緑礬の錬金術師   作:ONE DICE TWENTY

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第4話 知る得る視野

 

 リゼンブールは田舎も田舎だ。田舎になったのは東部の内乱の影響もあるとはいえ、元よりイシュヴァールの地に近かったここは田舎になる運命にあったと言えるだろう。

 そこに帰郷して、エドワードは真っ先に幼馴染の家に向かう。

 リゼンブール唯一の町医者夫婦と、ラッシュバレーにも劣らない機械鎧技師のいる家──幼馴染、ウィンリィ・ロックベルの家へ。

 

 ロックベル家。

 イシュヴァールの内乱後、ロックベル夫妻はこのリゼンブールの地で改めて町医者を開業した。

 ピナコ・ロックベルの機械鎧に関する知識も合わさり、このリゼンブールにおける苦痛の全てを取り除き得る場所──なんて言われる程にはあらゆる傷病に対応できる家になっている。

 あるいは奇病や流行り病にまで対応しているのは、一種の悔恨でもあったのかもしれない。イシュヴァールの内乱に出て行ったことは後悔していない──とはいえ、その間に最も懇意にしていた家族の母親が病で亡くなってしまったこと。

 決して悪いことではなかったはずだ。イシュヴァールの地で医療行為をすることは。

 だけど。

 だけど──。

 

「ヴァルネラ医師、か。……その名は、僕たちにとっても……重い名であり、苦しい名かな」

 

 アルフォンスの鎧を直すための素材調達。そのためだけに来たはずのリゼンブールは、ピナコ・ロックベルの眼によって見抜かれた微量の成長……身長が本当に微かの微かに伸びたことで合わなくなった左足の機械鎧の調整のため、想定以上の時間を取られる次第となった。

 また、一応の右腕のメンテナンスもする、ということで右腕も強だ……取り外され、エドワードは錬金術が使えない状況に。

 

 だから、暇だった。

 暇だったので──ウィンリィの両親であり、リゼンブール唯一の町医者たるユーリとサラに、その名を聞きに行くことにしたのである。

 

「えーと、どこだったかな。……あった。これと、これと……これとこれ」

「なに、本?」

「ヴァルネラ医師の著書だよ。少し専門的な内容だけど、エドワード君なら理解できるんじゃないかな」

「え、ヴァルネラって錬金術師だろ? ユーリさんこそ、生体錬成の内容なんか理解できんの?」

「あはは、確かに彼は錬金医師だけど、彼の発見や彼の論文は生体錬成という"近道"を使わずとも同じ結果に辿り着けるものばかりなんだ。現代医学の観点じゃない、どこか別の視点から見たかのような気付き、そして手法と証拠。彼は生体錬成を使わずに行う方法も書いてくれているからね。普通の医者にとっても彼の著書は重大な参考書になるんだよ」

 

 渡された本をペラパラとめくっていくエドワード。

 生体錬成。それは内臓に関する著書だったけれど、なるほど確かに腕はあるようだ、という印象を受けた。錬成陣も惜しげもなく公開していて、錬金術師の基本たる「研究内容は隠すもの」という概念をぶち壊している。

 ただ彼の錬成陣は基本的な記号ばかりだ。特別なものがない。市販されている教本の記号をそのまま、あるいは少しだけアレンジして使って、ただその式が素晴らしく美しいものである、といった内容。

 エドワードは、まるで答えが先にわかっていて、その後で式を当てはめたようだ、と感じた。

 

「こっちは火傷などの細胞死滅について、これは……癌細胞の早期発見と切除? できんの?」

「早期発見なら僕らでもできる。切除に関しては早期も早期なら、だけど、末期であってもヴァルネラ医師はできるそうだよ」

「へぇ……」

「近代医学の父……どころか、未来の医学を見せられているような気分になる。彼の著書は大体がそういうものだ」

 

 そう、これでもかというほどヴァルネラを持ち上げるように語るユーリ・ロックベル。

 だというのに彼の顔は硬い。厳しい。苦虫を嚙み潰したように、あるいは何かを後悔するように渋い。

 

「で、ユーリさんはなんでそんな顔してんの? アイツになんかされたのか?」

「……直接何かをされた、ということはないよ。ただ」

「ただ?」

「彼の……生体錬成を用いた処置は、あまりにも完璧だ。僕らが付け入る隙もないくらいに。イシュヴァールの内乱当時、初めは凄い医者が来たものだとサラと喜んだことを覚えている。これで怪我人は、死者は一気に減るぞ、と」

「ああ、7年続いた内乱の割に死傷者はかなり少なかったって聞いたな」

「アメストリス軍の死傷者は、ね」

 

