せろぉッ!!」
[ウオオォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!]
機械が、生き物のような声で、鳴いた。
ただそれだけの事、どうして警戒する必要があるのか。
それは――――――
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『リー…[ザザー]へん[ザッザザー]リーダー!!』
「聞こえてるぜぇ~…この距離でぶっ飛ばされるとかうそだろぉ?」
ツバキの悲鳴と、機体がコックピットで鳴らすアラートでようやく目が覚める。
どうやら、まだゲーム本編の時のように解体という名のデバフが付いているわけがなく、完璧な音の衝撃波が俺たちを襲い掛かったようだ。
・・・話を戻すと、試作機の”サイクロプス”が持つ
だが、その機能はゲームのストーリーが開始し第1章のラストにサイクロプスが登場するころには解体されて、使用不可能だった…それが、ゲームのストーリーでの最大の弱点となり、それでもその巨体から繰り出される攻撃のせいでアローケスの戦力を大きく削った化け物だ。
(解体っていう名のデバフもまだ効果になってなくて、戦力はほとんどアローケスだより、しかもここに居るのは対
思わずそんなことをつぶやく、幸いサブモニターにはウォッチドッグの通信アイコンしか表示されていない…ぶっ飛ばされた時に
『でも、やるしか、ない。アローケス、ないと…本当に、この世界、終わっちゃう。』
「…
・・・あまり、思い出したくない記憶の為、名前とその詳細な設定は脳みその奥にしまい込む。だが一つ言えることは、この死にかけた大地にあるわずかな生きている土地に生きる人々を殲滅し、世界を終わりに導く…【善くないモノ】だ
「……ここで
『守ろう、みんなを、未来を。』
俺はマッドドッグを立ち上がらせてスラスターを起動し、ウォッチドッグは光学迷彩マントを羽織ってスナイパーキャノンを抱える。
「ハハッ!始めようぜ、
『うん、はじめよう、リーダー!』
ソニア
吼えるサイクロプスにビビった。
ツバキ
サイクロプス相手でもリーダーと一緒なら勝てる。
サイクロプス
単眼で1500mクラスの
その
(利用しなくても超大質量の腕を動かすだけで大惨事)