ぐらんぶる~馬鹿と天才の大学生活~ 作:コーヒー豆の妖精あーにゃん
ー4月 伊豆ー
登志夫「お、来たか伊織」
伊織「おじさん」
俺は、4月から大学生になる
登志夫「大きくなったな十年ぶりか?」
伊織「それくらいになりますね」
登志夫「敬語なんてよせやい、これからは家族なんだ」
伊織「分かりました。」
登志夫「分かってねぇよ!」
おじさんは、俺の頭をわしゃわしゃと撫でた
伊織「海の近くの大学か、」
大学進学を機に引越してきた海沿いの町
聞こえてくる潮騒と照りつける陽射し
今までとは全く違う環境で
俺はどんな出会いをするのだろう
伊織「おじさんこれって」
登志夫「おう 俺の自慢の店ダイビングショップ「GrandBlue」だ」
伊織「ダイビングショップ…」
登志夫「立派なもんだろ。そこらでも見て待っててくれ」
おじさんは車を止めに行った。
それにしても綺麗な海だな
???「?」
伊織「!///」
俺は綺麗な人を見つけたが見覚えがあるような?
そして俺が店の扉を開けると
「アウト!セーフ!よよいのっ!」
俺は、店の扉を閉めて
すぅーはぁー
今までとは全く違う環境で
俺はどんな出会いを…
「よよいのよいっ!」
伊織「違う!俺が望んだ新生活とこの光景は180°真逆なんだよ!」
登志夫「伊織 改めてようこそ俺の自慢の店へ」
伊織「おじさん!なんで平然としているんですか!?絶対におかしいでしょ!!?」
登志夫「うん?あぁよく言われるんだよ。俺にエプロンは似合ってないって」
伊織「俺が言いたいのはそういう事じゃない!」
そう服装の事を言いたいのだ。
???「あーあ」ボロン
伊織「ぎゃぁぁ!」
登志夫「いつもの光景だが?」
伊織「実家に帰らせて頂きます!」
俺は、走って店を後にした。
登志夫「ホームシックか…」
???「店長今のは」
???「叫び声が聞こえましたけど」
登志夫「伊豆大に入る甥なんだがどこかに行ってな」
???「店長の甥っ子って伊豆大生なんスか?」
登志夫「この四月からな」
寿「って事は時田」
時田「あぁそうだな寿」
2人「新人ゲットのチャンスだな」
そしてその2人はそのままの格好で走って店を出ていった。
竜生「なんだったんだよ」
竜雅「うぅ…オロロロロ…」
―――――――――――――――――――――――
その頃
時田「待てや新入生~!!」
寿「新入生確保ぉーっ!!」
伊織「店の外だと完全にアウトだー!!」
そのままの格好で追いかけてくるのかよ…
時田「待て新人!なぜ逃げる!!」
伊織「逃げるに決まってるでしょう!?なんなんですか貴方がたは!?」
寿「さてはお前人見知りのシャイボーイだな!!」
伊織「自分の今の格好分かってます!?」
どんどん追いつかれてる
嘘だろ
時田「そんな事はどうでもいい!!」
伊織「良くないよ!?凄く大事ですそこは!」
時田「とにかく俺達の話を聞くんだ!!」
伊織「嫌だァァァ!!」
俺の叫び声が響いていた。
―――――――――――――――――――――――
ガチャ
登志夫「ん?おかえり伊織。ホームシックは治ったか?」
時田「まぁ男はいずれ親元を離れるもんだ」
寿「困った事があればなんでも相談してくれ」
伊織「なんで俺に原因があるかのような話に?」
時田「違うのか?」
伊織「違いますよ!」
店に入るなり全裸の男がいたら逃げるに決まってる。
寿「なんだ後輩、お前は俺達が好きでこんな格好をしてると思ってるのか?」
伊織「違うんですか?」
時田「否定はしない」
伊織「変態だ、」
そんな話をしていると、
登志夫「伊織。この子達もお前と同じで伊豆大に行くんだって」
伊織「ん?」
そこにはいかにも勉強できそうな瓜二つの2人が立っていた。