 ヴァルネラはアメストリス軍のテントにいた。

 故に顔を合わせることがなく、故に見せつけられる結果となる。

 彼の治癒に与った者は、誰も苦しい顔をしていなかったのだ。治療されることで苦痛が和らげど、やはり傷というものは残る。痛みは尾を引き、苦しみは日を追うごとに広がっていく。

 死傷者が増える一方であったあの戦場において、止血するしかない、鎮痛剤を打つしかない、それも切れて、包帯を巻くしかない──そんな状況に陥るたびに、聞こえてしまう。聞いてしまう。

 

「"苦しい、苦しい、ああ、こんな苦しいならいっそのこと──"なんてうわ言がね。勿論そういう人たちも意識がはっきりした後は命を拾ってくれてありがとう、なんて言ってはくれるんだけど……」

「治療された後に死んだ方がマシだった、とか。贅沢な文句にしか聞こえないけどなぁ」

「エドワード君は……強いからね。そういうことも言えるのかもしれない。でも、世界中全ての人間が君のように強いわけじゃない。いいや、そうである人間の方が少ない。僕たち医者は強い人間も弱い人間もどちらも治すことを信念にしているけれど、心までは治せない。心を治すには原因の根絶が必要で、それが怪我によるものだとすれば、その怪我を完治させることのみが心の治癒法になるのだから……って、あぁ、すまない。ちょっと熱くなってしまった」

「いや……こっちこそ、軽々しく知ったような口利いた。そうだよな。世界の全員がオレってわけじゃないんだ。オレ基準に全部を考えたら……絶対どっかでズレが生じる」

 

 誰もが立ち直り、誰もが前を向けるわけではない。

 エドワードのような幼さで、あれほどの地獄を経験して、それでも尚と前を向き続けられる人間は極僅かだ。

 そうではないから。 

 そうではなかったから、リオールの住民は怒りをぶつける先を見つけることができず、暴動なんてものを起こしてしまった。

 そうではなかったから、今もなおイシュヴァール殲滅戦の記憶を傷として刻み込んでいる人間が多くいる。

 

「んで、ヴァルネラの患者はそういうのが出ないと」

「ああ。流石に四肢の欠損なんかは治せない様子だったけどね。彼に治療された軍人に話を聞く機会があって、治療後の経過を話してもらったら、"痛みもなければ疼きもない。幻痛さえ無いのだから、これほど腕のいい医者はいない"と言っていた。施術も意識を失っている間の一瞬で終わっていて、流石に手足を失った空虚感こそ残れど、苦痛には至らない、と」

「……そりゃ、相当だな」

 

 エドワードにもわかる話だ。

 彼とて手足を失っている。否、持ってかれている。

 その後、それこそ目の前の夫妻に治療してもらったとはいえ、今でも手足の切断部が痛むことはあるし、何か人体錬成に関わる事象を目にした時は疼きが来る。機械鎧との接合部が痛むのは当然だと思っているし、その苦痛は自らが罪を犯した代償だと理解しているから世界を呪うことなどないが、もしそれが完全に無かったらと考えると──。

 

 エドワードは頭を振る。

 戦場で責務を全うし、手足を失った兵士。逃げ遅れて戦火に巻き込まれた非戦闘員。戦い抜いたイシュヴァール人。彼らの傷とエドワードの手足は違う。

 禁忌とされていると知っていて、知っているのに罪を犯して、その代償に持っていかれたもの。それを「なかったら」なんて考えること自体が烏滸がましい。

 

「ヴァルネラ医師に、会ったのかい?」

「あぁ、イーストシティでね。なんか……クソ程怪しい奴だったし、軍人みんながアイツをすげーすげー言っててムカついた。……ムカついたけど、こんだけ功績残してりゃそーなるか、って今納得した」

「あははは……そうなのか。僕らはヴァルネラ医師本人に会ったことは無いから……あ、いや、見たことは……あるかもしれないな」

「かも、ってどういうこと?」

「エドワード君はあまりいい気をしない話だと思うんだけどね。昔、彼がこの地に訪ねてきたことがあったんだよ。その時は……そう、黒いフードを被っていたと思う。それで彼は、君の家に入っていった」

「……ホーエンハイムか。それ、何年頃?」

「確か、ブラッドレイ大総統が就任した年だから……1894年だね」

「当然、母さんも生きてた頃、か」

 

 ちょうど20年前だ。

 エドワードが生まれる前のリゼンブール。憎ささえあるホーエンハイムと──心からもっと一緒にいたかった母親、トリシャ・エルリック。

 そんな時にあのヴァルネラが何の用でここを、ホーエンハイムを訪れたのか。

 

「ん-。調べようにも家燃やしちまったからなー」

「何を話したのかまではわからないけれど、その時からホーエンハイムさんは医術に興味を持ったようだったよ。僕の家にも医学書を貸してくれないか、とか言ってきたのを覚えてる。あと母さんに機械鎧の神経接続方法を聞いていたりしたかな?」

