転生したらヒーローアカデミアだった件 作:生まれ変わったらスライムになりたい
『告。
ファルムスの二万の軍勢を滅ぼした
『種族:
そこに鳴り響くのは
『すべての身体能力が大幅に上昇しました。続けて旧個体にて寄得の各種スキル及び耐性の再取得……成功しました。』
『新規固有スキル。無限再生・万能感知・魔王覇気・強化分身・万能糸を獲得……成功しました。』
『新規耐性。自然影響無効・状態異常無効・精神攻撃耐性・聖魔攻撃耐性を獲得……成功しました。」
『以上で進化を完了します。』
ここでようやく
『告。ユニークスキル【大賢者】より世界の言葉へ請願。【大賢者】の進化を申請。』
『…了。ユニークスキル
『
『………失敗しました。』
『再度実行します。……失敗しました。再度実行します。……失敗しました。再度実行します。……失敗しました。------------------------再度実行します。……失敗しました。』
『告。
『……………………成功しました。』
それは無限に繰り返された試みへの褒美であるかのように
『ユニークスキル
成し遂げられた超克がキッカケとなり、続く奇跡を引き起こす。
『【
リムルの意識の感知し得ぬ魂の深淵にて。
彼の望みを叶える為に、
そして、
しかし、この物語ではもしかしたらこんなパラレルワールドもあったかもしれない……そんなお話である。
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俺はリムル=テンペスト。スライムだ。
とあることで異世界にスライムとして転生した俺だったが、今は多くの仲間たちと一緒に楽しく暮らしている……はずだったのだが
「ここは…どこだ?」
あたりを見渡すと見たことのない…いや、正確には(異世界では)見たことのない景色が広がっていた。
そう、ここは前世では見慣れた景色。
聳え立つビル、交差点で交わる多く人間。そして整備された道路を走る車。
それは前世で見た光景とほぼ同じだった。ただ一つの点を除いて。
「うわぁぁ!でっけえヴィラン!」
線路の上に立ち暴れる巨人を見ている民衆からそんな声が聞こえた。
しかし、民衆も驚きはしているがこれを異常と思っている者はいないようだ。これが前世ならば明らかにおかしい光景であるにも関わらず。
『告。これは
いつもの
「なるほどな…。というか大賢者…なのか?」
『否。ユニークスキル
「なるほど…道理で流暢に喋れるようになってるわけだ。」
『もはや私に答えられないことはありません。』
そう威張る
(いつも頼りになった
「おう!期待しているぞ!」
そんな会話をしている時、突如俺の体に異変が起こった。
(!?なんだよ、コレ……)
俺の脳内に存在しない【15年間の記憶】が流れてきたのである。
《告。この記憶はこの世界には存在しますが、
そこに流れてきた記憶として
優しい父と母から生まれてきた記憶
父は事故に遭い、死んだしまった記憶
そして自分もこの事故に巻き込まれてたが、ヒーローに助けられ自分もヒーローを志した記憶
すべて架空のものであるが、確かにこの世界に存在する。
俺も体験したわけではないが、確かに脳裏に焼き付いている。少しずつ体がこの世界に順応しているということだろう。
「なぁラファエルさん。俺って元の世界に戻ることが出来るのか?」
『否。当分は戻ることはできないと思われます。しかし、この世界と元の世界では時の速度が異なる為、この世界に滞在するのはなんの問題もないと思われます。』
俺としては元の世界のことが心配だった為ラファエルさんに帰る方法を聞いたのだが、それはわからないらしい。
「うーん困ったな。これからどうしたものか。」
『告。雄英高校へ入学し、プロヒーローを目指すことを推奨します。』
(雄英高校?確か記憶にあった気がする。俺は今中学3年生ということになってる訳だから受験するのは今年になるわけか。)
雄英高校の偏差値は79で倍率は300倍!誰もが認める国内最難関の高校であり、No.1ヒーローであるオールマイトを筆頭にNo.2であるエンデヴァー、No.4ベストジーニストなどを排出しているらしい。
「そうだね、それじゃあその高校に向けて頑張るとするよ。」
そう言ったものの、大賢者のさらに上の
『筆記試験は問題ないかと思われますが、志望するヒーロー科には筆記とは別に実技試験が用意されています。』
そういえばそんな記憶があった気がする。とはいえ、魔王となった自分なら何も心配はいらないだろう。そうも思ったのだが、一応
「なぁ、俺って魔王になってからどのくらい強くなってるんだ?」
『以前の10倍です。』
「えぇ!!?」
想像以上に強くなっているようだ。
そして
更に驚きなのだが、ユニークスキルである無限牢獄が
そんな会話をラファエルさんとしていたら後ろのトンネルから笑い声が聞こえてくる。
「あーっはっはっは!」
そこには右手にノートを持ちながら上を向きながらこっちへ歩いてくる緑髪の少年がいた。
俺は少し苦笑いしながらその少年のことを見つめる。
彼は目を瞑っていたのか、こちらには気づいていないようだった。
その瞬間!少年の後ろのマンホールが吹っ飛ばされ、その中からヘドロのような異形の怪物が出てきた。
異形の怪物は少年を襲い始めた。襲われながら少年は必死に抵抗しているが、その抵抗も虚しくヘドロの異形は口から少年の体内へ侵入している。
「掴めるわけないだろう?流動的なんだから。」
その一部始終を見ていた俺はヘドロの異形に向かってコンクリートの上をゆっくりと歩く。
射程圏内へと入ったことを確認したので、ヘドロの異形に向かってこう叫んだ。
「喰らいつくせ!