竜生「閃灯竜生です。同じ伊豆大でここに下宿します。」
竜雅「閃灯竜雅です。兄と同じくです。」
伊織「北原伊織です。伊織でいいよ。それとタメ口でいいから」
竜生「それならよろしく」
これが俺達の最初の出会いだった。
???「いらっしゃい伊織君」
伊織「は、はい!初めまして!」
???「初めまして?あはは、私の事忘れちゃった?」
伊織「へ?」
???「奈々華だよ。イトコの顔を忘れるなんて伊織君は冷たいなぁ」
思い出した。でも、10年振りに再会してみると、綺麗になってるなぁ、なら千紗もかな
と考えていると、
時田「さぁ今日はお前らの歓迎会だ!」
寿「思いっきり飲んでくれ」
竜生「飲酒なんて」
竜雅「きついな」
伊織「待ってください。俺はサークルに入る気ないですしそもそも」
寿「それ以上は言うな 後輩達」
3人「へ?」
寿「俺はお前達の年齢を聞いてない。お前達も自分の年齢を言ってない。それで皆が幸せになれるわかるか?」
3人「分かりませんよ!俺はまだ」
その時だった、口に何かが投げ込まれた。
時田「言わせるものか!」
3人「ゴボオ!」
俺も竜生達も飲んでしまった。
瓶にはビールの名前が入っていた。
伊織「何するんですか!」
竜生「未成年で飲酒なんて」
竜雅「はぁ、なんでこんな事に、」
俺は先輩たちに対して
伊織「先輩方みたいなノリには絶対に染まりませんから!」
こう大見得を切って3時間後
千紗「今日から伊織がいるんだっけ。10年振りか…それに2人下宿が来るんだっけ」
ガチャ
千紗「ただい…」
伊織「だっしゃぁぁぁあ!なんぼのもんじゃい!」
時田「やるじゃねぇか伊織!」
寿「3人抜きとは恐れ入った!」
伊織「早く負けて俺のご立派様をお披露目したいです!」
寿「よく言うぜ!どうせ爪楊枝だろ」
時田「負かして確認してやろうじゃねぇか」
伊織「何人かかっても俺のパンツは……!?」
やばいのを見られてしまった。竜生と竜雅は服を着てビールを飲んでいる。
千紗「私は古手川千紗。今日から下宿する閃灯君?」
竜生「あぁ兄の竜生だ。竜生でいいよ」
竜雅「弟の竜雅です。お兄ちゃんと同じく名前で」
千紗「よろしく」
伊織「よ、よう千紗久しぶりだな。俺の事覚えて」パシッ
千紗「…お姉ちゃんこれ捨てないと」
伊織「汚れてないよ!?お前が思うほど俺はまだ」
千紗「伊織がこんな頭の悪い人間になってると思わなかった」
なんでそんなことを言う。竜生達だってお酒を飲んでるのに!?
伊織「違うんだ!俺のこの姿は本意では!」
千紗「さようならゴミク…虫ケラ」
伊織「話を!話を聞いてくれ!」
千紗は自室へと行き
竜生達も与えられた部屋へと消えていた。
――――――――――――――――――――――
翌日
伊織「くっそ頭が…あんな飲み会に付き合ったから」
俺は、そう思って時間を見ると
8:54
伊織「遅刻寸前じゃん!何が遅刻しないだよ…」ザワザワ
俺が振り返るとそこには、
ものすごいギャラリーがいた。そして振り返るとそこには講堂があった。
寿「な?これなら絶対に遅刻しないだろ?」
伊織「あんたはバカかぁぁぁ!!!」
時田「柔軟な発想力だろ?」
伊織「どこがですか!よりにもよって初日に」
寿「それより遅刻するぞ?」
時田「心遣いを無駄にするつもりか?」
チクショ
このまま出ないといけないのか。
案の定ザワザワと俺の事を言われていた。
竜生「あいつの事だと思ったが」
竜雅「やっぱりか、」
千紗「何やってんだか。」
次回
耕平「俺を中心にした女子高生美少女ハーレムサークルがないんだよ!」
竜雅「頭の方は大丈夫か?早めに病院に行けよ」
第2話 馬鹿とオタクと双子