「医術。まぁヴァルネラが訪ねてきて、そういう話してそれに興味を持ったってんなら普通の反応か」

「うん。僕が覚えているのはこれくらいかな。母さんならもう少し詳しく知っているかもしれない。あとで聞いてみるといい」

「ん。ありがとな、ユーリさん。イシュヴァールのこととか、つらかっただろうに話してくれて。色々、というか狭かった視野が少し広がった気がする」

「大したことはしていないよ。それに僕らは、イシュヴァールの内乱のことをつらかった記憶には分類してないよ。死力を尽くした。確かに僕たちの治療は完ぺきじゃなかったかもしれないけれど、それでも──僕らの手で救えた命は、あったんだから」

 

 そう、ユーリ・ロックベルは締めくくる。

 エドワードは。

 

「ダメだな、オレ。どーにも……聞きかじったことを全部知った気になって、全部自分の中で結論付けて終わったことにする傾向がある」

「……」

「ん、ユーリさん? オレ今なんか馬鹿な事言った?」

「いや……エドワード君は本当に賢い子だね。そういう風に自分を客観的に見て自戒ができるのは、君の年頃じゃ一握りもいないと思うよ」

「あー、まぁ、実年齢がどうかは知らねえけど、聞いた話じゃオレより百万倍すげーことしてるらしいオレよりチビな奴がいるって知っちまったからなー。オレも頑張んないと」

 

 最年少国家錬金術師記録は彼が何故か10歳として登録されていたので、抜かれている。

 最年長国家錬金術師記録では彼は80年となっている。

 本当に、心の底からよくわからない奴だ、と思いながらも、エドワードは視覚情報的にヴァルネラを「オレよりチビな奴」として認識している。

 

 故の一念発起である。

 

「うし、そろそろ鍛冶場のおっさんたちのところにアルの材料取りに行く時間だ」

「一人で大丈夫かい? 右腕無くて左足スペアで……」

「……大丈夫大丈夫! なんとかするさ!」

 

 なんとかならなかったので、アームストロング少佐を呼ぶ結果になった。

 

 

** + **

 

 

 ユースウェルのアレコレを片付けて、そのままリゼンブールへ向かうためにまた汽車の旅。

 猛ダッシュして斜めの直線距離突っ走るって手もなくはないんだけど、俺の出せる最高速度と各駅停車の汽車の速度比較したらフツーにどー考えても汽車が勝る。エンヴィーの変身能力くれよ。馬になるって俺。

 

 ユースウェルからニューオープティン、ニューオープティンから乗り換えでイーストシティへ行って、そっからリゼンブールへ乗り換えて……ってやって、ようやくたどり着ける田舎町。

 懐かしいねー、なんて思いながらガタンゴトンを聞いていれば、一人の女性が向かいの席に座ってきた。

 真っ黒なドレス。深いスリット。煽情的な露出。長い髪。

 

「サシで会うのは初めてだな」

「そうねぇ、何度か顔を合わせはしたし、命も狙ったけれど……話すのは初めて。改めて……私はラスト。人造人間(ホムンクルス)よ」

「ヴァルネラ。不老不死だ」

 

 溜め息。

 俺じゃない。いや俺だって吐きたいけど。

 

「アナタ、もう少し愛想良くしたらどう? 素材は良いのに、勿体ない」

「肉体年齢10歳が愛想良くしたってもらえんのは飴玉くらいだろ」

「そういうところを言っているのだけど」

 

 コレが20代のイケメン甘々フェイスだったらそういう態度も考えたけどね。

 子供じゃ大人ぶってるが関の山だ。まぁ今の態度だって大人ぶってるように見えるんだろうけど。

 

「で、何用よ。折角の汽車旅を邪魔されたくないんだけど。それともまたどっかの橋にグラトニーが待機してたりする?」

「いいえ。今回は別件よ。アナタに伝えていたでしょう、"ティム・マルコーを探してほしい"という依頼。アレ、もう取り消しでいいわ」

「見つけたのか」

「ええ。辺境の地で町医者なんてものをしていたわ。ふふ、そんなことをしても彼が賢者の石を作っていた事実は消えないというのに、ね」

 

 あちゃー。

 間に合わなかったか。ラストが来る前に、と思ってたんだけど、そういえばそもそもラストはエドワード・エルリックを監視してたんだっけ? そいじゃあ無理だ。俺がユースウェルを選んだのが運の尽きか。

 原作通り肩ぶっ刺されてキリと町一個人質に取られたんかな。

 あの時ラストが街一つが地図から消えることになる、とか言ってたけど、そこまでデカい事件をこの段階で起こしちゃうの多分マズいからマジの虚勢だよな。ワンチャンあのへんな場所に血の紋刻まれるとかになりかねんし。そうなったら失態もいい所だぞ。