助けた少年の方へ目を移すと、どうやら気絶しているようだった。
俺は(仕方ないな)と思いつつ彼が目を覚ますまでここで待機しようと考えていたら、ラファエルさんが思いもやらないことを報告してきた。
『告。個体名:オールマイトがこちらへ接近しています。恐らくその狙いはこの少年の救出でしょう。』
報告から数秒が経ったとき
「私が来たぁぁぁぁ!」
オールマイトが登場した。
オールマイトはキョロキョロと周囲を見渡し、意識を失っている少年を見た後に俺に話しかけてきた。
「なぁ少女。ここらへんで
(
「あーあのヘドロみたいな奴のことですかね?それなら確かに見かけましたよ」
「そうか。それならソイツがどこに行ったのか教えて欲しいんだが。」
俺はそんな会話をしながら笑顔で答える
「ソイツ、俺が食べちゃいました!」
目を丸くしながらオールマイトは呆れたように
「何を言ってるんだね少女、、それなら
と冗談混じりに言ってきたので、俺は胃袋から気絶しているヘドロを取り出し、オールマイトに突きつける。
まぁ胃袋から出したといってもオールマイトからしたら急に出てきたようにしか見えないようだけど。
するとオールマイトは本気で驚いた顔をするので、少しドヤ顔をしながらオールマイトを見つめていた。
「いやぁ驚いたよ少女!だが人を助ける為とはいえ、人に向かって個性を使っちゃあいけないよ!」
ヘドロをペットボトルに詰めながらぐうの音も出ないことを言ってきたため軽く会釈をしながら「すいません」と謝っておいた。
「う、う〜ん」
オールマイトと冗談混じりの会話をしていたら少年が目を覚ましたようだった。
「オ、オ、オールマイトォォォ!?!?ほっ、本物だぁぁぁ!!!」
恐らくこの少年は余程オールマイトのことが好きなのだろう。
そうでもなきゃこの反応は過剰すぎるからだ。
「サ、サ、サインを…!」
少年は慌てながらノートを開く。
ってかそのノートには既に…
「ってしてあるぅぅぅ!!!?」
叫びながら少年は泣いて喜んでいた。
「じゃ、私はこれを警察に届けるので。液晶越しにまた会おう!」
そう言いながらオールマイトはどこかへ飛んでいった
のだが、、
「ラファエルさん。あれってほっといて大丈夫か?」
苦笑いしながらラファエルさんに聞いてみた。
『否。追いかけることを推奨します。』
あの少年、オールマイトが跳ぶ直前にしがみつくとはさては只者じゃやいな?
とはいえ今から飛んでいくにしてもオールマイトのスピードが速くて見失ってしまいそうだ。
『オールマイトは高層ビルに着地することが推測されます。したがってその後に転移魔法を使うことを推奨します。』
流石ラファエルさん、頼もしいね。
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ラファエルさんの予想通りオールマイトは高層ビルの屋上に着地したようだ。
そしてそれを確認し、転移魔法を使う。
「全く…それじゃあ私はマジで急いでるからこれで。」
オールマイトはかなり焦っているらしく、今すぐにでもここから去りたがっているような気がする。
「待っ、待ってください!」
「待たない!」
こんな感じのやりとりを見てた俺は、これじゃあ少し少年が酷だと思った為、オールマイトに言葉をかけることにした。
「少しくらい話を聞いてあげてもいいんじゃないですか?警察の所に行くくらいなら後でも良いですって。」
「少女!!どうしてここに!!?」
ここにいるはずの無い俺のことをオールマイトは驚きながら見ていた。
(うーん、どうしてって言われても…俺はラファエルさんに言われただけだし…なんか良い言い訳ないの?ラファエルさん。)
『告。個体名:オールマイトにフルポーションを渡すことを推奨します。』
(いやいやいや、なんでそうなるんだよ)と心の中でラファエルさんに突っ込みながらも悩みながらもその指示に従うことにした。
「いや、折角なのでプレゼントしに来たんですよ。これ、あげますよ。どんな傷でも治せる薬みたいなものです。」
そう言いながら瓶に入ったフルポーションをオールマイトに投げつける。
「あ、あぁ。それでは有り難く貰うとするよ。」
戸惑いながらも受け取ってくれるオールマイト。見ず知らずの人から渡されたものを受け取る辺り本当に聖人なのかもしれない。
「まぁそれは良いんですけど、彼の言うことを聞いてあげた方がいいんじゃないですか?急いでるんですよね?」
俺とオールマイトのやりとりをソワソワしながら見ている少年に話題を振ることにした。
そうしたらその少年は泣きそうな顔になりながら、オールマイトに思いをぶつけていた。
「無個性でも…ヒーローになれますか!?無個性でも…貴方のようになれますか!?」
思ったよりも何気ない質問…に思えたが、その葛藤からして彼にとっては人生に関わる。夢に関わる大事な質問なのだろう。
そしてこの奇跡の出会いがこの少年の運命を変えることになるとは、まだ誰も知らない。
《この出会いがこの少年の運命を大きく変えると思われます》
(やめろ!雰囲気を壊すな!)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
過去の記憶であったり、急展開だったりするのはご都合主義なので許してください(笑)
1話は設定とかを決めている所なのでご都合主義が多かったのでこれからは減ると良いのですが…
拙い文章で折角読んでいただいたのに申し訳ないです。
次回はもっと読みやすい文章を心がけたいと思います
投稿頻度について
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完全不定期投稿にするべき!
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