 

「そんだけ?」

「ええ、それだけ」

「……大変だねぇホムンクルスも。使いっぱしりはエンヴィーかプライドにやらせりゃいいじゃん。高速移動できるんだし」

「プライドは、そういうことやらないでしょうね。エンヴィーは別件に掛かり切りで手が離せないのよ」

「別件。キンブリー釈放したのとなんか関係あんの?」

「あら、耳が早いわね。……いえ、もしかしてユースウェルに行ってきたのかしら?」

「そうだけど、なんだあの炭鉱爆破はマジでキンブリーの独断かよ」

「当然でしょう。アナタも知っている通り、"目的"のためにはアメストリス人が必要なのだから、その日までに大量殺戮なんてしようものなら総量が減ってしまうじゃない。町一つ程度、されど町一つよ。私たちは別に、大勢の命を殺したくて計画を進めているわけじゃない」

「ほーん。言われてみりゃ確かにそうだな」

 

 アメストリスの人口は約5000万。

 勿論ユースウェル一つが消えたところでそんなに、かもしれないけれど、その調子でどんどん殺してったら最終的にフラスコの中の小人が"カミ"を抑える際の量が足りなくなる、なんてことが起こり得る。

 そうか。

 一つ知見を得たな。別にコイツらは大量殺戮を望んでいるわけじゃない。血の紋以外では、だが。

 

 ふーむ。

 

「等価交換だ、ラスト」

「……何が、かしら」

「そう身構えるなよ。俺が貰ったから、なんか返すって言ってんの。なんか欲しい情報とかある? 俺結構なんでも知ってるよ」

「……」

 

 言えば、ラストはポカンとした表情になる。

 知識の対価は知識だ。金は結構持ってるけど、それを等価とするにはちと微妙。不老不死に新たな知見を植え付ける、なんて偉業は同じく莫大なる知識で返されるべきだろう。

 

「無いなら保留でもいいけど」

「そう、ね。……今は思いつかないわ」

「そうかい。ちなみにこっちからお前にやれる情報が一個あるんだけど、それでいいならそれで終わりにするぞ」

「……なら、それを貰うわ。貴方が等価としたものなら、信頼できる……」

 

 まぁ、簡単な話だ。

 

「お前、そのまま人間舐め腐ってると死ぬぞ。近い内に」

「……それは、確定事項かしら」

「まさか。未来はどう足掻いても確定しない。運命というものは存在するが、それは巨大にして無造作な流れでしかない。大河の中で魚が方向転換しようが何かにぶち当たって死のうが大河には関係ないだろう? 同じだ。お前がこのまま泳いでいけば死ぬ。お前が馬鹿にした奴に殺される」

「殺される、ね。この最強の矛を持つ人造人間(ホムンクルス)が?」

「おいおい、じゃあその最強の矛で俺を殺せるかよホムンクルス。お前の慕うフラスコの中の小人にお前の最強は通じるかよ」

 

 ガタンゴトンと、汽車が線路を乗り越え続ける音が響く。 

 それほどの沈黙だ。

 考えているのだろう。可能性を。自身を殺し得る者。自身が馬鹿にしている者。

 

 不老不死に新たな知見を植え付けた。それはこの身の行く末を変じさせる大偉業。

 なればそれを与えた者に、その死の未来を回避させんとする情報を与えることに何の不思議があろうか。

 

「どうすればそれを回避できるか、は教えてくれないのね」

「は? 今言っただろ。お前がそのまま人間舐め腐ってると死ぬ、だ」

「それを止めればいい、と」

「それを止めて尚死の未来を選んだんなら知らねーけどな」

「なるほど」

 

 無数にある道、無数にある航路。

 魚さんは大変だ。どのラインを泳いでいけば死なないのかを見極めないといけない。情報が増えりゃ川の水は澄んでいくけれど、視野を狭めりゃ濁流になっていく。

 

 俺は何にぶつかっても関係ないからいーけど。

 

「参考にするわ。それじゃ」

「おん。……つかお前、リゼンブール行きの汽車からイーストシティに帰る途中だったんじゃねーの? 乗ってる汽車逆じゃね?」

「さっき汽車がすれ違った時にあなたが見えたから飛び乗ったのよ。この献身を評価してほしいものねぇ」

「そいつはご苦労さん。使いっぱしりは大変だねえ」

「……貴方がセントラル市内にいてくれたら、ラースが使いになってくれるから楽なのだけど」

「ああやっぱブラッドレイってパシリなんだ」

 

 改めて、それじゃ、といって去っていくラスト。

 ちなみにどこ行く気なんだろう、と思ったら、適当に開いてた窓から身を出して、そのまま消えて行った。

 

 ……次の汽車来たらまた飛び乗るのかな?

 

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